「痛っ…」

「わっ、血だ!唇から血が出てるぞ!!沢田っ(汗)」

「……お前が噛んだからだろ」

「す、すまん!(汗)
 だ、だ、だけどお前が悪いんだぞ!
 いきなり…あんなことしようとするから!」

「…ちゃんと『いい?』って聞いただろーが。」

「なにがいいかわからなかったんだよっ!///」

「じゃ、『いいぞー!』なんて返事すんなっての。
(わかってないの、知ってたけどさ。ふん。)」

「だ、だ、だって…まさかお前があんなことしようとするなんて…///思ってもいねーし…///。」

「ナンでだよ。」

「だ、だ、だって!お前だぞ!私だぞ!!」

「だから何で、俺で、お前だったらダメなわけ?」

「だって…どこに出しても恥ずかしくねぇよーなお前が…、
 わ、わたしに…///なんてどう考えても誰が聞いてもヘンだろっ!」

「他の誰かの耳や目なんか、関係ねーな。
 大事なのは俺とお前のキモチだっつーの。」

「おっ…お前と…ワタシの…///?」

「あぁ、お前はヤなわけ?俺に…アンナコトされるの。」

「ヤ、ヤって言うか…ビックリしたって言うか…///。
 と、とにかく早くその血、止めた方がいいぞっ!(汗)
 バンドエイド!消毒っ!!!ほ、保健室に行くか?(オロオロ)」

「(なにが保健室だっつーの。ここは家だろーが。…ったく…。)
 じゃ…お前が止めてくれよ。 
 キスで消毒してくんなきゃ、唇より心の傷がうずいて痛くてたまんねー。」

「キ、キ、キスぅぅぅ!!///」


オシマイ



by 響子様(09.12.10)