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『無問題(モウマンタイ)』
アルフレッド・チョン/1999年・香港
いや〜なかなかどうして意外にも楽しめちゃいました。最初はコメディ一辺倒の内容かと思っていたのですが、ほとんど純愛映画といってもいいくらいに爽やかな展開を見せて(笑)。 存在自体が既にユーモラスは岡村隆史だけに演技が少々まずくてもそれをカバーする魅力は十分で、思わず赤面するようなコテコテのギャグ演出も彼だと何故か笑ってしまうんですよね。恋愛模様、アクション、コメディ、青春群像といった、様々なジャンルをごちゃ混ぜにした作品なので、統一感に欠けていたり、展開が強引すぎる部分などもありますが、娯楽映画として普通に楽しめる出来ではあると思います。言葉の通じない主人公とヒロインが、友人に頼んで電話で同時通訳してもらうシーンなんて新鮮で面白かったし、そのヒロイン役のジェシカ・スンという女優さんも清潔感のある可愛らしい演技で好感度大でした。ただ、ちょっとラストは・・・あまりに平凡すぎていただけないかなぁ〜。残念!ちなみに私的には、サモハン・キン・ポーが岡村に回し蹴りをお見舞いするシーンが一番燃えましたね(笑)。ワイヤーアクションで漫画チックにぶっ飛ぶ岡村が最高でした。
『燃えよドラゴン』
ロバート・クローズ/1973年・アメリカ=香港
。
『目撃』
クリント・イーストウッド/1997年・アメリカ
。
『モダン・タイムス』
チャールズ・チャップリン/1936年・アメリカ
。
『もののけ姫』
宮崎駿/1997年・日本
。
『モロッコ』
ジョセフ・フォン・スタンバーグ/1930年・アメリカ
男装で唄うディートリッヒの妖艶な存在感。スタンバーグならではの光と影が戯れ合うような柔らかなキャメラの美しさ。ラスト・シークエンスではさすが古典名作!と拍手喝采したくなるような見事な映像演出で酔わせてくれます。イスラム様式の門の傍で静かに佇むディートリッヒ。徐々に遠ざかっていく外人部隊。やがて彼女は靴を脱ぎ捨て走り出す。その後姿をキャメラはディートリッヒが砂丘の彼方へと消え去るまで映し続けます、風と太鼓の音と共に。映画のリアルとはこれ!(笑)
『モンキー・ビジネス』
ハワード・ホークス/1952年・アメリカ
。
『モンスターズ・インク』
ピーター・ドクター/2001年・アメリカ
ずばり一言面白かったです!フルCGで描かれた個性溢れるキャラクターは、表情や動きが一段と豊かに表現されていますね。主役の少女の予測不能かつデンジャラスな動きが微笑ましいです。でもねぇ子供向けアニメでこうもしゃあしゃあと競争社会を描いちゃうアメリカ人って・・・(^^;
『モンスーン・ウェディング』
ミラ・ナイール/2001年・インド=米=仏=伊
良作。国の文化や社会の断片を映す鏡として"冠婚葬祭"ほど適した素材は他にないだろう。ましてや舞台がインド、それも上流階級。極彩色の映像、陰と陽二つの恋、様々な人間模様。喧騒と混沌の末に訪れる歓喜の大団円、大雨の中歌い踊る人々の姿には力強い"生"が溢れている。
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