終いの挨拶、こんな挨拶がしてみたい、

お忙しい中、小生をお見送り頂き有りがとう御座います。

振り返ってみれば、吾が人生、「不孝の積み重ね」だった。
父に祖父に祖母に姉に伯母に、、重ねた不孝は山よりも高い。
詫びの言葉は見つからないが、其れでも詫びるしかない。

吾人生に於いて、恵まれたものが「三ッつ」ある。
父母・祖父母・姉・伯母は言うまでもないが、、

 先ず第一は、良い妻に恵まれた。
   恵子は何故?小生と結婚したのだろうか?
   お世辞にも格好良いとは言い難いし、、
   終日「ケラケラ」と大笑い、この明るさに救われた事は多い。
   人並の人生を全う出来たのは、妻のお陰、、
   面と向かって感謝の言葉は言えそうも無い、、
   この場をお借りて言って置こう、、
   「恵子よ!有難う。
     若し、次の世が有りせば、また宜しく、、」

 第二は、お茶講仲間の同級生の皆さん、、
   旅行にも参加させて頂き、良い思い出が残りました。
   歳を重ねれば重ねるほど、友達は大切に成ってくる

   向こう三軒両隣、、御近所の皆さん、、
   お付き合い下さり有難うございました。

 第三は、多くはないが、先祖が残してくれた「財産」
   生前、父が言ってました、、
     「苦しくなったら田んぼでも売れば良い」
   この言葉で気持ちが楽になりました、、
   父成ればこそ、、そう思います、、
   この言葉に従って財産を減らしましたが、、、
   他人様の物に手も出さず、自殺もせずに、、
   人生を全う出来た、、父のお陰です、、
   感謝に耐えません、、

  最後に11組の皆さんにお詫びを申し上げます。
  小生の心配りの無さ、未熟さゆえに、、
  時々、お叱りを頂戴しました。
  遅きに失したかも知れませんが、、
  改めてお詫び申し上げます。
  申し訳御座いませんでした。
   
後に残った子供たちを宜しくお願いします。
     牛田智義