退院後

2007/4/26 退院後しばらくはトイレに頻繁に行くため2階ではなくトイレのある1階に寝ることにした。
通勤は連休明け5/7(月)から。トイレも個室でないと使用できない状態だが、頑張っていくことにした。

5/ 7 午後から出勤
5/ 8 午後から出勤
5/ 9 休暇
5/10 8:05~16:00
5/11 8:05~16:05
以後しばらくは8:05~16:05程度の勤務体制。(通勤はフレックス制であったので助かった)
5/22 手術後初めての客先での業務。
6/21~ 3泊4日で妻と娘と私の3人で北海道旅行。まだ尿取りパッド巻きつけているためトイレも個室でないと使用できない状態で頑張って参加した。
手術後、70代で退職するまで10年以上業務には特別な影響なく勤務できたことはありがたいことであった。これにはいくつかの幸運が重なっていたと思っている。

1.勤務先でPSA検査(血液検査)を受けて異常値がみつかったこと。
2.3年後の最初の生検でがん細胞が見つかったこと。
3.A病院で前立腺全摘手術をうけたこと。
4.勤務先のフレックスな勤務体制(勤務時間と業務量のフレックスな選択)。

また手術後10年にわたり毎年1回A病院の泌尿器科でPSAの検査を受けた。
測定結果は毎年検出不能レベルで10年後の2017年、執刀医からは前立腺癌の卒業といわれ、以後PSAの検査は受けていない。
尿漏れの経過

2007/4/17 A病院入院
2007/4/19 A病院で前立腺全摘手術。
2007/4/24 尿道内のチューブ除去
2007/4/26 退院
2007/5/ 7 出勤開始(手術後18日)

退院後しばらくは尿漏れが多く、1日に複数のパッドを使用。 パッドを陰茎部に巻きつけて使用するため、トイレは小の場合でも個室でないとだめなので通勤も途中駅で降りトイレの個室を使用する日が続いた。 手術後2か月経過した頃家族で北海道小樽に旅行に出かけた。 このころはパッドを1日に1枚~2枚使用し、やはりトイレも個室でないと使用できないため、かなり不便を感じた。 手術後3カ月を過ぎるころからパッドの使用は1日に1枚に減少。 さらに手術後5カ月後くらいから小型のパッドで済むようになり、下着にテープ止めして使用できるようになり、トイレで個室に入る必要がなくなった。 この変化はトイレの使用の面で、大きな改善となった。 手術後半年程度でパッドを使用しないで済む人も多いらしいが、私の場合は10年たってもパッドから卒業できないでいるが、多少の尿漏れは手術前からひそかに覚悟はしていたので、現状をあまり気にはしていない。

パッド(参考)

ユニ・チャーム(株)あんしん尿とりパッド(巾20cmx長さ38cm)57枚入り約1,000円。A病院の売店で販売されていたもの。 小型のパッドは、漏れ量に応じて複数の種類の男性用尿とりパッドが販売されている。 征爺やの前立腺がん