転機

転機其の壱
一宮市の「㈱かぎや商店」へ入社。
「ダイエー」が、兵庫県西宮市でセルフサービスを展開。
「かぎや」もセルフ方式を採用。勉強に泊りがけで東京へ。
講習主催者の名称は「ペガサスクラブ」、当時、業界では有名。
「㈱かぎや商店」セルフ一号店の本店に続き、
二号店を一宮市浜町に浜町店、三号店を花岡に花岡店を展開。
開店準備に徹夜・宿泊も多々有ったが、充実して楽しかった。
此処で妻の「恵子」に出逢った。「かぎや浜町店」開店時に入社
恵子との結婚は我が人生に、次の道を開かせた。子供の誕生。
父も含めてドライブ旅行を度々した。心の安らぎを感じた。
この出逢いがなければ、結婚は勿論、

転機其の弐
昭和43年頃、株式会社「ゑり正呉服店」に転職。
当初は事務所へ配属。南店が新規開店と同時にレジ係に配属される。
「門前の小僧習わぬ経を詠む」の諺通り、商品・寸法などノウハウも覚えた。
次第にお客さんも出来、接客もして充実した日々だった。
当時はバブルの絶頂期で、100万円以上の高価な着物が飛ぶように売れた
土日ともなれば、店内は客で溢れ、お客さんが勝手に買ってくれた。
そしてバブルは弾けた。客で満杯だった店内は閑古鳥で満杯になった。