2024.11.19(火) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇りのち晴れ 気温7.5℃
○ 参加者:4名 ( PV3名VC1名)
○ 観察テーマ:「キッコウハグマ」を観察

出発時の気温は7度半。いつものように箱根町港から富士山を撮ろうと湖岸に向かったら多数の水鳥。百羽位。思わず声が出た。確認すると、全てオオバン。足元の水路にカモのペア。一羽は明らかにカルガモだが、もう一羽はハッキリしない。マガモの様だけど嘴の色や首周りの色がすっきりしていない。後で写真をじっくり確認するとカルガモとマガモの交雑種だった。小さな突堤ではカワセミが、あちらへ行ったり、こちらへ来たり。スワンボートの近くでアオサギ。遊歩道の、あちらこちらでクロモジの黄色い葉が目立つ。キノコも幾つかの種類が見られた。11月になっても気温が高く雨も降ったのヒラタケ、ナラタケ、ミヤマタマゴタケなど。この季節ならではの小さなキッコウハグマの花も見られた。芦ノ湖キャンプ村の木々はだいぶ色が付いていた。しかし曇り空なので鮮やかでないのが残念。
本日の一番の驚きは水の力の強さ。真田浜近くにあった橋は全てが流されていた。湖尻水門の近くにある輪切りした木を敷き詰めていた歩道では約半数が流されていた。終着の芦ノ湖キャンプ村に15時52分到着。気温は6度。寒い一日でした。出会ったハイカー 6名。

《 本日のトップテン 》
@オオバンAカワセミBキッコウハグマCスギヒラタケDクロモジEマガモFコガタスズメバチの落下巣GミヤマタマゴタケHナラタケIウスキツバメエダシャク

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物 】
アセビ、ダンコウバイ、ミツマタ
【 花を観察した植物 】
アズマヤマアザミ、キッコウハグマ、シロヨメナ、タイアザミ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、マツカゼソウ、リュウノウギク、リンドウ
【 果実を観察した植物 】
アズマイバラ、イヌツゲ、ウツギ、サルトリイバラ、ススキ、タケニグサ、ツルシキミ、ノイバラ、ノブドウ、ヒメガマ、ホソバテンナンショウ、メギ、ヤマホロシ
【 その他の観察した植物 】
イロハモミジ(紅葉)、オオカサゴケ(葉)、クロモジ(黄葉)、ドウダンツツジ(紅葉)
〇 観察した主な野鳥 〇
アオサギ、オオバン、カルガモ、カワウ、カワセミ、カンムリカイツブリ、スズメ、ドバト、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ホシハジロ、マガモ、メジロ、ヤマガラ
〇 その他観察したもの 〇
コガタスズメバチの落下巣、コチャダイゴケ(菌類)、ザトウムシの仲間(クモ型動物)、シカの食痕・糞、シロツバメエダシャクの死体(昆虫)、スギヒラタケ(菌類)、テンの糞、ナラタケ(菌類)、ミヤマタマゴタケ(菌類)

2024.10.22(火) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇りのち晴れ 気温14℃
○ 参加者:4名 ( PV3名VC1名)
○ 観察テーマ:「ヒメシロネ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

箱根町港スタート時に芦ノ湖の上をゆったりと飛ぶ大型の白い鳥を発見、見たことのない姿にワクワクしながら双眼鏡で追ってみたが残念なことに特定できず。気を取り直して、9時に情報収集を開始。曇りがちだった空に晴れ間が広がって、穏やかで快適な観察日和になった。パカッと口を開けている薄紫色のアケビの実や鮮やかに赤いサルトリイバラの実、思わず目を引き寄せられる美しい青紫色のリンドウやヤマトリカブトの花、ヒメシロネのワインレッドの紅葉、日差しを受けて輝く深緑のスイカズラの実、などなど。次々に現れる秋の実りや花々の豊かな彩りを楽しみながら歩を進めた。キノコにも面白い姿のものがあって、中でも枯死したカシの幹に生えていたツキヨタケの大きさには一同ビックリ!秋の風物詩として歌われるアキアカネがいたり、冬の水鳥のオオバン、シジュウカラとエナガの混群を見かけたり、深まる秋から冬ヘと向かう季節の移ろいを感じつつ十六時に芦ノ湖キャンプ村着。今日はハイカー17名に出会ったが日本人と思われる二人連れを除き、外国から来た観光客あるいは在日外国人らしき様子で、思わず「ここは海外?」と錯覚しそうになった。箱根のインバウンド観光の賑わいぶりを芦ノ湖西岸でも実感した。

〇 観察した主な野鳥 〇
アオサギ、エナガ、オオバン、カモメの仲間、カケス(声)、カワウ、カンムリカイツブリ、シジュウカラ、ソウシチョウ、トビ、ドバト、ハシブトガラス(声)、ヒヨドリ、ヤマガラ(声)、キジバト(声)
〇 観察した主な昆虫 〇
アキアカネ、キタキチョウ、クロコノマチョウ、センチコガネ、ハバチの仲間、ホシホウジャク、モンキツノカメムシ、ヨツボシモンシデムシ
〇 その他観察したもの 〇
キララタケ(菌類)、シカの食痕(ネコヤナギ、レモンエゴマ)、シカの足跡、ジョロウグモ(クモ類)、ツキヨタケ(菌類)、ナラタケ(菌類)、ニジマス(魚類)、ムササビの食痕(アカガシ)

《 本日のトップテン 》
@ツキヨタケAリンドウBリュウノウギクCオオバン DアケビEシロヨメナFセンブリGヤマトリカブトHヤマハッカ/イヌヤマハッカIノガリヤス

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物 】
アセビ、キッコウハグマ、キブシ、ダンコウバイ、ミツマタ
【 花を観察した植物 】
アキノキリンソウ、イヌヤマハッカ、キヅタ(花と蕾)、キンミズヒキ、コウヤボウキ、シロヨメナ、センブリ、タイアザミ、ダイコンソウ(花と実)、タマアジサイ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、ホトトギス(花と実)、ミゾソバ、ヤマトリカブト、ヤマハッカ、リュウノウギク(花と蕾)、リンドウ(花と蕾)
【 果実を観察した植物 】
アオハダ、アカネ、アケビ、アズマイバラ、アメリカセンダングサ、イタドリ、イヌタデ、ウツギ、ウバユリ、オニドコロ、ガンクビソウ、クサギ、コアジサイ、コブナグサ、サルトリイバラ、スイカズラ、ススキ、タマアジサイ、チカラシバ、ツルウメモドキ、ツルシキミ(実と蕾)、ニガナ、ニシキギ、ノイバラ、ノガリヤス、ノブドウ(実と虫えい)、ハナタデ、ヒメガマ、ヒメシロネ、ヘクソカズラ、ホソバテンナンショウ、マツカゼソウ(花も)、ママコノシリヌグイ、ミズヒキ、ミツバアケビ、ムラサキシキブ、ヤマアジサイ、ヤマノイモ、タニソバ、ヤマホロシ、ヤマユリ、ヨウシュヤマゴボウ、ヨモギ、リョウブ、レモンエゴマ
【 その他観察した植物 】
クラマゴケ

2024.09.10(火) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温25℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「ツリフネソウ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

久しぶりの2人行。晴れだが富士山は見えず9時駐車場出発。いつものように五〇余りを観察、キアシナガバチ、キイロスズメバチの危ない蜂、ダイミョウセセリの幼虫を見て林道に入る。空気が澄み、山と緑がいつもよりクリアに見える。花盛りのセンニンソウを見ながら進む。やすらぎの森のトイレ前の池で、可憐なツリフネソウに癒やされる。白浜でショウジョウトンボ、ヒメシロネ、ガガイモの花を観察して、山道に入る。真田浜で昼食、その先の橋は相変わらず傾いたままであった。ハコネシロカネソウの実、大きなシロオニタケの勇姿を見て深良水門へ。水門裏の林道沿いのアケボノソウは鹿食害で全滅していた。残念、来年の復活を祈る。始めに見たダイミョウセセリ幼虫の成虫を観察して、15時50分にキャンプ場に到着した。出会ったハイカー 5人

〇 観察した野鳥類 〇
【姿を観察したもの】
カケス、カワウ、ソウシチョウ、キジバト、ダイサギ、トビ
【声を観察したもの】
ハシブトガラス
〇 観察した昆虫 〇
ウスバキトンボ、オオカマキリ、イチモンジセセリ、キアシナガバチ、キイロスズメバチ、キタキチョウ、キンケハラナガツチバチ、キンモンガ、コバネイナゴ、スジグロシロチョウ、ショウジョウトンボ、ダイミョウセセリの幼虫と成虫、メスアカフキバッタ(タンザワフキバッタ)、ツクツクボウシ(声)、ツマグロヒョウモン、トラマルハナバチ、ハンミョウ、ヤマトシジミ、
〇その他観察した生きものなど〇
オイカワ(魚類)、オカダトカゲ(爬虫類)、シカの足跡、シロオニタケ(菌類)、ジョロウグモ(クモ類)、スズバチの巣、タマゴタケ(菌類)、ハイイロチョッキリの落した枝

《 本日のトップテン 》
@センニンソウAノササゲBダイミョウセセリの幼虫と成虫CツリフネソウDハンミョウEキンモンガFシロオニタケGイタドリHヤマホトトギスIツルニンジン

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察したもの】
コウヤボウキ、タイアザミ、ヒガンバナ、ヤマホトトギス
【花を観察したもの】
アカソ、アキノノゲシ、イタドリ、イヌガラシ、イヌトウバナ、ウド、オオバコ、オトギリソウ、オニタビラコ、オニドコロ、ガガイモ、カナムグラ、キバナガンクビソウ、キンミズヒキ、ゲンノショウコ、コウゾリナ、コボタンヅル、シロバナイナモリソウ、シロヨメナ、ススキ、センニンソウ、タイアザミ、ダイコンソウ、タニタデ、タマアジサイ、タラノキ、チヂミザサ、ツリフネソウ、ツルニンジン、ツルマメ、ツルリンドウ、ツユクサ、トンボソウ、ナギナタコウジュ、ニガナ、ヌスビトハギ、ノコンギク、ノササゲ、ノブキ、ハキダメギク、ハコネシロカネソウ、ハナタデ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジソ、ヒメシロネ、ヒメドコロ、ヒヨドリバナ、ベニバナゲンノショウコ、ホタルブクロ、ボントクタデ、マツカゼソウ、マルバハギ、ミズヒキ、ミゾコウジュ、ミツバ、ムカゴイラクサ、ヤブツルアズキ、ヤブマメ、ヤブラン、ヤマキツネノボタン、ヤマハギ、ヤマホトトギス、マルバハギ、メドハギ、ヨモギ
【 果実を観察したもの】
アオハダ、アカガシ、アブラチャン、イヌガラシ、ウツボグサ、ウバユリ、ウマノミツバ、ウリカエデ、オオエノコログサ、オニドコロ、キブシ、クサギ、サルナシ、シキミ、シロダモ、ダイコンソウ、タケニグサ、タニタデ、タマアジサイ、タラノキ、ダンコウバイ、チカラシバ、ニガナ、ヌスビトハギ、ノブキ、ハコネシロカネソウ、ノブドウ、ヒサカキ、ヒメガマ、ヒメキンミズヒキ、ホオズキ、ホソバテンナンショウ、ホタルブクロ、マツカゼソウ、ミズタマソウ、ヤマノイモ、ヤマホロシ、ヤマユリ
【その他観察した植物】
ミヤマウズラ

2024.08.20(火) 芦ノ湖西岸生情報
天候:小雨 気温21℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「マツカゼソウ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

ビジターセンターでは小雨模様であったが、西風が強いが雲の切れ目からの日射しの中、8時45分2ヶ月振りに箱根町港駐車場を出発した。いつものように林道入り口までに多数を観察、花盛りのマツカゼソウを見ながら進む。やすらぎの森のトイレ横の池でホバリングしている、タカネトンボの撮影にひと苦労し、白浜へ。水量が多く浜がかなり狭くなっていた。慰霊碑ではサワガニを見つける。狭い真田浜で昼食、12時40分後半戦へ。1年前から道を塞ぐ倒木がやっと処理されていた。途中の木橋の手すりが腐っていて触ったら崩れ落ちてしまった。要注意!後で分かった珍しいミヤマウズラを発見、行き過ぎるところだった。ずっと付きまとうというか、後半どこでもいた蛾を漸く捕まえ写真を撮る。後で調べるとハグルマエダシャクと分かった。深良水門付近で、ルリタテハの幼虫、白い星形のクサグモの卵のうを観察して16時前にキャンプ場に到着した。出会ったハイカー 1人

〇 観察した昆虫 〇
アサギマダラ、アブラゼミ、イチモンジセセリ、ウスバキトンボ、オナガアゲハ、オニヤンマ、カラスアゲハ、キタキチョウ、キボシアシナガバチとその巣、キマワリ、サキグロムシヒキ、ジャコウアゲハ、タカネトンボ、トラマルハナバチ、ノコギリカミキリ、ハグルマエダシャク、ヒナバッタ、ヒメギス、ヒメキマダラセセリ、ホシホウジャク、マガリケムシヒキ、マメコガネ、ヤマジガバチ、ヤマトシリアゲ、ヨコジマハリバエ、ルリタテハの幼虫
〇 その他観察した生物 〇
カタツムリの幼体、クサグモの卵の
う、サワガニ、ジョロウグモ、シカの食痕(イノコヅチ、ネコヤナギ)、ハクビシンの糞、

《 本日のトップテン 》
@マツカゼソウAタカネトンボBルリタテハの幼虫Cクサグモの卵のうDタマアジサイEガガイモFアサギマダラGヒメシロネHミヤマウズラIハグルマエダシャク

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察したもの】
イタドリ、コボタンヅル、ススキ、シロヨメナ、タイアザミ、タマアジサイ、タラノキ、チヂミザサ、ノコンギク、ノブドウ、ヒヨドリバナ、マルバハギ、ヤマハギ
【花を観察したもの】
アオツヅラフジ、イヌコヅチ、イヌゴマ、イヌザンショウ、イヌトウバナ、ウツボグサ、オニドコロ、ガガイモ、キバナガンクビソウ、キンミズヒキ、クサギ、ケツユクサ、ゲンノショウコ、コアカソ、コオニユリ、ゴショミズヒキ、コボタンヅル、シロツメクサ、シロヨメナ、センニンソウ、ダイコンソウ、タマアジサイ、ツユクサ、ツルニガクサ、チカラシバ、トンボソウ、ニガナ、ニシキウツギ、ヌスビトハギ、ヌマトラノオ、ノブキ、ハコネシロカネソウ、ハキダメギク、ヒメキンミズヒキ、ヒメシロネ、ヒメジョオン、ヒメドコロ、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ、ベニバナゲンノショウコ、マツカゼソウ、マルバハギ、ミズヒキ、ミツバ、ミヤマウズラ、メマツヨイグサ、ヤブツルアズキ、ヤマキツネノボタン、ヤマノイモ、ヤマホタルブクロ、ヤマホロシ、ユウガギク、リョウブ、
【果実を観察したもの】
アオハダ、アケビ、アズマイバラ、アブラチャン、イボタノキ、ウツボグサ、ウマノミツバ、オオバヤシャブシ、オニドコロ、ギブシ、クマシデ、クリ、コアジサイ、サルトリイバラ、サルナシ、シキミ、シロダモ、タケニグサ、ダンコウバイ、ツルシキミ、ハコネシロカネソウ、ニガナ、ニシキウツギ、ヌスビトハギ、ヒメガマ、ヒメドコロ、ヒメヘビイチゴ、フジ、ヘクソカズラ、ホオズキ、ホソバテンナンショウ、ミズキ、ミツバアケビ、ミツバウツギ、ヤマアジサイ、ヤマキツネノボタン、ヤマノイモ、ヤマユリ、リョウブ
〇 観察した野鳥類 〇
【姿を観察したもの】
アオサギ、カワウ、カルガモ、キセキレイ、スズメ、ダイサギ、ツバメ、トビ、ヒヨドリ
【声を観察したもの】
ガビチョウ、キジ、キジバト、コジュケイ、ソウシチョウ、ハシボソガラス、ヤマガラ

2024.06.19(火) 芦ノ湖西岸生情報
天候:快晴 気温20℃
○ 参加者:5名 ( PV4名ビジター1名)
○ 観察テーマ:「キヨスミウツボ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

快晴に恵まれPV4名とビジター1名で箱根町港を出発、夏を控えた日差しの強さを感じつつも、概ね木陰を快適に歩ける観察日和。ハイキングには絶好の天気だが、なぜかハイカーには出会わず。 ( こんな日を逃しては惜しいでしょ!)観察対象が次から次へと現れてなかなか前へ進めず、いつもメモ帳に名前をびっしりと列記する芦ノ湖西岸だが、今回のハイライトは菌従属栄養植物のキヨスミウツボ。白っぽくて妙な姿のものが落ち葉の積もった地面からニョキニョキ、まるでムーミンに出てくるニョロニョロみたい?!見つけた時には名前がわからずVCで調べてみると、千葉県清澄山で最初に発見されたのでキヨスミと名が付いたとのこと。花が終わると白くて丸い実ができるそうで、こちらも是非とも見てみたい。今回は鳥にはあまり会えなかったが、樹下を通ればオオボシオオスガの幼虫がブラ〜リ。鮮やかな黄色の下翅が美しいキシタエダシャクにもあちこちで遭遇、ジャコウアゲハもたくさん見かけて虫たちが賑やかだった。
珍しいヒダリマキマイマイやハコネグミの赤い実、可憐なハコネシロカネソウも見て、いつもながら楽しく充実した観察になった。橋が傾いていたところがあり要注意。
芦ノ湖キャンプ村に16時10分到着。出会ったハイカー0名

〇 観察した主な昆虫 〇
アオサナエ、アオスジアゲハ、アサギマダラ、アシナガバチの仲間、オオシオカラトンボ、オオボシオオスガ(幼虫)、オトシブミ、ミヤマカラスアゲハ、キシタエダシャク、クロスズメバチ、コチャバネセセリ、コマルハナバチ、コミスジ、コメツキムシの仲間、ジャコウアゲハ(卵、幼虫、成虫)、スジグロシロチョウ、センチコガネ、タケカレハ(幼虫)、テングアワフキムシ、テングチョウ、トンボエダシャク、ヒカゲチョウ、ヒゲナガハナバチ、ヒメキマダラセセリ

〇その他観察した生きものなど〇
アナグマの足跡、エボシヒメグモと卵のう(クモ類)、オイカワ(魚類)、オオクチバス(魚類)、オカダトカゲ (爬虫類)、ギンナガゴミグモ( クモ類)、コアシダカグモ( クモ類)、シカの食痕 (キンラン、タケニグサ、ツルシキミ)、ザトウムシ (ザトウムシ類)、ヒダリマキマイマイ (陸貝類)、マダニ (ダニ類)、ヤマアカガエル (両生類)、ヤマオニグモ( クモ類)、ヤマカガシ(爬虫類)、ワラジムシ (甲殻類)

《 本日のトップテン 》
@キヨスミウツボ Aジャコウアゲハ Bヒダリマキマイマイ Cクモキリソウ Dキシタエダシャク Eヤマカガシ Fアサギマダラ Gアナグマの足跡 Hヒメヘビイチゴ Iコアジサイ

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物】
タケニグサ、ナガミヒナゲシ、ムラサキニガナ、ヤブニッケイ、ヤマアジサイ、ヤマユリ
【花を観察した植物】
アズマイバラ、イヌツゲ、イヌトウバナ、イボタ、ウツギ、エゴノキ、オオニワゼキショウ、オニタビラコ、キヨスミウツボ、クマノミズキ、クモキリソウ、コアジサイ、コモチマンネングサ、シロツメクサ、スイカズラ、テリハノイバラ、ドクダミ、ニシキウツギ、ハキダメギク、ハコネシロカネソウ、バライチゴ、ヒメジョオン、ヒメフウロ、フランスギク、ヘビイチゴ、ホオズキ、ホオノキ、ミツバツチグリ、ムラサキサギゴケ、モリイバラ、ユキノシタ、ヤマキツネノボタン、ヤマボウシ、ヤマホタルブクロ
【果実を観察した植物】
アセビ、オオシマザクラ、キブシ、クマシデ、コゴメウツギ、サルトリイバラ、サルナシ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ニガイチゴ、ニワトコ、ハコネグミ、ヒメヘビイチゴ、ヘビイチゴ、エビガライチゴ、ホソバテンナンショウ、ミズキ、ミミナグサ、ムラサキシキブ、モミジイチゴ、ヤマグワ、リョウブ
【その他観察した植物】
オオバイケイソウ (葉)、キンラン (花殻)、ギンラン (花殻)
〇 観察した主な野鳥 〇
アオバト(鳴き声)、ウグイス(鳴き声)、ガビチョウ(鳴き声)、カルガモ、カワウ、キジバト、コジュケイ(鳴き声)
、スズメ、ソウシチョウ、ツバメ、トビ、ドバト、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス

2024.05.21(火) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温6℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「ハコネシロカネソウ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

地よい気候の中、箱根町港を出発。多くの昆虫やクモに出会い、三ツ石まで一時間かかりました。ミノウスバの幼虫が垂れ下がって地面に着地し、土の中へ入ろうとしていました。またジャコウアゲハがミツバウツギに、クロアゲハがヤマツツジに群れている様子も観察できました。暦の上では小満を過ぎ、虫たちの動きも活発化してきているようでした。白浜付近では数年ぶりにワカサギが遡上している様子も見ることが、立岩付近のハコネシロカネソウは花盛りでした。
新緑豊かなコースで、全般としてホソバテンナンショウの鼻が彩っており、二十一名と多くのハイカーとも出会った自然情報収集でした。

〇 観察した昆虫 〇
アオサナエ、アカサシガメ、アカハネムシ、アカスジキンカメムシ(幼虫)、オオシオカラトンボ、オオスズメバチ、オオマルハナバチ、オオマキバガガンボ、カラスアゲハ、キイロスズメバチ、クロアゲハ、コマルハナバチ、コヨツメエダシャク、シオカラトンボ、シャクガの仲間(幼虫)、ジャコウアゲハ、シロオビクロナミシャク、スジグロシロチョウ、ニワハンミョウ、ヒメハナバチの仲間、マガリケムシヒキ、マダラコシボソハナアブ、ミノウスバ(幼虫)、ミヤマカワトンボ
〇 観察した魚類 〇
オイカワ、ワカサギ
〇 観察したクモ 〇
ウズキクモリグモ、ユノハサマラグモ、ホシミドリヒメグモ

《 本日のトップテン 》
@ハコネシロカネソウAカヤランBホソバテンナンショウCハンショウヅルDミツバウツギEジャコウアゲハFミノウスバの幼虫GヤマツツジHクロアゲハIワカサギ

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物 】
ウツギ、クモキリソウ、コアジサイ、コゴメウツギ、サルナシ、ニシキウツギ、ノイバラ、ノリウツギ、フタリシズカ
【 花を観察した植物 】
アズマイバラ、イヌガラシ、イワニガナ、ウマノアシガタ、オッタチカタバミ、オニタビラコ、オヘビイチゴ、オランダミミナグサ、カキドオシ、カヤラン、キランソウ、キンラン、クサノオウ、クルマムグラ、ケキツネノボタン、コナスビ、コバノフユイチゴ、コメツブツメクサ、ササバキンラン、シロツメクサ、スイバ、スノキ、セイヨウタンポポ、タチイヌノフグリ、ツクバネウツギ、ツリバナ、ツルカノコソウ、ニガイチゴ、ニガナ、ニシキウツギ、ニシキギ、ニョイスミレ、ニワゼキショウ、ハコネシロカネソウ、ハハコグサ、ハルジョオン、ハンショウヅル、ヒメウワバミソウ、ヒメオドリコソウ、ヒメフウロ、フジ、フタリシズカ、ヘビイチゴ、ホオノキ、ホソバテンナンショウ、ミズキ、ミツバウツギ、ミミナグサ、ミヤマイボタ、ムラサキケマン、ムラサキサギゴケ、ヤマツツジ、ヤマニガナ、ヨツバムグラ
【 果実を観察した植物 】
ウリカエデ、オニタビラコ、キブシ、サルトリイバラ、セキショウ、ニガイチゴ、ヘビイチゴ、モミジイチゴ、ヤマグワ
〇 観察した野鳥 〇
アオサギ、ウグイス、キジバト、コジュケイ、スズメ、ソウシチョウ、ツツドリ、ツバメ、ドバト、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、ヤマガラ

2024.04.23(火) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温6℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「アケボノソウ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

終日曇り空で暗かった。桜の花が散り始めていたが、木々の葉は展開を始めており、春本番を感じられた。足元の草花も伸び始めていたが、まだ小さな花も見つけやすかった。今日はスミレの仲間に8種類も出会えることが出来た。駒形神社付近のアケボノソウが見られた湿地では道路際に低い塀が設置され今後の開発が懸念される。昆虫は少なかったがオオマルハナバチが地表近くを飛んでいた。
芦ノ湖キャンプ村に15時4分到着。出会ったハイカー 28名。

〇 観察した主な野鳥 〇
アオサギ、ウグイス、オオバン、カケス、カワウ、カンムリカイツブリ、キジ、キンクロハジロ、シジュウカラ、ソウシチョウ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ヤマガラ
〇 観察した主な昆虫 〇
アメンボ、オオマルハナバチ、コセアカアメンボ
〇 その他観察した生物 〇
シュレーゲルアオガエル(両生類・声)、ニホンジカの体毛・足跡、ヘラブナ(魚類)、ミスジマイマイ(陸貝類)
、ムササビの食痕(オオシマザクラの小枝)

《 本日のトップテン 》
@タチツボスミレAオトメスミレBシロバナタチツボスミレCシコクスミレDアカネスミレEヤマルリソウFツルカノコソウGトウゴクサバノオHジロボウエンゴサクIオオマルハナバチ

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物 】
オニタビラコ、カヤラン、サルトリイバラ、ニガイチゴ、ニワトコ、ヒメウワバミソウ、フタリシズカ、マユミ、ヤマグワ、ランヨウアオイ
【 花を観察した植物 】
アオキ、アカネスミレ、アケビ、アセビ、アブラチャン、イロハモミジ、ウラシマソウ、ウリカエデ、オオシマザクラ、オトメスミレ、オニシバリ、オニタビラコ、カキドオシ、カントウミヤマカタバミ、キブシ、キランソウ、クロモジ、コチャルメルソウ、シキミ、シコクスミレ、シナレンギョウ、シバヤナギ、シロバナタチツボスミレ、ジロボウエンゴサク、スズメノヤリ、セイヨウタンポポ、セントウソウ、タチツボスミレ、タニギキョウ、タネツケバナ、ツルカノコソウ、ツルシキミ、トウゴクサバノオ、ドウダンツツジ、ニョイスミレ、ニワトコ、ネコヤナギ、ハウチワテンナンショウ、ハコネシロカネソウ、ハルジオン、ヒサカキ、ヒメオドリコソウ、ヒメミヤマスミレ、フキ、フッキソウ、フモトスミレ、ヘビイチゴ、ホソバテンナンショウ、マメザクラ、ミツバアケビ、ミツバツツジ、ミツマタ、ミヤマキケマンケシ、ムラサキケマン、ムラサキサギコケ、メギ、モミジイチゴ、ヤブツバキ、ヤマザクラ、ヤマルリソウ
【 果実を観察した植物 】
セントウソウ、ダンコウバイ、ヤマネコノメソウ

2024.03.20(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇りのち晴れ 気温6℃
○ 参加者:4名 ( PV3名+研修生1名)
○ 観察テーマ:「ダンコウバイ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

芦ノ湖の釣りが解禁され、気温も高い日々が続いていたので冬鳥はいないかと思いましたが、箱根町港にはオオバンがまだいました。
でも道にはオオイヌノフグリやミチタネツケバナやヒメオドリコソウなど春の訪れを感じながら、久々の西岸コースを歩きます。アセビやオニシバリも終わりに近づきつつ、ネコヤナギやダンコウバイはまさに花盛り、タチツボスミレとミツマタは咲き始めで、春の訪れを感じました。声は聞こえませんでしたが、ウグイスの落下巣は観察できました。ゴール地点の芦ノ湖キャンプ村ではアカハラ等の野鳥観察会になりました。二年ぶりに西岸コースを歩き、途中で足が上がりましたが、気持ちよく歩けました。

《 本日のトップテン 》
@アカタテハAミツマタB カンムリカイツブリC ダンコウバイDネコヤナギEタチツボスミレFダコガエルの声GシキミHアカハラIテングチョウ

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物 】
キブシ、ツルシキミ、ミツマタ
【 花を観察した植物 】
アセビ、オオイヌノフグリ、オニシバリ、コハコベ、シキミ、タチツボスミレ、ダンコウバイ、ネコヤナギ、ヒメオドリコソウ、ミチタネツケバナ、ミツマタ、ヤブツバキ、ヤマネコノメソウ
〇 観察した野鳥類 〇
アオサギ、アカハラ、アトリ-、エナガ、オオバン、カワウ、カケス、カンムリカイツブリ、キジ、キジバト、キンクロハジロ、コゲラ、シジュウカラ、スズメ、セグロセキレイ、ツグミ、ドバト、トビ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ホシハジロ、ヤマガラ
〇 観察した昆虫類 〇
アカタテハ、テングチョウ
〇 その他観察したもの 〇
アナグマの土耕跡、ウグイスの落下巣、シカの足跡、シカの食痕(オニシバリ)、タゴガエルの声、テンの糞、ノスリの羽根、猛禽類の食痕(ヒヨドリ)、ヤマアカガエルの卵塊、ワカバグモ(クモ)

2024.02.10(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温9℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「オオイヌノフグリ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

気温9度、雲一つ無い快晴の中、地上を歩くオオバンを眺め、風も波もない箱根町港を九時過ぎ出発した。日が差すと暖かさを感じ、クマザサの葉に当たる日の光に感動、双眼鏡で白浜沖のカンムリカイツブリの群れを確認、白浜へ。ネコヤナギの白い蕾は下部には全く無く、上部に健気に出ていた。鹿の食害である。日差しが無くなり風も出始め冬の寒さを感じた。箒ヶ鼻を過ぎたあたりでノスリのペア飛行を観察、12時に真田浜へ到着した。ここまで雪はほとんど無かった。30分の昼食後出発、テンの糞を数えながら、立岩先で今回初めての花、オニシバリを観察した。今日も猛禽類の食痕を発見、羽を採取し、調べたらヒヨドリとのこと。亀ヶ崎の道標の前で、雪が溶けて現れたヒミズのトンネル跡を発見、その出来方の説明を聞いて感心する。ダンコウバイはまだ蕾だった。深良水門の浜の残雪上で珍しい鳥に会い感激、ちどり歩きのイカルチドリ、他にツグミとジョウビタキ(メス)も登場した。さらにキャンプ村に入ったところでシロハラに会い、オオイヌノフグリの花を一輪見て、キャンプ村終点へ15時21分に到着した。出会ったハイカー 2人。

《 本日のトップテン 》
@イカルチドリ、Aノスリ、Bヒミズのトンネル、Cシロハラ、Dオニシバリ、Eカンムリカイツブリ、Fジョウビタキ、 Gオオイヌノフグリ、Hツグミ、Iネコヤナギ

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物 】
アセビ、オニシバリ、ダンコウバイ、ツルシキミ、ネコヤナギ(冬芽)、ミツマタ
【 花を観察した植物 】
アセビ、オオイヌノフグリ、オニシバリ
【 果実を観察した植物 】
クマシデ、コウヤボウキ、サルトリイバラ、ヤドギリ
〇 観察した野鳥類 〇
【 姿を観察したもの 】
イカルチドリ、オオバン、カワウ、カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、トビ、ノスリ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハジロカイツブリ、ホシハジロ
【 声を観察したもの】
ヒガラ
〇 その他観察した生きものなど 〇
アナグマの掘り跡、シカの足跡、テンの糞(18箇所)、ヒミズのトンネル跡

2024.01.10(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温2℃
○ 参加者:5名 ( PV4名研修生1名)
○ 観察テーマ:「ヤブツバキ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

いつものメンバーに、心強いボランティア仲間と九期研修生を加え五人で箱根町港をスタートする。いつもは賑やかな水鳥も、オオバン3羽が陸に上がり近くで観察が出来、少し離れた水面には数羽のホシハジロと2羽のキンクロハジロと確認した数は少なく感じた。さすがに冬到来、咲いてる花は殆ど見当たらず、冬芽や蕾の膨らみに厳しい季節を耐える草木が、次月はどの様な形体を見せてくれるのか思いを馳せ想像する。深良水門辺りで、ヤブツバキの咲き始めの花を数輪見つけ、新鮮で美しく目を奪われ疲れも心なしか癒やされる感じがした。本日の席巻!!!それはトップテンのなかのナンバー@に記載した猛禽類の食痕である。7種の野鳥の羽根を見つけ、最後にEさんがハイタカの羽根を見つけた時、Sさん始め皆がまるで少年少女になり、各部所事に大切な宝物のように拾い集める姿は圧巻であった。キャンプ村16時10分到着した。出会ったハイカ11人

《 本日のトップテン 》
@猛禽類の食痕(アカハラ、カケス、キジバト、クロジ、コゲラ、ハイタカ、ヒヨドリ)、Aテンの糞(30カ所以上)、Bランヨウアオイ(花)、Cコケ類(様々な形体)、Dカワセミ (芦ノ湖水面を低空飛行)、Eウソ (姿と鳴き声)、Fキンクロハジロ、Gウスタビガ(空繭)、Hヤブツバキ(数個の咲き始め)、Iアセビ(湖尻水門の二本のみ満開)

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物 】
オニシバリ、 カヤラン、クロモジ(蕾&実)、サルココッカ、ダンコウバイ、ツルシキミ(蕾&実)、ネコヤナギ
【 花を観察した植物 】
アセビ(花&蕾)、ツバキ(花&蕾)、ランヨウアオイ(花)
【 果実を観察した植物 】
イヌツゲ、 ウリハダカエデ、オオバヤシャブシ、カラスザンショウ、キッコウハグマ、クマシデ、コウヤボウキ、コボタンヅル、サルトリイバラ、スイカズラ、スギ、ツルウメモドキ、ツルマサキ、ノイバラ、ヒサカキ、メギ、ヤドリギ、ヤマノイモ、リョウブ
【 観察した苔類 】
オオカサゴケ、コウヤノマンネングサ、ウラベニジャゴケ、スギゴケの仲間、ハイゴケ、ヒノキゴケ
〇 観察した主な野鳥 〇
アオサギ、ウソ、オオタカ、オオバン、カケス、カルガモ、カワウ、カワセミ、カンムリカイツブリ、キジバト、キンクロハジロ、セグロセキレイ、ドバト、トビ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハジロカイツブリ、ヒヨドリ、ホシハジロ
〇 観察した主な昆虫 〇
クロキリギリス
〇その他観察したもの〇
アオゲラの空巣、ウスタビガの空繭、シカの食痕、スミレモの仲間(藻類)、
テンの糞、猛禽類の食痕

2023.12.13(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温7℃
○ 参加者:6名 ( PV4名環境省2名)
○ 観察テーマ:「キタテハ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

雨上がりの快晴。富士山は真っ白。オオバンがいる、いつもの冬らしい景色の凪の箱根町港を出発。駐車場でメジロが木のこぶの下側をついばんでいた。別の木に移っても、こぶの下側をつついてる。幹に付いている虫などを食べているようだ。遊歩道では日光浴している成虫越冬のキタテハを見た。真田浜で昼食。沖にはカンムリカイツブリの群れ。数えると55羽以上もいる。切り株に多くのナラタケが出ていた。全国的に人気のキノコだ。1週間前ならば新鮮な姿が見られたのかな。ミズナラが遊歩道に倒れていた(ナラ枯れしたもの)
。樹皮が剥がれていて、そこに黒い根の様な根状菌糸束(こんじょうきんしそく)が見えた。菌糸が集まって束になっているもので外側の菌糸は細胞が硬くなっていて内側の菌糸を乾燥などから守っている。代表的なのはナラタケの物。菌糸束を伸ばして生息範囲を拡大するようだ。亀ヶ崎付近でニホンリスが左側の崖の中段の藪へ走って行ったのを見た。湖尻水門手前で、もうアセビの花が咲いていた。例年ここの物は開花が早い。湖尻水門の止水板の上にハクビシンの糞らしきものがあった。あんな所で出来るものだと感心した。
芦ノ湖キャンプ村に15時26分到着。出会ったハイカー 6名。

《 本日のトップテン 》
@ニホンリス、A根状菌糸束、Bダンコウバイ、Cキタテハ、Dツグミ、Eカンムリカイツブリ、Fアセビ、Gサルトリイバラ、Hメギ、Iメジロ

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物 】
アセビ、オニシバリ、カヤラン、キブシ、ダンコウバイ、ツルシキミ、フッキソウ
【 花を観察した植物 】
アセビ、オトメアオイ、ハキダメギク、ヒメジョオン
【 果実を観察した植物 】
アカガシ、アズマイバラ、イタドリ、イボタノキ、ウバユリ、ウリハダカエデ、オオバノキハダ、クマシデ、コウヤボウキ、コブシ、サルトリイバラ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルリンドウ、ナギナタコウジュ、ネズミモチ、ノイバラ、ヒサカキ、ヒメガマ、ヘクソカズラ、ホソバテンナンショウ、マツカゼソウ、メギ、ヤドリギ、ヤマホロシ、ヤマユリ、リョウブ
【 その他観察した植物 】
アオミドロ、キヨスミゴケ(蘚苔類)
、セキショウ(葉)、ヒノキゴケ(蘚苔類)、メギ(紅葉)

〇 観察した主な野鳥 〇
アオサギ、オオバン、ガビチョウ、カンムリカイツブリ、スズメ、ツグミ、ドバト、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハジロカイツブリ、ヒドリガモ、ヒヨドリ、ホシハジロ、メジロ
〇 観察した主な昆虫
キタテハ、クワコ繭
〇そのほか観察した生きものなど 〇
オイカワ(魚類)、根状菌糸束(菌類)、タマキクラゲ(菌類)、鉄バクテリア、テンの糞、ナラタケ(菌類)、ニホンジカの食痕、ニホンリス、ハクビシンの糞、ハナビラニカワタケ(菌類)

2023.11.15(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温8℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「ヤマホロシ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

晴れだが雲多い中、箱根港駐車場を8時55分に出発した。日差しが無くなり、寒さに防寒着のまま進む。ヤマホロシ、ツルシキミ、テンナンショウの鮮やかな赤い実を見ながら三ツ石通過、ウリハダカエデの紅葉に癒やされて、11時前に白浜へ。ここで漸く4種の水鳥、オオバン、ホシハジロ、ヒドリガモ、ハジロカイツブリの混群を見つけ、感激!しばらく見とれる。12時半に真田浜到着、昼食とする。浜手前で昼食していたシニア4人組が到着、写真撮影手伝う。白浜でもあった、水際に打ち上げられた水草がここでも多数あり、これは今までに無い光景であった。13時真田浜出発、すぐの橋脚と土台がずれていた木橋は、鉄パイプで応急?補修がされていたが、その先の道を塞ぐ倒木は依然、撤去はされていなかった。途中の山道上でタカ(の仲間)の食痕を発見、被害者はオオバン。15時深良水門着、水位は2m、先月より30p下がっていた。湖尻水門でも先ほどの水草は溜まっていた。キャンプ場へ15時42分着した。出会ったハイカー8人。

《 本日のトップテン 》
@オオバンAホシハジロBヒドリガモCハジロカイツブリDキッコウハグマEナギナタコウジュ FリンドウGヤマホロシHスギヒラタケIタカの食痕

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物 】
アセビ、オニシバリ、ギブシ、クロモジ、ダンコウバイ、ヒメシャラ、ミツマタ
【 花を観察した植物 】
オトメアオイ、オニノゲシ、キッコウハグマ、シロヨメナ、タイアザミ、ナギナタコウジュ、ハキダギク、マツカゼソウ、ミチタネツケバナ、ヤクシソウ、リュウノウギク、リンドウ
【 果実を観察した植物 】
アオキ、イタドリ、( オキナワスズメウリ)、イボタ、イヌツゲ、キッコウハグマ、コアジサイ、コウヤボウキ、サルトリイバラ、ツルシキミ、ツルリンドウ、ネズミモチ、ノイバラ、ノコンギク、ヒサカキ、ヒメシロネ、ヘクソカズラ、ヘビイチゴ、ホソバテンナンショウ、マツカゼソウ、ムラサキシキブ、メギ、ヤブツルアズキ、ヤマアジサイ、ヤマトリカブト、ヤマノイモ、ヤマホロシ、ヤマユリ、ヨモギ
【 その他観察した植物 】
オオハナワラビ (胞子葉)、クロモジ (冬芽)、ヒメシャラ(冬芽)
〇 観察した野鳥類 〇
【 姿を観察したもの 】

アオサギ、オオバン、カワウ、スズメ、ソウシチョウ、ドバト、トビ、ハシブトガラス、ハジロカイツブリ、ヒドリガモ、ヒヨドリ、ホシハジロ

【 声を観察したもの 】
ウグイス
〇 観察した昆虫 〇
アカスジキンカメムシ (幼虫)、フクラスズメ (蛾)
〇その他観察した生きものなど 〇
スギヒラタケ (菌類)、タカの仲間の食痕 (被食者:オオバン)

2023.10.11(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温16℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「ウスバキトンボ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

9時にスタートした箱根町港は16℃と肌寒く、湖水は穏やかで秋の空の色は深く美しい。ピンポン球を二回りほど小ぶりにしたオキナワスズメウリやヒメガマ、ウグイ、オイカワ等を観察し歩を進める。駒形神社を過ぎた広場では、9月の観察で大群のウスバキトンボが激しく狩りをする様子を目の当たりにしたが、気温が10℃近く低い今回は目視ゼロ、低温に弱いと伺ったウスバキトンボの習性に、深まり行く秋の気配を感じる。ホシホウジャクが花の蜜を吸う姿に、写真や映像で見たハチドリを重ね、そのホバリングする姿にしばし見とれる。
白浜に向けて観察を進める中、30数名の外国の方々が「こんにちは」と和やかな笑顔で挨拶をしながら白浜方面に歩いて行き、暫くするとどこかでUーンしたのかランニングしながら箱根町港方面に元気に走り去っていった。勿論数名のインストラクターの姿も見られた。本日も見所満載の自然情報収集は、真田浜に到着したのは13時、昼食を済ませ30分後に出発し、人一人通れる山道をスズタケやハコネダケが生い茂り、顔面に当たるのを払いのけながら深良水門を目指す。途中で一頭のシカに出くわすも一定の距離を保ちつつニラメッコ、全く逃げる様子は見られず、写真に納めこちらが立ち退く。深良水門手前で、9月の自然情報収集で、群落するアケボノソウの葉の殆どをシカに食べられ、数輪の花しか咲いておらず、がっかりしていたが、なんと、今回は殆どの株に葉は無くとも花は沢山咲いていた。3人で先ずは感激、ホッと安堵して嬉しい観察が出来た。16時53分、キャンプ場到着、トップテンを確認後ビジターセンターへ、そこには素敵な笑顔を満面に讃えた女神のお出迎えがあり、疲れも一気に吹き飛ぶ良い一日であった。

《 本日のトップテン 》
@シロヨメナ(花盛り)Aタイアザミ(花盛り)Bノコンギク(花盛り)Cホシホウシャク(各所)Dソウシチョウ(アオハダの実に群れる)Eセンブリ(咲き始め)Fヒメグモ(幼体の団居)Gイタドリ(花 のように繁茂する白い実)Hヤマトリカブト(各所)Iアキアカネ(白浜)

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物】
アセビ、オニシバリ、キッコウハグマ (蕾と花)、キブシ、センブリ (蕾と花)、ダンコウバイ、ミツマタ、リュウノウギク (蕾と花)
【花を観察した植物】
アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アケボノソウ、アメリカセンダングサ、オトメアオイ、キバナガンクビソウ、ゲンノショウコ (花と実)、コウヤボウキ、コセンダングサ、シロヨメナ、タイアザミ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、ハキダメギク、ハナタデ、ハハコグサ、ヒキオコシ、ヒメジソ (花と実)、ヒヨドリバナ、ホトトギス (花と実)、ミヤマタニソバ、メナモミ、ヤマトリカブト、ヤマハッカ(花と実)         【果実を観察した植物】
アオキ、アオツヅラフジ、アオハダ、アカネ、アケビ、イタドリ、イボタノキ、イヌガラシ、イヌコウジュ、イヌシデ、イヌタデ、イヌヤマハッカ、ウバユリ、ウリカエデ、オオバコ、オキナワスズメウリ、オトギリソウ、クサギ、クマシデ、クモキリソウ、コアジサイ、コチャルメルソウ、コバギボウシ、コブナグサ、コボタンヅル、ススキ、サルトリイバラ、サルナシ、センニンソウ、ダイコンソウ、タケニグサ、タマアジサイ、チカラシバ、チヂミザサ、ツルシキミ、ツルリンドウ、テンニンソウ、ニシキギ、ネズミモテ、ノイバラ、ノガリヤス、ボントクタデ、ハコネシロカネソウ、ヒメガマ、ヒメクグ、ヒメシロネ、ヘクソカズラ、ヘビイチゴ、ホソバテンナンショウ、マツカゼソウ、マルバハギ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミツバアケビ、ミツバウツギ、メギ、ヤブラン、ヤマアジサイ、ヤマノイモ、ヤマホトトギス、ヤマホロシ、ヤマユリ、ヨモギ、リョウブ
〇 観察した主な野鳥 〇
アオサギ、カルガモ、キジバト、ソウシチョウ(大群)、トビ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ
〇 観察した主な昆虫 〇
アキアカネ、アメンボ、アヤモクメキリガ幼虫、イチモンジセセリ、ウラナミシジミ、クロフシロエダシャク、トラマルハナバチ、ヒロバネヒナバッタ、ホシホウジャク、モンキチョウ(♂と♀)
〇 その他観察した植物 〇
オオハナワラビ、オオカサゴケ
〇 その他観察したもの 〇    
オイカワ(魚類)、ウグイ(魚類)、ウススジフウセンタケ(菌類)、カワニナ(貝類)、シカ(哺乳類)の目視・足跡・声、シロオニタケ(菌類)、スギヒラタケ(菌類)、ヒメグモ(クモ類)、ヤマカガシ(哺乳類)の死体、野鳥の空巣、ムササビ(哺乳類)の爪痕

2023.9.13(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温24℃
○ 参加者:4名 ( PV3名VC1名)
○ 観察テーマ:「ツルニンジン」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

9月になっても暑い日が続いている。今日の芦ノ湖西岸は九時に気温24℃で晴れ。風は弱く箱根町港から眺める富士山の上には秋らしい色の空。駒形神社を越えた所にある広場にススキの花の上でウスバキトンボが群れていた。タイアザミの花にはオオチャバネセセリ。ツルニンジンの大きな花が下向きに咲いていた。花の内側は雄しべの配置や色合いが絶妙だ。ホソバテンナンショウの果実の色合いは黒、赤、緑と熟してゆく過程が分かるものがあった。トラマルハナバチが蜜集め、花粉集めで忙しそうにしていた。ナラタケやイヌセンボンタケが切り株にビッシリ。茸の季節到来を感じた。アオハダの小さな赤い実を付けた小枝が幾つか落ちていた。枝は斜めに切られているのでムササビが食べて落とした物のようだ。別の所にはアカガシのドングリの付いた小枝が落ちていた。ゾウムシの仲間のハイイロチョッキリが産卵して枝を切り落とした物だ。深良水門近くのアケボノソウはシカに葉を食べられた茎が立っているだけだった。      ひどい!! 花は数輪が見られただけ。イタドリは白い小さな花が盛りでキンケハラナガツチバチやキンモンガなど多くの昆虫が集まっていた。芦ノ湖キャンプ村に17時25分到着。出会ったハイカー 13名

〇 観察した主な昆虫 〇
アキアカネ、ウスバキトンボ、オオスズメバチ、オオチャバネセセリ、オニヤンマ、カクモンヒトリ、キイロスズメバチ、キタキチョウ、キンケハラナガツチバチ、キンモンガ、シマアメンボ、タンザワフキバッタ、ツクツクボウシ、トラマルハナバチ、ニホンミツバチ、ヒトツメカギバ、ヒメマダラエダシャク、マユタテアカネ、ミンミンゼミ
〇 観察した主なクモ類 〇
オオヒメグモ、カグヤヒメグモ、ギンメッキゴミグモ、クサグモの卵のう、ヒメグモ、ヤミイロオニグモ?
〇 そのほか観察した生きものなど 〇
イヌセンボンタケ(菌類)、ウグイ(魚類)、オオクチバス(魚類)、オカダトカゲ(旧ニホントカゲ・爬虫類)、カエ
ンタケ(菌類)、ドクツルタケの幼菌、ナラタケ(菌類)、ニホンジカの足跡・食痕、ハイイロチョッキリ(昆虫)の
産卵痕、ムササビの食痕(アオハダの果実)、ヤマカガシの死体(爬虫類)

《 本日のトップテン 》
@アケボノソウAツルニンジンBアカバナゲンノショウコ、CイタドリDウスバキトンボE トラマルハナバチFサルナシGミツバアケビHナラタケIイヌセンボンタケ

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物 】
アケボノソウ、アセビ、キッコウハグマ、ホトトギス
【 花を観察した植物 】
アカバナゲンノショウコ、アキノウナギツカミ、アケボノソウ、イタドリ、イヌコウジュ、イヌゴマ、イヌタデ、イヌトウバナ、オトギリソウ、オトメアオイ、オニドコロ、ゲンノショウコ、シュウブンソウ、シロヨメナ、ススキ、センニンソウ、タイアザミ、ダイコンソウ、タマアジサイ、チヂミザサ、ツユクサ、ツリフネソウ、ツルニガクサ、ツルニンジン、ツルマメ、テンニンソウ、トンボソウ、ニガナ、ネジバナ、ノコンギク、ノササゲ、ノブキ、ハキダメギク、ハコネシロカネソウ、ハナタデ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジソ、ヒメシロネ、ヒメドコロ、ヒヨドリバナ、ホタルブクロ、ホトトギス、マツカゼソウ、ミズヒキ、ミヤマタニソバ、ヤブツルアズキ、ヤブハギ、ヤブマメ、ヤブラン、ヤマノイモ、ヤマハギ、ヤマホトトギス、ヤマホロシ、ユウガギク、ヨモギ
【 果実を観察した植物 】
アカガシ、アブラチャン、イボタ、ウバユリ、オオバコ、オキナワスズメウリ、クサギ、クリ、サルトリイバラ、サルナシ、タマアジサイ、チカラシバ、ツルマメ、トリカブト、ネズミモチ、ノブキ、ハコネシロカネソウ、ヒカゲイノコズチ、ヒノキ、ヒメガマ、ホソバテンナンショウ、マツカゼソウ、マユミ、ミツバアケビ、メギ、ヤマノイモ、ヤマハギ、ヤマホロシ、リョウブ
【 その他観察した植物 】
オオハナワラビの胞子葉、ムサシアブミの葉
〇 観察した主な野鳥 〇
アオサギ、カワウ、キジバト、ソウシチョウ、ツバメ、トビ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、メジロ

2023.7.12(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温22℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「ヤマアジサイ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

北西の強風の中、8時26分箱根港駐車場を出発、出発時は晴天であったが三ツ石を過ぎた頃から霧が発生、“霧の芦ノ湖”を眺める涼しい観察行となった。白浜から山道に入ったところで、道の真ん中にアズマヒキガエルが居座る。かなり大きい、近づいても動ぜずゆっくりと右の草むらへ。風がおさまり静かな湖面を眺めながら真田浜で昼食、13時半に後半戦へ。小杉ノ鼻の先で羽が美しいハンミョウを観察し、林道に入る。15時過ぎに深良水門に到着。水位は2m 30cm。キャンプ場へ 15時42分着した。
出会ったハイカー 11人

〇 観察した昆虫 〇
キイロクビナガハムシの成虫と幼虫、キタキチョウ、コマルハナバチ、サトクダマキモドキの幼虫、ジャコウアゲハの幼虫、タケカレハの幼虫、ウスアカオトシブミ、ハネナシコロギス、ハンミョウ、ヒカゲチョウ(産卵)、ヒグラシ死骸(羽化失敗) 、ヒメキマダラセセリ、ヤマトシリアゲ
〇 その他観察したもの 〇
アズマヒキガエル( 両生類)、イシサワオニグモの幼体(クモ類)、オカダトカゲ(爬虫類)、キクラゲ(菌類)、コイ(魚類)、コガタシロガネグモ(クモ類)、シカの足跡、ムツボシオニグモ(クモ類)、ブラウントラウト(魚類)、モグラの塚


 

《 本日のトップテン 》
@フジアカショウマAアズマヒキガエルBノリウツギCニガイチゴDオオバイケイソウEオオバノトンボソウFキイロクビナガハムシGハネナシコロギスHムラサキニガナIハンミョウ

○ 観察した主な植物 ○       【果実を観察した植物 】
オカトラノオ、オトギリソウ、シオデ、タマアジサイ、ナガエオオカモメヅル、マツカゼソウ、ヤマユリ
【 花を観察した植物 】
アマチャヅル、イヌゴマ、イヌトウバナ、ウマノミツバ、オオバイケイソウ、オオバジャノヒゲ、オオバノトンボソウ、オニドコロ、ナガエオオカモメヅル、ゲンノショウコ、シオデ、シロツメクサ、シロバナイナモリソウ、ダイコンソウ、タケニグサ、タマアジサイ、ツルマサキ、ドクダミ、ナツノタムラソウ、ニガナ、ニシキウツギ、ヌスビトハギ、ネジバナ、ネズミモチ、ノリウツギ、ハキダギク、ハコネシロカネソウ、バライチゴ、ヒメジョオン、ヒメシャラ、フジアカショウマ、ミツバ、ミミナグサ、ヤマアジサイ、ヤマボウシ、ムラサキニガナ、ヤマキツネノボタン、ヤマホタルブクロ、リョウブ
【 果実を観察した植物 】
アセビ、ウツギ、エビガライチゴ、オオバウマノスズクサ、オニシバリ、サトウウコギ、スノキ、タケニグサ、ニシキウツギ、ニガイチゴ、ノイバラ、ハコネシロカネソウ、ヒメヘビイチゴ、フジ、ヘビイチゴ、ホソバテンナンショウ、マユミ、ミズキ、ヤブヘビイチゴ、ヤマキツネノボタン、
〇 観察した野鳥類 〇
【 姿を観察したもの 】
アオサギ、カワウ、カルガモ、スズメ、
【 声を聞いたもの] 】
アオゲラ、ウグイス、ガビチョウ、キジバト、ソウシチョウ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホトトギス、

2023.6.21(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温23℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「ヤマアジサイ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

梅雨の晴れ間の自然情報収集。今回も楽しい出会いを期待しての出発。本日は1年で最も昼間の時間が長い日。駒形神社を越えた所の湿地で咲くウツギの花に多くの蜂が訪れて居た。コマルハナバチとウツギヒメハナバチ。ウツギヒメハナバチがみられるのはウツギの花が咲いている期間だけ。花期が終われば姿が見えなくなる。ウツギだけに生活を依存している。スイカズラも花盛り。ムサシアブミがあった。県植物誌によると箱根では確認されてない。県内で何か所か確認されているが何れも「逸出した」とされている。これもそうかな?ヤマアジサイの花を横から見ると高さが揃っていた。昆虫たちにとっては1つの大きな広い花に見えるのかも。コアジサイは花の柄が薄紫色。モミジイチゴの実が食べごろ。下にはイロハモミジの葉。両方の葉の様子は比べてみると大きく違う。至る所でジャコウアゲハが藪の中に潜り込みオオバウマノスズクサの葉裏に産卵していた。
白浜に流れ込む沢に小さな魚が数匹。身体や鰭の模様からブラウントラウトのようだ。稚魚の放流について、後日芦ノ湖漁協に問合せた。当日 (6/21 )ブラウントラウトの稚魚を放流したとのこと。放流地点は東岸にある蛭川養魚場。姿を確認したのは11時半ごろ。稚魚は直線距離で数kmもある湖を泳いで沢に遡って来たのかな。小さくても逞しさを感じた。白浜から遊歩道をしばらく歩くと前方からノウサギが小さく跳ねながら来た。出会えてラッキー。亀ヶ崎付近で卵を包んだ袋を守るウロコアシナガグモを見つけた。身体は銀緑色に輝いていて美しい。深良水門近くで今日、初めてのアサギマダラ。ジャコウアゲハと同じように草木の間を飛んで時々葉に止まる。飛び立ち次の葉に止まる。これを繰り返しながら遠くへ行ってしまった。幼虫の食草が見つからなかったようだ。
芦ノ湖キャンプ村に16時9分到着。出会ったハイカー 13名。


 

《 本日のトップテン 》
@ジャコウアゲハ: 各所で産卵Aノウサギ: 遊歩道を走って来るBアズマイバラ: 花盛りCウツギ: 花盛りで多くの蜂が来ているDブラウントラウト稚魚: 流れに定位Eスイカズラ: 花の色、色々Fモミジイチゴ: 食べ頃の実Gコアジサイ: 咲き始めHヤマアジサイ: 咲き始めIアサギマダラ: 産卵植物を求めて飛翔

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物 】
ウバユリ、オオバイケイソウ、コア
ジサイ、タケニグサ、ヤマアジサイ、ヤマユリ、リョウブ
【 花を観察した植物 】
アズマイバラ、イヌトウバナ、イボタノキ、ウツギ、エビガライチゴ、エゾタチカタバミ、オニタビラコ、ガマズミ、クサノオウ、ヤマキツネノボタン、コアジサイ、コゴメウツギ、コツブツメクサ、スイカズラ、ドクダミ、ニガナ、ニシキウツギ、ニワゼキショウ、ハキダメギク、ハコネシロカネソウ、ヒメジョオン、ヒメフウロ、マルバコンロンソウ、ヤマアジサイ、ヤマボウシ
【 果実を観察した植物 】
オオシマザクラ、カヤラン、キブシ、サルトリイバラ、サルナシ、ジシバリ、シロツメクサ、ツルシキミ、ニガイチゴ、ニワトコ、ノイバラ、ハナイカダ、ヘビイチゴ、ホソバテンナンショウ、ミツバウツギ、ミツマタ、モミジイチゴ、ヤブヘビイチゴ、ヤマグワ、ヤマハンノキ
【 その他観察した植物 】
ムサシアブミ
〇 観察した主な野鳥 〇
イワツバメ、ウグイス、カケス、ガビチョウ、カワウ、キビタキ、スズメ、ツツドリ、ツバメ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ
〇 観察した主な昆虫 〇
アサギマダラ、ウツギヒメハナバチ、オオヒラタシデムシ、オバボタル、キシタエダシャク、クロアゲハ、コマルハナバチ、ジャコウアゲハ、スジグロシロチョウ、ヒカゲチョウ、マガリケムシヒキ
〇 観察した主な魚類 〇
ウグイ、ブラウントラウト、ブラックバス、ヘラブナ、マゴイ
〇 その他観察した生物 〇
ウロコアシナガグモ (クモ類)、
クサグモ (クモ類)、テンの糞、トビの羽根、ニホンジカの足跡・ 食痕、ニホンノウサギ (哺乳類)、ハクビシンの糞、ヒヨドリの卵殻

2023.5.10(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温16℃
○ 参加者:4名 ( PV3名、ビジター1名)
○ 観察テーマ:「ハコネシロカネソウ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

快晴、9時箱根港駐車場出発、直後場内の橋から産卵間近のヘラブナの雌を観察から、ハエトリグモの目談義を聞き、紫のフジの花を目出ながら、10時半に林道へ。いつものスローペースで水量が多く浜が狭くなっている白浜に11時半着。13時過ぎに百貫ノ鼻で昼食を取る。真田浜も浜は狭かった。ハコネシロカネソウの花盛り、湖尻側からの林道終点でカヤランの可憐な黄花を眺め、16時過ぎに深良水門に到着。水位は2m 30cm。キャンプ場へ16時49分着、今回もVCには寄らず、トップテンを選んで帰途に着いた。
出会ったハイカー 11人


 

《 本日のトップテン 》
@カヤランAコチャルメルソウBアリグモCシラヒゲハエトリDハコネシロカネソウEオトメアオイFツツドリGタニギキョウHヤマツツジIオオルリ

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物 】
コアジサイ、コゴメウツギ、ツタウルシ、トチバニンジン、バイケイソウ、ヤマアジサイ
【 花を観察した植物 】
アカマツ、アケビ、イロハモミジ、ウツギ、ウラシマソウ、オオバウマノスズクサ、オトメアオイ、オニタビラコ、オニノゲシ、オランダミミナグサ、カキドオシ、カジカエデ、カヤラン、クルマムグラ、コメツブツメクサ、サラサドウダン、スズメノヤリ、スノキ、ジシバリ、シロツメクサ、ゼンマイ、タチツボスミレ、タニギキョウ、チゴユリ、ツルカノコソウ、ニシキギ、ニョイスミレ、ニワゼキショウ、ノイバラ、ハコネシロカネソウ、ハハコグサ、ハルジオン、ヒメウワバミソウ、ヒメオドリコソウ、ヒメフウロ、フジ、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ホソバテンナンショウ、ミズキ、ミツバツチグリ、ミツバツツジ、ミヤマキケマン、ムラサキケマン、ムラサキサギゴケ、ヤマグワ、ヤマツツジ、
【 果実を観察した植物 】
オオバヤシャブシ、キブシ、セイヨ
ウタンポポ、コチャルメルソウ、マメザクラ、ミチタネツケバナ
〇 観察した野鳥類 〇
【 姿を観察したもの 】
アオサギ、カワウ、スズメ、ツバメ、ドバト
【 声を観察したもの 】
アオサギ、ウグイス、オオルリ、ガビチョウ、キジバト、シジュウカラ、ソウシチョウ、ツツドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、ミソサザイ
〇 観察した昆虫類 〇
オオマルハナバチ、オトシブミ、キイロクビナガハムシ、コマルハナバチ、ジョウカイボン、センブリ、ホソミイトトンボ、ナガレトビゲラの仲間、ヒメマダラエダシャク、マドガ、ミノウスバ幼虫
〇 その他観察した生物 〇
アリグモ( クモ類)、ウグイ稚魚( 魚類)、コイ( 魚類)、シラヒゲハエトリ( クモ類)、ニジマス( 魚類)、ヒロメノトガリアミガサタケ( 菌類)、ヒメヒガサヒトヨタケ( 菌類)、ヘラブナ( 魚類)、ミスジマイマイ( 陸貝類)、ムササビの食痕( オオシマザクラ)、ヤマアカガエル幼生( 両生類)

2023.4.19(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温15℃
○ 参加者:5名 ( PV3名、環境省1名、ビジター1名)
○ 観察テーマ:「ホオノキ」を観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

個人的には約1年ぶりの西岸自然情報収集であったが、天気は晴れと久しぶりの大人数(5人!)で、気持ち良い収集行であった。林道沿いでの自然情報収集に時間を費やし白浜出発が11時半過ぎとなり、慰霊碑前のムジナクボ浜で昼食となった。そこでイシガメを発見、産卵のためか浜から陸側へ上がって来ていた。環境省の鹿食害担当のKさんが同行、食害の痕を西岸全体で確認することになった。足跡もルート全般で確認、すでにかなり侵入しているとのこと。真田浜に14時、浜がかなり狭くなっていた。深良水門には16時過ぎ、水位は2m15cmであった。キャンプ場着は16時56分、ベンチでトップテンを決め、VCには寄らずに帰路についた。

出会ったハイカー7人、サイクリスト2人
 

《 本日のトップテン 》
@タチツボスミレ、Aハコネシロカネソウ、Bヤマルリソウ、Cトウゴクサバノオ、Dイシガメ、Eスミレ類(フモトスミレ、エイザンスミレ、シコクスミレ、オトメスミレ、ニョイスミレ)、Fフタバアオイ、Gヤブサメ、ウグイス、Hセモンジンガサハムシ、Iミツバツツジ

○ 観察した主な植物 ○       【蕾を観察した植物】
ウリハダカエデ、オトメアオイ、カヤラン、コアジサイ、ゴマギ、ツクバネソウ、ツリバナ、ニシキギ、ハナイカダ、ハンショウヅル、フジ、ホウチャクソウ、マユミ、ミツバウツギ、ヤマジオウ、ランヨウアオイ、リョウブ     【蕾と花を観察した植物】     アケビ、サルトリイバラ、ニガイチゴ、ホオノキ、メギ
【 花を観察した植物】
アセビ、アブラチャン、イヌシデ、イロハモミジ、ウラシマソウ、エイザンスミレ、オオシマザクラ、オトメスミレ、オニタビラコ、オランダミミナグサ、カキドオシ、カントウミヤマカタバミ、キブシ、キランソウ、クサノオウ、クロモジ、ケヤキ、コハコベ、コブシ、コチャルメソウ、シコクスミレ、シバヤナギ、ジロボウエンゴサク、スノキ、セイヨウタンポポ、セントウソウ、タチツボスミレ、タニギキョウ、タネツケバナ、ツルカノコソウ、トウゴクサバノオ、ドウダンツツジ、ニョイスミレ、ニワトコ、ノボロギク、ハコネシロカネソウ、ハナネコノメ、ハルジオン、ハルトラノオ、ヒメウワバミソウ、ヒメオドリコソウ、ヘビイチゴ、フタバアオイ、フデリンドウ、フモトスミレ、ホソバテンナンショウ、マメザクラ、マルバコンロンソウ、ミチタネツケバナ、ミツバアケビ、ミツバツツジ、ミツバツチグリ、ミミガタテンナンショウ、ミヤマキケマン、ムラサキケマン、ムラサキサギゴケ、モミジイチゴヤマザクラ、ヤマルリソウ、ヤブタビラコ、ヤブツバキ、レンギョウ【花と実を観察した植物】     オニシバリ、タニギキョウ、ツルシキミ、ミツマタ、ナガバノスミレサイシン
【 果実を観察した植物】
カンスゲ、ハンショウヅル
〇 観察した主な野鳥 〇
(姿)アオサギ、イワツバメ、オオバン、カルガモ、カワウ、キセキレイ、キジバト、スズメ、ツグミ、トビ、ホオジロ、ムクドリ              (声)ウグイス、エナガ、カケス、ガビチョウ、カワラヒワ、カワセミ、ソウシチョウ、コゲラ、コジュケイ、ハシブトガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ヤブサメ、ヤマガラ、メジロ
〇観察した主な昆虫〇
アシブトハナアブ、コセアカアメンボ、コマルハナバチ、セモンジンガサハムシ、ツマグロオオヨコバイ、ビロードツリアブ、ナミテントウ、ミノガの仲間の幼虫(ミノムシ)、モンキチョウ
〇そのほか観察したもの〇
コイ、ヘラブナ、イシガメ、ヤマアカガエルの幼生、ツチグリ、イタチの糞、鹿の足跡、クワコの繭、ヤママユの繭、ムササビの食痕(エンコウカエデ、オオシマザクラ、)

2023.3.08(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温22℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「ミチタネツケバナ」を観察               〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

出発地の箱根町港の水鳥はオオバンだけ。カモ類は見えません。給餌されているので近寄ってきます。今日、最初に見つけた一番目の昆虫はテングチョウ。前翅のオレンジ色の模様が面白い。今年の干支です。今日の一番目の花はミチタネツケバナです。白浜トイレ横の水路にあった水たまり。以前はなぜか白く濁っていたのですが、今日は済んでいます。上流からの水が入る細いパイプが見えました。そこにヤマアカガエルの卵塊。数えると28個。どなたかは分かりませんが( 推察ですが、ふれあいの森の方々かな)整備して頂き感謝です。箒ガ鼻付近で2度、ミサゴの飛翔が見られました( この後、小杉ノ鼻付近でも1度見られました)。オニシバリは満開です。今日も昼食は真田浜。食べている間、ハジロカイツブリが潜ったり浮いたりの繰り返し。シキミの葉が食べられた跡があります。猛毒で知られるシキミなのに食べても大丈夫?林道に腹部が大きく膨らんだヒメツチハンミョウ。多くの卵が入っているようです。卵から成虫になる過程は複雑で興味深い。孵化した幼虫がしがみ付く、地中に巣を作る蜂の巣穴を探しているのでしょうか?近くには咲き始めのタチツボスミレが見られました。芦ノ湖キャンプ村に15時15分到着。出会ったハイカー 48名( 1団体42名を含む)。
 

《 本日のトップテン 》
@テングチョウAミチタネツケバナの花Bオニシバリの花Cヤマアカガエルの卵塊DミサゴEシロハラFハジロカイツブリGタチツボスミレの花HヒメツチハンミョウIミソサザイの囀り

○ 観察した主な植物 ○     【花を観察した植物】
アセビ、オオイヌノフグリ、オニシバリ、タチツボスミレ、フキ、ミチタネツケバナ、ヤブツバキ
【 蕾を観察した植物】
オニシバリ、キブシ、ダンコウバイ、ツルシキミ、ミツマタ
【 果実を観察した植物】
クマシデ、ヤドリギ
【 その他観察した植物】
オオハナワラビ、ニワトコの新芽、ネコヤナギの冬芽、ヒメノキシノブ
〇 観察した主な野鳥 〇
アオサギ、オオバン、カワウ、カンムリカイツブリ、キジバト、シジュウカラ、シロハラ、スズメ、セグロセキレイ、ダイサギ、ハジロカイツブリ、ヒヨドリハシボソガラス、ホオジロ、ミサゴ、ミソサザイ
〇観察した主な昆虫〇
オナガアゲハの繭、テングチョウ、ヒメツチハンミョウ
〇そのほか観察した生き物など〇
ウグイの稚魚、カラスの古巣、キツツキの古巣、クワコの繭、テンの糞、シカの足跡・ 食痕・ 骨、猛禽の食痕 (
餌食ヒヨドリ)、ヤマアカガエルの卵塊

2023.1.11(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温22℃
○ 参加者:4名 ( PV3名、ビジター1名 )
○ 観察テーマ:「オニシバリ」を観察                   〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

 晴天続きで今日も快晴。箱根町港駐車場の植込みの切り株にアラゲキクラゲが出ていました。白い毛が目立ちます。箱根町港は風も弱くオオバンが少し見られるだけでカモはいません。白浜トイレ付近でコゲラ。陽の当たる側へ移動するまでじっくり観察出来ました。遊歩道の脇のスズタケは一定の高さで折られています。笹も食べている様です。真田浜の沖には先月と同じくカンムリカイツブリの群れ。コウヤボウキの綿毛がボンボン状。立岩付近で黒い羽根が広く散乱していました。タカが食べるために羽をむしった痕です。餌食になった鳥はオオバン。小杉の鼻付近の湖側の急傾斜地に生えているヒメシャラ。根曲がり部から立ち上がっている内側がこぶ状に盛り上がっています。まるで「力こぶ」。建築用語ではこの部分を「あて」と言います。根ぎわに白い球状の物が積みあがっている灌木がありました。ゴマフボクトウ(蛾の仲間)の幼虫の糞です。亀ヶ崎付近に来るまで何本かのオニシバリを見てきましたが全て蕾。やっと開花している株を見付けました。本日、初めての花。亀ヶ崎を越えてしばらくすると道が雪で白くなっていました。ビジターセンターで尋ねると朝だけ雪が降る日があったそうです。局所的に降るのですね。深良水門に来るまでに遊歩道には、いたる所にテンの糞が有りました。でもイヌツゲが道を覆っている場所は凄い!路面一面が糞だらけでした。湖尻水門でトビが腹面を夕陽に染めて飛翔している姿を見続けました。芦ノ湖キャンプ村に15時49分到着。出会ったハイカー 2名。
 

《 本日のトップテン 》
@トビAオニシバリの花Bゴマフボクトウの糞 Cテンの糞Dカンムリカイツブリの群れEコウヤボウキの果実FコゲラGアラゲキクラゲHタカの食痕Iヒメシャラの力こぶ

○ 観察した主な植物 ○
【花を観察した植物】

オニシバリ
【蕾を観察した植物】
アセビ、オニシバリ、ダンコウバイ、ツルシキミ、ミツマタ
【果実を観察した植物】
アオキ、イヌツゲ、カラスザンショウ、コウヤボウキ、サルトリイバラ、ツルウメモドキ、ツルリンドウ、ノイバラ、ホソバテンナンショウ、メギ、ヤブコウジ、ヤマホロシ
【その他観察した植物】
ミズナラの若木の樹皮、ムラサキケマンの葉
〇 観察した主な野鳥 〇
アオサギ、ウグイス、オオバン、カワウ、カンムリカイツブリ、キジバト、キンクロハジロ、コゲラ、ソウシチョウ、ツグミ、トビ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ヒヨドリ
〇その他観察した生きものなど 〇
アラゲキクラゲ(菌類)、ウグイスの巣、クロスズメバチの巣、ゴマフボクトウの糞、シカの足跡・食痕、タカの食痕、テンの糞、ヤママユ(蛾)の繭

2022.12.14(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ・ 強風 気温22℃
○ 参加者:2名 ( PV1名、ビジター1名 )
○ 観察テーマ:「ミヤマカンスゲ」を観察                〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

 昨夜から強い風。元箱根港は白兎の如く白波が立っていて心配でしたが、箱根町港はやすらぎの森の風裏になるので白波は出ていませんでした。しかし水鳥は少なかったです。流れ込み脇のヒメガマは穂がほどけ始めていました。試しに穂を摘んでみると多量の綿毛が強風に乗って散ってゆきました。ツルリンドウとジャノヒゲの果実が並んで見られました。色の対比が鮮やかです。遊歩道左側の藪の中に笹の葉で作られたウグイスの巣(空)。周りの葉が落ちたので見つけられました。11時近くでも太陽の高度が低く陽に照らされたキッコウハグマの綿毛が黄金色に輝いていました。真田浜の沖にはカンムリカイツブリの群れが白く輝いています。白浜のメギは葉を落とし赤い果実が目立っていましたが真田浜の小さい株には果実が有りません。しかし美しく紅葉していました。遊歩道の陽だまりにムシヒキアブの仲間。腹部の長く白い毛が目立ち暖かそう。あとで調べるとハタケヤマヒゲボソムシヒキらしい。晩秋に成虫が出現するとのこと。路上にテンの糞。中に白い小さな羽軸が見えます。野鳥を食べたのでしょうか? 葉が食べられているミヤマカンスゲが目立ちます。シカの仕業らしい。緑の草は少ないので狙われるのでしょう。
石垣のミズゴケがこんもりと盛り上がっています。触れると心地よい弾力でした。亀ヶ崎付近のダンコウバイの蕾が、ほころび始めて白くなっていました。芦ノ湖キャンプ村に15時35分頃到着。出会ったハイカー 3名。       
 

《 本日のトップテン 》
@キッコウハグマの綿毛 Aツルリンドウの果実 Bジャノヒゲの果実 Cメギの紅葉と赤い果実 Dウグイスの巣 E湿地の獣道 Fミヤマカンスゲの食痕 Gカンムリカイツブリの群れ Hダンコウバイの蕾ほころぶ Iミズゴケ

○ 観察した主な植物 ○
【 花を観察した植物 】

ハキダメギク、ヤブツバキ
【 蕾を観察した植物 】
アセビ、オニシバリ、ダンコウバイ、ツルシキミ、ミツマタ
【 果実を観察した植物 】
アケボノソウ、イタドリ、ウバユリ、キッコウハグマ、コウヤボウキ、コバギボウシ、コボタンヅル、サルトリイバラ、ジャノヒゲ、シロヨメナ、ツルシキミ、ツルマサキ、ツルリンドウ、ノイバラ、ヒサカキ、ヒメガマ、ホソバテンナンショウ、マユミ、メギ、ヤブラン、ヤマホロシ
【 その他観察した植物 】
オオカサゴケ、キヨスミイトゴケ、ミズゴケ、ミズナラ(紅葉)、ミヤマカンスゲ、メギ(紅葉)
〇 観察した主な野鳥 〇
アオサギ、オオバン、カワラヒワ、カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、スズメ、ダイサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハジロカイツブリ、ヒドリガモ、ホシハジロ、メジロ
〇その他観察した生きものなど 〇
ウグイスの巣、クワコ (繭)、シカの足跡・ 食痕・ 糞、テンの糞、ノウサギの食痕、ハタケヤマヒゲボソムシヒキ(成虫)

2022.11.09(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温22℃
○ 参加者:3名 ( PV3名 )
○ 観察テーマ:「ヒメジソ」を観察                     〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

 箱根町港に着いて芦ノ湖を見ると…。来ています。水鳥。百羽以上います。オオバンの群れの中にヒドリカモ、ホシハジロが混じっています。2か月ぶりに参加したメンバーから前回見たオキナワスズメウリはどうなっているのかな?との質問がありました。実は…と答えようとしたら、貸ボート屋さんの軒先にオキナワスズメウリがぶら下がっていました。それだけ愛らしい形と模様なのかな。駒形神社を過ぎて藪になったところに腹部がオレンジ色でスマートなアメバチの一種。カッコいい寄生蜂です。シャーレに入れて観察した後に放したら、近くの草の上に停まって即、触角のお手入れ。シャーレの中で付いた汚れを落としていました。ヌルデの葉に出来た虫えい( 虫こぶ )ヌルデミミフシが道路に落ちていました。虫えいに穴の開いているものとないものの両方が有り、後者を割ると中に羽の生えたヌルデシロアブラムシが、ひしめき合っていました。ヒメジソは葉の色が紫に。上の方はシカにかじられていましたが花を咲かせていました
白浜近くで1羽のミミカイツブリ。なかなか、こちら側を見てくれず確認に手間取りました。白浜から林道に上がる手前に小さな赤い実が沢山付いているメギ。これだけ見事なのは珍しい。
遊歩道でクロジが餌をとっていました。撮影しようとカメラを構えると前方へ飛んで行ってしまいます。再び構えるとまた前方へ。今日もカワウが「 寝ぐら 」に10羽くらい居ました。真田浜で昼食を取っていると、長いクモの糸が上に向かってなびき、次々と風に吹かれて上空へと登っていくのが見られました。1つは一番下に子グモらしき物がみえました。クモのバルーニングと呼ばれる現象です。
遊歩道から林道に変わるところに生えているイヌシデの落葉の絨毯が見事でした。先月、確認した「 ぬた場 」は更に深く大きくなっていました。リュウノウギクは道沿いに各所で咲いています。
亀ヶ崎付近で3ペアのマガモ。最近は減っています。トンビマイタケが今年も出ていました。芦ノ湖キャンプ村に16時30分頃到着。出会ったハイカー 23名。          
 

《 本日のトップテン 》
@オオバン Aホシハジロ Bヒドリガモ Cカンムリカイツブリ Dマガモ Eクロジ Fクモのバルーニング Gトンビマイタケ H紅葉・黄葉 Iメギ

○ 観察した主な植物 ○
【 花を観察した植物 】
キッコウハグマ、コウヤボウキ、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ、タイアザミ、ツリフネソウ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、ヒメジソ、ヤクシソウ、ヤマトリカブト、リュウノウギク、リンドウ
【 蕾を観察した植物 】
オニシバリ、ダンコウバイ、ツルシキミ
【 果実を観察した植物 】
アオツヅラフジ、アオハダ、ウバユリ、カナムグラ、サルトリイバラ、タイアザミ、ツタウルシ、ツルシキミ、ツルニガクサ、ナギナタコウジュ、ノイバラ、ノササゲ、ヒメガマ、ホソバテンナンショウ、ミヤマイボタ、メギ、ヤクシソウ、ヤブムラサキ、ヤマホロシ、ヨモギ、レモンエゴマ
【 紅葉・黄葉を観察した植物 】
アカシデ、アリノトウグサ、イヌシデ、イロハモミジ、キンミズヒキ、ケヤキ、ゲンノショウコ、コアジサイ、スノキ、ダンコウバイ、ツタウルシ、ドウダンツツジ、ナワシロイチゴ、ハウチワカエデ、ヒメジソ、ホソエカエデ
【 その他 観察した植物 】
オオハナワラビ( 胞子葉 )
〇 観察した主な野鳥 〇
アオサギ、アオジ、ウグイス、オオバン、カルガモ、カワウ、カンムリカイツブリ、キクイタダキ、キンクロハジロ、クロジ、ジョウビタキ、ソウシチョウ、トビ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハジロカイツブリ、ヒガラ、ヒドリガモ、ヒヨドリ、ホオジロ、ホシハジロ、マガモ、ミミカイツブリ
〇 観察した主な昆虫 〇
アメバチの一種、アリガタハネカクシの一種、オオスズメバチ、キバラヘリカメムシ、キマダラオオナミシャク、クロスズメバチ、ヌルデシロアブラムシ、ルリタテハ
〇 観察した主な哺乳類 〇
ニホンジカの鳴き声・ 頭骨・食痕・ 足跡・ 樹皮.ぎ・ ぬた場、テンの糞
〇 その他観察した生物 〇
トンビマイタケ (菌類)、スギヒラタケ (
菌類)、サワガニ (甲殻類)、ヌルデミミフシ (虫えい)、ジョロウグモ (クモ類)、ヤマシロオニグモ (クモ類)、クモのバルーニング

2022.10.12(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温22℃
○ 参加者:2名 ( PV2名 )
○ 観察テーマ:「アケボノソウ」を観察                 〇 コース:箱根町港〜白浜〜芦ノ湖キャンプ場

           
 箱根町港の沖に白い鳥の姿。ハジロカイツブリでした。今シーズン初見です。先月、オキナワスズメウリとヤブツルアズキを確認した箱根森林事務所の少し先にある広場は草刈りがされていました。両方とも、その後の姿を見ることが出来ませんでした。駒形神社を過ぎて藪になった湿地にアケボノソウの白い花。ハチドリの様に飛びながら花の蜜を吸うヒメクロホウジャク。タイアザミは花盛りを過ぎましたが各所で咲いていました。白浜付近ではクロコノマチョウと数百メートルも一緒に歩きました。遊歩道に赤い小さな果実が多数、落ちていました。アオハダです。見上げると枝にびっしりと付いていました。「グワワワ」との鳴き声。湖側の木の枝にカワウの姿。歩みを進めると次々とカワウが湖へ飛び出して行きました。全部で15羽くらい。この付近は彼らの寝ぐらの様です。真田浜ではサルナシの実を多数、確認できました。コウヤボウキのある株では全ての花にガガンボが居て蜜を吸っていました。隣の株の花にはガガンボの姿がありませんでした。テンの糞が道の真ん中に。アケビの種が含まれています。ニホンジカのぬた場が20か所以上もありました。今はシカの発情期。時々鳴き声(ラッティングコール)も聞こえました。オスが縄張り宣言と求愛のために発しています。獣道の出入り口にも多数の足跡。シカ達の活発な繁殖行動が感じられました。クロスズメバチが地中にある巣から出入りをしていました。昔はクロスズメバチの幼虫と蛹は山の民の貴重な食糧でした。ムササビとハイイロチョッキリ、それぞれが落としたアカガシの枝付きドングリが落ちていました。亀ヶ崎付近で林道が半分、岩で埋まっている部分がありました。先日の台風で崩落したようです。今年もヒノキ林のシロヨメナの群落が見事でした。ユウガギクが湖尻水門近くで咲いていました。以前は群落が見られましたが近年は笹が生い茂り数が減っています。芦ノ湖キャンプ場に15時40分到着。出会ったハイカー 5名。

〇 観察した主な昆虫 〇
エンマコオロギ、ガガンボの仲間、キンケハラナガツチバチ、クロコノマチョウ、クロズウスキエダシャク、クロスズメバチ、センチコガネ、トラマルハナバチ、ヒシバッタの仲間、ヒメクロホウジャク、ホシホウジャク
〇 観察した主な哺乳類 〇
ニホンジカの食痕・足跡・樹皮.ぎ・ぬた場・鳴き声、テンの糞、ムササビの食痕(アカガシの小枝)
〇 その他観察した生物 〇
ウグイ(魚類)、オオホウライタケ(菌類)、キシメジの仲間(菌
類)、スギヒラタケ(菌類)、サワガニ(甲殻類)、フトミミズの仲間(環形動物)、ヤマカガシ(爬虫類)、ガマズミミケフシ(虫えい)、ハイイロチョッキリ切断の果実付きアカガシの小枝、ジョロウグモ(クモ類)、ワカバグモ(クモ類)、ニッポンマイマイ(陸貝類)

《 本日のトップテン 》
@ニホンジカの大騒ぎAクロスズメバチBハジロカイツブリCコウヤボウキDアカガシの果実(ドングリ)付き小枝Eカワウの寝ぐらFアオハダGタイアザミHクロコノマチョウIシロヨメナ

○ 観察した主な植物 ○
【 花を観察した植物 】
アオミズ、アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アケボノソウ、アメリカセンダングサ、イヌヤマハッカ、キバナガンクビソウ、ゲンノショウコ、コウヤボウキ、コセンダングサ、シュウブンソウ、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ、センニンソウ、タイアザミ、タマアジサイ、ツユクサ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、ハキダメギク、ハナタデ、ホトトギス、マツカゼソウ、ミゾソバ、ヤクシソウ、ヤブマメ、ヤマトリカブト、ユウガギク、リュウノウギク、レモンエゴマ
【 蕾を観察した植物 】
アセビ、キッコウハグマ、キブシ、センブリ、ダンコウバイ、ツルシキミ、リュウノウギク、リンドウ
【 果実を観察した植物 】
アセビ、アオハダ、アオミズ、アカガシ、アカネ、アケビ、アブラガヤ、アメリカセンダングサ、イタドリ、イヌザンショウ、イヌタデ、イヌトウバナ、イボタノキ、ウツギ、ウツボグサ、ウド、ウバユリ、オオバコ、オニドコロ、ガマズミ、カヤ、キッコウハグマ、キンミズヒキ、クサコアカソ、クリ、ゲンノショウコ、コアジサイ、コブナグサ、サルトリイバラ、サルナシ、サワシバ、シロバナイナモリソウ、ススキ、スズメノヒエ、ダイコンソウ、タケニグサ、タマアジサイ、タラノキ、チカラシバ、ツルシキミ、ツルニガクサ、ツルリンドウ、トダシバ、ノイバラ、ノブキ、ヒメガマ、ヒメジソ、ヒメシロネ、ヘクソカズラ、ホソバテンナンショウ、マツカゼソウ、マルバハギ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミツバアケビ、ミツバウツギ、メギ、ヤブマオ、ヤブマメ、ヤブラン、ヤマアジサイ、ヤマゼリ、ヤマノイモ、ヤマハギ、ヤマボウシ、ヤマホトトギス、ヤマホロシ、リョウブ、レモンエゴマ
【 その他・観察した植物 】
オオハナワラビ(胞子葉)、ケヤキ(紅葉)、スノキ(紅葉)、ツタウルシ(紅葉)、ネコヤナギ(シカ食害)

〇 観察した主な野鳥 〇
アカゲラ、ウグイス、エナガ、カケス、ガビチョウ、カワウ、カワセミ、キジバト、コガラ、コゲラ、シジュウカラ、ソウシチョウ、トビ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハジロカイツブリ、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ

2022.09.14(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温22℃
○ 参加者:6名 ( PV5名 VC1名)
○ 観察テーマ:「ツルニンジン」を観察                 〇 コース:箱根町港〜白浜〜箱根町港駐車場

           
 久しぶりに大勢。と言っても六名での自然情報収集。出発点の箱根町港から箱根森林事務所へ付くまでに41種もの生きものを記録。まだ10分しか経過していません。駐車場にある1本の木には少なくとも7匹のミスジマイマイが幹や枝、葉に付いていました。ミスジマイマイは木登りカタツムリとも言われています。箱根森林事務所の少し先にある広場に黄色い花と可愛らしいウリの実。初めて見ました。調べるとオキナワスズメウリ。熱帯原産で沖縄地方では自生しているそうです。ここで栽培しているようには見えませんでした。同じ広場には別の黄色い花も。実も有ります。ヤブツルアズキのようです。でも少しゴツイ感じ。駒形神社西側の広場でウスバキトンボの群れがユスリカの蚊柱を襲っていました。近くの藪になった所でノコンギクが咲き始めていました。秋を感じます。足元には青色が鮮やかなツユクサ。目を上げると笹の奥の方に子グモを見守る母グモがいました。クサグモです。念のため母グモを棒で突いてみました。逃げません。でも生きていました。別の網の中心に鮮やかなイシサワオニグモが居ました。写真に撮ってメンバーに見てもらいましたが良く分からないとのこと。シャーレに入れて確認しました。感想は「困ったおじさん顔」。あちこちの花で腹部の長いハチが吸蜜しています。キンケハラナガツチバチ。生えている毛が金色で腹部が長く土に潜る蜂。土に潜って中にいるコガネムシの幼虫を針で麻酔させ卵を産みます。孵化した幼虫はコガネムシの幼虫を食べて育つ。寄生蜂です。三ツ石が近くです。所々でツルニンジンの花が咲いています。花の中を覗くと色と形の組み合わせが見事で万華鏡のよう。ツルニンジンの花にキイロスズメバチが潜って行きます。あっちの花こっちの花と。頭部の後ろが花粉で白い。働いています。晴天で日向は暑いけれど心地良い風が吹いて気持ちが良い。白浜が近くはベニバナゲンノショウコが目立ちます。白浜を望める岬で若いカケスがヤマボウシの果実を美味しそうに幾つも食べていました。白浜ではヒメシロネガ花盛りでした。白浜で昼食を食べ終わった時点で13時を過ぎていました。まだ行程の4分の1も超えていません。この後、ペースを上げてもビジターセンター到着は17時を過ぎてしまいそうです。なので来た道を戻ることにしました。白浜トイレ近くに巨大なウバユリが有りました。果実を7個も付けています。三ツ石付近で幹の高いところから樹液が流れ出ているモミジの木がありました。クワガタムシが樹液を吸っていますが高いので種を確認できません。望遠で撮影してコクワガタと判明しました。箱根町港駐車場に戻ったのは15時30分でした。距離は短かったのですが密度の濃い自然情報収集でした。
出会ったハイカー16名。

○ 観察した主な昆虫類 ○
アキアカネ雌、イチモンジセセリ、ウスバキトンボ、エンマコオロギ声、オニヤンマ、キイロスズメバチ、キタキチョウ、キマワリ、キンケハラナガツチバチ、コアオハナムグリ、コクワガタ、コバネイナゴ、シロオビクロナミシャク、スジグロシロチョウ、タンザワフキバッタ、チャバネアオカメムシ、ツクツクボウシ声、ツマグロオオヨコバイ、トラマルハナバチ、ナガメ、ナツアカネ雄、ヒカゲチョウ、ヒメギス、ミスジシリアゲ
○ 観察した主なクモ ○
イシサワオニグモ、クサグモ、ジョロウグモ、ナガコガネグモ、ムネグロサラグモ
○ その他観察した生物 ○
ウグイ (魚類)、クロホコリタケ (菌類)、サワガニ (甲殻類)、シカの足跡・ 食痕、ヒダリマキマイマイ (陸貝類)、ミスジマイマイ (陸貝類)

《 本日のトップテン 》
@カケスAツルニンジンBコクワガタCミスジマイマイDイシサワオニグモEウスバキトンボ・ ナツアカネFクサグモGキンミズヒキ・ヒメキンミズヒキHヒメシロネIベニバナゲンノショウコ

○ 観察した主な植物 ○
【 蕾を観察した植物 】
アケボノソウ、オニノゲシ、カナムグラ、キッコウハグマ、タマアジサイ、ツルニンジン、ノササゲ、ホトトギス
【 花を観察した植物 】
アオミズ、アカネ、アカバナ、アキノエノコログサ、アキノノゲシ、イタドリ、イヌガラシ、イヌゴマ、イヌタデ、イヌトウバナ、イヌホオズキ、エノキグサ、オオイヌタデ、オオバコ、オキナワスズメウリ、オニタビラコ、オランダガラシ、カゼクサ、カタバミ、カナムグラ、カヤツリグサ、キツネノボタン、キバナガンクビソウ、キンミズヒキ、ゲンノショウコ、コアカソ、コセンダングサ、シュウブンソウ、ススキ、スズメノヒエ、セイヨウタンポポ、センニンソウ、タイアザミ、ダイコンソウ、タニソバ、タマアジサイ、タラノキ、ツユクサ、ツリフネソウ、ツルニンジン、ツルリンドウ、トキワハゼ、トンボソウ、ナガエオオカモメヅル、ヌスビトハギ、ノササゲ、ノブキ、ハキダメギク、ハシカグサ、ハナタデ、バライチゴ、ヒガンバナ、ヒナタイノコヅチ、ヒメキンミズヒキ、ヒメクグ、ヒメジソ、ヒメジョオン、ヒメシロネ、ヘクソカズラ、ベニバナゲンノショウコ、ボントクタデ、マツカゼソウ、ミズヒキ、ミゾソバ、ミヤマタニソバ、ムカゴイラクサ、メドハギ、メヒシバ、メマツヨイグサ、ヤブツルアズキ、ヤブハギ、ヤブマメ、ヤブラン、ヤマゼリ、ヤマニガナ、ヤマノイモ、ヤマホロシ、ヨモギ
【 果実を観察した植物 】
アオツヅラフジ、アケビ、アブラチャン、イヌツゲ、ウツボグサ、ウド、ウバユリ、ウマノミツバ、ウリハダカエデ、オオバウマノスズクサ、オキナワスズメウリ、ギシギシ、キツネノボタン、キブシ、クサギ、コアジサイ、コボタンヅル、サルトリイバラ、タマアジサイ、タラノキ、ツリバナ、ツルニガクサ、ヌスビトハギ、ヌマトラノオ、ノイバラ、ノブキ、バライチゴ、ヒナタイノコヅチ、ヒメガマ、ヒメキンミズヒキ、ブナ、ヘクソカズラ、ホソバテンナンショウ、マツカゼソウ、マユミ、ミズタマソウ、ミツバ、ミツバアケビ、ヤブツルアズキ、ヤブヘビイチゴ、ヤブマオ、ヤマアジサイ、ヤマニガナ、ヤマボウシ、ヤマホロシ、ヤマユリ、リョウブ
【 その他 観察した植物 】
オオハナワラビ (胞子葉)、レモンエゴマ (葉)
○ 観察した主な野鳥類 ○
アオサギ、ウグイス、カケス、
ガビチョウ、カルガモ、カワセミ、キジバト、コゲラ、シジュウカラ、ソウシチョウ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ホオジロ、ヤマガラ

2022.08.09(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温22℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:ヒメガマを観察                    〇 コース:箱根町港〜白浜〜キャンプ村

           
 天気予報では晴天。暑さを警戒した。しかし出発点の箱根町港では雲が低く西風が強い。結局、終日曇り空で心地よい風が吹く歩きやすい一日だった。芦ノ湖への川の流れ込み西側にヒメガマの穂が目に付く。ボート桟橋の途切れた西奥を望むとヒメガマの群落。開発の進んでいない昔は箱根町港全体がヒメガマに覆われていたのかなと想像した。芦川入口付近にある空き家の塀にある小さな棚。ここにコバギボウシが咲いていた。まるで「 御覧下さい 」と植えたみたい。ツルニガクサの花が所々に咲いているな、と思っていたら群落があった。先月、花だったエビガライチゴは結実していた。実が取れた後の総苞のオレンジ色が鮮やか。ある葉の上に小さなカタツムリ。でも殻の形が変わっている。表側が平らで体の出入り口が下側に膨れている。調べると幼い頃はこのような形状らしい。ウスカワマイマイのようだ。ヒメキマダラセセリがチヂミザサの葉に止まって腹部を曲げていた。さては産卵? 葉の裏側を見た。有った.
湖尻峠登山口付近で地表近くを蝶が行ったり来たり。暗くてよく分からないが緑色と橙色の組み合わせからアオバセセリと推察。やっと地面に止まったので双眼鏡で確認。正解。
湖尻水門直前にあるアカガシの樹液に昆虫が集まっている。オオスズメバチの他に珍しいスズメバチがいた。頭・胸が濃い褐色で腹部が黒色。チャイロスズメバチだ。配色だけでなく習性も興味深い。この女王は他のスズメバチの巣に入り込み、家主の女王を殺して巣を乗っ取る。そこの働きバチはそのまま使い続け最終的にはチャイロスズメバチだけで生活する。
芦ノ湖キャンプ村 16時15分到着。出会ったハイカー 10名。

〇観察した主な昆虫〇
アオスジアゲハ、アオバセセリ、アカクビボソハムシ、アキアカネ、アサギマダラ、アブラゼミ、オオコシアカハバチ幼虫、オオシオカラトンボ、オオスズメバチ女王、オトシブミの卵揺、オニヤンマ、キタキチョウ、キマワリ、キンモンガ、クマゼミ、クロアゲハ、シオカラトンボ、ジャコウアゲハ成虫・幼虫、スジクワガタ、スジコガネ、チャイロスズメバチ、ツノゼミ、トラマルハナバチ、ヒカゲチョウ、ヒグラシ、ヒナバッタ、ヒメキマダラセセリと卵、ヒメマダラエダシャク、ホシベッコウカギバ、ヤマキマダラヒカゲ、ヤマトシリアゲ、ヨツボシモンシデムシ
〇 その他観察したもの 〇
ウスカワマイマイ(陸貝類)、ミスジマイマイ(陸貝類)、アイカワタケ別名ヒラフスベ(菌類)、カエンタケ(菌類)、サワガニ(カニ類)、シカの樹皮.ぎ(エゴノキ)、シカの足跡、シカの骨、シカの食痕、ウグイスの落下空巣

《 本日のトップテン 》
@アオバセセリAツルニガクサBヒメキマダラセセリ産卵CエビガライチゴDヒメガマEコバノフユイチゴFアサギマダラGカタツムリの仲間HチャイロスズメバチIウバユリ

○ 観察した主な植物 ○
【 蕾を観察した植物 】
アセビ、イタドリ、ウド、ガガイモ、センニンソウ、タラノキ、ダンコウバイ、ノブドウ、ヒヨドリバナ、フッキソウ
【 花を観察した植物 】
アカメガシワ、アキノタムラソウ、イヌガラシ、イヌゴマ、イヌタデ、イヌトウバナ、ウツボグサ、ウバユリ、ウマノミツバ、エノコログサ、オトギリソウ、オトコエシ、オニドコロ、カタバミ、カラスザンショウ、ガンクビソウ、キツネノボタン、キンミズヒキ、クサギ、クサコアカソ、ゲンノショウコ、コアカソ、コケオトギリ、コバギボウシ、コボタンヅル、シシウド、ダイコンソウ、タケニグサ、タマアジサイ、チダケサシ、ツユクサ、ツルニガクサ、トンボソウ、ナガエオオカモメヅル、ヌスビトハギ、ヌマトラノオ、ノブドウ、ノリウツギ、ハコネシロカネソウ、ハシカグサ、バライチゴ、ヒメガンクビソウ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジョオン、ヒメシロネ、ヒメドコロ、ヒメヤブラン、ヘクソカズラ、ホタルブクロ、ボントクタデ、マツカゼソウ、マルバハギ、ミズヒキ、ミツバ、ムシトリナデシコ、ヤブマオ、ヤマノイモ、ヤマホトトギス、リョウブ
【 果実を観察した植物 】
アケビ、アブラチャン、イヌツゲ、イノコヅチ、ウツギ、ウツボグサ、ウバユリ、ウリハダカエデ、エビガライチゴ、オカウコギ、キブシ、キンラン、クロモジ、コアジサイ、コゴメウツギ、コバノフユイチゴ、サルトリイバラ、サルナシ、サンショウ、タケニグサ、ツリバナ、ツルニガクサ、ツルマサキ、ドクダミ、トチバニンジン、ナガエオオカモメヅル、ニシキギ、ヌマトラノオ、ノイバラ、ノブドウ、ハナイカダ、バライチゴ、ヒサカキ、ヒメガマ、ヘビイチゴ、ホオノキ、ホソバテンナンショウ、マユミ、ミツバアケビ、ミツバウツギ、ミズキ、ミヤマイボタ、ムラサキシキブ、ヤマアジサイ、ヤマホロシ、ヤマボウシ
〇 観察した主な野鳥 〇
アオゲラ、アオサギ、イカル、ウグイス、カケス、ガビチョウ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キジバト、キセキレイ、クロツグミ、コゲラ、シジュウカラ、スズメ、ソウシチョウ、ツバメ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、ホトトギス、メジロ、ヤマガラ

2022.07.13(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温22℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:ノリウツギを観察                   〇 コース:箱根町港〜白浜〜キャンプ村

           
 メンバーの臨時募集に応じてくれたPVと2名での調査。しばらく前は猛暑だったが今日は雨上がりの曇り空。長い距離を歩くには都合の良い天候。駒形神社を通過したところにある湿原ではコバギボウシ、オカトラノオ、ヌマトラノオ、チダケサシなどの花が見られた。湿原の先の藪に絡んでいるスイカズラに毛の長い毛虫。写真を撮ろうと近寄ると威嚇のポーズ。オビガの幼虫だ。これでもカイコの仲間。
白浜まではニガイチゴの艶やかな果実が所々に。エビガライチゴは咲き始め。ヤマアジサイ、ノリウツギは遊歩道先般にわたって見られて花盛り。同じようにスジコガネ、オバボタルも全般的に見られた。オオルリの美しい囀りは全域で耳にすることが出来た。エビガライチゴ近くに黒色の腹部にオレンジ色の紋がオシャレなアシナガサラグモが居た。三ツ石付近のウツボグサの花にはトラマルハナバチとヒメキマダラセセリがいて盛んに蜜を吸っていた。白浜トイレを過ぎたところに咲き始めたナガエオオカモメヅル。傍らにはムネアカサルハムシ。形と色の対比がかわいらしい。白浜にはイヌゴマの花。平地の物に比べ茎の紫色が濃いので違って見える。遊歩道に戻ってミズタマソウ似のタニタデ。ヤマカガシも出て来た。その後、真田浜まで花は少ないもののアズマヒキガエルの幼体、サワガニなどが姿を見せた。亀ヶ崎近くで発酵臭がした。アカガシがカシノナガキクイムシに開けられた穴から樹液を出している。耐え生き抜いた。生命力を感じた。遠目に分かる樹皮の.がされたエゴノキ。ニホンジカのしわざの様。食料が豊富なこの季節になぜ? 薬用?
湖尻水門の下流側のヨシ原にツバメが集まる。現在は十羽位。もっと暗くなれば増えるのかな? ここはねぐら、の様だ。
芦ノ湖キャンプ村には16時36分に到着。出会ったハイカー 2名


〇 その他観察したもの 〇
オオシロカネグモ(クモ類)、コハナグモ(クモ類)、ヤマオニグモ(クモ類)、サワガニ(カニ類)、アズマヒキガエルの幼体(両生類)、モリアオガエル(両生類)、ニホントカゲ(爬虫類)、ヤマカガシ(爬虫類)、ヒダリマキマイマイの貝殻(陸貝類)、ニッポンマイマイ(陸貝類)、アイカワタケ別名ヒラフスベ(菌類)、アラゲニクハリタケ(菌類)、ツバメのねぐら、ウグイスの落下空巣、シカの食痕(ネコヤナギ)、シカの足跡、樹皮.ぎ(シカ)、中型哺乳類の糞


《 本日のトップテン 》
@シカの樹皮.ぎ( エゴノキ)AスジコガネBコバノカモメヅルCナラ枯れに耐えたアカガシDツバメのねぐらEオバボタルFウツボグサGヤマアジサイHノリウツギIオオルリ

○ 観察した主な植物 ○
【 蕾を観察した植物 】
ウバユリ、エビガライチゴ、クサギ、シオデ、タマアジサイ、ノブドウ、ヘクソカズラ、ムラサキニガナ、ヤマホロシ、ヤマユリ
【 花を観察した植物 】
イヌゴマ、イヌタデ、イヌトウバナ、ウツボグサ、ウマノミツバ、エビガライチゴ、オオバジャノヒゲ、オカトラノオ、オトギリソウ、オニドコロ、オニノゲシ、キツネノボタン、ゲンノショウコ、コアカソ、コアジサイ、コバギボウシ、シロバナイナモリソウ、ダイコンソウ、タケニグサ、タニタデ、チダケサシ、ツユクサ、ツルマサキ、ドクダミ、ナガエオオカモメヅル、ナツノタムラソウ、ニガナ、ヌスビトハギ、ヌマトラノオ、ノリウツギ、ハコネシロカネソウ、ヒメジョオン、ヒメシロネ、ヒメドコロ、ヘクソカズラ、ホタルブクロ、ミツバ、ムラサキシキブ、ヤブニッケイ、ヤマアジサイ、ヤマホタルブクロ、ユウゲショウ、ユキノシタ、リョウブ
【 果実を観察した植物 】
アオハダ、アセビ、アブラチャン、ウリハダカエデ、エゴノキ、オオバウマノスズクサ、オオバノキハダ、オオバヤシャブシ、オニシバリ、オニタビラコ、キツネノボタン、キブシ、キンラン、クモキリソウ、クロモジ、コアジサイ、サルトリイバラ、サワフタギ、シナノキ、ツリバナ、ツルシキミ、ニガイチゴ、ノイバラ、ハコネシロカネソウ、ハナイカダ、バライチゴ、ハンショウヅル、フタリシズカ、ヘビイチゴ、ホソバテンナンショウ、マユミ、ミズキ、ミツバウツギ、ミヤマイボタ、ヤブヘビイチゴ、ヤマウコギ、ヤマグワ
〇観察した主な野鳥 〇
アオサギ、イカル、ウグイス、エナガ、オオルリ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キセキレイ、キビタキ、クロツグミ、コゲラ、スズメ、ソウシチョウ、ツバメ、トビ、ハシボソガラス、ホオジロ、ホトトギス、ミソサザイ、ムクドリ、メジロ、ヤマガラ            〇 観察した主な昆虫〇
オオコシアカハバチ幼虫、オオシオカラトンボ、オオスズメバチ、オオヒラタシデムシ、オバボタル、オビガ幼虫、カラスアゲハ、キタキチョウ、クロコノマチョウ、コオニヤンマ、コフキゾウムシ、サナエトンボの仲間、ジャコウアゲハ幼虫、シロモンクロエダシャク、スジコガネ、ソトシロオビエダシャク幼虫、ツマキシロナミシャク、トラマルハナバチ、ハンミョウ、ヒカゲチョウ、ヒグラシとその脱殻、ヒメギス、ヒメキマダラセセリ、ヒラタアブの仲間、ベニボタル、マガリケムシヒキ、ムネアカサルハムシ、ヤマトシリアゲ、ヨツスジハナカミキリ

2022.05.07(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り一時小雨 のち晴れ 気温13℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「トウゴクミツバツツジ」を観察            〇 コース:箱根町港〜白浜〜キャンプ村

           
 2か月ぶりの自然情報収集です。コース登録3名のうち2名が体調不良で実施できない状況をVC周辺のメンバーにお伝えしました。その結果2名の方が参加してくれて活動することが出来ました。感謝します。スタートの箱根町港駐車場から白浜あたりまでは時々小雨が降る天候でしたが、それ以降は時折青空が広がり暑くもなく快適に歩くことが出来ました。白浜まではイチゴの仲間が多くみられました。オヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ、ニガイチゴが花、モミジイチゴは実になっていました。クマイチゴはまだ蕾でしたが葉の上には小さなタマムシが何匹も居ました。シロオビナガボソタマムシです。タニギキョウ、ニガイチゴ、ホソバテンナンショウそれにトウゴクミツバツツジは遊歩道先般にわたって見られ正に花盛りです。白浜では身体の色がまだ不明瞭な羽化したてのアオサナエが翅を乾かしていました。ナラ枯れで枯れた枝が多数落下した所に黒い毛玉の様な物がありました。何だが判明しませんがナラの枝に乗っていた鳥の巣材かも知れません。小杉ノ鼻近くの沢筋では例年通り多くのハコネシロカネソウが咲いているのを確認しました。深良水門の路上に木屑が多数散乱していました。見上げるとちょうどコゲラが巣穴から顔を出した時で、すぐに飛び去って行きました。ゴールのキャンプ村には15時37分に到着。多くのキャンパーで賑わっていました。ス :( 通行可能区間 )箱根町港〜白浜、VC〜湖尻水門

○ 観察した主な昆虫 ○
アオサナエ、エサキモンキツノカメムシ、オオマルハナバチ、シロオビナガボソタマムシ、ドロハマキチョッキリ、ニホンベニコメツキ、ヒメアカハネムシ、ビロウドツリアブ、リンゴコフキゾウムシ
〇 その他観察したもの 〇
コゲラの巣、シカの足跡、ツチグリ( 菌類)、ヤマアカガエルの幼生( 両生類

《 本日のトップテン 》
@ハコネシロカネソウAタニギキョウBニガイチゴCニホンベニコメツキDツルカノコソウEカヤランFホソバテンナンショウGコゲラの巣作りHトウゴクミツバツツジIフモトスミレ

○ 観察した主な植物 ○
【 花を観察した植物 】
アリアケスミレ、オオジシバリ、オニタビラコ、オヘビイチゴ、カキドオシ、カジカエデ、カヤラン、キランソウ、クロモジ、コウボウ、コミヤマスミレ、サルトリイバラ、シバヤナギ、スノキ、ズミ、セイヨウタンポポ、セン トウソウ、タチツボスミレ、タニギキョウ、タネツケバナ、ツルカノコソウ、ツルシキミ、トウゴクミツバツツジ、ナツグミ、ニガイチゴ、ニョイスミレ、ハウチワカエデ、ハコネシロカネソウ、ハルジオン、ヒメオドリコソウ、ヒメフウロ、フタバアオイ、フッキソウ、フモトスミレ、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、 ホソバテンナンショウ、ミツバアケビ、ミツバツチグリ、ミヤマキケマン、ミヤマハコベ、ムラサキケマン、メギ、ヤビヘビイチゴ、ヤマグワ、ヤマサギゴケ、ヤマツツジ、ヤマルリソウ
【 蕾を観察した植物 】
ウツギ、オオバウマノスズクサ、キンラン、クマイチゴ、コアジサイ、ノイバラ、ハンショウヅル、ヒメウワバミソウ、フタリシズカ、マユミ、マルバウツギ、ヤマツツジ
【 果実を観察した植物 】
オニシバリ、コチャルメルソウ、ハコネイトスゲ、ハナイカダ、ハナネコノメ、ミツマタ、モミジイチゴ、ヤマネコノメ、ヤマルリソウ
【 その他 観察した植物 】
キヨタキシダ (葉)、ゼンマイ (胞子葉)

○ 観察した野鳥 ○
アオサギ、アオバト、ウグイス、カワウ、キジバト、キビタキ、コゲラ、スズメ、ソウシチョウ、ダイサギ、ツツドリ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ミソサザイ

2022.03.23(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温-1℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「ミツマタ」を観察                    〇コース:箱根町港〜白浜〜箱根町港

           
 前日に降雪があった。遊歩道が雪などで歩きにくくなったら無理せずに引き返すことで出発した。東から吹いてくる風が冷たい。道の脇に雪が積もっているので草本がほとんど観察できない。あっと言う間に白浜近く。遊歩道から眺めると浜に雪が積もっていて「まさしく」白浜。ここまで、あまり生きものを観察出来ずに着いてしまった。
トイレ周辺でクモの痕跡を確認。白浜ではネコヤナギの花穂がシカに食べられていた。この先、笹に積もった雪で遊歩道が塞がれていたので引き返すことにした。海賊船で桃源台へ移動。昨年は花盛りだった亀ヶ崎周辺のミツマタは、やっと花が咲き始めたところだった。今年は昨年に比べ季節の変化が遅いのを改めて実感した。コース :( 通行可能区間 )箱根町港〜白浜、VC〜湖尻水門

《 本日のトップテン 》
@雪景色とツララAアセビBネコヤナギCシキミDミツマタEダンコウバイFウグイスGオニシバリHタチツボスミレIオオカサゴケ

○ 観察した主な植物 ○
【 蕾を観察した植物 】
オニシバリ、キブシ、クロモジ、シキミ、ミツマタ
【 花を観察した植物 】
アセビ、オニシバリ、カンスゲ、シキミ、タチツボスミレ、ダンコウバイ、ネコヤナギ、ミチタネツケバナ、ミツマタ、ヤブツバキ
【 その他 観察した植物 】
オオカサゴケ( 葉)、キヅタ( 果実)、ツルシキミ( 果実)、ヤドリギ( 果実)
〇 観察した主な野鳥類 〇
【 姿を観察したもの 】
オオバン、カワウ、キジバト、ツグミ、トビ、ハシブトガラス、ホオジロ、ムクドリ
【 声を聞いたもの 】
ウグイス 、ヤマガラ
〇 その他観察したもの 〇
オオヒメグモの卵のう、カラフトオニグモ、シカの食痕( ネコヤナギの花穂)、ヤマアカガエルの卵塊

2022.01.05(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温0℃
○ 参加者:4名 ( PV4名)
○ 観察テーマ:「カワセミ」を観察                    〇コース:箱根町港〜白浜〜やすらぎの森〜箱根町港

           
 メンバー内で体調不良者が続出し、3ケ月ぶりの自然情報収集です。まだ体力に不安があるのもがいることもあり、出発時刻を遅らせ、短縮コースで実施しました。午前10時箱根町港を出発。芦ノ湖にはオオバンの群れの中にホシハジロが混ざっていました。少し歩くと青い宝石ともいわれるカワセミが飛んできてポールの上に止まってくれました。しばらく動かずにいたので、撮影会です。新年早々、良いものが見られました。季節柄植物はほとんど見られず、果実の残りがちらほら見られる程度でした。野鳥はカワラヒワ、カンムリカイツブリの群れなど多く見られました。お昼はやすらぎの森で食事を取り、13時25分箱根町港へ戻りました。気付いたことは、電柱が新しくなったこと、ゴミが多く2袋回収したことです。久々に天気に恵まれ、大人数で楽しく実施できました。出会ったハイカー2名、サイクリスト1名。 ○ コース :( 通行可能区間 )箱根町港〜白浜、VC〜湖尻水門

《 本日のトップテン 》
@オオバンAカンムリカイツブリBカワセミCツグミDカワラヒワEヤマホロシFサルトリイバラGツルリンドウHトビIホシハジロ

○ 観察した主な植物 ○
【 蕾を観察した植物 】
アセビ、ツルシキミ、フッキソウ
【 果実を観察した植物 】
サルトリイバラ、ツルリンドウ、ノイバラ、ヘクソカズラ、」ヤドリギ、ヤマホロシ
〇 観察した主な野鳥類 〇
アオサギ、エナガ、オオバン、カケス、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、カンムリカイツブリ、コゲラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、スズメ、セグロセキレイ、ダイサギ、ツグミ、ドバト、トビ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホシハジロ、メジロ、ヤマガラ
〇 その他観察したもの 〇
オオバンの羽根、シカの足跡、シカ
の食痕(アオキ、ネコヤナギ)、テンの糞、メジロの巣

2021.10.13(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り時々小雨 気温13℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「リュウノウギク」を観察

           
4月以来の6ヶ月ぶりの西岸、8時40分、小雨の降る中傘をさして、箱根港駐車場を出発。キジバト、カケスに送られ駐車場を後にする。ノコンギク、ツリフネソウ、ハキダメギク、ケツユクサなどの花、ノイバラ、アケボノソウ、ヒメクグ、イヌタデ、イタドリの実を観察しながら林道入口へ、霧で対岸が見えない中、タイアザミ、アズマヤマアザミの花を見て、三ツ石通過。リュウノウギクの群落、ヤマトリカブト、ヤマハッカ、アキノキリンソウ、リンドウの花、ウバユリ、ヤマホロシ、ヤマボウシの実、ガビチョウ、マユミの実を啄ばむ多数のソウシチョウを観察して、10時29分、白浜着。小雨が降ったり止んだりの中、アキノウナギツカミ、イヌヤマハッカ、ヒメジソの花、ヘクソカズラの実、ヤマアカガエルを見て、ヤマガラ、カワウの声を聞きながら、倒木を超えて、12時前に真田浜到着。浜からは21羽のマガモの群れを観察した。昼食後、キッコウハグマの花を見て今回2か所目の倒木を潜って、小杉ノ鼻先の林道終点に入る。センブリ、アケボノソウの花を見て、14時深良水門に到着。水位は1・9m。ヤクシソウの花を見つけた後、林道わきに自生のマイタケを発見、さらに周りを見るとアカガシの裏、ちょっと下がったところに30センチ近い巨大なマイタケ(後で調べるとトンビマイタケと判明)を見つけた。シロヨメナの花の群落は今一でしたが、ホオズキ、ツチアケビの実、ヤマハギ花を見ながら、14時48分キャンプ場到着。コロナと天気のせいか出会ったハイカーは0であった   ○ コース :( 通行可能区間 )箱根町港〜白浜、VC〜湖尻水門

〇 観察した主な野鳥類 〇
【 姿を観察したもの 】
カケス、ガビチョウ、キジバト、コゲラ、ソウシチョウ、マガモ
【 声を観察した植物 】
カワウ、トビ、ヒヨドリ、ヤマガラ
〇 その他観察したもの 〇
オオヒメグモ(クモ類)、クロコノマチョウ(昆虫)、ジョロウグモ(クモ類)、ヤマアカガエル(両生類)

《 本日のトップテン 》
@トンビマイタケAシロヨメナBリュウノウギクCノコンギクDヤマトリカブトEマガモFアキノキリンソウGアケボノソウHヤマアカガエルIコウヤボウキ

○ 観察した主な植物 ○
【 蕾と実を観察した植物 】
ツルシキミ
【 花を観察した植物 】
アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アズマヤマアザミ、イヌトウバナ、イヌヤマハッカ、ウド、エゴマ、オトコエシ、キッコウハグマ、ケツユクサ、ゲンノショウコ、コウヤボウキ、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ、センブリ、タイアザミ、ツユクサ、ツリフネソウ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、ハキダメギク、ヒメジソ、ヒメジョオン、ベニバナゲンノショウコ、ホトトギス、ミゾソバ、モミジガサ、ヤクシソウ、ヤマトリカブト、ヤマハギ、ヤマハッカ、リュウノウギク、リンドウ
【 花と実を観察した植物 】
アケボノソウ、ダイコンソウ、タマアジサイ、ハナタデ、マツカゼソウ
【 実を観察した植物 】
アメリカセンダングサ、イタドリ、イヌタデ、ウバユリ、カヤツリグサの仲間、キッコウハグマ、クマシデ、コアジサイ、サルトリイバラ、ススキ、チカラシバ、ツチアケビ、ツルリンドウ、ノイバラ、ノブキ、ハコネキンミズヒキ、バライチゴ、ヒメクグ、ヒメシロネ、ヘクソカズラ、ホオズキ、ホソバテンナンショウ、ミズヒキ、ミツバアケビ、ヤマボウシ、ヤマホロシ、ヨモギ
【 果実を観察した植物 】
アオハダ、マユミ
【 観察した菌類 】
スギタケ、スギヒラタケ、トンビマイタケ

2021.04.14(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:小雨〜曇り 気温13℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「カントウミヤマカタバミ」を観察              ○ コース :( 通行可能区間 )箱根町港〜白浜、VC〜湖尻水門

当日の降水確率は高めでしたが、日中は雨が上がるとの予報でしたので、実施しました。序盤は小雨が降っていましたが、30分ほど経つと雨は上がりました。観察コースは多くの多くのスミレ類とカントウミヤマカタバミ、ツルシキミの花と、サクラの花びらで彩られており、水場付近ではコチャルメルソウとハナネコノメの群落がありました。天候のため、昆虫類はあまり見かけませんでしたが、野鳥類の声や姿は多く見受けられました。また、真田浜付近の落橋寸前だった橋は新しく架け替えられており、安心して通れるようになっていました。8時50分箱根町港出発、湖尻到着14時50分。気温は高めで風もなく、春の花真っ盛りだった自然情報収集でした。
出会ったハイカー 0名。

○ 観察した野鳥類 〇
ウグイス、オオバン、ガビチョウ、キジバト、シジュウカラ、ソウシチョウ、ツバメ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ヤマガラ
○ その他観察したもの 〇
クガビルの仲間( 環形動物)、シキミハコブフシ( 虫えい)、ツチグリ( 菌類)、ヤマアカガエルの幼体( 両生類)、ユウマダラエダシャク( 昆虫)
《 本日のトップテン 》
@タチツボスミレAナガバノスミレサイシンBエイザンスミレCオトメスミレDカントウミヤマカタバミEツルシキミFコチャルメルソウGハルトラノオHハナネコノメIミヤマキケマン

○ 観察した主な植物 ○
【 蕾を観察した植物 】
アケビ、オトメアオイ
【 花を観察した植物 】
アオキ、アセビ、アブラチャン、イヌシデ、エイザンスミレ、オオイヌノフグリ、オオシマザクラ、オトメスミレ、オニシバリ、オランダガラシ、カキドオシ、カラスノエンドウ、カントウミヤマカタバミ、キブシ、キランソウ、クサボケ、クロモジ、コチャルメルソウ、コハコベ、コブシ、シキミ、シコクスミレ、シバヤナギ、ジロボウエンゴサク、セイヨウタンポポ、セントウソウ、タチツボスミレ、タネツケバナ、ツボスミレ、ツルカノコソウ、ツルシキミ、トウゴクサバノオ、ナガバノスミレサイシン、ニオイタチツボスミレ、ネコヤナギ、ハコネイトスゲ、ハコネシロカネソウ、ハルジオン、ハルトラノオ、ヒメオドリコソウ、フキ、フタバアオイ、フッキソウ、ヘビイチゴ、ホソバテンナンショウ、マメザクラ、マルバスミレ、ミツバツツジ、ミツマタ、ミヤマカンスゲ、ミヤマキケマン、ムラサキケマン、モミジイチゴ、ヤブツバキ、ヤマサギゴケ、ヤマザクラ、ヤマルリソウ、レンギョウ
【 果実を観察した植物 】
ツルシキミ、ツルリンドウ、ヤマネコノメ

2021.03.24(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温8℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「テングチョウ」を観察              ○ コース :( 通行可能区間 )箱根町港〜白浜、VC〜湖尻水門

当初の予定は3月10日であったが、緊急事態宣言が3月21日に解除されるのを想定して、24日に順延した。
天気予報では日中は暖かくなるとのことだったが出発時は向かい風が強く少し寒かった。箱根町港の流れ込みではワカサギの群れが遡上していた。網で簡単に掬えそうだが、してはダメだろうな。水鳥はマス釣りが解禁になったのでオオバンとカルガモだけで寂しい。上空ではトビが魚を掴んで旋回していた。遊歩道の日当たりの良い区間ではビロウドツリアブが群れをなして飛び交っていた。この虫に出会うと春が来たんだなぁと実感する。見かけるチョウは全てテングチョウ。頭部が尖って天狗の鼻に似るのでそう呼ばれるが翅の表側にウサギ模様が見えるのが可愛らしい。真田浜近くではカンムリカイツブリの36羽の群れが見られた。このコースこの季節で期待したいのがヤマルリソウとミツマタ。前者は白浜を過ぎたあたりから花が見られ、この花を初めて知った時の様子が思い浮かべられて幸せな気分になれる。後者のミツマタは亀ヶ崎を過ぎて深良水門へ行く途中から多くなり見事な群落が見られる。遊歩道の日陰がちな区間では、かぐわしい香りに包まれるヒサカキの花が満開。渓流釣りの季節到来をこの香りで感じる。このコースで唯一見られる亀ヶ崎付近のダンコウバイは満開でした。
キャンプ村到着14時31分。出会ったハイカー10名。

《 本日のトップテン 》
@ヤマルリソウ Aミツマタ Bダンコウバイ CマメザクラDオニシバリ Eネコヤナギ Fビロウドツリアブ Gテングチョウ Hカンムリカイツブリ Iワカサギ

○ 観察した主な植物 ○
【 花を観察した植物 】
アセビ、アブラチャン、オオアラセイトウ、オオイヌノフグリ、オニシバリ、カキドオシ、カントウミヤマカタバミ、キブシ、コチャルメルソウ、コハコベ、コブシ、シキミ、セイヨウタンポポ、セントウソウ、タチツボスミレ、ダンコウバイ、ナガバノスミレサイシン、ネコヤナギ、ハナネコノメ、ハルトラノオ、ヒサカキ、ヒメオドリコソウ、マメザクラ、ミチタネツケバナ、ミツマタ、ミヤマカンスゲ、ヤブツバキ、ヤマルリソウ
【 蕾を観察した植物 】
オオバヤシャブシ、クロモジ、ツルカノコソウ、ツルシキミ、フッキソウ、マメザクラ、ヤマネコノメ
【 果実を観察した植物 】
ツルシキミ、ヤブコウジ
〇 観察した主な野鳥 〇
イワツバメ、ウグイス ( 声)
、オオバン、カルガモ、カワラヒワ、カンムリカイツブリ、コゲラ、シジュウカラ、ツグミ、トビ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハジロカイツブリ、ホシハジロ、ミソサザイ ( 声)、ヤマガラ

〇 観察した主な昆虫類 〇
テングチョウ、ビロウドツリアブ
○ その他観察したもの ○
ウグイスの空巣、キツネの糞、シカの食痕( ネコヤナギの花穂 )、ヤマアカガエルの幼生・卵( 両生類)、ワカサギ( 魚類)

2020.12.09(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温3℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「ミツマタ」を観察              ○ コース :( 通行可能区間 )箱根町港〜白浜、VC〜湖尻水門

8時47分、どんよりとした曇り空の中、箱根港駐車場を出発。オオバン多数、アオサギ、ダイサギなどの水鳥に送られ、ヤドリギとアカミヤドリギの実を見ながら駐車場を後にする。咲き残りのヒメジョオン、ダイコンソウ、ノコンギクなどの花、ノイバラ、イヌタデ、ツルリンドウ、サルトリイバラの実を観察しながら林道入口への、マユミ、ツルマサキの赤い実、咲き残りのタイアザミ見て、三ツ石通過。ヤマホロシ、マルバノオロシの実、ジョウビタキの声、シジュウカラ、メジロ、セグロセキレイ、ガビチョウを観察して、10時13分、水量が減り砂浜が広がった白浜着。浜から、20羽以上のホシハジロの群れを観察、テンの糞、カワウを見て林道を離れて遊歩道に入る。ヘクソカズラの白い実、ウラジロ、ヒノキゴケ、モミジガサの実、遠望で30羽以上のハジロカイツブリの群れを観察して、11時40分、カヌーの二人組がいた真田浜へ、昼食を取る。いつもより1時間早いペース。何回目かのテンの糞、定点?観測のハコネシロカネソウの葉を確認して、林道終点に入る。ここでイノシシのヌタバを発見、ずっと残っているカヤランの実、アカガシの幹にシカの角砥ぎ跡、カミキリムシの産卵跡、ミツマタ、オニシバリ、ダンコウバイの蕾、マガモ、キンクロハジロを観察して、14時深良水門に到着。水位は1・7m、普段より50センチ低い。
咲き残りのリュウノウギク、シロヨメナの花、ヤマガラ、メジロ、エナガ、オオバン、キンクロハジロを観察、この日初めての日差しを浴び、咲き始めのアセビの花を湖尻水門近くで見ながら、14時39分キャンプ場到着。水鳥を中心の多くの鳥を観察した冬の自然観察行であった。出会ったハイカー、ランナー、サイクリスト、釣り人は計10名でした。

○ その他観察したもの ○
イノシシのヌタバ、テンの糞、角砥ぎ跡、二ホンジカの足跡

《 本日のトップテン 》
@ホシハジロAシジュウカラBマガモCキンクロハジロDオオバンEアセビFヤマオロシ/マルバノオロシGサルトリイバラHツルリンドウナミテントウ

○ 観察した主な植物 ○
【 蕾を観察した植物 】

オニシバリ、ダンコウバイ、フッキソウ、ミツマタ
【 蕾と花を観察した植物 】
アセビ
【 蕾と実を観察した植物 】
ツルシキミ
【 花を観察した植物 】
オオイヌフグリ、オトメアオイ、オニタビラコ、タネツケバナ、ハキダメギク、ヒメジョオン、ホソエノアザミ、ミツバ、リュウノウギク
【 花と実を観察した植物 】
オニノゲシ、シロヨメナ、セイダカアワダチソウ、タイアザミ、ダイコンソウ、ナギナタコウジュ、ノコンギク
【 実を観察した植物
アカネ、アカミヤドリギ、イヌタデ、イヌツゲ、ウバユリ、カヤラン、キッコウハグマ、サルトリイバラ、ツルウメモドキ、ツルマサキ、ツルリンドウ、ノイバラ、ハナタデ、ヘクソカズラ、ホソバテンナンショウ、マルバノホロシ、ミゾソバ、ヤドリギ、ヤマホロシ、マユミ、モミジガサ
【 観察したコケ・シダ植物 】
ウラジロ、オオカサゴケ、ヒノキゴケ

○ 観察した昆虫類 ○
ナミテントウ
○ 観察した虫えい ○
モミジイチゴシントメフシ、ヤブニッケイハミャクイボフシ
○ 観察した野鳥類 ○
【 姿を観察したもの 】

アオサギ、エナガ、オオバン、カワウ、ガビチョウ、キンクロハジロ、シジュウカラ、スズメ、セグロセキレイ、ダイサギ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハジロカイツブリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ホシハジロ、マガモ、メジロ、ヤマガラ
【 声を確認したもの 】
キジバト、ジョウビタキ、ミソサザイ

2020.11.11(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温9℃
○ 参加者:6名 ( PV5名AR1名)
○ 観察テーマ:「ツルリンドウ」を観察              ○ コース :( 通行可能区間 )箱根町港〜白浜、VC〜湖尻水門

薄らと雪が被っている富士山が見える箱根町港を8時45分に出発です。暦の上では冬を迎えており、植物の方は見頃のものが少ない中で、キッコウハグマとリュウノウギクの花と深紅のツルリンドウの果実と木々の紅葉がコース上を彩っていました。紅葉は特に、コアジサイとクロモジが印象的でした。また芦ノ湖上には、オオバン、カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、ハジロカイツブリ、ホシハジロ等、多数の水鳥を確認できました。その中でも深良水門付近で見られたマガモは今シーズン初確認とのことでした。陸鳥の方も木々の葉が落ち始め、メジロやエナガの混群など見ることができました。冬の芦ノ湖西岸コースの見所は何と言っても野鳥観察ですので、今シーズンも楽しみです。また、最近コース上で気になっていた崩落寸前だった真田浜付近の橋が通行止めになっており、う回路が設置されていました。今回は久々に6人と多くの参加者があったため、普段より観察時間がかかりました。日没時間も気になり始めたため、途中からスピードアップし、普段通りの15時45分にキャンプ村へ到着、今回の自然情報収集を終えました。
出会ったハイカーは19名でした。

〇 観察した昆虫 〇
オオゴマダラエダシャク
〇 観察した虫えい 〇
モミジイチゴシントメフシ

〇 観察した菌類 〇
アラゲキクラゲ、スギヒラタケ、ホコリタケ
〇 その他観察したもの 〇
動物の糞( イノシシ、シカ、テン)

《 本日のトップテン 》
@キッコウハグマAツルリンドウB紅葉( クロモジ、コアジサイ等)CハジロカイツブリDマガモEリュウノウギクFエナガGノスリHノササゲI動物の糞( イノシシ、シカ、テン)

○ 観察した主な植物 ○
【 蕾を観察した植物 】
アセビ、オニシバリ、ダンコウバイ、ツルシキミ、ヒサカキ、フッキソウ
【 花を観察した植物 】
アメリカセンダングサ、オトメアオイ、キッコウハグマ、ゲンノショウコ、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ、タイアザミ、タニソバ、タマアジサイ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、ハキダメギク、ホトトギス、ヤクシソウ、リュウノウギク、リンドウ
【 果実を観察した植物 】
アオハダ、アオミズ、アキノウナギツカミ、アケビ、アケボノソウ、イタドリ、イヌシデ、イヌタデ、イヌツゲ、イノコヅチ、ウツギ、ウド、ウバユリ、カヤラン、キッコウハグマ、キンミズヒキ、クサコアカゾ、ゲンノショウコ、サルトリイバラ、シュウブンソウ、ススキ、タイアザミ、タマアジサイ、ツチアケビ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルリンドウ、ナガエオオカモメヅル、ナギナタコウジュ、ノイバラ、ノササゲ、ハナタデ、ヒメキンミズヒキ、ヒメシロネ、ホオズキ、ホソエノアザミ、ホソバテンナンショウ、ホトトギス、マツカゼソウ、マルバノホロシ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミゾソバ、メギ、モミジガサ、ヤマホロシ、レモンエゴマ           【 観察したシダ類 】
ウラジロ、ノキシノブ、ヒメノキシノブ、フユノハナワラビ
〇 観察した野鳥類 〇
【 声を聞いたもの 】

アオジ、ジョウビタキ、ミソサザイ
【 姿を観察したもの 】
アオサギ、エナガ、オオバン、カイツブリ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、コジュケイ、シジュウカラ、セグロセキレイ、ダイサギ、トビ、ノスリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハジロカイツブリ、ヒガラ、ヒドリガモ、ヒヨドリ、ホシハジロ、マガモ、メジロ、ヤマガラ

2020.10.14(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温13℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「アケボノソウ」を観察              ○ コース :( 通行可能区間 )箱根町港〜白浜、VC〜湖尻水門

午前中は冷たい風が吹いていたが午後には納まった。出発時、足元の流れ込みで60センチ位もあるニジマスが1匹、いつもの鯉に交じって、まるで鯉の如く泳いでいる。ここではアキノウナギツカミの草紅葉が始まっていた。駒形神社先の草地にはアケボノソウが咲き始めていて誰かが花見をしたような踏み痕があった。三ツ石へ向かう途中、ススキの茎に大きさ2センチ位の種名が分かればトップ10に入れたいような白黒の細かい模様がきれいな蛾が止まっていた( 後日キバラケンモンと判明)。三ツ石付近でメジロがヌルデの実をついばんでいた。飛び立った時、何かが落ちて来て割れた。虫えいのヌルデミミフシだった。中から出て来たのはヌルデシロアブラムシ達。少し進んだ左側の足元には食べごろのナラタケが散在。真田浜周辺で茎が三俣で葉が茂っている小さな蕾の付いている低木があった。ミツマタの様だけど葉が茂った状態を知らなかったので確信が持てない。小杉の鼻近くで久しぶりに生きものの落し物を発見。オオルリの巣の様だ。コケ作りで見事。遊歩道から林道に変わったところにあるミツマタの群生地で先ほどの低木がミツマタだったと確認できた。亀ヶ崎付近でカシノナガキクイムシが侵入した木に調査中表示の「かしながホイホイ」が取り付けられていた。粘着面にはカシノナガキクイムシ以外にもアリや小さなクワガタなどが捕らえられていた。犠牲になった生きものたちのためにも調査結果を有効活用して欲しい。深良水門付近では道路際の草刈りで一部のアケボノソウが刈り取られていて残念。湖尻水門手前の植林地では今年も見事なシロヨメナ群落が見られた。曇り空だったけれど林床一面が白い。湖尻水門越しに少し色付き始めた山も見えた。例年見られる湖尻水門脇のツチアケビ。生えている位置が少し異なっていたが今年も見られて一安心。生きている木を枯らしてしまうほど強いナラタケの菌糸( カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌とは異なる)から栄養を奪っているツチアケビ。恐るべし。
キャンプ村到着15時42分。出会ったハイカー5名。

〇 観察した主な昆虫 〇
ウスキツバメエダシャク、キバラケンモン、クロコノマチョウ、タンザワフキバッタ、トラマルハナバチ、ヌルデシロアブラムシ、ホシベッコウカギバ、ホシホウジャク、ヨツボシモンシデムシ

〇その他観察したもの ○
アオダイショウ死体( 爬虫類)、アカネツボミフクレフシ( 虫えい)、イノシシのヌタ場、オオルリの落下巣、ジョロウグモ( 蜘形類)、ナラタケ( 菌類)、ヌルデミミフシ( 虫えい)
《 本日のトップテン 》
@シロヨメナAアケボノソウBノコンギクCホトトギスDツルリンドウEミゾソバFコウヤボウキGヌルデミミフシ/ヌルデシロアブラムシHクロコノマチョウナラタケ

○ 観察した主な植物 ○
【 蕾を観察 】

アケボノソウ、オニシバリ、ツルシキミ、ナギナタコウジュ、ミツマタ、ランヨウアオイ、リュウノウギク
【 花を観察した植物 】
アカソ、アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アケボノソウ、アズマヤマアザミ、イヌゴマ、イヌタデ、イヌヤマハッカ、ウド、エゴマ、オトコエシ、オトメアオイ、オニノゲシ、キバナガンクビソウ、ケツユクサ、ゲンノショウコ、コウヤボウキ、シロヨメナ、ススキ、セイタカアワダチソウ、タイアザミ、ツユクサ、ツルニンジン、ナギナタコウジュ、ヌマトラノオ、ノコンギク、ハキダメギク、ハナタデ、ヒメジソ、ヒメシロネ、ベニバナゲンノショウコ、ホトトギス、マツカゼソウ、ミズタマソウ、ミゾソバ、モミジガサ、ヤクシソウ、ヤブマメ、ヤマトリカブト、ヤマハッカ、リュウノウギク、リンドウ
【 果実を観察した植物 】
アオダモ、アカガシ、アカネ、アブラチャン、アメリカセンダングサ、イタドリ、イヌザンショウ、イヌシデ、イヌツゲ、イヌトウバナ、ウバユリ、ウマノミツバ、カヤラン、キッコウハグマ、クマシデ、ゲンノショウコ、コバノガマズミ、サルトリイバラ、シュウブンソウ、ダイコンソウ、タマアジサイ、チカラシバ、ツチアケビ、ツリバナ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルニンジン、ツルリンドウ、トンボソウ、ヌマトラノオ、ヌルデ、ネジバナ、ノイバラ、ノガリヤス、ノササゲ、ノブドウ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジソ、ヒメシロネ、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ、ホオズキ、ホソバテンナンショウ、マツカゼソウ、マユミ、マルバノホロシ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミツバアケビ、ミツバウツギ、メギ、ヤマホロシ、ヨモギ、リョウブ        
【葉を観察した植物 】
フユノハナワラビ( 胞子葉)

〇 観察した主な野鳥 〇
カケス、ガビチョウ、カルガモ、カワウ、キジバト、ソウシチョウ、トビ、ハクセキレイ、ヒガラ、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ

2020.09.09(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温22℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「ウバユリ」を観察              ○ コース :( 通行可能区間 )箱根町港〜白浜、VC〜湖尻水門

8時42分、心地よい日差しの中、箱根港駐車場を出発。残念ながら富士山は雲の中。駒形神社の前の電柱・電線に100羽以上のイワツバメの群れに驚く。これから、南への旅立ちの準備であろう。
ススキ、アケビの実、ミズヒキの花などを見て、林道に入る。ツクツクボウシ、アプラゼミの最後?声を聞き、シュウブンソウ、マツカゼソウの花を見て、9時54分三ツ石へ。ノササゲ、トンボソウ、ツルニンジンの花を見、ドーム型のクモの巣のアシナガサラグモを観察して、11時12分白浜着。途中、平日ながら12名の散歩・ハイカーに会う。白浜では、持ち込みボートの男女に会い、散歩?訓練?中のドーベルマンに盛んに吠えられた。11時22分林道から山道に入る。8月の観察時にはこの地点の林道が以前の豪雨でひどく抉られた状態だったが、完全に修復されていた。震災慰霊碑の階段脇のモミジガサの花に、ガの仲間( シロオビクロナミシャク)が10匹(頭)以上群がっているのを観察、百貫ノ鼻までに5名のハイカーと会う。今日は人が多い。真田浜手前の沢が増水で崩れが広がったようで歩きにくい。真田浜12時22分着、昼食を取る。クルーザーで水上スキーを饗する男女が、真田浜の沖合を何度も行き来していた。後でVC所長に聞いたら、芦ノ湖は日本の水上スキー発祥の地とのこと。真田浜先の沢の橋が、中間の支え柱が1本となっており、傾き老朽化、架け替えが必要と思われる。この先の橋は昨年改修された。ハコネシロカネソウの先残り花、オトメアオイの花を見て、山道から13時53分林道に入る。亀ヶ崎でアカガシの実のついた落とし枝に、ムササビの食痕、ハイイロチョッキリの産卵痕を確認し、鹿わなの設置表示( わなとは一言も書いてないが・・ )を数カ所確認して、15時深良水門に着く。水深表示は2・2m。マルバハギの群落、シロバナイナモリソウの咲き残りを見て、10人のラ ンナー集団に追い抜かれながら、16時4分キャンプ場到着。夕方に降られるかなと思われたが、天気に恵まれ気持ちの良い自然情報収集行で、出会った人数は計29名、自分としては最大数であった。

○ 観察したクモ類 ○
アシナガサラグモ、イシサワオニグモ、カラスゴミグモ、ギンメッキゴミグモ、スジアカハシリグモ、ジョロウグモ
○ その他観察したもの ○
アカガシ( カシノナガキクイムシの穿入孔とフラス、ムササビの食痕、ハイイロチョッキリの産卵痕と枝落とし)、ニッポンマイマイ( 陸貝類)、ミスジマイマイ( 陸貝類)

《本日のトップテン》
@イワツバメの大群Aシロオビクロナミシャク( モミジガサの花に群棲 )BニッポンマイマイCナガエオオカモメヅルDシュウブンソウEマルバハギ&ヤマハギFユウガギクGノササゲHヒメシロネハイイロチョッキリ( アカガシドングリへ産卵 ・ 小枝落とし )

○ 観察した主な植物 ○
【 蕾と花と果実を観察 】
バライチゴ
【 蕾と果実を観察 】
アセビ
【 蕾と花を観察した植物 】
アズマヤマアザミ、タイアザミ、ツルニンジン、ツルリンドウ、ノコンギク、ノササゲ、ホトトギス
【 花を観察した植物 】
アカソ、アカネ、イタドリ、イヌガラシ、イヌゴマ、イヌタデ、イヌトウバナ、イノコヅチ、オオイヌタデ、オオバコ、オオバノトンボソウ、オトコエシ、オトメアオイ、オニノゲシ、キバナガンクビソウ、ケツユクサ、ゲンノショウコ、シュウブンソウ、シロバナイナモリソウ、シロヨメナ、ススキ、タマアジサイ、ツユクサ、ツリフネソウ、ツルマメ、ネジバナ、ノコンギク、ハコネシロカネソウ、ハナタデ、ヒメジョオン、ヒメジソ、ヒメシロネ、ヒメドコロ、ヒヨドリバナ、ベニバナゲンノショウコ、ヤブマメ、マルバハギ、ミズヒキ、ミゾソバ、ミツバ、ミヤマタニソバ、モミジガサ、ヤマハギ、ヤマホトトギス、ヤブラン、ユウガギク、ヨモギ、リョウブ
【 花と果実を観察 】
オニドコロ、キンミズヒキ、コバギボウシ、ダイコンソウ、タマアジサイ、トンボソウ、ナガエオオカモメヅル、ヘクソカズラ、ホオズキ、マツカゼソウ、ヤマホタルブクロ、ヤマホロシ
【 果実を観察した植物 】
アケビ、イヌザンショウ、イヌシデ、ウバユリ、エビガライチゴ、オオバヤシャブシ、オカトラノオ、キブシ、クリ、チカラシバ、ツルシキミ、ツルニンジン、ホソバテンナンショウ、ヌスビトハギ、ノイバラ、ノブキ、ヒメキンミズヒキ、ミズタマソウ、ミツバアケビ、メギ、ヤマノイモ、ヤマボウシ、ヤマユリ       ○ 観察した野鳥類 ○
【 姿を観察した野鳥類 】

アオサギ、アヒル、イワツバメ、ガビチョウ、カルガモ、ソウシチョウ、ツバメ、ドバト、ヤマガラ
【 声を確認した野鳥類 】
カケス、カワウ、ヒヨドリ
○ 観察した昆虫類 ○
アオモンイトトンボ、アサマイチモンジ、アブラゼミ( 声)、イチモンジセセリ、ウスバキトンボ、オオハナアブ、カマドウマ、キタキチョウ、キンモンガ、コバネイナゴ、アサギマダラ、シオカラトンボ、シロオビクロナミシャク、スジグロシロチョウ、ダイミョウセセリの幼虫、ツクツクボウシ( 声)、トラマルハナバチ、ヒトツメカギバ、ベッコウハゴロモ、ホシベッコウカギバ、ミヤマアカネ、ミヤマカラスアゲハ、ヤマイモハムシ、ヤマトシリアゲ

2020.08.05(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温26℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「ウバユリ」を観察              ○ コース :( 通行可能区間 )箱根町港〜白浜、VC〜湖尻水門

昨年10月の台風19号被害での一部区間通行止めが6月末に解除されてから、初めての自然情報収集になります。9時に箱根町港を出発、駐車場の車の下ではネコが数匹涼んでいました。毎年この時期はヤマユリが楽しみですが、今年はやや盛りが過ぎた感じで、株数も少なく残念でした。その代わり、ウバユリが花盛りでした。また、今年もトンボソウが多く見られ、オオバノトンボソウも数株確認できました。2日後が立秋ということもあり、ヤマホトトギスやマツカゼソウも咲き始めており、気温はまだ高いですが、秋の訪れも感じました。また、今年もナラ枯れ被害が拡大しており、今年はミズキやイヌシデといった、ブナ科以外の樹木でも確認できました。台風被害での崩落個所は大きく3か所あり、きれいに復旧されていました。先月の長雨の影響で、芦ノ湖の水面が高く、湖尻水門での放流がされている様子を確認。15時32分にキャンプ村へ到着し、約10か月ぶりの芦ノ湖西岸コースの自然情報収集を終了しました。


○ 観察した昆虫類 〇
ウスバキトンボ、オオシオカラトンボ、オオヘリカメムシ幼虫、オニヤンマ、オバボタル、カラスアゲハ、キイロクビナガハムシ、キタキチョウ、キマワリ、キンモンガ、クマゼミ、コチャバネセセリ、ゴマダラカミキリ、シオカラトンボ、シロオビクロナミシャク、スジグロシロチョウ、スジコガネ、タケカレハの幼虫、タンザワフキバッタ、チャマダラエダシャク、トゲカメムシ、ニイニイゼミ、ハバチの幼虫、ヒメキマダラセセリ、メコガネ、ミヤマアカネ、ミヤマカラスアゲハ、ヤマキマダラヒカゲ、ヤマトシリアゲ、ユウマダラエダシャク、ヨツスジハナカミキリ
○ 観察したクモ類 〇
チュウガタシロカネグモ
○ 観察した爬虫類 〇
ニホントカゲ
○ 観察した菌類 〇
カエンタケ
○ その他観察した物 〇
テンの糞

《本日のトップテン》
@ウバユリ( 花盛り)Aトンボソウ、オオバノトンボソウ( 咲き始め)Bミヤマカラスアゲハ( 飛翔)Cコサメビタキ( 飛翔)Dエビガライチゴ( 食べ頃)Eクサアジサイ( 咲き終わり)Fヤマホトトギス( 咲き始め)Gキンモンガ( 飛翔)Hマツカゼソウ( 咲き始め)Iヌスビトハギ( 花盛り)

○ 観察した主な植物 ○
【 蕾を観察した植物 】
キッコウハグマ、テンニンソウ、フッキソウ、モミジガサ
【 蕾と花を観察した植物 】
イタドリ、コバギボウシ、タマアジサイ、ヒヨドリバナ
【 花を観察した植物 】
アカショウマ、イヌガラシ、イヌゴマ、イヌザンショウ、イヌタデ、イヌトウバナ、ウバユリ、ウマノミツバ、オオバギボウシ、オオバコ、オオバノトンボソウ、オカトラノオ、オトギリソウ、オトメアオイ、オニドコロ、キツネノボタン、キンミズヒキ、クサアジサイ、ケツユクサ、ゲンノショウコ、シシウド、シロバナイナモリソウ、セイタカアワダチソウ、タイアザミ、ダイコンソウ、タニタデ、チダケサシ、ツユクサ、トンボソウ、ナガエオオカモメヅル、ニガナ、ヌスビトハギ、ノブキ、ノリウツギ、ハキダメギク、ハコネシロカネソウ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジョオン、ヒメシロネ、マヒメドコロ、フジアカショウマ、ヘクソカズラ、マツカゼソウ、マルバハギ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミツバ、ミヤマタニソバ、ヤブハギ、ヤマキツネノボタン、ヤマジオウ、ヤマノイモ、ヤマホタルブクロ、ヤマホトトギス、ヤマユリ、リョウブ
【 花と果実を観察した植物 】
ウツボグサ、バライチゴ
【 果実を観察した植物 】
アセビ、アブラチャン、イヌシデ、イノコヅチ、ウツギ、エビガライチゴ、キブシ、クロモジ、コアジサイ、サルトリイバラ、ソウシシヨウニンジン、ツリバナ、ツルシキミ、ナワシロイチゴ、ヌマトラノオ、ノイバラ、ノブドウ、ハナイカダ、ヘビイチゴ、ホオズキ、ホソバコガク、ホソバテンナンショウ、ミズキ、ヤマアジサイ、ヤマウコギ、ヤマボウシ
〇ナラ枯れ被害を観察した樹木〇
アカガシ、イヌシデ、ウワミズザクラ?、ミズキ、ミズナラ
○ 観察した野鳥類 〇
【 姿を観察したもの 】
アオサギ、オオタカ、カワウ、コサメビタキ、ソウシチョウ、ツバメ、トビ、ハクセキレイ、ヒヨドリ
【 声を観察したもの 】
ガビチョウ、ホトトギス

2020.01.15(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温10℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「カンムリカイツブリ」を観察              ○ コース :( 通行可能区間 )箱根町港〜白浜、VC〜湖尻水門

昨夜の降雪が心配されましたが積雪はなく、日陰のハイキングコースに、わずかな名残りがある程度でした。この時期なので野鳥が主体となりました。箱根町港の川の流れ込みの橋の手摺にアオサギが止まっていました。3メートル近くに寄っても逃げる様子がありません。餌付けされているのでしょうか?その流れ込みにオオバンに交じって2匹のカモの仲間がいましたが、その時は種を特定できませんでした( オオバンより小さいです。その後関係者に確認し、キンクロハジロの幼鳥と分かりました)。カンムリカイツブリが各所で潜水をしたり、群れになって休んでいたりと目立ちました。白浜にあるネコヤナギ群落の冬芽の頂芽は、ほとんどをニホンジカに食べられていました。しかし側芽は無事でした。後半の湖尻水門へ向かう行程では,ウソやジョウビタキなどを観察出来ました。

《本日のトップテン》
@カンムリカイツブリAアオサギBカワセミCヒノキゴケDオオカサゴケEサルトリイバラFニホンジカのネコヤナギ食痕GウソHトビIジョウビタキ

〇 観察した主な植物 〇
【 花を観察した植物 】
アセビ、ヤブツバキ
【 果実を観察した植物 】
アカミヤドリギ、イタドリ、サルトリイバラ、スイカズラ、ツルリンドウ、ノイバラ、マサキ、ヤドリギ
【 蕾を観察した植物 】
アセビ、オニシバリ、ツルシキミ
【 その他 植物した植物 】
オオカサゴケ(蘚苔類)、ヒノキゴケ(蘚苔類)
〇 観察した主な鳥類 〇
アオサギ、アカハラ、ウソ、オオバン、カイツブリ、カワウ、カワセミ、カンムリカイツブリ、キジバト、キンクロハジロ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、スズメ、セグロセキレイ、ソウシチョウ、ダイサギ、トビ、ヒヨドリ、ホオジロ
○ その他観察した生物 ○
フユシャク(ガ)の仲間(昆虫)、ニホンジカの食痕(ネコヤナギの頂芽を食べつくす)

2019.12.11(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温10℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「ヤマホロシ」を観察                   ○ コース :箱根町港〜白浜〜箱根ふれあいの森〜箱根町港、VC〜湖尻水門〜桃源台駅〜VC

台風19号の影響で、湖尻水門〜白浜が通行止めとなっているため、箱根町港〜白浜とVC〜湖尻水門で実施した。今月からは芦川入口〜白浜が開通したので、二ヶ月ぶりに白浜まで行けることになった。出発地点箱根町港では、ヤドリギに実が付いていた。水鳥は、オオバンとホシハジロを間近で見ることが出来、富士山もくっきりと見えていた。三ツ石までの区間では、秋の残り花がまだ多く残り、果実としては、スイカズラとヤマホロシが目立っていた。三ツ石〜白浜では、台風19号の爪痕である土砂崩れの痕が2カ所ほどあった。目立ったものは、ツルシキミ、サルトリイバラの果実、また、アオジが道端を散歩していた。白浜では水鳥を期待していたが、15日からの禁漁日直前ということもあり、釣り人が多く、全く見ることが出来なかった。白浜付近では芦ノ湖の水が溢れたのでしょうか、道がヘドロで泥濘んでおり、また、普段から通行止めになっている林道が、水でえぐられて川になっていた跡がくっきりと残っていた。この近辺ではツルリンドウとヒノキゴケが目立っていた。また白浜のネコヤナギには冬芽が付いていた。折り返して今度は箱根ふれあいの森経由で箱根町港へ戻る。箱根ふれあいの森では、体長1メートル以上はあるヤマカガシが歩いていて驚いた。カケスの姿や富士山の見えない展望台へ行ったり、ミツマタの蕾を見つけて芦川入口に戻る。芦川集落を歩いていると、道端にオオイヌノフグリが咲いているのを見つけて箱根町港に戻った。午後はVCから湖尻水門へ水鳥観察目的で行ってきた。途中のつどいの原っぱでウソの群れがいた。今年初なので嬉しかった。水鳥の方はここでも釣り人が多くまばらにしか見ることが出来なかった。中でもキンクロハジロが目立っていた感じだった。キャンプ村でアセビの花が咲いているのを見つけた程度の収穫でVCへ戻った。ウソとアオジを見つけたことと、キャンプ村の早咲きのアセビを見つけたので、冬の到来を感じた観察会でした。

○観察した主な植物○       
【花を観察した植物 】
アセビ、オオイヌノフグリ、タイアザミ、ダイコンソウ、ツルシキミ、ノコンギク、ハキダメギク、ヤブツバキ、リュウノウギク
【 蕾を観察した植物 】
アセビ、オニシバリ、ツルシキミ、ミツマタ
【 果実を観察した植物 】
アカミヤドリギ、イタドリ、イヌツゲ、サルトリイバラ、スイカズラ、ススキ、セイタカアワダチソウ、センニンソウ、ツルリンドウ、ナギナタコウジュ、ノイバラ、ノブドウ、ホソバテンナンショウ、ホトトギス、マツカゼソウ、ヤドリギ、ヤマホロシ
【 観察したコケ類 】
ヒノキゴケ
○ 姿を見た野鳥類 ○
アオジ、アカウソ、アヒル、ウソ、オオバン、カケス、カルガモ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、トビ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホシハジロ、メジロ
○ 観察した爬虫類 ○
ヤマカガシ


《 本日のトップテン 》
@ウソ(飛翔)Aアオジ( 歩行)Bヤマカガシ( 歩行)Cツルリンドウ( 果実)Dアセビ( 一部開花)Eオオイヌノフグリ( 花盛り)Fヤドリギ・アカミヤドリギ( 果実)Gヤマホロシ( 果実)Hキンクロハジロ( 浮遊)Iミツマタ( 蕾)

2019.11.17(日) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温10℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「リンドウ」を観察                 

台風19号の被害で、西岸遊歩道は通行止めとなり、当分、他の被害の復旧に較べ優先度が低く、かなりな期間を要するとのことである。今回は、午前中は元箱根から「 やすらぎの森 」経由で西岸途中のトイレまで、一端VSに戻り午後VCから湖尻水門までの自然情報収集を実施した。早朝、VSに向かう途中、箱根園前後で車から芦ノ湖水面が朝霧に覆われ対岸西岸山並みがその先に浮かび、まるで霧の湖のような珍しい?風景(私にとっては!)だったが、その霧もすっかり晴れ、8時45分元箱根無料駐車場を出発、水面に多数のオオバンの群れを見ながら恩賜公園に向かう。さすが休日、車が多い、登山鉄道やバスが不通のためか。ハクセキレイ、ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ、アセビの蕾、ウバユリの実を見ながら200段の階段を上がり、リンドウの花を見て恩賜公園展望台へ。優麗な冬の富士を見て、ヒノキゴケ、オオカサゴケ、ウラベニシャゴケ( いずれも表示板にて確認! )、センブリの花を多数確認、関所がタダで通れないことがわかり、道路経由で10時36分、箱根港駐車場へ。スズメ、ハシブトカラス、アヒル、カルガモ、アオサギ、ネコを見ながら、やすらぎの森 芦川入口に向かう。セイタカアワダチソウの残り花、ノブドウ、スイカズラ、ツルリンドウの実を見ながら、やすらぎの森を通って西岸林道脇のトイレに11時20分着。戻りは森経由で国道に向かう。途中多数のモミジガサの実を見て、ベニマシコの囀りを聞きながら国道へ。ツリフネソウ、ヤマホタルブクロの花を見ながら箱根港へ。元箱根駐車場に戻り、一旦VSに戻って昼食。午後13時24分より、VCから園地、キャンプ場湖面際の遊歩道経由で湖尻水門まで、情報収集を行う。センブリの花と実、ツルリンドウの実、シロヨメナ咲終わりの群落、オオバン、ホシハジロ、カンムリカイツブリ、リュウノウギク、リンドウを観察してVCに戻り、14時50分終了。

○観察した主な植物○       
【花を観察した植物 】

イタドリ、キッコウハグマ、ゲンノショウコ、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ、センニンソウ、センブリ、タイアザミ、ダイコンソウ、タマアジサイ、ツリフネソウ、ツルリンドウ、ノコンギク、ハキダメギク、ホトトギス、マツカゼソウ、ヤマホタルブクロ、リュウノウギク、リンドウ
【 つぼみを観察した植物 】
アセビ、ツルシキミ
【 実を観察した植物 】
ウバユリ、キッコウハグマ、ゲンノショウコ、サルトリイバラ、シュウブンソウ、スイカズラ、ススキ、センブリ、ツチアケビ、ツルシキミ、ツルリンドウ、ノブドウ、ハナタデ、ホトトギス、マツカゼソウ、ミズヒキ、モミジガサ
【 観察した地衣類 】
ウラベニシャゴケ、オオカサゴケ、ヒノキゴケ、マルバハネゴケ
○ 観察した野鳥類 ○
アオサギ、アヒル、オオバン、カルガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、シジュウカラ、ジョウビタキ、スズメ、トビ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトカラス、ヒドリガモ、ヒヨドリ、ベニマシコ、ホシハジロ、メジロ、ヤマガラ
《 本日のトップテン 》
@オオバン、Aヒノキゴケ、Bベニマシコ、Cキッコウハグマ、Dジョウビタキ、Eリンドウ、Fホシハジロ、Gツルリンドウ、H紅葉、I富士山

2019.10.04(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温18℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「シロヨメナ」を観察                 


 外国人観光客で賑わっている箱根町港を8時45分に出発。富士山が見えなかったのが残念でした。白浜までは主にタデ科とキク科の植物が多く観察できました。見るものも非常に多く、白浜到着が11時10分と想定時間を大幅に遅れていましたが、この先は回復運転を行い、前回と同じダイヤに乗ることが出来ました。昼食場所の真田浜では3組7名のハイカーで賑わっていました。真田浜から先はナラ枯れのミズナラの根元にカエンタケの小さな群落がありました。ハコネシロカネソウもまだ一輪だけ咲いてもいました。深良水門の先には山の斜面一面に広がるシロヨメナの大群落があり、一日の疲れが飛んでいくほど感動しました。キャンプ村到着は15時42分と先月より若干早かったです。芦ノ湖からの風が肌寒く感じましたが、一日中天候に恵まれ、楽しい自然情報収集になりました。出会ったハイカー20名。

○ 観察した野鳥類 ○
カケス、カルガモ、カワウ、コゲラ、シジュウカラ、ソウシチョウ、トビ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ
○ 観察した昆虫類 ○
ウスバキトンボ、ウラナミシジミ、オオマルハナバチ、キンハラナガツチバチ、コバネイナゴ、タンザワフキバッタ、チャバネアオカメムシ、トラマルハナバチ、ニホンミツバチ、ヒカゲチョウ、ホシホウジャク
○ 観察した生物 ○
【クモ】
イシサワオニグモ、コクサグモ、ジョロウグモ、ナガコガネグモ、ヤマシロオニグモ
【両生類】アズマヒキガエル、ヤマアカガエル
【カニ】サワガニ
○ その他観察した物 ○
シカ角研ぎ跡 ( ヒノキ )


《 本日のトップテン 》
@シロヨメナAノコンギクBアキノキリンソウCアケボノソウDヤマトリカブトEイヌヤマハッカFコウヤボウキGイシサワオニグモHサワガニIカエンタケ

○観察した主な植物○       
【花を観察した植物 】

アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アケボノソウ、アメリカセンダングサ、イヌコウジュ、イヌタデ、イヌトウバナ、イヌヤマハッカ、エゴマ、オトメアオイ、ガンクビソウ、ケツユクサ、ゲンノショウコ、コウヤボウキ、コフウロ、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ、センニンソウ、タイアザミ、タマアジサイ、ツリフネソウ、ツルニンジン、テンニンソウ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、ハキダメギク、ハコネアザミ、ハコネシロカネソウ、ハナタデ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジョオン、ヒメドコロ、ホトトギス、ボントクタデ、ミゾソバ、ミヤマタニソバ、モミジガサ、ヤクシソウ、ヤブマメ、ヤマトリカブト、ユウガギク、リュウノウギク
【 蕾を観察した植物 】
アセビ、キッコウハグマ、キブシ、ツルシキミ、ミツマタ
【 実を観察した植物 】
アカネ、アカメガシワ、アブラチャン、イタドリ、イヌシデ、ウド、ウバユリ、オオバギボウシ、オオバコ、オトコエシ、オニドコロ、ガマズミ、キンミズヒキ、コアジサイ、シュウブンソウ、スイカズラ、ススキ、ダイコンソウ、タテヤマギク、チカラシバ、ツチアケビ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルリンドウ、トンボソウ、ヌスビトハギ、ノイバラ、ノササゲ、ノブキ、ノブドウ、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ、ホウチャクソウ、ホオズキ、ホソバテンナンショウ、マツカゼソウ、ミズヒキ、ミツバアケビ、メギ、ヤマボウシ、ヤマホトトギス
【 葉を観察した植物 】
オオバウマノスズクサ、オニシバリ、カヤラン
○ 観察したシダ類 ○
ウラジロ、シシガシラ、ノキシノブ、ヒメノキシノブ、リョウメンシダ
○ 観察した菌類 ○
カエンタケ

2019.09.04(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温22℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「タマアジサイ」を観察                 


 暑かった夏を越えて涼しく感じる朝でした。出発してすぐに芦ノ湖の水面を覗いていたら、ガマの穂越しにラージマウスバス( いわゆるブラックバス )を見つけました。芦ノ湖はブラックバスが日本で最初に棲息した湖です。今から94年前の大正14年( 1925年 )に実業家の赤星鉄馬氏によって放流されました。当時、外来生物はニジマスなどの様に利用し歓迎される生きものでした。しかし今では特定外来生物に指定されるほどです。生きものそのものより、それを巡る人間側の利害によって翻弄されています。遊歩道ではトンボソウが目立ちました。所によっては群落を形成していました。秋の七草のハギやススキ、ユウガギク、ノコンギクなど野菊が咲き始めて秋を感じました。カシノナガキクイムシによる食害( いわゆるナラ枯れ )が今まで以上に目立ちました。以前はミズナラだけでしたが今回はアカガシにも被害が及んでいました。
芦ノ湖キャンプ村15時55分到着。出会ったハイカー 11名。

○観察した主な昆虫○
アオオサムシ、イチモンジセセリ、ウスバキトンボ、オオマルハナバチ、キイロスズメバチ、クチブトカメムシの仲間、キタキチョウ、クロウリハムシ、シロオビナミシャク、シロテンハナムグリ、スジグロシロチョウ、タンザワフキバッタ、トラマルハナバチ、マメコガネ、ヤマトシリアゲ
○その他の生きもの○
オオヒメグモ( クモ類)、オニグモの仲間(クモ類)、ジョロウグモ(クモ類)、ウグイ( 魚類)、ラージマウスバス( 魚類)、テンの糞( 哺乳類)、イグチの仲間( 菌類)

《 本日のトップテン 》
@トンボソウ( 花、群落)Aモミジガサ( 花)Bヤマホロシ(
花)Cツルニンジン( 花)Dツルリンドウ( 花)Eマルバハギ( 花)Fユウガギク( 花)Gツチアゲビ( 果実)Hハコネアザミ(
花)Iアブラチャン( 果実)

○観察した主な植物○       
【花を観察した植物 】

アカソ、アカネ、アキノタムラソウ、イタドリ、イヌコウジュ、イヌゴマ、イヌトウバナ、ウド、オオバコ、オカトラノオ、オトギリソウ、オトメアオイ、オニドコロ、オミナエシ、キツネノボタン、キバナガンクビソウ、キンミズヒキ、クサギ、ケチヂミザサ、ケツユクサ、ゲンノショウコ、コオニユリ、ゴショミズヒキ、シュウブンソウ、シラヤマギク、シロバナイナモリソウ、シロヨメナ、ススキ、セイタカアワダチソウ、セリ、センニンソウ、タイアザミ、ダイコンソウ、タテヤマギク、タラノキ、ツリフネソウ、ツルニガクサ、ツルニンジン、ツルリンドウ、トンボソウ、ナガバヤブマオ、ニガナ、ヌスビトハギ、ハコネアザミ、ハコネシロカネソウ、ヒナタイノコヅチ、ヒメキンミズヒキ、ヒメドコロ、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ、ベニバナゲンノショウコ、ホトトギス、マツカゼソウ、マルバハギ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミゾソバ、ミツバ、ミヤマイボタ、ミヤマタニソバ、メマツヨイグサ、モミジガサ、ヤマトウバナ、ヤマノイモ、ヤマハギ、ヤマハッカ、ヤマホタルブクロ、ヤマホトトギス、ヤマホロシ、ユウガギク、ユウゲショウ、ヨモギ
【 果実を観察した植物】
アカメガシワ、アブラチャン、イグサの仲間、イヌシデ、ウツボグサ、ウバユリ、ガマ、キバナノカワラマツバ、サルナシ、シキミ、タケニグサ、ツチアケビ、ツルシキミ、ナワシロイチゴ、ニガナ、ヌマトラノオ、ノイバラ、ノブドウ、フタリシズカ、ホウチャクソウ、ホオノキ、ホソバテンナンショウ、ミツバアケビ、ヤマジオウ、ヤマボウシ
【 蕾を観察した植物】
キッコウハグマ、ツルニンジン、ヤブタバコ
【 その他の植物】
アカガシ・ミズナラ( カシノナガキクイムシによる食害)、ツタウルシ( 紅葉)
〇観察した主な鳥類〇
アオサギ、カワウ、キジバト、スズメ、ソウシチョウ、ツバメ、トビ、ハクセキレイ

2019.08.07(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温24℃
○ 参加者:6名 ( PV4名VC2名)
○ 観察テーマ:「タマアジサイ」を観察                 


 箱根港 8時30分、ビジターさんの女性2人にPVフルメンバー4人、計6人で、いつもより30分早く出発。花盛りのダイコンソウ、ヤマユリを見ながら林道に入り、三ツ石へ。多数のウバユリを見ながら、ギンナガゴミグモのきれいなクモの巣に感嘆、オオバウマノスズクサに多数のジャコウアゲハ幼虫を見てトイレへ。裏の池で、カワニナ、オニヤンマのヤゴと成虫、オオシオカラトンボ、ササグモを観察して、10時40分白浜へ。水量多く、浜がかなり狭くなっていた。
No157〜8間の道ふさぎの倒木を跨いで進むと、ナラ枯れのミズナラの樹液に多数のミヤマクワガタが集まっているのを発見、その先数10メートル間に計5本のナラ枯れがあった。湧き水、水温13度。リスの落下巣、アサギマダラを見て、12時百貫ノ鼻へ。クサアジサイの花を確認して、12時30分真田浜へ、昼食して13時出発。またナラ枯れを発見、途中の今にも足を踏み抜きそうだった橋が新しく付け替えられているのを確認して、立岩へ。数株のハコネシロカネソウを見て、すれ違った林野庁の人にナラ枯れ状況を説明し、14時15分林道終点に入る。亀ヶ崎手前で緑色のきれいなアサギマダラの蛹を、亀ヶ崎の先でナラ枯れを見て15時5分深良水門着。水深は表示柱で2・28m。
林道沿いの多数のナラ枯れを見ながら、ヤマホトトギス、ツチアケビ、ユウガギクを観察して、15時55分キャプ村帰着。
出会ったハイカー 20名

○ その他観察したもの ○
【 クモ類 】

オオヒメグモ、カラスゴミグ、ギンナガゴミグモ、ササグモ、ヤマオニグモ
【 両生類 】
アズマヒキガエル、ヤマアカガエル
【 貝類 】
カワニナ、ヒダリマキマイマイ
【 その他 】
リスの落下巣

《 本日のトップテン 》
@アサギマダラ( 蛹と成虫)AクサアジサイBオニヤンマ( ヤゴと成虫)CヤマユリDダイコンソウEミヤマクワガタFキカラスウリGヤマアカガエルHギンナガゴミグモIヤマホトトギス

○観察した主な植物○       
【花を観察した植物 】
アカソ、アキノタムラソウ、イヌゴマ、イワタバコ、ウツボグサ、ウバユリ、ウマノミツバ、オオバギ、ボオシ、オカトラノオ、オトギリソウ、オトコエシ、オトメアオイ、オニドコロ、キカラスウリ、キンミズヒキ、クサアジサイ、ゲンノショウコ、コバギボウシ、コボタンヅル、シロバナイナモリソウ、セリ、センニンソウ、タイアザミ、ダイコンソウ、タケニグサ、タテヤマギク、タマアジサイ、チダケサシ、ツチアケビ、ツユクサ、ツルニガナ、ナガエオオカモメヅル、ナツノタムラソウ、ニガナ、ヌスビトハギ、ヌマトラノオ、ノブキ、ノブドウ、ノリウツギ、ハキダメギク、ハギ、ハコネシダ、ハコネシロカネソウ、バライチゴ、ヒメキンミズヒキ、ヒメドコロ、ヒメジソ、ヒメヤブラン、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ、ベニバナゲンノショウコ、マツカゼソウ、マルバハギ、ミズヒキ、ムラサキツユクサ、ヤマキツネノボタン、ヤマトウバナ、ヤマホトトギス、ヤマホタルブクロ、ヤマブキ、ヤマユリ、ユウガギク、リョウブ
【 つぼみを観察した植物 】
イノコズチ、カモメヅル、キッコウハグマ、トンボソウ、フッキソウ、モミジガサ【 【実を観察した植物 】
アブラチャン、アセビ、ガマズミ、クサレダマ、サルトリイバラ、ソウシヨウニンジン、タケニグサ、ツルシキミ、トチバニンジン、ナワシロイチゴ、コバノフユイチゴ、ホソバコガク、ホソバテンナンショウ、ミツバアケビ、ムラサキニガナ、ヤマウコギ
○ 観察した主な鳥類 ○
カケス、ガビチョウ、カワウ、カワセミ、キジバト、スズメ、ソウシチョウ、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ

○ 観察した昆虫類 ○
アサギマダラ(蛹、成虫)、アシナガバチ仲間、エサキモンキツノカメムシ、オオシオカラトンボ、オニヤンマ(幼虫、成虫)、カラスアゲハ、キマダラセセリ、キンモンガ、クロアゲハ、クワゴマダラヒトリ(幼虫)、コオニヤンマ、サトキマダラヒカゲ、ジャコウアゲハ(幼
虫、成虫)、スミナガシ、セスジツユムシ、ダイミョウセセリ、ナガサキアゲハ、ノコギリカミキリ、ヒカゲチョウヒグラシ、ヒメキマダラセセリ、フキバッタ仲間、フクラスズメ(幼虫)、ホシヒメホウジャク、ホソバセセリ、マメコガネ、ミヤマクワガタ、ムネアカクロジョウカイ、ヤマトシリアゲ

2019.07.14(日) 芦ノ湖西岸生情報
天候:小雨〜曇り 気温18℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「タマアジサイ」を観察                 〇 観察コース:湖尻〜亀ヶ崎付近往復


 天気予報では豪雨でしたが、当日は傘が不要な程度の小雨でしたが、危険回避のため、コース短縮で実施を決定しました。
VCを8時37分、湖尻は8時52分に出発しました。キビタキの心地よい囀りを聞きながら、例年とは異なる場所で多数のツチアケビを観察しました。コース全般に渡ってケキツネノボタン、ドクダミ、ヤマアジサイが花盛りでした。野鳥類はカルガモ親子に心癒やされ、相変わらず元気いっぱいなガビチョウとソウシチョウ、遠くからはアオバトの声が聞こえていました。10時43分に折り返し地点到着です。この頃には雨は上がっていました。5分ほど休憩して、VCへ向け出発しました。往路で見逃していた植物が多かったことを実感しました。最後にアオゲラが登場して心和みました。天候不順ではありましたが、多くの野鳥類を観察できました。昆虫類は観察できませんでした。
VC着12時30分。
出会ったハイカー 2名

《 本日のトップテン 》
@ヤマアジサイ( 花)Aアオゲラ( 飛翔)Bツチアケビ( 花)Cフタリシズカ( 果実)Dキビタキ( 囀り)Eオオバジャノヒゲ( 花)Fケキツネノボタン( 花)Gヤマボウシ( 花)Hイヌシデ( 果実)Iシカの骨( 角が切られていた)

○観察した主な植物○       
【 花を観察した植物 】
イタドリ、ウド、ウマノミツバ、オオバコ、オオバジャノヒゲ、ケキツネノボタン、シロバナイナモリソウ、チダケサシ、ツチアケビ、ドクダミ、ネジバナ、ノイバラ、ノリウツギ、ヒメシャラ、ヒメジョオン、ミヤマタニソバ、ヤマアジサイ、ヤマホタルブクロ
【 果実を観察した植物 】
アセビ、イヌシデ、オオバウマノスズクサ、カヤラン、キンラン、ツルアジサイ、ナワシロイチゴ、フジ、フタリシズカ、ヘビイチゴ、ホオノキ、ホソバテンナンショウ、ヤマグワ、リョウブ
【 蕾を観察した植物 】
ウバユリ、タマアジサイ、ヤマユリ、ミズヒキ
【 葉を観察した植物 】
ツタウルシ
【 観察したシダ類 】
ノキシノブ、ヒメノキシノブ
〇 観察した野鳥類 〇
【 声を聴いたもの 】
アオバト、ウグイス、キビタキ、シジュウカラ、ソウシチョウ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ホトトギス
【 姿を観察した野鳥類 】
カルガモ(親子)、ツバメ
【 声と姿を観察したもの 】
アオゲラ、ガビチョウ、ヒヨドリ、メジロ
〇 その他観察した物 〇
シカの骨(頭部)、シカ角研ぎの跡

2019.06.12(日) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温11℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「オオバウマノスズクサ」を観察

 6月にしては涼しい朝。風よけを羽織りました。コース全般に咲いている花も出会う昆虫も多く、白浜手前のトイレに着いたのが11時ごろと非常にスローペース。今日はジャコウアゲハデーでした。
開始早々にオオバウマノスズクサの葉裏に卵を見つけ、道中も所々で成虫が舞っていました。圧巻は亀ヶ崎近くのエゴノキの大木。満開の花々を見上げると20匹を超すジャコウアゲハが蜜を吸いに来ていました。食べごろのモミジイチゴの果実もあちこちに。最後に私としては初めてニホンベニコメツキに出会えて大いに満足の自然情報収集でした。芦ノ湖キャンプ村16時50分到着。出会ったハイカー 6名。

○ 観察した野鳥類 ○
ウグイス声、ウグイス落下巣・卵あり、カケス声、ガビチョウ声、カルガモ、キジバト声、コジュケイ声、スズメ、セグロセキレイ、ソウシチョウ、ツバメ、ドバト、トビ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ声、ミソサザイ声
○ 観察した主な昆虫 ○
アオハナムグリ、アオハムシダマシ、アサギマダラ、アシナガムシヒキ、ウスキツバメエダシャク、オオゴマダラエダシャク、オトシブミ揺籃、カクモンヒトリ、カシルリオトシブミ、キイロアシナガコガネ、キクビアオハムシ、キシャチホコ、キドクガ、キンモンガ、クシヒゲベニボタル、クロアゲハ、コマルハナバチ、シダコブアブラムシ、ジャコウアゲハと卵、ジョウカイボン、シロジュウシテントウ、セボシジョウカイ、ドロハマキチョッキリ揺籃、ニホンベニコメツキ、ヒメシロコブゾウムシ、ヒメバチの仲間、ビロードナミシャク、フタホシオオノミハムシ、ホシオビコケガ、モンカゲロウ、ヤマトシリアゲ、ユウマダラエダシャク

《 本日のトップテン 》
@ジャコウアゲハ(卵、成虫)Aモミジイチゴ(果実)Bコアジサイ(花)Cニシキウツギ(花)Dユキノシタ(花)Eアオハムシダマシ(昆虫)Fタンナサワフタギ(花)Gニホンベニコメツキ(昆虫)Hノイバラ(花・香)Iヘビイチゴ(果実)

○観察した主な植物○       【蕾を観察した植物】        イタチハギ、イヌツゲ、イボタノキ、ウツギ、クマノミズキ、テリハノイバラ、トチバニンジン、ムラサキシキブ、ヤマアジサイ、ヤマユリ           【花を観察した植物】        オトメアオイ、ウツギ、ウワバミソウ、エゴノキ、オオバウマノスズクサ、オニタビラコ、ガマズミ、キショウブ、キツネノボタン、クルマムグラ、ケキツネノボタン、コアジサイ、コゴメウツギ、コナスビ、コモチマンネングサ、サルナシ、サワギク、シロツメクサ、スイカズラ、タンナサワフタギ、ツルアジサイ、ドクダミ、ナルコユリ、ナワシロイチゴ、ニガナ、ニシキウツギ、ノイバラ、ハコネシロカネソウ、ハルジオン、ハンショウヅル、フタバアオイ、フタリシズカ、フランスギク、ホオノキ、ホソバテンナンショウ、マユミ、マルバウツギ、マルバフユイチゴ、ミツバウツギ、ヤマウコギ、ヤマサギゴケ、ヤマツツジ、ヤマトウバナ、ヤマボウシ、ユウゲショウ、ユキノシタ、ヨツバムグラ、ランヨウアオイ
【 果実を観察した植物 】
アセビ、カヤラン、キブシ、キンラン、クマイチゴ、コチャルメルソウ、サルトリイバラ、ツルシキミ、ハナイカダ、ヘビイチゴ、マメザクラ、ムラサキケマン、モミジイチゴ、ヤマグワ
【 その他観察した植物 】
シシガシラ、ヒメノキシノブ、リョウメンシダ                   ○観察した哺乳類○
ニホンジカ食痕、ハクビシン糞
〇 その他観察した物 ○
ケヤキハフクロフシ(虫こぶ)、クサグモ、ゴミグモ、ホウライタケの仲間(キノコ

2019.05.12(日) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温17℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「トウゴクミツバツツ」を観察

 箱根港8時55分、初めての休日実施、車満杯の駐車場を春霞の中出発。いつものビジター無しPV3名行は変わらないが、Sさんの代わりにKS会長の参加となった。トビ、モズ、ミソサザイの声を聞きながら9時24分林道に入る。八重桜、ホオノキ、モミジイチゴ、ニョイスミレ、ホウチャクソウの花を見ながら、9時50分三ツ石へ。タニギキョウ、ヤマツツジを見、ウグイスとカケスの声を聞きながら、実になったネコヤナギの中、休日で釣り客の多い白浜に10時54分着。水温21度。咲き終わりのマメザクラ、ランヨウアオイの花を見ながら、11時10分林道から遊歩道へ。トウゴクミツバツツジの花に囲まれて、11時35分箒ヶ鼻へ。ヨゴレネコノメ、コチャルネルソウ、湧き水温度11度を確認して12時6分百貫ノ鼻。ヤマルリソウを見て、12時30分真田浜着。真田浜ではボートで来ていた釣り客?二人が、エンジン付きのラジコン模型ボートを轟音を立てて操縦していた。
昼食後13時出発。立岩13時43分、満開のハコネシロカネソウ、スギのクラウンコールを見て、14時13分小杉ノ鼻へ。途中の浜でカワウ二羽を確認して、14時27分林道に出る。カヤランの可憐な花に感激、キンランの蕾を確認して、15時2分亀ヶ崎へ。ダンコウバイの実、ホトトギスの葉を確認して、15時25分深良水門着。水深は表示柱でいつもより、50センチ低い1・75m。ハナイカダ、クサボケを見ながら、15時57分キャプ村帰着。出会ったハイカー53名さすが日曜日です!

○ 観察した野鳥類 ○
アオサギ、アオバト、アカゲラ、ウグイス、カケス、ガビチョウ、カワウ、コゲラ、コジュケイ、シジュウカラ、スズメ、ソウシチョウ、ツバメ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ミソサザイ、モズ、ヤマガラ


《 本日のトップテン 》

@ハコネシロカネソウAヤマルリソウBタニギキョウCサルトリイバラDランヨウアオイEタチツボスミレFホウチャクソウGフタバアオイHカヤランIアケビ

○観察した主な植物○       【蕾を観察した植物】        キンラン、クルマバムグラ、コゴメウツギ、ハンショウヅル

【花を観察した植物】        アオキ、アケビ、ウワバミソウ、オオイヌノフグリ、オオモミジ、オニタビラコ、カキドオシ、カナウツギ、カヤラン、カントウタンポポ、ギボウシ、キランソウ、クサボケ、コチャルメルソウ、サラサドウダン、サルトリイバラ、シキミ、スノキ、スミレ、セイヨウキランソウ、セイヨウタンポポ、タチツボスミレ、タニギキョウ、ツクバネソウ、ツルシキミ、トウゴクミツバツツジ、ニョイスミレ、ハコネイトスゲ、ハコネグミ、ハコネシロカネソウ、ハナイカダ、ハルジオン、ヒメジョオン、フタバアオイ、フタリシズカ、ベニドウダン、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ホオノキ、ホソバテンナンショウ、マメザクラ、ミツバアケビ、ミツバツツジ、ミヤマキケマン、ミヤマハコベ、ムラサキケマン、ムラサキゴケ、モミジイチゴ、ヤエザクラ、ヤブツバキ、ヤマグワ、ヤマツツジ、ヤマルリソウ、ヨゴレネコノメ、ランヨウアオイ

【実を観察した植物】
オニシバリ、ダンコウバイ、ネコヤナギ、マメザクラ、ヤドリギ


【葉、その他を観察した植物】
ウバユリ、コバイケイソウ、ツクシ、ツルリンドウ、トリカブト、ホトトギス、マツカゼソウ

○ その他観察した物 ○
カナヘビ、アワフキムシの仲間、クマバチ、クラウンコール、キチョウの仲間、卵の抜け殻、ビロウドツリアブ、オタマジャクシ、アメンボ

2019.04.17(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温12℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「ハコネシロカネソウ」を観察

 気温は12℃ありましたが、まだ肌寒く、上着が必要でした。箱根町港ではオオバンが1羽とツバメが、白い富士山を背に見ることが出来た。8時50分出発、先月とは打って変わり、西岸コースは花街道で、野鳥たちも楽しそうに囀っていました。花はアブラチャン、タチツボスミレ、フモトスミレ、ナガバノスミレサイシン、エイザンスミレ等のスミレ類が咲き誇っていました。カントウミヤマカタバミは天候のためか、花はしょんぼりしていました。ハコネシロカネソウは2輪ほど咲いていました。昼食時には立ち寄った真田浜では、アオサギ、ダイサギの計13羽が休憩中でした。すれ違ったハイカー18名。15時6分キャンプ村着。

【実を観察した植物】                         ダンコウバイ、ネコヤナギ、ヤドリギ、ヤマザクラ

【その他を観察した植物】                      ツクシ、ツルリンドウ

〇観察した鳥類〇                          アオサギ、ウグイス、オオバン、カケス、ガビチョウ、カワウ、コジュケイ、キジバト、シジュウカラ、スズメ、ダイサギ、ソウシチョウ、ツグミ、ツバメ、トビ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、ミソサザイ、ヤマガラ

○その他観察したもの○                      ビロードツリアブ、クマバチの死骸、テンの糞、ニホンリスの落下巣、ヤマアカガエルの幼体

○観察した主な植物○       【蕾を観察した植物】        アケビ、クサボケ、メギ、ヨゴレネコノメ

【花を観察した植物】        アセビ、アブラチャン、イロハモミジ、エイザンスミレ、エンレイソウ、オオイヌノフグリ、オオシマザクラ、オオモミジ、オニシバリ、カキドオシ、カントウミヤマカタバミ、キブシ、キランソウ、クロモジ、コチャルメソウ、コハコベ、コブシ、シキミ、シバヤナギ、セイヨウタンポポ、セントウソウ、タチツボスミレ、タネツケバナ、ツクシ、ツルカノコソウ、ツルシキミ、トウゴクサバノオ、ナガバノスミレサイシン、ニオイタチツボスミレ、ハコネイトスゲ、ハコネシロカネソウ、ハナネコノメ、ハルトラノオ、ヒサカキ、ヒメオドリコソウ、フキ、フッキソウ、ヘビイチゴ、マメザクラ、マルバスミレ、ミツマタ、フモトスミレ、ミチタネツケバナ、ミヤマカンスゲ、モミジイチゴ、ヤブツバキ、ヤマザクラ、ヤマネコノメソウ、ヤマルリソウ、レンギョウ

2019.03.13(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温7℃
○ 参加者:4名 ( PV4名)
○ 観察テーマ:「ザゼンソウ」を観察

 快晴でしたが風が強くメモを取る手はかじかむほど。春の花は事前に思ったほどは見られませんでした。出発してすぐの駒形神社の水路にザゼンソウが咲いていました。私は初めて見るのもです。しかし植栽なので自然情報には含めていません。同様にシュウカイドウの花も。水鳥は箱根町のオオバン以外は、真田浜だけに見られました。3月1日に魚釣りが解禁になったからでしょうか。西岸らしく?哺乳類のフィールドサインが少ないながらも見られました。ニホンリスの落下巣やホンドキツネの糞です。糞にはシカの毛が多量に含まれていました。死体を食べた?芦ノ湖キャンプ村、14時25分到着。出会ったハイカー19名。巡礼者5名。

≪本日のトップ10≫@ネコヤナギ、Aニホンリス、B水鳥の群れ(キンクロハジロ、ホシハジロ、ハジロカイツブリ)、Cヤマアカガエル、Dウグイス、Eシキミ、Fオニシバリ、Gアセビ、Hフキ、Iウラジロ

○観察した主な植物○       【蕾を観察した植物】        アオキ、クロモジ、コブシ、シキミ、ダンコウバイ、ツルシキミ、フッキソウ

【花を観察した植物】        アセビ、オオイヌノフグリ、オニシバリ、コハコベ、シキミ、ネコヤナギ、フキ、ミチタネツケバナ、ヤブツバキ

【実を観察した植物】        アオキ、イヌツゲ、サルトリイバラ、ツルシキミ、ノイバラ、ヒヨドリジョウゴ、ヘクソカズラ、ホソバテンナンショウ、ヤブコウジ

【新芽を観察した植物】       ウラジロ、ニワトコ、モミジイチゴ

〇観察した鳥類〇          ウグイス声、ウソ、エナガ、オオバン、カンムリカイツブリ、キジバト、キンクロハジロ、コガラ、シジュウカラ、トビ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス声、ハジロカイツブリ、ヒヨドリ、ホシハジロ、ミソサザイ声、メジロ巣、

○その他観察したもの○      テンの糞、ニホンリス落下巣、ニホンノウサギ食痕(カンスゲを食していた)、ホンドキツネの糞、ヤマアカガエル卵魂

2019.02.23(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温0℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「オニシバリ」を観察

 箱根港8時50分、鷲、キジバト、猫3匹に送られて出発。天気は曇り。いつものビジター無し。PV3名行となった。9時7分林道へ、2月のこの季節、観察する植物はほとんど無く、ツルマサキの実を見ながら、9時14分、三ツ石へ、赤い実のツルシキミ、ヒヨドリジョウゴ、サルトリイバラ、10羽を超えるカンムリカイツブリの群れ、ホシハジロの水中活動、ハジロカイツブリを見ながら、9時56分、白浜へ、白浜は水量が少なく浜はかなり拡大していた。ネコヤナギはまだ蕾、10時6分、林道から遊歩道へ、途中、落下巣やツララ10本、ウサギの食痕を観察して、10時40分、箒ケ鼻へ。オオカサゴケの群落、オニシバリの花、シキミの新芽、テンの糞を確認して、11時30分、真田浜へ、昼食後50分、出発。鹿の角研ぎ跡を見、ヒヨドリの声を聴きながら、12時15分、立岩へ。ナラ枯れのマーキングを確認して、小杉ノ鼻へ。12時44分、林道に出る。まだ蕾のミツマタの群落を左奥に確認、ホオノキのひこばえに冬芽を見て、13時7分、亀ヶ崎へ。マガモの群れ、ダンコウバイの蕾を見ながら、13時24分、深良水門着。水深は表示柱でいつもより、50p低い1.8m。ニシキウツギの実をついばむアカウソ4羽、ヒヨドリ多数、オオバン、ダイサギを見ながら、かなり早く14時、キャンプ村帰着。出会ったハイカー2名。

≪本日のトップ10≫@アカウソ、Aオニシバリ、Bホシハジロ、Cミツマタ、D苔の岩、Eホオノキ、Fオオカサゴケ、Gつらら、Hホオジロの古巣、Iムササビの爪痕

○観察した主な植物○       【蕾を観察した植物】        オニシバリ、シシガシラ、ダンコウバイ、ツルシキミ、ネコヤナギ、ミツマタ

【花を観察した植物】        アセビ、オニシバリ、ヤブツバキ

【実を観察した植物】        イヌツゲ、サルトリイバラ、ススキ、ツルシキミ、ツルマサキ、ツルリンドウ、ニシキウツギ、ヒヨドリジョウゴ、ヘクソカズラ

【冬芽を観察した植物】       ホオノキ

〇観察した鳥類〇          アオサギ、アカウソ、イカル、ウソ、オオバン、カケス、カンムリカイツブリ、キジバト、シジュウカラ、ダイサギ、トビ、ノスリ、ハシブトガラス、ハジロカイツブリ、ヒヨドリ、ホシハジロ、マガモ、落下巣(ホオジロ?)

○観察したコケ、シダ類○     ウラジロ、オオカサゴケ、7種のコケ

○その他観察したもの○      ネコ、ムササビの爪痕、テンの糞、シカの角研ぎ跡、イノシシ掘り返し、ツララ10本

2019.01.09(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温2℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「シシガシラ」を観察

 快晴でしたが北風が強く湖面に白うさぎ(なみ)ができるほど。年が明けて野鳥を見つけやすくなりました。テンの糞はコースの全域で多数見られました。食べた物は色と大きさからイヌツゲの果実のようです。植物は、さすがに花は少なく赤い果実が8種見られました。水鳥は全体に少なく、まばらでした。唯一目立った群れがマガモです。白浜トイレのガラス窓に貼りついて冬眠するヒダリマキマイマイを見つけました。今年の干支にちなみシシガシラをトップテンにリストアップしました。芦ノ湖キャンプ村13時33分到着。出会ったハイカー0名。

〇観察した鳥類〇                          ウソ、オオバン、カイツブリ、カワラヒワ、カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、スズメ、ドバト、トビ、ハシボソガラス、ハジロカイツブリ、ヒヨドリ、マガモ

○観察した昆虫類○                         ウラギンシジミ落下体

○その他観察したもの○                      シシガシラ(シダ類)、ツチグリ(菌類)、ヒダリマキマイマイ(陸貝)、テンの糞、ニホンノウサギ食痕

≪本日のトップ10≫@ウソ、Aカワラヒワ、Bキンクロハジロ、Cマガモ、Dハジロカイツブリ、Eテンの糞、Fツチグリ、Gダンコウバイ、Hヒダリマキマイマイ、Iシシガシラ

○観察した主な植物○       【蕾を観察】             アセビ(花)、スギ、ダンコウバイ、ヒサカキ

【花を観察】              オニシバリ、

【果実を観察】            アカミノヤドリギ、サルトリイバラ、ツルシキミ、ツルマサキ、ツルリンドウ、ノイバラ、ヒサカキ、ヘクソカズラ、メギ、ヤドリギ、ヤマホロシ

2018.12.12(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:雨 気温5℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「オニシバリ」を観察

 11月の西岸コースは諸事情により中止となったため、2ヶ月ぶりの自然情報収集です。午前9時に箱根町港を出発。ここで目立ったものはヤドリギの果実とオオバンの群れでしょうか。今回は赤い果実が多く、特にツルシキミの果実が多く見られました。咲き残りの多くの花の中に、花盛りのオニシバリとアセビ株がありました。野鳥類はカンムリカイツブリ、ヒドリガモ、カケス、ジョウビタキが目立っていました。すれ違ったハイカー1名。2ヶ月前に見つけたクマの痕跡への警告看板等は見当たりませんでした。13時35分キャンプ村着。

〇観察した鳥類〇                          エナガ、オオバン、カケス、カルガモ、カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、スズメ、ハシブトガラス、ヒドリガモ、ヒヨドリ、ヤマガラ

○その他観察したもの○                      ウグイスの落下巣、シカの角研ぎ跡

≪本日のトップ10≫@カンムリカイツブリ、Aアセビ、Bオニシバリ、Cウグイスの落下巣、Dヤマホロシ、Eメギ、Fツルシキミ、Gツルリンドウ、Hオオバン、Iシカの角研ぎ跡

○観察した主な植物○       【蕾を観察】              ミツマタ

【花を観察】              アセビ、オニシバリ、シロヨメナ、ダイコンソウ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、ホソエノアザミ、ミゾソバ

【果実を観察】            アオツヅラフジ、イヌツゲ、ウバユリ、オニドコロ、サルトリイバラ、ススキ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルマサキ、ツルリンドウ、ノイバラ、ハナタデ、ヒサカキ、ヘクソカズラ、ホソバテンナンショウ、マツカゼソウ、マユミ、メギ、ヤマホロシ

【冬芽を観察】            クロモジ、ネコヤナギ          【観察したシダ・コケ類】       ノキシノブ、ヒメノキシノブ、カサゴケ

2018.10.10(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温18℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「アキノキリンソウ」を観察

 風も弱く秋らしい爽やかな晴天。台風24号が9月30日に通過した後なので、多くの倒木を懸念したが、枯れたアカマツが1本倒れていただけで、通行に支障はなかった。最も貴重な自然情報は大きな糞を遊歩道の真ん中で見つけた事。報告者は、イノシシの糞は見慣れているが明らかに違う。写真を撮って箱根ビジターセンター(VC)で確認するとツキノワグマの糞ではないのかと言われました。(その後VCが専門家に確認したところツキノワグマでした。今後の対応はVCが行うとの事)。やはり実りの秋。花を確認した植物より果実を確認した種類が多かった。遊歩道全域にわたって野菊3種(ノコンギクにユウガギク、シロヨメナ)とアキノキリンソウが花盛りだった。リュウノウギクは咲き始め。所どころで紫色のヤマトリカブト、リンドウが咲いており良いアクセントになっていた。湖尻水門付近でウラナミシジミがタイアザミの蜜を吸っていて、秋になったんだなーと改めて感じた1日でした。芦ノ湖キャンプ村15時15分到着。出会ったハイカー14名。

〇観察した鳥類〇                          アオサギ、カケス、カルガモ、カワウ、キジバト、シジュウカラ、ソウシチョウ、トビ、ヒヨドリ 

○観察した昆虫類○                         イチモンジセセリ、ウラナミシジミ、キイロスズメバチ、キタキチョウ、キボシカミキリ、キンケハラナガツチバチ、クサギカメムシ、クロウリハムシ、クワコ落下繭、チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、トラマルハナバチ

○その他観察したもの○                      イノシシのぬた跡、ツキノワグマ糞

≪本日のトップ10≫@アキノキリンソウ、Aヤマトリカブト、Bリンドウ、Cノギク3種(ノコンギク、ユウガギク、シロヨメナ)、Dキントキヒゴタイ、Eイヌヤマハッカ、Fナギナタコウジュ、Gウラナミシジミ、Hカケス、Iホトトギス

○観察した主な植物○       【蕾を観察】             アセビ、クロモジ(冬芽)、タマアジサイ、ツルリンドウ、リュウノウギク

【花を観察】              アカバナゲンノショウコ(実)、アキカラマツ、アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アズマヤマアザミ、アメリカセンダングサ(実)、イヌコウジュ(実)、イヌタデ、イヌトウバナ、イヌヤマハッカ、エゴマ、キントキヒゴタイ、キンミズヒキ(実)、ゲンノショウコ(実)、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ(実)、センブリ、タイアザミ、ダイコンソウ(実)、タマアジサイ(実)、ツユクサ、ツリフネソウ(実)、テンニンソウ、ナギナタコウジュ、ヌスビトハギ、ノコンギク、ハコネシロガネソウ(実)、ハナタデ、ヒメジソ(実)、ヒヨドリバナ、ホソエノアザミ、ホトトギス(実)、ミゾソバ、ミヤマタニソバ、モミジガサ、ヤクシソウ、ヤマトリカブト、ユウガギク、リュウノウギク、リンドウ

【果実を観察】            アオハダ、イタドリ、ウツギ、ウド、ウバユリ、エゴマ、オオバコ、オカトラノオ、オニドコロ、クサギ、コボタンヅル、サルトリイバラ、シシウド、シュウブンソウ、ススキ、タケニグサ、ツリバナ、ツルシキミ、ツルニンジン、ツルリンドウ、テンニンソウ、ナガバヤブマオ、ヌスビトハギ、ノイバラ、ノブキ、ノブドウ、ヒナタノイノコヅチ、ホウチャクソウ、ホソバテンナンショウ、マツカゼソウ、マユミ、ミズキ、ミズヒキ、ミツバアケビ、ミヤマガマズミ、モミジガサ、ヤブタバコ、ヤマボウシ、ヨモギ

2018.09.12(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れのち曇り 気温14℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「マルバフジバカマ」を観察

 箱根港8時57分、鳶の囀りに送られて出発。天気は時々日差しあるものの曇り。ビジター無しのPV3名行となった。ケツユクサ、タイアザミ、ウド、ノコンギク、イタドリ、ミズヒキ、ハナタデの花を見ながら、9時35分に林道へ。ちっと肌寒く感じながら、マツカゼソウ、マルバフジバカマの花を見て、9時52分三ツ石へ、ヒヨドリの囀りを聞きながら、ミゾソバの花、リョウメンシダ、ホソバテンナンショウの実、ツルニンジン、テンニンソウの花を見ながら、10時58分白浜。途中ナラ枯れを発見し、11時44分箒ケ鼻へ。。湧き水の温度、11.5℃。ソウシチョウ、ヤマホトトギスの花を見ながら、ハイカー4人とすれ違い。12時10分百貫ノ鼻。ホトトギス、ヤマジロ、カモメヅルを眺め、シニアハイカー6名が昼食中の真田浜へ12時33分到着。昼食し、13時出発。カケスの囀りを聞きながら、ツルシキミのまだ青い実、オニシバリの新芽、シラヤマギクの花を見て、前回報告した道塞ぎの倒木がきれいに処理されていることを確認して、13時30分立岩へ。ハコネシロガネソウのけなげな残り花を確認し、13時50分小杉の鼻へ。硫黄の匂いをかすかに感じながら、14時林道に出る。アブラチャンの実、ホウチャクソウの青い実、ヤマボウシの赤い実、ヒヨドリバナ、ヤビマメ、ヤマハギの花を見ながら、14時30分亀ヶ崎、タマゴダケ、ドクツルダケを発見し、15時深良水門着。水深は表示柱で前回と同じ2.3m。15時45分キャンプ村帰着。出会ったハイカー17名

【葉を観察】                              リョウメンシダ

〇観察した鳥類〇                          カケス、キジバト、ソウシチョウ、トビ、ヒヨドリ、ヤマガラ 

○観察した昆虫類○                         アオハナムグリ、イチモンジセセリ、キイロスズメバチ、トゲカメムシ、クサキリ、ダイミョウセセリ幼虫、タンザワフキバッタ、トラマルハナバチ、ナツアカネ、ハネナガフキバッタ、ハラナガツチバチ、ミスジシリアゲ、ミヤマクワガタ雌

○その他観察したもの○                      ネコ、シカの糞

≪本日のトップ10≫@ヤマホトトギス、Aツルニンジン、Bハナタデ、Cシロヨメナ、Dベニバナゲンノショウコ、Eミヤマクワガタ、Fノササゲ、Gノコンギク、Hオトコエシ、Iタマゴダケ

○観察した主な植物○       【蕾を観察】             アズマヤマアザミ、キッコウハグマ、センニンソウ、ホソエノアザミ、ホトトギス、ヤクシソウ

【花を観察】              アカソ、イタドリ、イヌトウバナ、イノコズチ、ウド、ウバユリ、エゴマ、オトコエシ、ガンクビソウ、ガンクビヤブタバコ、キツネノボタン、キバナガンクビソウ、キンミズヒキ、ケキツネノボタン、ケツユクサ、ゲンノショウコ、シュウカイドウ、シュウブンソウ、シュウメイギク、シラヤマギク、シロヨメナ、ススキ、セイタカアワダチソウ、タイアザミ、ダイコンソウ、タマアジサイ、ツユクサ、ツリフネソウ、ツルニンジン、テンニンソウ、トンボソウ、ヌスビトハギ、ノコンギク、ノササゲ、ノブキ、ハキダメギク、ハッカ、ハナタデ、ヒナタノイノコヅチ、ヒメキンミズヒキ、ヒメジソ、ヒメジョオン、ヒメドコロ、ヒヨドリバナ、ベニバナゲンノショウコ、ホトトギス、マツカゼソウ、マツヨイグサ、マルバハギ、マルバフジバカマ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミゾソバ、ミヤマタニソバ、モミジガサ、ヤナギラン、ヤブマメ、ヤマジノホトトギス、ヤマハギ、ヤマハッカ、ヤマホトトギス、ユウガギク

【実を観察】             アブラチャン、イノコズチ、オニドコロ、カモメヅル、キバナガンクビソウ、コボタンヅル、サルナシ、シシウド、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ツルボ、トチバニンジン、ナガバヤブマオ、ヌスビトハギ、ノイバラ、ノブドウ、ヘクソカズラ、ホウチャクソウ、ホソバテンナンショウ、ミズキ、ミズヒキ、ムカゴイラクサ、ヤマウコギ、ヤマノイモ、ヤマボウシ

2018.08.28(火) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温21℃
○ 参加者:4名 ( PV3名環境省1名)
○ 観察テーマ:「タテヤマギク」を観察

 台風接近の影響で2度の延期、今回は3度目の正直での晴れ空でした。出発時に、オオバンとカルガモが戯れていました。コース全般において、キンミズヒキ、トンボソウ、ノブキ街道でした。2度の台風ということもあり、コース状には4本の倒木。そのうち1本は周囲の木々も巻き込んでおり危険な状況でした。植物系はクサアジサイが普段と違う箇所に生育していたり、ハコネシロカネソウやミヤマタニソバ、シロバナイナモリソウがまだ頑張って咲いていました。面白いと思ったのが、タテヤマギクだす。葉の形状に差異があり、同じ花なのか疑問に思うほどでした。コース後半はナラ枯れだらけ…。立岩から深良水門まで7本現認できました。箱根だけでなく、周囲を歩くときもナラ枯れは注意してみましょう。倒木とナラ枯れはVCと環境省へ報告しました。すれ違ったハイカー8名、ランナー1名

【葉を観察】                              オオバウマノスズクサ

【観察したナラ枯れ】                         ミズナラ                                  【観察】したシダ                            ヒメノキシノブ

〇観察した鳥類〇                          アオサギ、オオバン、カケス、ガビチョウ、カルガモ、キジバト、コジュケイ、シジュウカラ、スズメ、ソウシチョウ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、         

○観察した昆虫類○                         イチモンジセセリ、ウスバキトンボ、オオゾウムシ、オオマルハナバチ、オニヤンマ、カラスアゲハ、キアゲハ、キンモンガ、クロアゲハ、クロウリハムシ、ジャコウアゲハ、スジグロシロチョウ、タンザワフキバッタ、チャバネセセリ、トゲカメムシ、トラマルハナバチ、ハンミョウ、ヤマトシジミ、ヤマトシリアゲ、ユウマダラエダシャク

≪本日のトップ10≫@タテヤマギク、Aベニバナゲンノショウコ、Bヤマホトトギス、Cクサアジサイ、Dハンミョウ、Eゴショミズヒキ、Fツルリンドウ、Gヤマトシジミ、Hオオバン、Iナラ枯れ

○観察した主な植物○       【蕾を観察】             セイタカアワダチソウ

【花を観察】              アキノタムラソウ、イタドリ、イヌトウバナ、ウド、オオバギボウシ、オオバコ、オトコエシ、オニドコロ、カワラマツバ、ガンクビソウ、キンミズヒキ、ギンミズヒキ、クサアジサイ、クサギ、ケキツネノボタン、ケツユクサ、ゲンノショウコ、コアカソ、コオニユリ、ゴショミズヒキ、コバギボウシ、コボタンヅル、サワシロギク、シュウブンソウ、シロバナイナモリソウ、シロヨメナ、シンテッポウユリ、センニンソウ、タイアザミ、ダイコンソウ、タテヤマギク、タマアジサイ、タラノキ、ツユクサ、ツリフネソウ、ツルリンドウ、トンボソウ、ヌスビトハギ、ヌマトラノオ、ノコンギク、ノササゲ、ノブキ、ハキダメギク、ハコネシロカネソウ、ハナタデ、ヒカゲノイノコズチ、ヒナタノイノコズチ、ヒメガンクビソウ、ヒメジソ、ヒメジョオン、ヒヨドリバナ、ブタグサ、ヘクソカズラ、ベニバナゲンノショウコ、ボタンヅル、ホソエノアザミ、マツカゼソウ、マツヨイグサ、マルバハギ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ミツバ、ミヤマタニソバ、モミジガサ、ヤブハギ、ヤマキツネノボタン、ヤマハギ、ヤマホタルブクロ、ヤマホトトギス、ユウガギク、ヨモギ

【実を観察】             ウツボグサ、ウバユリ、サルトリイバラ、サルナシ、ツゲ、ツチアケビ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、トチバニンジン、バライチゴ、ホウチャクソウ、ホソバテンナンショウ、ミズキ、ヤマウコギ、ヤマボウシ、ヤマユリ、リョウブ

2018.07.10(火) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温22℃
○ 参加者:4名 ( PV3名環境省1名)
○ 観察テーマ:「シロバナイナモリソウ」を観察

 気持の良い晴れ、9時箱根町港を出発。ただし1名はバスの到着が遅れ、25分後に合流。終始、ヒグラシとウグイスの声を聴きながらの自然情報収集でした。白浜の車止めから豆相大地震供養塔までは歩道両側の笹や草が刈られたまま。トチバニンジンも。ハイカーにとっては歩き易いでしょうが、生きものの観察をする我々には辛い。箱根地方に大雨洪水警報が発令された4日後だったが、コースは歩行に支障はなかった。ところどころにある沢と交差するところでは、沢筋が深くえぐられたり、林道から砂利や泥が流され堆積している所はあった。シロバナイナモリソウなど夏の花が盛りであったが、ヤマホトトギスの蕾がみられるなど秋の花も準備が進んでいる。ハコネシロカネソウは実を付けている株もまだ花を咲かせている株もあった。個人的には初めてアオサナエを見られて嬉しかった。スジコガネは本コースの至る所で見られ思わず「ここにも」と言ってしまうほど。コオニヤンマも所々で見られ、夏本番を思わせた。芦ノ湖キャンプ村15時55分到着。出会ったハイカー13名

〇観察した鳥類〇                          アオサギ、イカル(声)、ウグイス、オオルリ(声)、カルガモ、カワウ、カワラヒワ、コサメビタキ、コジュケイ(声)、スズメ、ソウシチョウ、ツバメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ミソサザイ(声)、イカルの落下巣          

○観察した昆虫類○                         アオサナエ、アオスジアゲハ、ウラギンシジミ、オバボタル、キタキチョウ、キマダラオオナミシャク、クロイトトンボ、コオニヤンマ、シオカラトンボ、スジコガネ、ナナフシ、ハラナガツチバチ、ヒグラシ、ヤマトシジミ、ヤマトシリアゲ、ヨツスジハナカミキリ

○その他観察したもの○                      カラスゴミグモ、コハナグモ、イグチの仲間、タマゴダケの幼菌、テングタケ

≪本日のトップ10≫@シロバナイナモリソウ、Aハコネシロカネソウ、Bスジコガネ、Cコオニヤンマ、Dクサアジサイ、Eヒグラシ、Fオオバノトンボソウ、Gチダケサシ、Hノリウツギ、Iミヤマタニソバ

○観察した主な植物○       【蕾を観察】             ウバユリ、オオバノトンボソウ、カラスザンショウ、クサアジサイ、タマアジサイ、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ、ミズヒキ、モミジガサ、ヤマホトトギス、ヤマユリ

【花を観察】              アカショウマ、アカメガシワ、アキノタムラソウ、イタドリ、イヌツゲ、ウツボグサ、ウマノアシガタ、ウマノミツバ、オオカモメヅル、オオバギボウシ、オオバジャノヒゲ、オカトラノオ、ガクアジサイ、キツネノボタン、キンミズヒキ、ケツユクサ、コアカソ、シロバナイナモリソウ、ダイコンソウ、タケニグサ、チダケサシ、ツチアケビ、ツユクサ、トウネズミモチ、ドクダミ、ナツノタムラソウ、ニワゼキショウ、ヌスビトハギ、ネジバナ、ノリウツギ、ハコネシロカネソウ、バライチゴ、ヒメシャラ、ヒメジョオン、ヘクソカズラ、マルバハギ、ミズヒキ、ミツバ、ミヤマタニソバ、ムラサキシキブ、ヤブカンゾウ、ヤマアジサイ、ヤマトウバナ、ヤマボウシ、ヤマホタルブクロ、ユキノシタ

【実を観察】             アカガシ、イヌザンショウ、ウツギ、オオバウマノスズクサ、オニシバリ、キブシ、クマシデ、コアジサイ、サルトリイバラ、サルナシ、ツルウメモドキ、ツルシキミ、ハコネシロカネソウ、フタリシズカ、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ホソバテンナンショウ、ミズキ、ミツバアケビ、モミジイチゴ、ヤマウコギ、ヤマボウシ、リョウブ

2018.06.07(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温22℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「コアジサイ」を観察

 前日に梅雨入りし、天候が心配でしたが、前回の雨が嘘のような天候で、出発地の箱根町港では残雪の少なくなった富士山がくっきりと見えていました。今回も8期生3人での自然情報収集です。テーマは特に決めていませんが、VC周辺が白い花でいっぱいでしたので、西岸も白い花なのか?と思い、出発地箱根町港のヤマボウシに見送られ9時5分に出発。コース全般を楽しませてくれたのは、ジャコウアゲハ。交尾、産卵、飛翔すべて見せてくれました。特にオオバウマノスズクサの葉を選んで産卵する場面を観察できたのは収穫です。植物系はコアジサイとエゴノキが各所で花盛り、距離の長い西岸コースの疲れを各所で癒してくれました。野鳥類はやはりキビタキでしょうか。2回登場してくれました。湖尻水門でカルガモとツバメに出迎えられ、16時キャンプ村着。湧水の温度10度、真田浜の水温12度。

出会ったハイカー9名、ランナー2名、釣り人1名でした。

〇観察した鳥類〇                            アカゲラ、カケス、ガビチョウ、カルガモ、キビタキ、ソウシチョウ、ツバメ、ドバト、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、ヤマガラ

○観察した昆虫類○                         アオハムシダマシ、アサギマダラ、アワフキムシの仲間、エサキモンキツノカメムシ、オオツマキヘリカメムシ、オトシブミ、カシルリオトシブミ、キンモンガ、コアオハナムグリ、コブオトシブミ、コフキゾウムシ、ジャコウアゲハ、シロオビクロナミシャク、シロヘリカメムシ、スジグロシロチョウ、セアカツノカメムシ、ダイミョウセセリ、ツマグロオオヨコバイ、ドロハマキチョッキリ、ナガチャコガネ、ヒトツメカギバ、フタホシオオツノハムシ、ホンサナエ、ヤマトシリアゲ

○その他観察したもの○                      サワガニ、ジャコウアゲハの卵、ドロハマキチョッキリの揺藍

≪本日のトップ10≫@ジャコウアゲハ、Aコアジサイ、Bモミジイチゴ、Cエゴノキ、Dキビタキ、Eアサギマダラ、Fオオツマキヘリカメムシ、Gヤマボウシ、Hサワフタギ、Iカシルリオトシブミ

○観察した主な植物○       【蕾を観察】             ツチアケビ、ヤマユリ、リョウブ

【花の咲き始めを観察】       アカソ、イタドリ、イヌガラシ、ウツギ、ウマノアシガタ、エゴノキ、オッタチカタバミ、オトメアオイ、キショウブ、キンラン、ケキツネノボタン、コアジサイ、コゴメウツギ、コナスビ、サラサドウダン、サルナシ、サワフタギ、ショウブ、スイカズラ、スズムシソウ、セイヨウタンポポ、ツルニチニチソウ、ツルマンネングサ、ドクダミ、ナルコユリ、ナワシロイチゴ、ニガナ、ニシキウツギ、ニワゼキショウ、ノイバラ、ハコネシロカネソウ、ハナショウブ、ハルジオン、ハンショウヅル、フタリシズカ、フランスギク、ホオノキ、ホソバテンナンショウ、ホタルブクロ、マユミ、マルバウツギ、ミズキ、ムラサキツユクサ、ヤブデマリ、ヤマアジサイ、ヤマウコギ、ヤマツツジ、ヤマトウバナ、ヤマボウシ、ユキノシタ

【実を観察】             エンコウカエデ、オオシマザクラ、オニタビラコ、キブシ、サルトリイバラ、スギ、セントウソウ、ツルシキミ、トチバニンジン、ハナイカダ、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ムラサキケマン、モミジイチゴ、ヤブヘビイチゴ、ヤマグワ

【葉を観察した植物】アカショウマ、オオバウマノスズクサ、ニワトコ、ミズ

【観察したシダ類】キヨタキシダ、シシガシラ、リョウメンシダ

2018.05.09(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温8℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「ハコネシロカネソウ」を観察

(箱根町9時01分)
 出発天気は曇り、5時の降水確率は、午前中80%、午後20%、早朝はかなりの雨だったので、ビジター2名はキャンセル、PV3名行となった。先月同様に、富士山は見えず、駒ヶ岳も頂上は雲の中。林道に入るまでに、トビハシボソガラス、シジュウカラ、ウグイス&ネコ、セイヨウキランソウ、ハルジオン、ヒメジョオン、カキドオシ、ニワトコ、ムラサキケマンを見ながら、9時30分林道へ。その付近でシカのものと思われるホソバテンナンショウの食痕が散乱していた。ホウチャクソウとホソバテンナンショウを見て、             (三ツ石9時48分)へ。                             ヒヨドリの囀りを聞きながら、ヤマアジサイ、ハナイカダ、ニガイチゴ、サルトリイバラ、ヘビイチゴを見ながら、              (白浜10時40分)へ。                              白浜の水量多く浜に出られず。白浜橋から沢を遡上するワカサギの大群を観察。                              (箒ヶ鼻11時32分)へ。                            トウゴクミツバツツジ、サラサドウダン、オトメアオイ、ランヨウアオイ、ヤマツツジ、ズミを見ながら、                     (百貫の鼻12時10分)。                            コアジサイ、ヤマアジサイの蕾、ハコネイトスゲの花を見て、カケスの囀りを聞き、3人の女性ハイカーとすれ違い、           (真田浜12時40分)へ。                            アオサギとハシボソガラスの睨めっこの珍しい?光景を見ながら 昼食、13時13分出発。ホオノキ、ヤマアジサイの蕾を見ながら、  (立岩13時38分)へ。                             オトメアオイの名残り花を見て、ハコネシロカネソウの満開を確認し、フデリンドウの蕾を見て、                      (小杉の鼻14時05分) へ。                          14時13分林道に出る。ユウマダラエダシャク、フタリシズカ、カジカエデ、ナルコユリを観察。                       (亀ヶ崎14時46分)                             
(深良水門15時06分)着。                          水深は表示柱で前回と同じ3,3mでいつもよりかなり深い。アカゲラ、ソウシチョウ、カマツカを見ながら、外国人ハイカー男女2人とすれ違い、                                  (湖尻水門15時36分)へ。                          初めて水門が1ケ所開門しているのを見る。かなりの水量が放流されていた。VCで聞いたところ、天気予報で3日前から開けられていたとのこと。                               (キヤンプ村15時44分)帰着。

出会ったハイカーは、すれ違いが2組、男性1名・女性4名、計5名(内外国人2名)

≪本日のトップ10≫@ハコネシロカネソウ、Aホソバテンナンショウ、Bホウチャクソウ、Cヤマツツジ、Dツクバネソウ、Eツボスミレ、Fユウマダラエダシャク、Gワカサギ、Hアオサギとハシボソガラス、I湖尻水門開門

○観察した主な植物○       【蕾を観察】             コアジサイ、ツクバネウツギ、トチバニンジン、ナルコユリ、ニリンソウ、ニワトコ、ハナイカダ、フタリシズカ、フデリンドウ、ホオノキ、ミズキ、ヤマアジサイ、ヤマボウシ

【花の咲き始めを観察】       オオモミジ、オトメアオイ、オニタビラコ、カキドオシ、カマツカ、キランソウ、コゴメウツギ、サラサドウダン、サルトリイバラ、サワギキョウ、スズムシソウ、ズミ、セイヨウキランソウ、タチツボスミレ、タニギキョウ、ツボスミレ、ツルカノコソウ、ツルニチニチソウの仲間、ツリバナ、トウゴクミツバツツジ、ニガイチゴ、ハコネイトスゲ、ハコネシロカネソウ、ハルジオン、ヒメオドリコソウ、フジ、ホウチャクソウ、ホソバテンナンショウ、マルバウツギ、ミツバツチグリ、ミツバツツジ、ミヤマキケマン、ムラサキケマン、モミジイチゴ、ヤブヘビイチゴ、ヤマグワ、ヤマツツジ、リョウブ、ランヨウアオイ

【実を観察】             アセビ、オニシバリ、キブシ、セイヨウタンポポ、ツルシキミ、マメザクラ

○その他植物(葉)観察したもの○イタドリ、イヌツゲ、エイザンスミレ、カジカエデ、シシガシラ、スギ、ツタウルシ、シキミ、ノブキ、ヒメジョオン、ミズヒキ、ヤブニッケイ、ヤマムグラ、ヤマユリ

〇観察した鳥類〇          アオサギ、アカゲラ、カワウ、シジュウカラ、ソウシチョウ、ハシボソガラス、ヒヨドリ

(声)アオバト、ウグイス、カケス、トビ、ミソサザイ

○観察した虫えい○        アオオニグモ、アオヒゲナガトビケラ、コハナグモ、ガガンボ、プライヤシリアゲ、ユウマダラエダシャク

○その他観察したもの○     ネコ、ワカサギ

2018.04.12(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温12℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「キブシ」を観察

(箱根町8時50分)
 ホオジロ、イワツバメ、鳶(鳴声)に送られて出発。天気は曇り、VSに泊まった同行者によると、降水確率0%だったが、朝、雨だったとのこと。富士は見えず、駒ヶ岳も頂上は雲の中。駒形神社先で、電線に止まっているキセキレイ(後で写真判定!)。林道に入るとすぐ道際に、タチツボスミレ、頭上にはマメザクラ、以降常時目に入ってきた!アセビ、キブシも満開状態が頻繁に見られた。    (三ツ石9時15分)                               クロモジ満開、スイセンが道際に3輪、モミジイチゴも満開、カキドオシ、タネツケバナを見ながら、                     (白浜9時48分)へ                                ネコヤナギの花もほぼ終わり、水量多く釣り人も多し、ゴミ心配。ヤマガラ見かける。タチツボスミレ、その後現れたカントウミヤマカタバミに囲まれて、ビロードツリアブを見て、               (箒ヶ鼻10時40分)へ                             途中、前日の風雨で倒れた(?)倒木あり。ヒヨドリの囀りを聞き、 (震災慰霊碑10時54分)                           通過、岩のコケの中にヨゴレネコノメの花、ツルシキミの実と花あり、倒木2か所さらにその先で2か所道を塞いでいた。途中で杖を持った高齢の男性に追い抜かれ、                     (百貫の鼻11時23分)へ                           ヒヨドリ、オニシバリの男木、女木、ハコネイトスゲを見ながら、  (真田浜11時46分)                              〜12時15分昼食、後半戦へ。浜からカワウ、カンムリカイツブリを観察。タチツボスミレ、カントウミヤマカタバミを見ながら、エイザンスミレ、テンの糞、ミツバツツジの鮮やかなピンクの花に見とれ、ガビチョウの囀りを聞き、                          (立岩12時54分)へ                              例年、ハコネシロカネソウが咲く場所で探したがまだちょっと早かったようで、葉のみであった。キブシ、ミツバツツジを見て、    (小杉の鼻13時27分)                             を過ぎたところで、先ほどの杖の男性とすれ違った。水門からの戻りで、往復20キロメートル近い距離になるので、その元気さに感心!13時37分、林道に出る。ミツマタ、タチツボスミレを見、     (亀ヶ崎13時59分)                             
(深良水門14時18分)                             着。水深表示柱3.3mいつもよりかなり深く、水門3つオープンしていた。                                     (湖尻水門14時40分)                             白猫、ハシボソガラスを見て                      (キヤンプ村14時47分)帰着。新年度の西岸メンバーは、3人とも8期となり、初回は2人でした。観察力は大幅に低下しましたので、観察漏れも多々ありますので、今後も先輩各位のご指導をよろしくお願いいたします。

出会ったハイカー追い抜き男2・女1、すれ違い男5・女5、計13名(内外国人?8名)

○観察した主な植物○       【蕾を観察】             ハコネシロカネソウ

【花の咲き始めを観察】       アオキ、アセビ、アブラチャン、エイザンスミレ、オニシバリ、カキドオシ、カントウミヤマカタバミ、キブシ、クロモジ、コブシ、シキミ、シコクスミレ、スイセン、セントウソウ、タチツボスミレ、タネツケバナの仲間、ツクシ、ツルシキミ、ナガバノスミレサイシン、ネコヤナギ、モミジイチゴ、ハルトラノオ、フッキソウ、マメザクラ、ミツバツツジ、ミツマタ、ヨゴレネコノメ

【実を観察】             アオキ

○その他植物観察したもの○   ノブキ(葉)、ハコネイトスゲ(葉)、ウバユリ(新芽)、ミズキ(新芽)

〇観察した鳥類〇          アオサギ、イワツバメ、ウグイス、オオバン、ツバメ、カケス、カワウ、カンムリカイツブリ、ガビチョウ、キセキレイ、コジュケイ、トビ、ノスリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、ヤマガラ

○観察した虫えい○        イヌツゲ(イヌツゲメタマフシ)、ヤブニッケイ(ニッケイハミャクイボフシ)

2018.03.15(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温14℃
○ 参加者:12名 ( PV11名VC1名)
○ 観察テーマ:「フキノトウ」を観察

(箱根町9時10分)
 風僅かだが湖面は波立っている。植樹されたケヤキが葉を落とし、ヤドリギが幾つも目立つ。出発して民地を過ぎた辺りでウグイスが見事な声で歓迎してくれた。キブシの蕾が早くも色づく。ヤマネコノメソウは蕾だ。アセビは咲き始め。ムササビの食痕がある。ヤマザクラの小枝が落ちている。オニシバリ咲き始め。フキノトウ咲き始め。                                 (白浜入口9時55分)                              溜池にヤマアカガエルと思われる卵塊が多数見える。白浜橋の下の川床は流されてヤマネコノメソウなど見当たらず。        (白浜10時15分)                                ネコヤナギが銀色に輝く。湖の水位は高い。腰まで浸かる釣り人5〜6人。                                    (箒ヶ鼻10時50分)                              散策路の山側には葉をおとしたコアジサイの赤茶色の茎だけが目立つ。                                    (震災慰霊碑11時00分)                           冬のこの時期にも掃除が行き届いている。オニシバリ咲く。沢の湧水量 中。10℃。フデリンドウは蕾だ。ツルリンドウに蕾だ。沢の水量、中。                                 (百貫の鼻11時30分)                            (真田浜11時55分)                              休憩昼食、10℃。湖面を渡ってくる風は冷たい。駒ヶ岳には雲がかかる。シュンラン咲き始め1本だけ発見。             (立岩12時55分)                               (小杉の鼻13時25分)                             ヤマハンノキの雄話蕾膨らむ。                     (亀ヶ崎14時05分)                               ダンコウバイ蕾膨らむ。ミツマタ蕾銀色に輝く。           
(深良水門14時25分)                            (キヤンプ村15時10分)帰着。今日12名と久しぶりに賑やかに歩いたが目にした物は少ない。春は来ているが盛りにはまだか…。

○観察した主な植物○       【蕾を観察】             ダンコウバイ、ツルリンドウ、ミツマタ、フデリンドウ、ヤマネコノメソウ

【花の咲き始めを観察】       アセビ、オニシバリシュンラン、ネコヤナギ、フキノトウ

○その他植物観察したもの○   ケヤキ、コアジサイ、ヤマハンノキ、ヤドリギ、ヤマザクラ、オオシマザクラ

〇観察した鳥類〇          (声)ウグイス、コジュケイ、ミソサザイ(姿)ウソ、エナガ、オオバン、カケス、カワウ、カンムリカイツブリ、キクイタダキコゲラ、シジュウカラ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハジロカイツブリ、ヒヨドリ、ホオジロ、メジロ、ヤマガラ

○観察した昆虫類○        テングチョウ、ビロードツリアブ

○観察した哺乳類○        テン(糞)、ムササビ(食痕オオシマザクラ花芽)

○その他観察した物○       ナミケダニ、ヤマアカガエル

2017.11.16(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:快晴 気温6℃
○ 参加者:4名 ( PV3名VC1名)
○ 観察テーマ:「ツルウメモドキの実」を観察

(箱根町8時50分)
 快晴、微風か。気温6℃。海賊船待ち客は少ない。民家の庭先にダイモンジソウが枯れて下がる。ツルマサキの赤い実が弾ける。ノブドウが色とりどりの実をつけている。ツルウメモドキの実が赤く弾ける。ハナタデの実に赤味が増す。メギの実が赤く輝く。サルトリイバラの実が赤く輝く。テンナンショウが赤く大きい実をつけている。リュウノウギク咲き残り。コアジサイが黄葉だ。ツルリンドウに赤い実だ。クロモジが葉を落とし冬芽が目立つ。ヤマホロシが赤い実を垂らしている。                                (白浜入口10時10分)                            (白浜10時20分)                                8℃スノキが紅葉だ。ヤブムラサキシキブが小さい紫色の実をつけている。コナラの落ち葉をサクサクと踏み歩く。ツタウルシが紅葉だ。                                     (箒ヶ鼻11時20分)                             (震災慰霊碑11時30分)                           いつもながら掃除がされている。沢の湧水 中。10℃。       (百貫の鼻12時00分)                            (真田浜12時20分)                              休憩昼食、9℃。風微か。正面の駒ヶ岳は紅葉だ。ミヤマシキミの緑葉に赤い実が似合う。アオハダの赤い実が散り広がっている。                                  (立岩13時40分)                               (小杉の鼻14時05分)                             シロヨメナ咲き終わり。                          (亀ヶ崎14時50分)                               ダンコウバイに花芽だ。           
(深良水門15時15分)                            (キヤンプ村15時50分)帰着。8℃。この季節観察で目につく物は少ない。

○観察した主な植物○       【咲き残りの花を観察】       シロヨメナ、リュウノウギク、

【花芽を観察】            ダンコウバイ

【実を観察】              アオハダ、サルトリイバラ、ツルマサキ、ツルウメモドキ、ツルリンドウ、テンナンショウ、ノブドウ、ハナタデ、ミヤマシキミ、メギ、ヤマホロシ、ヤブムラサキシキブ、

○観察したもの○          クロモジ、コアジサイ、コナラ、スノキ、ダイモンジソウ、ツタウルシ、

2017.10.30(月) 芦ノ湖西岸生情報
天候:快晴(前日の台風一過青空で風も無し) 気温13℃
○ 参加者:4名 ( PV4名)
○ 観察テーマ:「キッコウハグマ」を観察

(箱根町9時05分)
 ノコンギク咲き残り。ススキここでは咲き始め。ヤブマメの実が熟す。ツルマサキに赤い実だ。カラスウリに白い髭を伸ばした実だ。スイカズラに黒い実だ。メギに実が赤く輝く。アセビに冬芽が目立つ。シラキが黄葉だ。リュウノウギク花盛り。ホタルブクロにレースを付けた実だ。テンナンショウの実が赤く色づく。キササゲの実が紫色に熟す。ツルリンドウの実が赤く輝く。ヤマホロシに赤い実が垂れる。レモンエゴマ花盛り。リンドウが花を閉じている。           (白浜入口10時40分)                             アケボノソウ花終わり。センブリ花盛り。白浜橋の下、水量多い。サルトリイバラの実が赤く目立つ。                    (箒ヶ鼻11時40分)                             (震災慰霊碑11時50分)                           流れ込む沢の水量が多いので靴を濡らして渡渉した。沢の湧水、大。10℃道端に落ちたムササビの巣を見た。スギの樹皮を細く割いて纏めた精巧なものだ。シロヨメナ花盛り。キッコウハグマ咲き残り。                                     (百貫の鼻12時25分)                            (真田浜12時50分)                              休憩昼食、13℃。駒ヶ岳、陣笠山は陽に照らされて紅葉が映える。サルナシの実が熟す。                       (立岩14時15分)                                キハダの赤い実が散り落ちている。                  (小杉の鼻14時40分)                            (亀ヶ崎15時20分)                               サラシナショウマは花枯れ。ダンコウバイが見事な黄葉だ。 
(深良水門15時40分)                            (キヤンプ村16時10分)帰着。前日の台風23号の影響か、流れ込む沢筋の水量が音を立てて多い。湖水も高い。

○観察した主な植物○       【花を観察】              アケボノソウ(終わり)、キッコウハグマ、シロヨメナ、サラシナショウマ(花枯れ)、ススキ、センブリ、ノコンギク、リュウノウギク、リンドウ、レモンエゴマ、

【蕾・葉を観察】            アセビ、シラキ、ダンコウバイ、

【実を観察】              カラスウリ、キササゲ、キハダ、サルトリイバラ、サルナシ、スイカズラ、ツルマサキ、ツルリンドウ、テンナンショウ、メギ、ホタルブクロ、ヤマホロシ、ヤブマメ、

○観察した哺乳類○         イノシシ(土耕跡)、ムササビ(巣材)

○観察したもの○          ザトウムシ類

○観察した昆虫類○        エサキモンキツノカメムシ、キタテハ、ナミテントウ、ヌルデシロアブラムシ、ハナバチsp、ヒメツチハンミョウ

〇観察した鳥類〇          アオサギ、ウグイス、エナガ、オオバン、カケス、ガビチョウ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キンクロハジロ、コゲラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、セグロセキレイ、ソウシチョウ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒドリガモ、ヒヨドリ、フクロウ、ホオジロ、ホシハジロ、マガモ、ミソサザイ、メジロ、モズ、ヤマガラ

2017.09.21(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:快晴 気温22℃
○ 参加者:6名 ( PV5名、ビジター1名)
○ 観察テーマ:「シュウブンソウ」を観察

(箱根町9時10分)
 空が高く秋到来、湖面も静かだ。ホトトギスが今が盛りと咲いている。ノコンギク花盛り。ヤマノイモにムカゴつく。ドクダミが紅葉だ。ミゾソバ花盛り。ハナタデ咲く。タマアジサイは花終わり。ツユクサ花盛り。ツルニンジン花盛り。ツリバナに赤く割れた実が下がる。オトコエシ花盛り。ミズヒキ花盛り。キンミズヒキ花盛り。ノササゲ咲く。トンボソウ花終わり。ヤマトリカブト咲く。ノコンギク咲く。ソウシヨウニンジンの赤い実に黒い点。ツルリンドウ咲く。ウツボグサ花終わり。ホタルブクロ咲き残り。                           (白浜入口10時50分)                             ツリフネソウ咲く。アケボノソウに蕾つく。イノシシの糞、大型犬のそれに似ている。シュウブンソウ咲く。ウバユリに実だ。アキノキリンソウ咲き始め。ヌスビトハギには実だ。ヤマボウシの実が熟すが少ない。イタドリ花盛り。                   (白浜11時25分)                               シロネ咲く。オトコエシ咲く。イヌヤマハッカ咲く。          (箒ヶ鼻12時10分)                              休憩、昼食。気温18℃                          (震災慰霊碑12時45分)                           シロヨメナ咲き始め。沢の湧水量、中。10℃ 沢の流れ 中。ヒヨドリバナここでは咲き終わり。                        (百貫の鼻13時10分)                             ヤマホトトギス花終わり実がつく。                  (真田浜13時35分)                              北風が爽やかだ。駒ヶ岳を西日が照らしている。今日は湖面が低い。クサアジサイ花終わり。                       (立岩14時30分)                                マツブサの実を拾った口に含んだがほのかに松の香りだ、周囲を捜したが残念、つるは見つからず。                  (小杉の鼻15時00分)                             ホソバテンナンショウに実だ。サラシナショウマに蕾つく。ヤマハギ咲き残り。                                 (亀ヶ崎15時50分)                               テンニンソウに蕾つく。アケボノソウここでは咲き始め。 
(深良水門16時20分)                             湖面は低いが開門している。ヤマホトトギスここでは咲き残り。湖尻水門近くのツチアケビは健在だ。                  (キヤンプ村17時00分)帰着。

○観察した主な植物○       【花を観察】              アキノキリンソウ、イタドリ、イヌヤマハッカ、オトコエシ、キンミズヒキ、シロネ、シロヨメナ、シュウブンソウ、ツルニンジン、ツルリンドウ、ツリフネソウ、ツユクサ、ミゾソバ、ミズヒキ、ノコンギク、ノササゲ、ハナタデ、ホタルブクロ、ホトトギス、ヤマトリカブト、ヤマハギ

【蕾・葉を観察】            アケボノソウ(花有)、サラシナショウマ、ドクダミ、テンニンソウ

【実を観察】              ウツボグサ、ウバユリ、クサアジサイ、ソウシヨウニンジン、タマアジサイ、ツチアケビ、ツリバナ、ヌスビトハギ、トンボソウ、ヒヨドリバナ、ホソバテンナンショウ、マツブサ、ヤマノイモ、ヤマボウシ、ヤマホトトギス(花有)

○観察した哺乳類○         イノシシ(土耕跡・糞)、ニホンシカ(食痕・足跡)

○観察したもの○          ヒバカリ、ザトウムシ類、サワガニ

○観察した昆虫類○        アサギマダラ、エサキモンキツノカメムシ、シリアゲムシsp、スズメバチsp、ハナバチsp、ルリタテハなど

〇観察した鳥類〇          アカゲラ、ウグイス、エナガ、カケス、カワウ、カワセミ、シジュウカラ、ソウシチョウ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ヤマガラなど

2017.08.17(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 湖上に雲が低いが一部に薄日が差す気温24℃
○ 参加者:4名 ( PV3名、ビジター1名)
○ 観察テーマ:「ハクウンラン」を観察

(箱根町9時00分)
 チダケサシ咲き残り。コオニユリ咲き始め。センニンソウ花盛り。コバギボウシ咲き残り。ヌマトラノオ花盛り。オオハンゴンソウ数本咲く。コボタンヅル咲き始め。タマアジサイ花盛り。ヤマノイモにムカゴが付く。キカラスウリ花盛り。ツユクサ花盛り。ノブドウに実がつく。ノブキ花盛り。クサコアカソ花盛り。ヒヨドリバナ花盛り。ツルニンジンに蕾がつく。ヌスビトハギ咲き始め。トチバニンジンに赤い実だ。トンボソウ花盛り。リョウブ咲き残り。ノリウツギ咲き残り。ムラサキニガナ咲く。オトコエシ咲き始め。キンミズヒキ花盛り。ヤマニガナ咲く。                                      (白浜入口11時10分)                             ツリバナに実だ。アケボノソウ数本。オオバギボウシに実だ。ヒメヤブラン咲く。オカトラノオ咲き残り。                   (白浜11時40分)                               イヌゴマ咲く。コバギボウシ咲き残り。ハクウンラン花盛り。ツルリンドウに蕾だ。林道との分岐点12時、休憩昼食。気温26℃     (箒ヶ鼻13時05分)                             (震災慰霊碑13時15分)                           沢の湧水量、少。10℃ タテヤマギク花盛り。           (真田浜14時10分)                              クサアジサイ花盛り、見事だ。オトコエシここでは蕾だ。      (立岩15時00分)                               (小杉の鼻15時20分)                             カラスザンショウの花が散り広がっている。サラシナショウマに蕾だ。マルバハギ咲き始め。                        (亀ヶ崎16時25分)                               ユウガギク咲く。アケボノソウここでは蕾だ。 
(深良水門16時55分)                             ミズナラの落ち葉にムササビと思える食痕。ゴマギに赤い実が目立つ。ノコギリソウ咲く。ツチアケビの群生。              (キヤンプ村17時30分)帰着。
出会ったハイカー多数。アサギマダラ多数。

○観察した主な植物○       【花を観察】              イヌゴマ、オオハンゴンソウ、オカトラノオ、オトコエシ、カラスザンショウ、キカラスウリ、キンミズヒキ、クサアジサイ、クサコアカソ、コオニユリ、コバギボウシ、コボタンヅル、センニンソウ、タテヤマギク、タマアジサイ、チダケサシ、ツユクサ、トンボソウ、ハクウンラン、ヒメヤブラン、マルバハギ、ムラサキニガナ、ヌスビトハギ、ヌマトラノオ、ノコギリソウ、ノブキ、ノリウツギ、ヒヨドリバナ、リョウブ、ヤマニガナ、ユウガギク、

【蕾・葉を観察】            アケボノソウ、サラシナショウマ、ツルニンジン、ツルリンドウ、ミズナラ

【実を観察】              オオバギボウシ、ゴマギ、ツチアケビ、ツリバナ、トチバニンジン、ノブドウ、ヤマノイモ(ムカゴ)、

○観察した哺乳類○         ニホンシカ(食痕多数多種、足跡、糞)、ムササビ(食痕…ミズナラ)

○観察したもの○          ヤマアカガエル(子ガエル)、ザトウムシ類、サワガニ、ヘビの抜け殻 

○観察した昆虫類○        アカハナカミキリ、アサギマダラ(卵、成虫)、アブラゼミ、イチモンジセセリ、カラスアゲハ、エゴツルクビオトシブミ(揺籠、成虫)、エサキモンキツノカメムシ、オオヒラタシデムシ(幼虫、成虫)、ガガンボsp、キタキチョウ(抜け殻、成虫)、ジャコウアゲハ(幼虫、成虫)、シリアゲムシsp、スジグロシロチョウ、スズメバチsp、ハナバチsp、ヒグラシ、ヒナバッタ、フキバッタsp、ベッコウヒラタシデムシ、ミンミンゼミ、モンキアゲハ、ヨツボシモンシデムシ

〇観察した鳥類〇          アカゲラ、ウグイス、エナガ、カケス、ガビチョウ、カワウ、キジバト、コゲラ、コジュケイ、シジュウカラ、ソウシチョウ、ツバメ(30+)、トビ、ハシブトガラス、、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ(巣立ちひな)、ミソサザイ(巣立ちひな)、メジロ、ヤマガラなど

2017.07.20(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 風なし 気温21℃
○ 参加者:8名 ( PV6名、研修生2名)
○ 観察テーマ:「ウツボグサ」を観察

(箱根町9時00分)
 オカトラノオ花盛り。タマアジサイはまだ蕾だ。ヤブカンゾウ咲き終わり。ホタルブクロ花盛り。キカラスウリ花盛り。ユキノシタ花盛り。ツルマサキ花終わり。ムラサキニガナ花盛り。アカショウマ咲く。ヤマアジサイ咲き残り。チダケサシ花盛り。ウバユリ蕾だ。アサギマダラが羽化直後で羽根を乾かしていた。ウツボグサ花盛り。ドクウツギに実が赤い。                               (白浜入口10時25分)                             ツルニガクサ咲き始め。コバギボウシ咲く。イヌゴマ咲き始め。サルナシに実が多い。シロバナイナモリソウ花盛り。ソウシヨウニンジンに実がつく。サワギク花終わり。ヌスビトハギ咲き始め。リョウブ花盛り。ヒヨドリバナはまだ蕾だ。             (箒ヶ鼻11時30分)                              はやめの昼食休憩、気温22℃                    (震災慰霊碑12時15分)                           沢の湧水、極少水温10℃、沢の水量、少。ナツノタムラソウ咲く。ヤマジオウ咲く。コバノカモメヅル咲く。アオホオズキ咲く。      (真田浜13時00分)                              気温25℃。サルナシに実が多い。イヌゴマ咲く。           
(立岩13時40分)                               (小杉の鼻14時00分)                             アサギマダラのさなぎを発見。サワフタギに実が青く多い。    (亀ヶ崎14時35分)                              
(深良水門15時00分)                             ヒグラシの蝉しぐれの一日だった。                   (キヤンプ村15時45分)帰着。
出会ったハイカー4組11名。アサギマダラ4頭。

○観察した主な植物○       【花を観察】              アオホオズキ、アカショウマ、イヌゴマ、ウツボグサ、オカトラノオ、キカラスウリ、コバギボウシ、コバノカモメヅル、サワギク、シロバナイナモリソウ、チダケサシ、ツルマサキ、ツルニガクサ、ナツノタムラソウ、ヌスビトハギ、ムラサキニガナ、ヤマアジサイ、ヤマジオウ、ヤマホタルブクロ、ヤブカンゾウ、ユキノシタ、リョウブ、

【蕾・葉を観察】            タマアジサイ、ウバユリ、ヒヨドリバナ、

【実を観察】              サルナシ、サワフタギ、ソウシショヨウニンジン、ドクウツギ、

○観察した哺乳類○         ニホンジカ(食痕)、ムササビ(ホオノキに食痕)

○観察したもの○          オニグモ、ザトウムシ類、ニホントカゲ、サワガニ、アズマヒキガエル 

○観察した昆虫類○        アオスジアゲハ、アサギマダラ(蛹、成虫)、オオオバホタル、オオヒラタシデムシ(幼虫、成虫)、オバボタル、キマダラセセリ、クロカミキリ、ジャコウアゲハ(卵、幼虫、成虫)、スジグロシロチョウ、セマダラコガネ、ニワハンミョウ、ノコギリカミキリ、ハナバチ類、ヒグラシ(抜け殻、成虫)、ヒメキマダラセセリ、ベニシジミ、ムネクリイロボタルなど

〇観察した鳥類〇          アオサギ、ウグイス、カケス(風切羽)、ガビチョウ、カワウ、カルガモ、キジバト、コゲラ、コジュケイ、シジュウカラ、スズメ、センダイムシクイ、ソウシチョウ、ツバメ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ミソサザイ、ヤマガラ

2017.06.22(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 風なし 気温22℃
○ 参加者:4名 ( PV3名、ビジター1名)
○ 観察テーマ:「スイカズラ」を観察

(箱根町8時55分)
 気温22℃、曇り、風無し、波静か。霧が低くたれ込め、駒ヶ岳の中腹からは見えない。湖岸の植樹にスイカズラが咲き始める。西坂コース分岐近くの樹上にセッコクを仰ぎ見る。スイカズラ咲きジャコウアゲハが蜜を吸う。ノイバラ咲く。ウツギ花盛り。バライチゴに白花咲く。ハナイカダに実がつく。ガマズミ花盛り。フジイバラ咲く。ヤマグワの実が熟す。ニシキウツギ咲き残り。エゴノキ花散る。ヤブヘビイチゴの実が赤く目立つ。シナノキの花を拾う柄に葉っぱ状の苞がついている。コアジサイ花盛り。ヤマアジサイ咲き始め。ミヤマウコギ咲き始め。モミジイチゴ実熟す。ガマズミ咲き残り。コゴメウツギ咲き始め。ドクウツギに実がつく。サルナシ花盛り。            (白浜入口10時20分)                             ヤマボウシ花盛り。ウワバミソウ咲く。イヌトウバナ咲く。トチバニンジン花終わり。                               (箒ヶ鼻11時25分)                              早めの昼食休憩、気温19℃、霧は晴れない。            (震災慰霊碑12時10分)                           沢の湧水、中。水温10℃。アオホウズキ咲く。沢の水量、中。マツブサ咲く。                                  (百貫の鼻12時40分)                            (真田浜13時10分)                              駒ヶ岳山頂は霧の中。湖面はしずかで水位が低い。アカショウマ咲く。           
(立岩14時00分)                                ハコネシロカネソウ咲く。フデリンドウ咲き残り。アカショウマ咲き始め。ヤブニッケイに蕾だ。                        (小杉の鼻14時10分)                             ヤマユリに蕾つく。                           (亀ヶ崎15時10分)                              
(深良水門15時35分)                             エゴノキの花が大量に散りまるで絨毯だ。ナルコユリに蕾多い。キツネアザミ咲き残り。                           (キヤンプ村16時30分)帰着。
出会ったハイカー7組16名。アサギマダラ4頭。

○観察した主な植物○       【花を観察】              アオホウズキ、アカショウマ、イヌトウバナ、ウツギ、ウワバミソウ、エゴノキ、ガマズミ、キツネアザミ、コアジサイ、コゴメウツギ、サルナシ、シナノキ、スイカズラ、セッコク、トチバニンジン、ニシキウツギ、ノイバラ、ハコネシロカネソウ、バライチゴ、フジイバラ、フデリンドウ、マツブサ、ミヤマウコギ、ヤマアジサイ、ヤマボウシ、

【蕾・葉を観察】            ナルコユリ、ヤブニッケイ、ヤマユリ

【実を観察】              ドクウツギ、ハナイカダ、モミジイチゴ、ヤマグワ、ヤブヘビイチゴ、

○観察した哺乳類○         テン(登山道上の糞、内容物は殆どサクラの種)、ニホンジカ(食痕、クサコアカソ・タマアジサイ他)

○観察したもの○          ウロコアシナガグモ  

○観察した昆虫類○        アサギマダラ、アワフキムシ、オオスズメバチ(女王蜂・古い巣)、オオヒラタシデムシ、オトシブミ類、オバボタル、クロアゲハ、ジャコウアゲハ(成虫・卵・1齢幼虫)、ジョウカイボン、スジグロシロチョウ、ダイミョウセセリ、ハナバチ類、ヒムハサミツノカメムシ(♂)、ホタルガなど

〇観察した鳥類〇          アオゲラ、アカゲラ、イカル、イワツバメ、ウグイス、エナガ(親子)、オオルリ、カケス(親子)、ガビチョウ、カワウ、カワラヒワ、キジバト、キビタキ、コゲラ、コジュケイ、シジュウカラ(親子)、スズメ、セグロセキレイ、ソウシチョウ、ツバメ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、ホトトギス、ミソサザイ、メジロ、ヤマガラなど

2017.05.29(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:快晴 風なし 気温15℃
○ 参加者:4名 ( PV4名)
○ 観察テーマ:「ハコネシロカネソウ」を観察

(箱根町9時00分)
 湖超しに遠く雪の少ない富士山を見ながら出発。民家の庭先にサンショウバラが満開。ヤマボウシ咲く。ハナイカダに蕾だ。ツルウメモドキ花盛り。ツルカノコソウ咲く。ムラサキケマン咲き残り。カキドオシ咲く。イヌガラシ咲く。ヤマツツジ花盛り。ツリバナ咲く。コゴメウツギ蕾だ。コアジサイ蕾だ。ホオノキ咲く。ミヤマキケマン咲く。オオバウマノスズクサ咲く。ホソバテンナンショウ咲く。ヒメウワバミソウ咲き残り。ミズキ花盛り。キブシは既に実だ。ハンショウズル蕾膨らむ。ガマズミ蕾だ。ドクウツギ蕾つく。ツクバネウツギ咲き始め。サルトリイバラここでは実だ。                          (白浜入口10時20分)                             ツクバネウツギ花盛り。ミツバウツギ咲き始め。ヤブデマリ咲き始め。ヤマフジ花盛り。ツボスミレ花残り。ホウチャクソウ花盛り。タンナサワフタギに蕾だ。コチャルメルソウ既に実だ。フタリシズカ蕾だ。トチバニンジン蕾だ。ミヤマウコギ蕾だ。ツタウルシ花咲く。ヤブムラサキシキブ蕾だ。スノキ咲き始め。サラサドウダン咲き始め。    (箒ヶ鼻11時50分)                              昼食休憩。                                (震災慰霊碑12時30分)                           沢の湧水、中。水温10℃。沢の水量、中。ヤエムグラ花盛り。クワガタソウ咲く                                 (百貫の鼻13時00分)                             オニシバリに実だ。                           (真田浜13時20分)                             
(立岩14時00分)                                ハコネシロカネソウ花盛り。                       (小杉の鼻14時25分)                             ゴマギの花が散り広がっている。サワフタギ花盛り。ナルコユリに蕾多い。アカガシ雄花が目立つ。ハンショウズルここでは咲く。トリカブトに蕾だ。キンラン一輪花盛り。                   (亀ヶ崎15時20分)                               カマツカ咲き残り。ツクバネソウ咲き残り。クルマムグラ咲く。ニシキウツギ蕾だ。フタバアオイ花終わり。  
(深良水門15時50分)                             オトシブミが多く目につく。ヤマフジ花盛り。キツネアザミ花盛り。 (キヤンプ村16時30分)帰着。
出会ったハイカー5組8名。

○観察した主な植物○       【花を観察】              アカガシ、イヌガラシ、オオバウマノスズクサ、カキドオシ、カマツカ、キツネアザミ、キンラン、クルマムグラ、クワガタソウ、ゴマギ、サラサドウダン、サンショウバラ、サワフタギ、スノキ、ツクバネウツギ、ツクバネソウ、ツタウルシ、ツボスミレ、ツルウメモドキ、ツリバナ、ツルカノコソウ、ヒメウワバミソウ、ハコネシロカネソウ、ハンショウズル、フタバアオイ、ホウチャクソウ、ホオノキ、ホソバテンナンショウ、ミツバウツギ、ミズキ、ミヤマキケマン、ムラサキケマン、ヤエムグラ、ヤブデマリ、ヤマツツジ、ヤマボウシ、ヤマフジ、

【蕾・葉を観察】            ガマズミ、コアジサイ、コゴメウツギ、タンナサワフタギ、ドクウツギ、トチバニンジン、トリカブト、ナルコユリ、ニシキウツギ、ハナイカダ、ハンショウズル、フタリシズカ、ミヤマウコギ、ヤブムラサキシキブ、

【実を観察】             オニシバリ、キブシ、コチャルメルソウ、サルトリイバラ、       

○観察した昆虫類○        オトシブミ

2017.04.20(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:快晴 雲なし 気温15℃
○ 参加者:8名 ( PV7名VC1名)
○ 観察テーマ:「イワボタン」を観察

(箱根町9時00分)
青空が澄み渡っている。植樹されたコブシの白花を見ながら出発する。マメザクラがここでは咲始め。タネツケバナ、タチツボスミレ、カキドオシが今が盛りと咲き誇っている。ヤマネコノメソウ咲始め。カントウミヤマカタバミ花盛り。ツルカノコソウ咲き始め。キブシ咲く。キランソウ花盛り。マメザクラ咲く。アブラチャン花盛り。クロモジ花盛り。アセビ咲く。セントウソウ花盛り。モミジイチゴ花盛り。トリカブトの新葉だ。ナガバノスミレサイシン花盛り。シバヤナギ花盛り雄花か。フデリンドウ咲く。                             (白浜入口10時40分)コブシここでは咲き残り。湖水が高い。数日来の降雨の影響か。                            (白浜11時)                                  イワボタン咲く。コチャルメルソウ咲く。ウワバミソウ咲く。ハルトラノオ花盛り。フッキソウ咲き始め。オトメアオイに蕾。エイザンスミレ花盛り。オトメスミレ咲く。ヤマルリソウ咲き始め。フデリンドウ咲く。  (箒ヶ鼻11時50分)                             休憩、昼食。気温13℃白い雲に覆われたが雨の心配はない。程なく出発。シキミ咲き始め。オニシバリ咲く。                (震災慰霊碑12時30分)                          沢の湧水量多い。水温10℃。ミツマタ花盛り。沢の水量大     (百貫の鼻13時00分)                            トウゴクサバノオ咲き始め。ホソバテンナンショウ咲き始め。    (真田浜13時30分)                             気温12℃。
(立岩14時20分)                               ハコネシロカネソウ咲き始め。                      (小杉の鼻15時00分)                            気温11℃。ジロボウエンゴサク咲き始め。ミツバツチグリ咲き始め。オトメスミレ咲く。フモトスミレ咲き始め。                 (亀ヶ崎15時5分)                      
(深良水門16時5分)                            フタバアオイ咲く。ミツマタ咲く。湖尻水門が開門放水している。   (キヤンプ村16時45分)帰着。
出会ったハイカー4組7名。

○観察した主な植物○       【花を観察】              アセビ、アブラチャン、イワボタン、ウワバミソウ、エイザンスミレ、オトメスミレ、オニシバリ、カキドオシ、カントウミヤマカタバミ、キブシ、キランソウ、クロモジ、コチャルメルソウ、コブシ、シキミ、シバヤナギ、ジロボウエンゴサク、セントウソウ、タチツボスミレ、タネツケバナ、ツルカノコソウ、トウゴクサバノオ、ナガバノスミレサイシン、ハコネシロカネソウ、ハルトラノオ、フタバアオイ、フッキソウ、フデリンドウ、フモトスミレ、ホソバテンナンショウ、マメザクラ、ミツバツチグリ、ミツマタ、モミジイチゴ、ヤマネコノメソウ、ヤマルリソウ

【蕾・葉を観察】            オトメアオイ、トリカブト、

【鳥・その他を観察】         イワツバメ、オオバン、オオルリ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キクイタダキ、キジ(雌雄)、キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、、シロハラ、セグロセキレイ、センダイムシクイ、ソウシチョウ、ツバメ、トビ、ホオジロ、ミソサザイ、メジロ、ヤブサメ、ヤマガラ

○観察した哺乳類○         イノシシ(土耕跡)、ニホンジカ(食痕、足跡)、タヌキ(足跡)、テン(糞)、ムササビ(食痕、オオシマザクラの花)

○観察した魚類○         ワカサギ

○観察した昆虫類○        ビロードツリアブ

2017.03.16(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:晴れ 気温5℃
○ 参加者:7名 ( PV6名VC1名)
○ 観察テーマ:「オニシバリ」を観察

(箱根町9時25分)
久しぶりに穏やかな冬日を受けて出発する。やすらぎの森入口から白浜入口にかけて山側、湖側共に間伐されて明るく陽が差し込んでいる。要所には「ヒメシャラ、ヤマボウシ、ヤマザクラ」の幼木が植樹されている。ヤマザクラの枝が花芽を付けたまま道に落ちている切り口は斜めで鋭い…ムササビの食痕だという。     (白浜入口10時10分)                            池にヤマアカガエルの卵魂だ。オニシバリ咲く。橋の下水流なし。ネコノメソウに花芽だ。ネコヤナギに銀鱗残る。胸まで浸かって客二人。                                     (箒ヶ鼻11時20分)                             (震災慰霊碑11時30分)                          湧水ほんの僅か9℃。沢の水量少。ハナネコノメソウ咲始め。     (百貫の鼻12時00分)                            (真田浜12時25分)                             休憩、昼食。6℃。駒ヶ岳の頂には陽がさすが沢筋には残雪が見えるカンムリカイツブリが20数羽。湖面を渡って来る風は冷たい。出発する。
(立岩13時40分)                               シキミに蕾だ。                               (小杉の鼻14時00分)                            ミツマタに蕾だ。道端にフキノトウが小さく咲く。            (亀ヶ崎14時50分) 
(深良水門15時10分)                            ダンコウバイの蕾膨らむ。                        (キヤンプ村15時50分)帰着。
7人で歩いたが3月の西岸では目につく観察物が少なく足早の1日だった。出会ったハイカーなし。

○観察した主な植物○       【花を観察】              オニシバリ、ハナネコノメソウ、フキノトウ

【蕾・花芽を観察】          ネコノメソウ、シキミ、ミツマタ、ダンコウバイ

【鳥・その他を観察】         カンムリカイツブリ、          ムササビの食痕、ヤマアカガエルの卵魂、ネコヤナギに銀鱗

2016.10.20(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:快晴 気温22℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「アキノウナギツカミ」を観察

(箱根町8時45分)
快晴。22℃、風なし、湖面も穏やかだ。雲一つなく晴れわたる。植樹されたケヤキの葉が色づいている。道端の日溜まりにオオイヌノフグリ、ハキダメギク、タニソバが咲く。ノコンギク咲き残り。ヌマトラノオに実が着く。ノブドウに多彩な実が着く。ユウガギク咲き残り。桧に絡まるツタウルシの紅葉が目立つ。ナギナタコウジュ、咲き始め。オオミゾソバ咲く。アケビの実が熟して落ちている。メギの実が赤く輝いている。ツルニンジンの種が散っている。アキノウナギツカミ咲く。ボタンツルに綿毛だ。アカネに実が付く。ダイコンソウ咲き残り。ツルマサキに青い実が着く。ホソバガンクビソウ咲く。ヤブタバコに沢山の実が着く。ヤクシソウ花盛り。シロヨメナ咲き残り。ヤマトリカブト花盛り。ホトトギスに既に実が着く。ツリバナの実が割れて下がる。トンボソウ花終わり実が着く。リンドウ花盛り。          (白浜入口10時40分)                            19℃。イヌヤマハッカ咲き残り。タイアザミ咲く。センブリ咲く。    (箒ヶ鼻11時35分)                             オトギリソウ咲き残り。リンドウ花盛り。                 (震災慰霊碑11時40分)                          沢の湧水量、大、10℃クマシデの実が散り広がった絨毯みちを歩いた。                                      (百貫の鼻12時10分)                            タテヤマギクは既に冠毛だ。ツルリンドウに赤い実だ。ミヤマウコギに黒い実が沢山着く。アキノキリンソウ花盛り。センブリ花盛り。  (真田浜12時50分)                             大勢の千客で一杯、素通りし程よい所で昼食休憩。17℃
(立岩14時00分)                               カヤの実が青く幾つか落ちている。                   (小杉の鼻14時25分)                            サラシナショウマ花盛り。セキヤノアキチョウジ花盛り。アケボノソウ咲き残り。             
(深良水門15時35分)                           亀ヶ崎からは道の両側2メートルほどづつきれいに刈り込まれ観察する物なし、足が早まる。                     (キヤンプ村16時10分)帰着
今日は季節に会わず暖かく、途中Tシャツで歩いた。出会ったハイカー5組8人。他に4〜50人のグループ。ランナー3組6人。アサギマダラ1頭。

○観察した主な植物○       【花を観察】              アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アケボノソウ、イヌヤマハッカ、オオイヌノフグリ、オオミゾソバ、オトギリソウ、サラシナショウマ、シロヨメナ、セキヤノアキチョウジ、センブリ、タイアザミ、ダイコンソウ、タニソバ、ナギナタコウジュ、ノコンギク、ハキダメギク、ホソバガンクビソウ、リンドウ、ヤクシソウ、ヤマトリカブト、ユウガギク、

【実を観察】              アカネ、アケビ、カヤ、ツリバナ、ツルニンジン、ツルマサキ、ツルリンドウ、トンボソウ、ミヤマウコギ、メギ、ヌマトラノオ、ノブドウ、ホトトギス、ヤブタバコ、

【鳥・その他を観察】         ケヤキ、タテヤマギク、ツタウルシ、ヒノキ、ボタンツル

2016.08.31(水) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温19℃
○ 参加者:4名 ( PV3名ビジター1名)
○ 観察テーマ:「ヤブタバコ」を観察

(箱根町9時20分)
前日の台風一過で青空を期待したが薄い雲がかかり駒ヶ岳の山頂を隠している。快い風を受けて出発。ヌマトラノオ咲き終わり。チダケサシ咲き終わり。イヌゴマ咲き残り。センニンソウ咲き残り。湿地にツユクサが咲く。タマアジサイ咲き残り。ツルニンジン花盛り。シロヨメナ咲き始め。イヌトウバナ咲き始め。ノブキ花盛り。ミズヒキ花盛り。ホソバガンクビソウ咲き残り。ヒヨドリバナ咲き始め。ヤブタバコ花盛り。ユウガギク咲き残り。オトコエシ咲き始め。ヌスビトハギ花盛り。実も付く。ツリバナ実を下げる。トンボソウ咲き残り。アカバナゲンノショウコ花盛り。ヤマホトトギス咲き始め。キンミズヒキ咲く。ヤブマメ咲く。ウツボグサ咲き残り。リュウノウギク咲き始め。       (白浜入口11時00分)                            いつも枯れている沢に音を立てて水が流れる。 トチバニンジンに実が残る。イナモリソウ咲き残り。イヌヤマハッカ咲き始め。ツルリンドウ咲き始め。センブリが元気だ。アカショウマが紅葉「?」2株。カマツカに青い実が付く                             (箒ヶ鼻12時05分)                             休憩、昼食 20℃                             (震災慰霊碑12時45分)                          シュウブンソウ咲き始め。沢の湧水量、中。10℃。ツルリンドウ咲き始め。オオバウマノスズクサに実が多い。ヤマホトトギス咲き始め。オオカモメズル咲き残り。実も付く。アオホウズキ咲く。2時頃雲が切れミンミンゼミが鳴く。フタリシズカに閉鎖花が付く。          
(真田浜14時15分)                             駒ヶ岳が顔を見せる。流れ込んだ川筋で砂浜に幾重にも深い溝ができた。ヒメガンクビソウ咲く。
(立岩15時15分)                               サラシナショウマに蕾付く。                       (小杉の鼻15時45分)                            ヤマハギ花盛り。                              (亀ヶ崎16時35分)                              キンミズヒキ花盛り。アケボノソウに蕾付く。マツカゼソウ花盛り。ツリフネソウ咲き残り。
(深良水門17時00分)                            ヤマハギ花盛り。オニシバリに赤い実が輝いている。サルナシに実が付く。ユウガギク花盛り。湖尻水門近くにテッポウユリが咲く。  (キヤンプ村17時30分)帰着
終日気温20℃の中を歩いた。秋を感じさせる一日だった。     出会ったハイカー10組24人。

○観察した主な植物○      【蕾を観察】              アケボノソウ、サラシナショウマ

【花を観察】              アカバナゲンノショウコ、イナモリソウ、イヌゴマ、イヌトウバナ、イヌヤマハッカ、ウツボグサ、オオカモメズル、オトコエシ、キンミズヒキ、シロヨメナ、シュウブンソウ、センブリ、センニンソウ、タマアジサイ、チダケサシ、ツユクサ、ツリフネソウ、ツルニンジン、ツルリンドウ、テッポウユリ、トンボソウ、ヌスビトハギ、ヌマトラノオ、ノブキ、マツカゼソウ、ミズヒキ、ヒメガンクビソウ、ヒヨドリバナ、フタリシズカ(閉鎖花)、ホソバガンクビソウ、リュウノウギク、ヤマハギ、ヤマホトトギス、ヤブタバコ、ヤブマメ、ユウガギク、

【実を観察】              オオバウマノスズクサ、オニシバリ、カマツカ、サルナシ、ツリバナ、トチバニンジン、ヌスビトハギ

【鳥・その他を観察】         アカショウマ、ミンミンゼミ

2016.06.16(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:曇り 気温15℃
○ 参加者:5名 ( PV3名ビジター2名)
○ 観察テーマ:「クモキリソウ」を観察

(箱根町9時00分)
雨予報だが低い雲は明るい。梅雨時だ、観光客の姿は見えない。早めに出発する。ウツギが花盛り。ノリウツギがここでは咲き始め。スイカズラ咲き残り。エゴの雄花が散っている。ムラサキシキブに実だ。ホウノキに咲き残り。香りを放つ。コアジサイ花盛り。モミジイチゴに実だ。食べ頃。ヤマアジサイ咲き始め。ニシキウツギ咲き残り。タンナサワフタギ咲き残り。サルナシ花盛り。             (白浜入口10時15分)                            ヤマボウシ花盛り。ハナイカダには実だ。                (白浜10時35分)                              キショウブ2輪咲く。ニシキウツギここでは花盛り。ナワシロイチゴ咲く。キブシに実だ。イボタノキ咲き始め。ナルコユリに蕾多い。クモキリソウ花盛り。その脇にスズムシソウが花枯れて残る。スノキに実だ。ヒメヨツバムグラ花盛り。                       (箒ヶ鼻11時40分)                             小雨が降り出し、早めの休憩昼食にする。小雨の中出発する。  (震災慰霊碑12時05分)                          サワギク咲き始め。沢の湧水量、中。10℃              (百貫の鼻12時35分)                            クマヤナギに青い房状の実だ。
(真田浜13時00分)                             クサアジサイが本数多く健在だ。
(立岩13時40分)                               雨が上がった。吹く風が爽やか‥に感じる。フタリシズカ咲き残り。アカショウマ数茎、花盛り。                       (小杉の鼻14時15分)                            ヤマツツジが咲き残り。オニシバリに早くも赤い実が付く。ケキツネノボタン咲き残り。                             (亀ヶ崎15時05分)                              石垣にクジャクシダを数茎見た。スイカズラ花盛り。
(深良水門15時40分)                            トチバニンジンに蕾だ。上がっていた雨が来た。            (キヤンプ村16時30分)帰着
予報されていた降雨は少なくラッキーな一日だった。出会ったハイカー4組6人。

○観察した主な植物○      【蕾を観察】              トチバニンジン、ナルコユリ、

【花を観察】              アカショウマ、イボタノキ、ウツギ、エゴ、キショウブ、クモキリソウ、ケキツネノボタン、コアジサイ、サルナシ、サワギク、スイカズラ、スズムシソウ、タンナサワフタギ、ナワシロイチゴ、ニシキウツギ、ノリウツギ、ヒメヨツバムグラ、フタリシズカ、ホウノキ、ヤマアジサイ、ヤマツツジ、ヤマボウシ、

【実を観察】              オニシバリ、キブシ、クマヤナギ、スノキ、ハナイカダ、ムラサキシキブ、モミジイチゴ、

【鳥・その他を観察】         クサアジサイ、クジャクシダ

2016.05.19(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:快晴 気温20℃
○ 参加者:7名 ( PV5名ビジター2名)
○ 観察テーマ:「ズミ」を観察

(箱根町9時05分)
新緑が映える季節の到来だ。植樹されたケヤキのヤドリギの実が塾す。ヘビイチゴがいっぱいの陽を受け花盛り。ハナイカダが咲き始め。ニワトコが花盛り。ノリウツギは蕾だ。ヤマフジ咲き残り。ムラサキケマン咲き残り。カキドオシ花盛り。。メギには実だ。ツリバナ咲き始め。イタヤカエデの新緑が濃い。ヤマツツジ花盛り。グミ咲き残り。コアジサイは蕾だ。ヒメウワバミソウ咲く。ミヤマキケマン咲く。タネツケバナ咲く。ホウチャクソウ咲く。コゴメウツギは蕾だ。トキワハゼ咲く。                                    (白浜入口10時35分)                            箱根町主催で広葉樹を植栽するボランティアの一団と出会った。町長も同行だ。ツリバナ咲き残り。ヤマフジ咲く。ズミ花盛り。ランヨウアオイ咲く。ナルコユリに蕾多い。トチバニンジンに蕾だ。オオバウマノスズクサに蕾だ。スノキ蕾だ。ミツバウツギ咲き始め。      (箒ヶ鼻11時45分)                             グミ咲き残り。ツクバネウツギ咲き残り。コバノガマズミ咲き残り。キクムグラ花盛り。サワギキョウ咲く。サルトリイバラ咲く。沢の湧水、中、10℃。外気温15℃。沢の水量中。クワガタソウ咲く。オオバウマノスズクサここでは咲く。                          (百貫の鼻12時45分)                            ヤマジオウ蕾だ。フタリシズカ蕾だ。 
(真田浜13時15分)                             休憩、昼食。気温16℃。風強く波高い。50分出発。キランソウ咲き残り。スズムシソウ10茎程花盛り。 
(立岩14時40分)                               ハコネシロカネソウ花盛り。                        (小杉の鼻15時20分)                            ヤマツツジ花盛り。ツクバネウツギここでは咲き残り。コバノガマズミ咲き残り。ハンショウヅルは蕾だ。キブシに実だ。フタリシズカ咲く。コクサギの葉が緑に輝く。フタバアオイ花咲く。ツルウメモドキ花盛り。
(キヤンプ村17時05分)帰着
出会ったハイカー4組20数人。サイクリング1名。アサギマダラ1頭。観察同行者が多いと目に入る物が豊富である。参加者が増えることを願う次第です。

○観察した主な植物○      【蕾を観察】              オオバウマノスズクサ、コアジサイ、コゴメウツギ、スノキ、トチバニンジン、ハンショウヅル、フタリシズカ、ナルコユリ、ノリウツギ、ヤマジオウ

【花を観察】              オオバウマノスズクサ、カキドオシ、キクムグラ、キランソウ、クワガタソウ、グミ、コバノガマズミ、サルトリイバラ、サワギキョウ、スズムシソウ、タネツケバナ、ツクバネウツギ、ツリバナ、ツルウメモドキ、トキワハゼ、ハコネシロカネソウ、ハナイカダ、ヒメウワバミソウ、フタバアオイ、フタリシズカ、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ニワトコ、ミツバウツギ、ミヤマキケマン、ムラサキケマン、ランヨウアオイ、ヤマツツジ、ヤマフジ、

【実を観察】              キブシ、メギ、ヤドリギ、

【鳥・その他を観察】         イタヤカエデ、コクサギ

2016.04.25(月) 芦ノ湖西岸生情報
天候:快晴 気温14℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「ジロボウエンゴサク」を観察

(箱根町8時50分)
快晴、風なし、波静か。船待ちの外人観光客が多い。富士山の残雪が大分小さくなったようだ。散策路脇にカキドウシ花盛り。セントウソウ花盛り。ヒメオドリコソウ花盛り。ランヨウアオイ花咲く。メギの蕾膨らむ。ヤマザクラ咲き残り。タネツケバナ花咲く。クロモジ花盛り。キブシ花盛り。ツリバナに小さな蕾だ。モミジイチゴ花盛り。コケリンドウ花盛り。キケマン花盛り。ホウチャクソウに蕾。ミツバツツジは蕾だ。                                     (白浜入口10時20分)                            オオシマザクラ花咲く。                          (白浜10時30分)タネツケバナ咲く。ウワバミソウ咲く。ハルトラノオ咲き残り。ネコヤナギに銀鱗既になし。レンギョウ花盛り。ミヤマカタバミ咲き残り。シコクスミレ花咲く。オトメアオイ花咲く。ナガバノスミレサイシン咲き残り。ヤマルリソウ花盛り。コアジサイに早くも蕾だ。 (箒ヶ鼻11時35分)                             (震災慰霊碑11時40分)コチャルメルソウ花終わり。ミツバアケビに雌雄の蕾だ。沢の湧水、中、水温10℃。ハナネコノメ花終わり。 (百貫の鼻12時10分) シコクスミレ花咲く。エイザンスミレ咲き残り。ヤブシキミ花盛り。シロバナタチツボスミレ花盛り。 
(真田浜12時35分)                             12℃。休憩昼食。湖面水位が高い。湖面を渡って来る風も爽やかだ。キランソウが咲いている。ハナイカダに蕾だ。トウゴクサバノオに実だ。
(立岩14時10分)                               シキミ咲き残り                               (小杉の鼻14時30分)                            ジロボウエンゴサク花盛り。フタリシズカに蕾だ。ナルコユリに蕾だ。 (亀ヶ崎15時20分)
(深良水門15時35分)                            クサボケ花盛り。                           
(キヤンプ村16時10分)帰着
出会ったハイカー4組6人。散歩する地元の人3人、カエデ類の緑が鮮やかな正に野歩きの季節が到来。

○観察した主な植物○      【蕾を観察】              コアジサイ、ツリバナ、ナルコユリ、ミツバアケビ、ミツバツツジ、ハナイカダ、フタリシズカ、ホウチャクソウ、メギ、

【花を観察】              ウワバミソウ、エイザンスミレ、オオシマザクラ、オトメアオイ、カキドオシ、キケマン、キブシ、キランソウ、クサボケ、クロモジ、コケリンドウ、シキミ、シコクスミレ、シロバナタチツボスミレ、ジロボウエンゴサク、セントウソウ、タネツケバナ、ナガバノスミレサイシン、ミヤマカタバミ、モミジイチゴ、ハルトラノオ、ヒメオドリコソウ、ランヨウアオイ、レンギョウ、ヤマザクラ、ヤマルリソウ、ヤブシキミ、

【実を観察】              トウゴクサバノオ

【鳥・その他を観察】         コチャルメルソウ、ハナネコノメ、ネコヤナギ、

2016.03.17(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:快晴 気温8℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「ヤマルリソウ」を観察

(箱根町8時50分)
イカ焼き、トウモロコシ焼の屋台がオープン準備だ。いよいよ観光シーズン到来。駒ヶ岳山腹に残雪だ。上空にはトビが舞う。ハンノキの雄花がまだ蕾だ。
(白浜9時40分)                               ヤマアカガエルと思われる卵が溜池に浮く。ネコヤナギが咲く。ヤマルリソウが咲き始め。サラサドウダンの花芽が輝いている。     (箒ヶ鼻10時40分)                             オニシバリ咲始め。                             (震災慰霊碑10時50分)                          沢の湧水量中、9℃。シキミ咲き始め。                 (百貫の鼻11時20分)                            ミヤマシキミの赤い実が光る。  
(真田浜11時50分)                             休憩昼食。雲一つない紺碧の青空だ。キブシの蕾がまだ固い。ヤマルリソウがここでも咲く。コウヤボウキが枝だけ残す、正に箒だ。
(立岩13時10分)                               (小杉の鼻13時30分)                            (亀ヶ崎14時10分)
(深良水門14時40分)                           
(キヤンプ村15時00分)帰着
出会ったハイカー2組6人。ランナー1人、自転車3人。箱根にも春はもうすぐ来る。

○観察した主な植物○      【蕾を観察】              キブシ、ハンノキ(雄花)

【実を観察】              ミヤマシキミ、

【鳥・その他を観察】         トビ、ヤマアカガエル、コウヤボウキ(箒)

【花を観察】             オニシバリ、サラサドウダン(花芽)、シキミ、ネコヤナギ、ヤマルリソウ、

2015.12.17(木) 芦ノ湖西岸生情報
天候:快晴 気温2℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「ヤドリギ」を観察

(箱根町8時50分)
風僅か。富士山の少ない雪が光る。葉を落としたケヤキにヤドリギが目立つ。船待ち客の姿なし。オオバンが十数羽浮かぶ。この時期目に入る観察物が少なく、足早にになる。ヤマホロシの鮮やかな赤い実が下がっている。
(白浜9時40分)                               オオバン、ヒドリガモが浮かぶ。メギの赤い実が枯れ藪の中で目立つ。ツルリンドウに赤い実だ。エナガが群れている。        (箒ヶ鼻10時30分)キッコウハグマに棉毛だ。沢の湧水量少ない。10℃外気温3℃。オニシバリには蕾だ。                  (百貫の鼻11時10分)  
(真田浜11時10分)                             昼食、休憩。駒ヶ岳の中腹に陽が差すが山頂には黒い雲が現れた。早めに出発する。スノキ、マルバウツギが遅い紅葉だ。
(立岩13時00分)
(深良水門14時10分)                            ヒガラ、ヤマガラの混群に会う。
(キヤンプ村15時00分)帰着
出会ったハイカー2組3人。この時期、小人数での自然情報収集には適さない思いがする。

○観察した主な植物○      【蕾を観察】              オニシバリ

【実を観察】              ツルリンドウ、メギ、ヤマホロシ

【鳥・その他を観察】         エナガ、オオバン、ヒドリガモ、ヒガラ、ヤマガラ、キッコウハグマ(棉毛)、ケヤキ(ヤドリギ)

【紅葉・黄葉】スノキ、マルバウツギ、

2015.11.19(木) 芦ノ湖西岸生情報
○ 天候:曇り 気温8℃
○ 参加者:4名 ( PV3名ビジター1名)
○ 観察テーマ:「オニシバリ」を観察

(箱根町9時05分)
風なし静かな湖面にオオバンが数羽浮かぶ。雲が低く垂れ込めている。園地から白浜入口にかけて間伐材が撤去され明るくなった。途中お仕事で間伐調査中のPV_Kさんに会った。ノイバラに赤い実が付く。リンドウは花弁を閉じて残る。ツルマサキの赤い実が弾けている。箱根神社裏山のヒメシャラ純林の紅葉が遠望できる。センニンソウが弦先に咲き残る。メギに赤い実だ。ツタウルシが見事な紅葉を見せる。コアジサイの黄葉は見事だ。クロモジに冬芽が目立つ。ヤブムラサキシキブに実が残る。リュウノウギク咲き残る。ヤマホロシに赤い実が下がる。
(白浜入口11時10分)
(白浜11時25分)                               オオバン、ホシハジロが30数羽程。スノキが紅葉だ。ツルリンドウ実が残る。コナラが黄葉して落葉だ。                    (箒ヶ鼻12時20分)                             昼食、休憩。対岸は中腹まで雲が下がっている。           (震災慰霊碑13時00分)                           いつもながら清掃が行き届いている。沢の湧水量中。外気温7℃だが水温は10℃。                               (百貫の鼻13時30分)  
(真田浜14時00分)
(立岩14時40分)
(小杉の鼻15時10分)
コバノガマズミに赤い実が残る。チドリノキに黄葉で残る。オニシバリに花芽が付く。
(亀ヶ崎16時00分)
(深良水門16時15分)
シロヨメナ咲き残る。                           (キヤンプ村16時40分)帰着
10℃前後で寒さを感じる一日だが、幸い雨には合わなかった。目にした報告物は少ない。出会ったハイカー3組11人。

○観察した主な植物○      【花を観察】              シロヨメナ、センニンソウ、リュウノウギク、リンドウ、オニシバリ(花芽)

【冬芽を観察】
クロモジ、       

【実を観察】              コバノガマズミ、ツルマサキ、ツルリンドウ、ノイバラ、メギ、ヤブムラサキシキブ、ヤマホロシ

【鳥・その他を観察】         オオバン、ホシハジロ、

【紅葉・黄葉】コアジサイ、コナラ、スノキ、チドリノキ、ツタウルシ、ヒメシャラ

2015.10.15(木) 芦ノ湖西岸生情報
○ 天候:快晴 気温18℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「センブリ」を観察

(箱根町9時00分)
18℃。風なし。数日前の初冠雪した富士山が遠くに見える。植樹のケヤキが紅葉だ。ミゾソバも咲く。アケボノソウには実だ。ヌマトラノオが紅葉。ノコンギク花盛り。センニンソウには実に羽毛が着く。ホトトギス咲き残り。ニシキギは紅葉と赤い実だ。ナギナタコウジュ花盛り。アメリカセンダングサ咲き残り。メギに赤い実だ。アケビの実が落ちている。ノブキは実だ。イヌトウバナ咲く。トリカブトは蕾だ。ムラサキシキブは実を付けている。マツカゼソウ花盛り。タニソバは紅葉だ。ヒヨドリバナ花終わり。リンドウ花盛り。アキノキリンソウ咲き残り。
(白浜入口10時45分)
ハナニガナ咲く。トリカブトここでは咲いている。           (白浜11時10分)                               アオハダに赤い実だ。イヌヤマハッカ咲き残り。キッコウハグマここでは蕾だ。ツルリンドウの赤い実が輝く。ノササゲに紫色の実だ。ケヤキの落葉の上を進む。センブリ花盛り。コカモメズルに実だ。
(箒ヶ鼻12時00分)                             昼食休憩。16℃。乾燥した空気で稜線がくっきりと。カマツカに赤い実が着く。シロヨメナ花盛り。
(真田浜13時35分)
サラシナショウマは純白に咲き始め。コバノガマズミに赤い実だ。
(小杉の鼻14時50分)
セキヤノアキチョウジ花盛り。コフウロ咲き残り。ケヤキが紅黄葉だ。トリカブトここでは花盛り。
(亀ヶ崎15時45分)
リュウノウギク咲き始め。スノキが紅葉だ。アケボノソウは既に実だ。
(深良水門16時05分)
大涌谷の山肌が夕陽に映える                     (キヤンプ村16時40分)帰着
半月前には花盛りだったホトトギスが既に咲き終わり、リンドウが花盛りだった。季節の流れは早い。出会ったハイカー7組16人。ランナー5人

○観察した主な植物○      【花を観察】              アキノキリンソウ、アメリカセンダングサ、イヌトウバナ、イヌヤマハッカ、コフウロ、サラシナショウマ、シロヨメナ、セキヤノアキチョウジ、センブリ、トリカブト、ナギナタコウジュ、ノコンギク、マツカゼソウ、ミゾソバ、ハナニガナ、ホトトギス、ヒヨドリバナ(花終)、リュウノウギク、リンドウ、

【蕾を観察】
キッコウハグマ、トリカブト、        

【実を観察】              アオハダ、アケビ、アケボノソウ、カマツカ、コカモメズル、コバノガマズミ、センニンソウ、ツルリンドウ、メギ、ノササゲ、ノブキ、ムラサキシキブ、

【鳥・その他を観察】         ケヤキ、タニソバ、ヌマトラノオ、ニシキギ、スノキ

2015.09.28(月) 芦ノ湖西岸生情報
○ 天候:薄日が射す晴 気温22℃
○ 参加者:2名 ( PV2名)
○ 観察テーマ:「アケボノソウ」を観察

(箱根町8時50分)
風なし。22℃。湖面に釣り船が浮かぶ。ホトトギス花盛り。アケボノソウ咲き始め。アカネに薄黄緑色の小花が咲く。ノコンギク花盛り。イタドリ花盛り。センニンソウは花終わり。ススキに花盛り。アメリカセンダングサ花盛り。ハナタデ花盛り。ツユクサの紫色が鮮やかだ。ミゾソバが花盛り。ツルニンジン咲き残り。ツリバナに割れた実が下がる。イヌタデ咲き始め。シュウブンソウ花盛り。イヌトウバナ咲く。タマアジサイ花終わり。アケビの実が割れて下がる。ヌスビトハギ花盛り。シロヨメナ咲く。クロモジには早くも冬芽がめだつ。ベニバラボロギクの綿毛が風に飛んでいる。ヤマトリカブトに蕾だ。
(白浜入口10時20分)
トイレ前の川の中州にアケボノソウが数本元気に咲く。アキノウナギツカミが咲く。ツリフネソウ咲き残り。トンボソウ花終わり。アオハダの赤い実が足元に広がる。イヌヤマハッカ花盛り。オオハナワラビの胞子葉が鮮やかな緑だ。アキノキリンソウ咲き始め。
(箒ヶ鼻11時35分)                             沢の湧水量多い、10℃。気温は18℃。ツルリンドウに赤い実がつく。センブリ花盛り。タテヤマギク花終わり。
(真田浜12時40分)
休憩、昼食。対岸の山肌は僅かに色づく。イヌザンショウに実が多い。ノコンギク花盛り。サラシナショウマに実だ。
(小杉の鼻14時30分)
ツタウルシが桧に絡み紅葉が見事だ。ツルニンジンがここでは蕾だ。ツルリンドウがここでは咲いている。
(亀ヶ崎15時15分)
ホトトギスは随所で花盛りだ。アケボノソウも西岸各所でも花盛りだ。アキノキリンソウ咲く。
(深良水門15時40分)
色づいた山肌が傾いた夕日に浮かぶ。                 (キヤンプ村16時15分)帰着
温度が低く秋を実感した観察日だった。 出会ったハイカー6組11人、アサギマダラ2匹。

○観察した主な植物○      【花を観察】              アカネ、アキノウナギツカミ、アキノキリンソウ、アケボノソウ、アメリカセンダングサ、イタドリ、イヌタデ、イヌトウバナ、イヌヤマハッカ、シロヨメナ、シュウブンソウ、ススキ、センニンソウ(花終わり)、センブリ、タテヤマギク(花終わり)、タマアジサイ(花終わり)、ツユクサ、ツリフネソウ(咲き残り)、ツルニンジン(咲き残り)、ツルリンドウ、ノコンギク、トンボソウ(花終わり)、ヌスビトハギ、ミゾソバ、ハナタデ、ホトトギス、ノコンギク、

【蕾を観察】
ツルニンジン、ヤマトリカブト         

【実を観察】              アオハダ、アケビ、イヌザンショウ、サラシナショウマ、ツリバナ、ツルリンドウ

【鳥・その他を観察】         クロモジ(冬芽)、ベニバラボロギク(綿毛)、オオハナワラビ、ツタウルシ

2015.08.31(木) 芦ノ湖西岸生情報
○ 天候:霧雨時々小雨 気温20℃
○ 参加者:3名 ( PV3名)
○ 観察テーマ:「コカモメヅル」を観察

(箱根町8時50分)
薄い霧雨だが雨具はいらない。気温20℃。船待ち客はいない。ヌマトラノオ咲き残り。イヌゴマ咲き残り。アケボノソウに蕾付く。ノブドウに実が付く。センニンソウ花盛り。ヤマノイモも花盛り。タマアジサイに蕾が残る。ノコンギク咲く。コボタンヅル咲く。ノブキが花盛りだ。ツルニンジン咲く。ムラサキニガナ咲き残り。ホソバガンクビソウ咲く。オオトンボソウ咲き残り。トリアシショウマ花終わり。テバコモミジガサ咲く。キンミズヒキ咲き始め。ヤマハギ咲き始め。ツルニガクサ咲き始め。マツカゼソウ咲く。ヤブハギ咲く。ノリウツギ咲き残り。ヤマホタルブクロ咲く。
(白浜入口10時35分)
シュウブンソウに蕾が付く。リンドウにも蕾付く。ヌスビトハギ咲き始め。オカトラノオ咲き残り。
(白浜10時50分)
橋の下水量が多い。ミヤマシキミに実が付く。カノツメソウに白い小花が咲く。シロバナノイナモリソウ咲き残り。コバノイナモリソウ咲く。ツルリンドウ蕾付く。
(箒ヶ鼻11時30分)                             コカモメヅル咲く、ヒヨドリバナ咲く。                   (震災慰霊碑11時45分)
ムカゴイラクサにはムカゴと実が付く。沢の湧水量多い。10℃だ。ヤマボウシに実が付く。マツブサに実が多い。クマヤナギに赤い実だ。カキラン花終わり。ヤマホトトギス花終わり。
(百貫の鼻12時20分)
トチバニンジンに赤い実残る。ナルコユリに実付く。イヌヤマハッカ咲き残り。タテヤマギク咲き残り。ミヤマウコギに実が付く。シロヨメナ咲く。アオホウズキに実が付く。ツルリンドウここでは花だ。
(真田浜13時10分)
昼食休憩、風なし。雲が低く駒ヶ岳は中腹から雲の中だ。登山道の橋が更新された。オトコエシ咲く。ヤブムラサキシキブ実が付く。
(立岩14時00分)
(小杉の鼻14時35分)
ミヤマホウソ花終わり。ツリフネソウ咲く。
(亀ヶ崎15時20分)
ユウガギク咲く
(深良水門15時45分)
(キヤンプ村16時25分)帰着
雨具を使ったのは小1時間か。出会ったハイカー2組4人、アサギマダラ2頭。

○観察した主な植物○      【花を観察】              ヌマトラノオ、イヌゴマ、センニンソウ、ヤマノイモ、ノコンギク、コボタンヅル、ノブキ、ツルニンジン、ムラサキニガナ、ホソバガンクビソウ、オオトンボソウ、トリアシショウマ、テバコモミジガサ、キンミズヒキ、ヤマハギ、ツルニガクサ、マツカゼソウ、ヤブハギ、ノリウツギ、ヤマホタルブクロ、ヌスビトハギ、オカトラノオ、カノツメソウ、シロバナノイナモリソウ、コバノイナモリソウ、コカモメヅル、ヒヨドリバナ、イヌヤマハッカ、タテヤマギク、シロヨメナ、オトコエシ、ツリフネソウ、ユウガギク、

【蕾を観察】
アケボノソウ、タマアジサイ、シュウブンソウ、リンドウ、ミヤマシキミ、ツルリンドウ(花も有り)、          

【実を観察】              ノブドウ、ムカゴイラクサ、ヤマボウシ、マツブサ、クマヤナギ、トチバニンジン、ナルコユリ、ミヤマウコギ、アオホウズキ、ヤブムラサキシキブ、

【鳥・その他を観察】         カキラン(花終わり)、ヤマホトトギス(花終わり)、ミヤマホウソ(花終わり)、アサギマダラ

2015.07.21(木) 芦ノ湖西岸生情報
○ 天候:快晴 
○ 参加者:3名 ( PV2名ビジター1名)
○ 観察テーマ:「マツブサ」を観察

(箱根町9時10分)
青空が高い、微風だが湿度が低く爽やかだ。湖面越しに見える富士山には残雪が見えない。百名を超えるだろう船待ち客を横目に出発する。民家の庭先に見事なイワナンテンの花が咲いている。チダケサシ咲き残り。ウツボグサ花盛り。コアカソが我が物顔に繁茂している。オカトラノオ花盛り。ヤブカンゾウ咲き残り。ヤマホタルブクロ咲く。タマアジサイ咲き始め、ここでは蕾を多く残している。ヤマユリは蕾だ。ダイコンソウ花盛り。ムラサキシキブは花が終わりだ。ツリバナには実が下がる。ムラサキニガナ咲き始め。トリアシショウマ花盛り。ヤマアジサイ咲く。トチバニンジンには実だ。ノリウツギ花盛り。リョウブ咲き始め。
(白浜入口10時40分)
アケボノソウは1本しか見えない。コバノギボウシが咲き始め。橋の下水量が極めて多い。
(白浜11時)
イヌゴマ咲き始め。オオバウマノスズクサに実が付く。トチバニンジンにも実が付く。サワギクは花終わり。ヌスビトハギ咲く。スノキの実が熟している。
(箒ヶ鼻11時40分、震災慰霊碑11時55分)
沢の水量極めて多い。マツブサに実が多い。クマヤナギに実が多くまだ赤い。
(百貫の鼻12時30分)
タテヤマギク花盛り。モミジバタテヤマギクも花盛りだ。ミズタマソウ花盛り。ヤマジオウ咲き残り。コバノカモメヅル咲き始め。シロバナイナモリソウ咲く。
(真田浜13時)
ちょっと遅い昼食休憩。クサアジサイに蕾だ、本数が多くない。ナツノタムラソウ咲く。
(立岩14時10分)
(小杉の鼻14時40分)
トンボソウは蕾だ。ヤマユリがこのあたりでは花盛りだ。
(亀ヶ崎15時10分)
ウツボグサ咲き始め、箱根用水の橋の上、毎年の繁殖で橋の半ばを超えた。
(深良水門15時25分)
(キヤンプ村15時50分)帰着
出会ったハイカー1組2人

○観察した主な植物○      【花を観察】              イワナンテン、イヌゴマ、ウツボグサ、オカトラノオ、コアカソ、コバノギボウシ、コバノカモメヅル、シロバナイナモリソウ、ダイコンソウ、タテヤマギク、タマアジサイ、チダケサシ(咲き残り)、トリアシショウマ、ナツノタムラソウ、ヌスビトハギ、ノリウツギ、ミズタマソウ、ムラサキニガナ、モミジバタテヤマギク、リョウブ、ヤブカンゾウ(咲き残り)、ヤマアジサイ、ヤマジオウ、ヤマホタルブクロ、ヤマユリ、

【蕾を観察】
クサアジサイ、トンボソウ、ヤマユリ           

【実を観察】             オオバウマノスズクサ、クマヤナギ、スノキ、ツリバナ、トチバニンジン、マツブサ

【鳥・その他を観察】         アケボノソウ、サワギク、ムラサキシキブ、

2015.05.21(木) 芦ノ湖西岸生情報
○ 天候:快晴 気温15℃
○ 参加者:5名 ( PV3名ビジター2名)
○ 観察テーマ:「タニギキョウ」を観察

(箱根町9時05分)
湿度が低く爽やかだ。船待ち客は少な目だ。風が無く湖面はベタ凪ぎだ。富士山の雪は沢筋に残る。フジ花盛り。スイカズラに蕾が附く。ジシバリ花盛り。ウツギに蕾だ。アケビ花盛り。クルマバハグマに白花だ。ミズキに蕾だ。ツリバナが咲き始め。ニョイスミレ咲き残り。コバノガマズミに蕾だ。コアジサイに蕾だ。コゴメウツギに蕾だ。ホソバテンナンショウ咲き始め。タニギキョウ蕾附く。ヤマアジサイ蕾附く。ヤマツツジ咲き残り。メドハギに新芽だ。ヤブムラサキシキブに蕾附く。キクムグラに白い小花だ。ホウチャクソウ咲き始め。フデリンドウ咲き終わり。タニギキョウ咲く。ナルコユリ蕾多い。シバヤナギ花終わり。ハナニガナ咲く。ドクウツギ咲き残り。タンナサワフタギに蕾だ。
(白浜11時05分)
ツリバナ咲き始め。ミツバウツギ咲き残り。ウワバミソウ花盛り。白浜の橋の下、水流が多くて渡れず。トチバニンジンに蕾だ。ランヨウアオイ咲く。コチャルメソウ咲き残り。ヒトリシズカに蕾だ。オオバウマノスズクサに蕾だ。ホウチャクソウ花盛り。ツクバネウツギ咲き残り。コバノガマズミ咲き残り。スノキに蕾だ。               (箒ケ鼻12時10分)昼食休憩。                      ズミ花盛り。ツクバネウツギ花盛り。スノキ咲き始め。サワフタギ花盛り。ナンキンナナカマド咲く。ヤマアジサイ蕾だ。
(震災慰霊碑12時55分)
沢の水量多い。クワガタソウ咲く二輪だ。サルナシ蕾だ。ホオノキ咲き始め。アオホオズキ咲き始め。フタリシズカ咲き始め。
(真田浜14時00分)
クサアジサイの茎が多数見られる。オトメアオイ花咲く。バライチゴ咲き始め。マルバウツギ咲き始め。スズムシソウ花盛り。
(立岩14時55分)                               ハコネシロカネソウ花盛り。ツクバネソウには実だ。トリアシショウマは蕾だ。                                   (小杉の鼻15時25分)                           ミヤマホウソが枝先に蕾だ。コバノガマズミ咲く。サワフタギに蕾多く樹冠では咲いている。
(亀ケ崎16時05分)                             フタバアオイ花盛り。
(深良水門16時25分)                            ミツバウツギに蕾だ。ヤブデマリ花盛り。
(キャンプ村16時50分着)
出会ったハイカー5組5人、アサギマダラ1頭。ジャコウアゲハ多数。

○観察した主な植物○      【花を観察】              アオホオズキ、アケビ、ウワバミソウ、オトメアオイ、キクムグラ、クルマバハグマ、クワガタソウ、コチャルメソウ、コバノガマズミ、サワフタギ、ジシバリ、シバヤナギ、スズムシソウ、ズミ、ツリバナ、タニギキョウ(蕾も有)、ツクバネウツギ、ツリバナ、ドクウツギ、ナンキンナナカマド、ニョイスミレ、ハコネシロカネソウ、ハナニガナ、バライチゴ、フジ、フタバアオイ、フタリシズカ、フデリンドウ、ホウチャクソウ、ホオノキ、ホソバテンナンショウ、マルバウツギ、ミツバウツギ、ミヤマホウソ、ランヨウアオイ、ヤブデマリ、ヤマツツジ、

【蕾を観察】
ウツギ、オオバウマノスズクサ、クサアジサイ(茎)、コアジサイ、コゴメウツギ、コバノガマズミ、サルナシ、スイカズラ、スノキ(花)、タンナサワフタギ、トチバニンジン、トリアシショウマ、ナルコユリ、ヒトリシズカ、ミズキ、ヤマアジサイ、ヤブムラサキシキブ、              

【新芽を観察】             メドハギ、

【実を観察】             ツクバネソウ

【鳥・その他を観察】         アサギマダラ、ジャコウアゲハ

2015.04.16(木) 芦ノ湖西岸生情報
○ 天候:晴れ 気温8℃ 風なし
○ 参加者:5名 ( PV2名ビジター3名)
○ 観察テーマ:「ツルカノコソウ」を観察

(箱根町9時20分)
富士山が輝いている。船待ち客が100名以上、行楽の季節到来。マメザクラが花盛り。カキドウシが咲き始め。タチツボスミレ花盛り。キブシも花盛り。メギの新芽が緑鮮やか。セントウソウが咲く。ハナネコノメソウ咲く。カキドウシ花盛り。ヤマネコノメソウ花盛り。ツルカノコソウ咲き始め。アブラチャン花盛り。クロモジ花盛り。ミズキの枝先に鱗が光る。ミツバコンロンソウが咲く。シバヤナギ咲き始め。ミヤマカタバミ花盛り。ナガバノスミレサイシン花盛り。タチツボスミレ咲く。
(白浜10時00分)
コチャルメソウ咲く。ハルトラノオ咲く。ウワバミソウ咲き始め。イワボタン咲く。ミヤマキケマン、咲き始め。コンロンソウ咲く。ネコヤナギに銀鱗既になし。ランヨウアオイに蕾付く。ナガバノスミレサイシン花盛り。フデリンドウ咲く。                         (箒ケ鼻12時00分)                             昼食休憩後出発。ミツバツツジ咲き始め。
(震災慰霊碑13時)
エイザンスミレが2輪咲く。沢の水量中。コチャルメソウ咲く。トウゴクミヤマカタバミ咲く。ハナネコノメソウ花盛り。トウゴクサバノオ咲き始め。
(真田浜14時15分)
マメザクラ咲き残り。ナガバノスミレサイシン花盛り。エイザンスミレここでは花盛り。ヤマルリソウ花盛り。トウゴクサバノオ花盛り。シコクスミレ咲く。
(立岩15時20分)                               オオシマザクラ咲き残り。
(亀ケ崎16時30分)                             ダンコウバイは既に花終わり。フタバアオイ緑葉が鮮やか。
(深良水門16時45分)                            ハナイカダの新葉に蕾付
(キャンプ村17時15分着) 10℃。
花の季節に大勢で歩くと発見も多い。出会ったハイカー6人、ランナー4人。

○観察した主な植物○      【花を観察】              マメザクラ、カキドウシ、タチツボスミレ、キブシ、セントウソウ、ハナネコノメソウ、ヤマネコノメソウ、ツルカノコソウ、アブラチャン、クロモジ、ミツバコンロンソウ、シバヤナギ、ミヤマカタバミ、ナガバノスミレサイシン、コチャルメソウ、ハルトラノオ、ウワバミソウ、イワボタン、ミヤマキケマン、コンロンソウ、フデリンドウ、ミツバツツジ、エイザンスミレ、コチャルメソウ、トウゴクミヤマカタバミ、ハナネコノメソウ、トウゴクサバノオ、ヤマルリソウ、シコクスミレ、オオシマザクラ、

【蕾を観察】
ランヨウアオイ、ハナイカダ               

【新芽を観察】             メギ、フタバアオイ 

【鳥・その他を観察】         ミズキ、ネコヤナギ、ダンコウバイ、 

2015.03.20(木) 芦ノ湖西岸生情報
○ 天候:霧時々小雨 気温8℃ 風無し
○ 参加者:1名 ( PV1名)
○ 観察テーマ:「ネコヤナギ」を観察

(箱根町9時20分)
8℃、風なし、霧が濃い視界200m程か。観光客が餌をやるのかオオバンなど水鳥が岸辺に寄って来る。民家の庭先のコブシは蕾が固い。ネコヤナギが咲いた。ウグイスの初鳴きを聴く、この時期としてはきれいに鳴く。10時前霧は次第に濃くなり100m程か。アセビが咲き始め。
(白浜10時10分)
ネコノメソウ咲き始め。ヤブカンゾウが新芽を出している。橋の下に音を立てる程水が多い。ネコヤナギ咲き始め。フッキソウの蕾固い。釣り人が5〜6人胸まで浸かっている。10時30分過ぎ、霧は薄れたが小雨が来た。
(震災慰霊碑11時)
小雨は上がったが霧は残る。オニシバリ咲き始め。沢の水流、中。キブシの蕾がここはだいぶ黄色が濃くなっている。シキミ咲き始め。
(百貫の鼻11時15分)                            バライチゴの茎だけが伸び棘が足に痛い。
(真田浜11時55分)7℃
霧の中対岸がぼんやり見える。30分程で出発。シュンラン咲き始め1茎だけ。カサゴケの緑葉が目立つ。
(小杉の鼻13時30分)                            ミツマタ咲き始め。
(亀ケ崎14時10分)                             ハンノキの雄花が散っている。ダンコウバイ蕾膨らむ開花まで数日か。
(深良水門14時25分)
(キャンプ村15時着) 10℃。
霧はまだ残る。出会ったハイカー3人、ランナー1人。咲いた花の観察にはまだ時期が早そうだ。

○観察した主な植物○      【花を観察】              ネコヤナギ、アセビ、ネコノメソウ、オニシバリ、シキミ、シュンラン、ミツマタ、 

【蕾を観察】
コブシ、フッキソウ、キブシ、ダンコウバイ                

【新芽を観察】             ヤブカンゾウ 

【鳥・その他を観察】         オオバン、ウグイス(声)、バライチゴ、カサゴケ、ハンノキ、 

2015.02.20(木) 芦ノ湖西岸生情報
○ 天候:快晴 雲一ツなし 気温4℃
○ 参加者:1名 ( PV1名)
○ 観察テーマ:「ネコヤナギ」を観察

(箱根町8時50分)
快晴、雲一ツなし
船待ち客は2〜3人だ。三国山の上に富士が輝く。このあたりは雪がない。植樹されたコブシの蕾が膨らんでいる。箱根町から白浜入口にかけて一部間伐されたので日差し良くなった。
(白浜9時45分)
湖水の水位が低い。水鳥が全く居ない。ネコヤナギの蕾膨らむ。登山道には15p位の積雪で観察には不都合だ。
(箒ケ鼻10時20分、震災慰霊碑10時25分)
キブシの蕾はまだ固い。
(百貫の鼻10時55分)
(真田浜11時20分)4℃
湖岸の砂浜には雪なし、風なし。日差しもよい。ここではキブシの蕾が膨らむ。早めの昼食も早々に切り上げ出発する。踏み跡が少い残雪を歩く。
(立岩12時10分)
対岸の駒ヶ岳山腹に雪はないが神山の沢筋には残雪が見える。
(小杉の鼻12時40分)
(亀ケ崎13時10分)
ダンコウバイの蕾は固い。ミツマタの銀鱗もまだ固い。       (深良水門13時30分)
(キャンプ村14時10分) 5℃。
今日は一日中雪道を楽しんだ。出会ったハイカーはなし。

○観察した主な植物○      【蕾を観察】
コブシ、キブシ、ダンコウバイ、ネコヤナギ、ミツマタ


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