社会の理不尽
H19(2007)年 作成
現在、身障者は法的にも社会的にも認知され保護されている。 入学・就職などで差別的や排他的な扱いはは無かろう?と思う。 だが、昭和三十年代当時、差別は差別・偏見は日常茶飯事、、 盲導犬とか車椅子等々、社会的認知度は限りなくゼロ、、 高校入試対する学校の不条理、、 中学三年の二学期入って間もなく、担任教師から呼び出しが、、 父が学校へ赴き帰宅後開口一番、父はこう言った、 I商業(愛知県一宮市)は身障者は入学出来ないらしい、と、、 中学教師は、事前に耳に入れて置いて方が良い、、と思ったのだろう。 父は私より、もっと悔しかったに違いない、、 「私立」なら兎も角、この地方では知らない人は無い名門校が、、 現代社会では考えられない話だ。でも、現実だ。 こんな事が公になったら今なら大問題だし大騒ぎだ。 身を以て、身障者暗黒時代の象徴のような体験をした。 結局、志望高校を変更し、合格して高校へ進学したが、、 就職に関する企業の不条理、企業が嫌う四大条件、 1.身障者 2.両親が居ない、又は、片親しか居ない。 3.長男 4.一人っ子 私は四大条件が全て重なり予想通り、卒業までに就職は決らず、、 現在は機会均等法も施行され、こんな不条理は有るまいと?? 神の辞書に「平等・公正・公平」の文字は無いのか? 物も能力も、有る人は全てあり、無い人は全くない。 神は意外と不公平で有るらしい。 |