北海道の南西部、エゾ富士(羊蹄山1,898m)の南山ろく、海抜260mの高原で札幌ドーム(53,000平方メートル)4個分の畑と16個分の山林でゆったりのびのびとジャガイモ、かぼちゃ、スイートコーンを育てています。明治40年に岐阜県より四代前・宮吉おじいさんが入植、熊の出る原生林を開拓し現在に至っています。 | |
ごとう農園の土作り
緑肥・堆肥を入れて、1年休ませます。
たとえば、20hr(ヘクタール=町歩)を下記のように輪作をし全体の三分の一を一年間休ませます。 |
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A→B→C→Dのローテーション(4年輪作)
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A 小豆 かぼちゃ (2.5hr) |
B ビート (5hr) |
C いも (5hr) |
D
3分の1休み 丸一年休耕畑 (20hr中7.5hr) |
そしてこの3分の1の休んでいる畑の1年は 4月 堆肥を120t位入れる 5月 デントコーンをまく 6月 堆肥を運ぶ 7月 麦わらを牛やさんへ 8月 デントコーンを土にすき込む 9月 エン麦まき(2回目) 10月 サブソイラーで土の中60cmまでやわらかくする このように、年間30日位の労力とたくさんのお金(堆肥代、種、肥料)を土につぎ込んでいます。 |
減農薬でがんばっています
毎年いもが小さい、収量が少ないと悩みます。でもやはり努力したいそれが私たちの生き方だから。少なめの水分と涼しい気候を好むジャガイモ。肥料を少なく、農薬は多目がジャガイモの管理にはうってつけですが、農薬を減らしたい・・・・・農家も消費者も健康であるために! 緑肥・堆肥・4年輪作で地力を高め、深耕、心破で排水を良くしても大雨、高温など異常気象にはかなわないときもあります。作物のために人間のできる事は限られていると思い知らされます。 安全でおいしく安価という難問に答えようと、生産に努力しています。少しでも草をとって、作物の負担を減らそう、勇気づけようと畑の中を歩きながら「ガンバレよ」コール。一生懸命やればいつかは報われると祈るように信じています。 |