雁田山 (長野県 小布施町 786m)岩松院から 2015年4月20日(月)
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メンバー  山川t 
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4/20 曇り時々雨

小布施町岩松院(がんしょういん 10:05)---小城---大城(10:29)---千僧坊(11:04)---最高点(11:09)---姥石---

---展望苑地(11:40-11:50)---反射板跡:雁田山頂(11:59)----二の岩---すべり山登山口(12:35)---岩松院駐車場(13:01)

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小布施の裏山へ

観光地として有名な小布施町の裏に、雁が羽を広げたように連なる里山です。
標高760m
さほど高くはありませんが、北信五岳の最高の展望台といえます。
人里が近い割に自然が豊かに残っており、カモシカやニホンザルに遭遇することもしばしばあるようです。

麓の岩松院(がんしょういん)は、葛飾北斎の鳳凰天井絵、小林一茶が俳句に読んだ蛙合戦の池、戦国武将 福島正則公の墓があることで知られており、小布施の重要な観光スポットです。

岩松院からの登りは、急な部分もあり、次第に傾斜を増してくるので、標高差440mという数字よりは
ずっと手強く感じるでしょう。里山だと思ってなめてかからないように・・・


           秋の雁田山からの眺望


あいにくの小雨模様ですが、岩松院の桜は見事。
今日の強風で散らなければよいのですが・・・
観光バスの団体が門で記念撮影をしています。
登山口は本堂の左から入ります。

熊ベルを鳴らし、尾根に取付くといきなりの急登です。
道の脇に太いロープが張ってありますが、これを掴んでしまっては
却って登りにくいです。急登をこなすコツは決まっています。
歩幅を小さく、そしてゆっくり、それにつきます。

15分ほどで、山城跡の小城。
そこから急登40分ほどで東屋のある、大城です(写真)
ここで一息いれましょう。まだ、先は長いです。

ベルのある「つつじ台」を過ぎると傾斜は増します。最後の急登をジグザグに
登ると、岩松院から1時間少々で千僧坊です。ここが稜線の一角ですので
急登は一段落です。最高地点(787m)までは5分ほどですので、
せっかくなので往復します。

千僧坊から稜線をアップダウンを3回ほど繰り返すと展望苑地です。
名前のとおり展望は素晴らしい。でも今日はあいにくの曇り空のため遠望が利かず残念。
空気が澄んでいる秋などは北信五岳はもとより、北アルプスまで一望です。
展望苑地から下ると「物見岩」です。
物見、ですが決して展望はよくありません。両側の岩の間を抜けることができますが、
それを避けて横をいくこともできる!わざわざ通っている感じですね・・・



反射板跡を過ぎると、カタクリの群生があります。あまり密度は濃くありませんが、この時期は
地面に花が少ないので癒されます。

40分ほどの緩いくだりで、すべり山登山口
岩松院に戻る、「せせらぎ緑道」は桃の花が満開で美しいです。ここを歩かないで車で戻ってしまう
のはもったいないですね。

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