メリンダ・キンナマン−Melinda Kinnaman−
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1972年生まれ。候補者2,000人の中から選ばれた時は、全く演技の経験がなかったが、本作の演技でアントン・グランセリウス共々、ヤング・アー
ティスト賞の特別賞を受賞。以後も女優を続け、ダニエル・ベルイマン監督の『日曜日のピュ』(92)で盲目の少女を演じた後、映画やTV、舞台に出演。英語のTV番組『Mary MotherJesus』(99)では若い頃の聖母マリア役、そして世界的なカメラマン、スヴェン・ニクヴィストの息子カール=グスタフが父の軌跡を追ったドキュメントタリー『Ljuset Haller Mig Sallskap(光が道連れ)』(2000)ではナレーターを務めた。 | ![](cinemabox-pic25.jpg) |
母親の病気で気落ちするイングマルの前に突如颯爽と現れるガキ大将サガ。一人の少年が言います「あいつホントは女なんだ。秘密だけど」と。その瞬間「あぁこの作品は面白い」と何故か確信を抱いてしまいました(笑) サッカー、ボクシングとどちらも男勝りな彼女がイングマルに膨らんできた胸を見せてグチをこぼす場面は思春期の甘い香りに溢れています。個人的にはサッカーの試合でフリーキックの壁になったサガが胸に手を当ててイングマルに注意される場面が好きですね。そんな彼女が最後にとびきり女の子らしい格好を見せてくれた時は驚いたのと同時に心底ホッとしたものです(笑) |