コードトラッキング短絡保護付安全ブレーカの紹介

　トラッキング現象による短絡とは

　長期間コンセントにプラグを差し込んだ状態で、プラグ部にチリやほこりが溜まり水分を吸収した場合、あるいはコンセントとの接続部が接触不良となり発熱した場合、プラグの両刃間の絶縁抵抗が下がることで、 電気機器を使用していなくても、短絡がおこり、火花が発生することです。

　特　徴

１．三限時動作特性（長限時特性、短限時特性、瞬時遮断特性）の3つの動作特性をもたせました。

長限時特性

住宅用分電盤からコンセントまでの屋内配線を過負荷、短絡から保護します。　（現行の安全ブレーカの機能）

短限時特性

プラグやコンセントのトラッキング現象による短絡発生時に高速遮断し、事故防止に有効です。

瞬時遮断特性

家電製品などの電源コードの短絡発生時に瞬時遮断し、事故防止に有効です。

２．マイコン制御回路によりプラグのトラッキング現象による短絡での遮断を可能にしました。

３．縦及び横の寸法は、当社の安全ブレーカ（Bｰ1EA、Bｰ2EA）と同一寸法であるため、すべての住宅用分電盤に組込み可能です。

　従来品との比較と製品仕様、小売価格