九郎 誕生、、
誕生〜身障者に、、
H19(2007)年 作成

 第一章 誕生
昭和15(1940)年9月20日 愛知県中島郡稲沢町大字長束869ノ1番地,
父・兼義と母・静子の長男として生れる。
翌、昭和16年6月、母が逝去。母の胸中、、悔しかった事で有ろう。
一方、父は、、乳飲み子を残されて、、究極の困惑、、
其の上、時を同じくして、右足股関節の「骨膜炎」を発症。
「膿がバケツ一杯も出た」と、当時の事を父が表現した。
岐阜県下呂町(温泉で有名)に整形外科の有名医院が有ると、噂が、、
車も無い昭和16年、電車を乗り継いで行くのも大変な苦労、、
亡き伯母(父の姉)さんから、聞かされた。
初めての男児誕生・歓喜も束の間、家族は奈落の底へ一直線、、
左足に比べ、右足が5p短くなって取り敢えず完治?、
昭和58年後、身障者手帳更生の為、申請時の時の差は8pに拡大、、
古希を迎えた現在、計測はしていないが差が拡大している事は間違いない。
身障者手帳、更生が認可され等級が「5級→4級」へ上がった。


映画は白黒、サイズも無くスタンダード、、映像は雨降り状態、、
映画俳優、、
  男優→片岡千恵蔵、市川右太衛門、長谷川一夫、嵐勘寿郎、高田浩吉
     中村錦之助、大川橋蔵、市川雷蔵、勝新太郎、、
     上原謙、鶴田浩二、池辺良、三船敏郎、等々、、
  女優→千原しのぶ、高千穂ひづる、大川恵子、
     田中絹代、原節子は別格
     京マチコ、若尾文子、山本富士子、、
     高峰三枝子、高峰秀子、津島恵子、岸恵子、岡田茉利子
ゴールデンウィーク」の語源は、
  四月下旬→五月上旬のかけての連休、お盆休み、正月を挟んでの連休、
  映画しか娯楽の無かった時代、連休中の映画館は入りきれない程、、
  是を当時の映画産業は「黄金週間」と呼んだ、現在に至る。

食べ物は殆ど自給自足、弁当のおかずを買う事は自分の周囲では無かった。
遊びも通常は裸足、夏も、水着は未だ無く、素っ裸で遊んでいた。、
帽子も余り被らず、其れでも、熱中症は無かったと思う。
殆どの家庭は、三世代が居て、子供を中心に賑やか、、
「昭和」と言う、素晴らしい時代を生きて来られ良かった、、

名鉄電車は国府宮〜名古屋間片道15円、名古屋路面電車一回25円均一
普通新聞5円、ラーメン30円、うどん25円、パン10円、牛乳10円
映画環は、ロードショー80円・古い映画三本立て55円・ニュース映画専門館30円
ストリップも全盛時代、下着を外した瞬間に真っ暗に、タイミングが上手い。
上記の金額は記憶に間違いが有るかも、、余り信じてはいけない