2022年11月27日

御言葉   

「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」。(マタイによる福音書14章31節)

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主の祈り、使徒信条、聖書、奨励は、ページの下にございます。スクロールしてお読みください。

黙 祷    

讃美歌    57

主の祈り

讃美歌   233

聖 書   マタイによる福音書14章22~33節(新約聖書P.23)

祈 祷

使徒信条

讃美歌   236

奨 励   「信仰の薄い者よ」

讃美歌   449

頌 栄    24

 

主の祈り

天にまします我らの父よ、ねがわくはみ名をあがめさせたまえ。み国を来たらせたまえ。みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ。我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を 我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ。我らをこころみにあわせず、悪より救い出したまえ。国とちからと栄えとは限りなくなんじのものなればなり。 アーメン (1880年訳)

使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に座したまへり、かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体のよみがへり、永遠の生命を信ず。アーメン

聖書 マタイによる福音書14章22~33節

 それからすぐ、イエスは群衆を解散させておられる間に、しいて弟子たちを舟に乗り込ませ、向こう岸へ先におやりになった。そして群衆を解散させてから、祈るためひそかに山へ登られた。夕方になっても、ただひとりそこにおられた。ところが舟は、もうすでに陸から数丁も離れており、逆風が吹いていたために、波に悩まされていたイエスは夜明けの四時ごろ、海の上を歩いて彼らの方へ行かれた。弟子たちは、イエスが海の上を歩いておられるのを見て、幽霊だと言っておじ惑い、恐怖のあまり叫び声をあげた。しかし、イエスはすぐに彼らに声をかけて、「しっかりするのだ、わたしである。恐れることはない」と言われた。するとペテロが答えて言った、「主よ、あなたでしたか。では、わたしに命じて、水の上を渡ってみもとに行かせてください」。イエスは、「おいでなさい」と言われたので、ペテロは舟からおり、水の上を歩いてイエスのところへ行った。しかし、風を見て恐ろしくなり、そしておぼれかけたので、彼は叫んで、「主よ、お助けください」と言った。イエスはすぐに手を伸ばし、彼をつかまえて言われた、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」。ふたりが舟に乗り込むと、風はやんでしまった。舟の中にいた者たちはイエスを拝して、「ほんとうに、あなたは神の子です」と言った。

奨励〔要約〕

 パンの奇蹟の後、イエス様は祈るために山に登られ、弟子たちに「しいて」舟に乗ることを命じました。「しいて」には、弟子たちが嵐を経験し、試練の中で成長する期待が秘められていると思います。ここには「すぐに」の御言葉が2度あります。一つめは、弟子たちが逆風と荒れる波に悩まされ、体力的、精神的に追い詰められた時、二つめは、水の上を歩いたペテロがおぼれかけた時で、「悩める時のいと近き助け」(詩46:1)の御言葉の通りなのです。この出来事を思い巡らせながら、イエス様のご降誕前の状況と重なってきます。闇と嵐の中に、救い主への希望があるからです。弟子たちは、日が傾き、あたりが暗くなる夕方でした。舟は順調に進みましたが、湖の中程に来たのは、夜の闇が最も深くなったでしょう。逆風と波で、舟が激しく揺れ、進む方向の目標となる地形も星も見ることができませんでした。人生は、航海に例えられますが、真夜中の嵐は、試練や迫害、霊的な戦いが暗示され、私たちにも経験する所だと思います。船乗りの間に“板子一枚下は地獄”という言葉がありますが、聖書も、海はサタンの支配の住処であるこも示しています。この弟子たちの姿は「暗黒と死の陰とに住む者」(ルカ1:79)と言えるのではないでしょうか。弟子たちの苦難が最も激しい時、イエス様は、祈りの山からガリラヤ湖の水の上に下りて来られたのです。その時は「夜明けの四時頃」、闇が最も深まる時間、気温も最も低くなる時間です。しかし、東の空に、明けの明星(黙22:16)が輝き、義の太陽(マラキ4:2)、まことの光(ヨハネ1:9)が間もなく上ろうとする時なのです。弟子たちは、イエス様の言葉によって力づけられ、ペテロは主の御言葉によって水の上を歩きました。何歩、歩いたのはわかりませんが、イエス様から目がそれ、周囲の状況を見たとたん、信仰が消え失せ、溺れました。イエス様は「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われました。私たちにも、上っ面の信仰では水の上(この世)を歩くことはできないこと、困難の中こそ信仰が必要なこと、心からの祈りが必要なことを教えて下さいました。ペテロは心が動揺し、イエス様の言葉から離れたことで、溺れかけましたが、イエス様と共に舟に乗り込んだ時、誰よりも深い平安を得ていたのです。

讃美歌のメロディーは、google、Yahooなどで〔讃美歌21 ○○○〕(○○○は讃美歌番号)を入力すると、You Tube などで聞くことができます。