天国の伯母への「感謝状」
H20(2008)年 作成

天国の「せき」伯母(父の姉)さん、、
あなたが天国に召されたのは、僕が47歳の春でした
お見舞いには何度も行ってたのに、
死に水を取る事が出来なかった、、それが残念です

あなたが居られなかったら、現在の僕は居ないかも??。
母亡きあと、あなたは僕の「母親代わり」でした、、
いや、母同然、、と思って居ました
幼少時代から、小学生の4〜5年頃まで、
貴女の家が、自分の家のより、楽しかった、、
加藤家の家族が全員、良い人だった、、証明です
本当に有難う御座いました。

小学低学年の夏休み、、
  スイカを西春へ持って行く、、
口実を設けては貴女の家へ行きました
真夏の暑い盛りでした、
  10円あげるから、、氷でも食べておいで
あの時の「10円」は、、
あなたの愛情がいっぱい詰まった10円でした
末広館(映画館)の入場券も貰いました、、
確か、、株主優待券? かと思いますが、、
当時は、中々、映画も観られませんでしたから、
楽しみでした、、 

数日後、父が自転車で迎えに来ました
自転車の荷台から、、伯母ちゃんさようなら、、
無邪気に手を振る僕を、涙が溢れて見送れなかった、、
其の時其処に居たのは、紛れもなく、伯母では無く、
「母」だった、、と思います、、
僕は母親の縁には薄かったが、其の代わり、
加藤家の皆さんに、母にも劣らない愛情を戴きました
感謝、感謝です、、

其れなのに、あなたに悲しい思いをさせました
お詫びの言葉も有りません、
あの世で、あなたに逢えたら、、いや、伯父さんも含めて、
加藤家全員にお逢いしてお詫びしたい
そして、、有難うの言葉も、、