その他ハードロック/ラウドミュージックの旅

#108 Judas Priest Ram It Down(1988)

ジューダスプリーストの11作目。また進化した。一曲目に定番のスピードナンバーでキラーチューンを持ってきてこの後の展開はどうなっちゃうのかしらと一抹の不安感を抱いたが、全くの杞憂だった。音質がデジタル化したのか、格段に現代的になっているし、楽曲もバラエティに富んだものとなっていて、メタルの音の中にもキャッチーなメロディーや演奏を盛り込んだり、ドラマチックな側面もしっかり表現していて、懐の深いバンドである。このアルバムもまたしても良作である。