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タイトル第7ラウンド。
記事No71
投稿日: 2009/08/22(Sat) 10:22
投稿者解説・実況・+α
?「よし、ここからが本番じゃ。
  『せーの』で、ありったけのトマトを投げつけてやるのじゃー」

※「何とまぁ恐ろしい、名人激しくノリノリです!
  参加者の半数以上が、弾幕トマトに被弾しています!!
  ・・・ところで、あの役立たず解説者、何処行きました?

      ト
     トトト
    トトトトト
   トトトニトトト

  どうやら↑あの辺の地べたでトマトの山に埋もれているようですね。
  面倒なんで放置しときましょう。

  とにかく、残すところあと1ラウンドです!皆さん張り切って行きましょう!」


※開催委員より:
 ランダム&スナイパートマトの結果は、以下の通り。
 ・カイル → ジュリアに命中。
 ・スナイパー → セグウェルに命中。
 ・弾幕に当たった人:アルバート、エグランチエ、エリサライル、カイル、グラン、
    ジュリア、ヨシュア、リートフェルト、レスティ。半数以上被弾とか・・・
 それでは、第6ラウンドの行動宣言を受け付けます。弾幕濃度は2。
 こちらの投稿締切は、8/24(月)の24時、即ち8/25(火)の0時です。

タイトルねん くみ なまえ
記事No73
投稿日: 2009/08/24(Mon) 23:50
投稿者リュシート
「ジュリア!」

 もうだいぶ真っ赤になって、だれがだれやらわからなくなりつつも、同胞を見つけて笑いながら駆け寄る。

「お互いひどい格好になったもんだ! ほら見てくれよ!」

 ちなみに、おれは通算──
 
 顔には、リートフェルトとアルバート・アンドリュースとヨシュア(いまさっき恐るべき正確さでどこからともなく飛んできた)の名。
 それから、最初にいきなり名人に狙われたのが1つと、客席から無差別なのが1つ。

「この、当てた方の名前がくっつくのって、アレだと思わないか、ジュリア」

「なんかさ、持ち主が自分のものに名前書いてる、みたいな?」


「だから、おれからあんたにも、ひとつ」

 にっこり笑って、目の前のジュリアのほっぺたに、トマトをぷちゃっと優しく当てた。

タイトルファリス様が見ている
記事No81
投稿日: 2009/08/26(Wed) 19:07
投稿者サラミ
残るトマトは一個。
誰にどうやって投げようか。

土砂降りのトマト豪雨を避けるため、あたしは出来るだけ気配を消す。
これなら、スナイパーも気付かないはず。

ここをやりすごせれば…と思ったのに!

「ぶはっ!」

ふたつめの、このトマト…

「リートさんはきっと、ファラリス信者だわ…!」
神をも恐れぬ暴言を吐きつつ、でもきっとそうに違いないと思った。


「今日から一ヶ月間、トマト料理責めにしてあげるからね…ふふふふふ」

泣いても許さないから!

タイトルあかいいろ
記事No86
投稿日: 2009/08/29(Sat) 02:06
投稿者ジュリア
> 「ジュリア!」

一面トマト色に染まる世界。
聞き間違いようのない、声が聞こえた。

「リュシート!」

この惨状の中から、よくぞ見付けてくれたものだ。

> 「お互いひどい格好になったもんだ! ほら見てくれよ!」

「あはははは、ずいぶん派手にやられらな」

私は拭っても拭っても飛んで来るトマトに、
途中から確認するのを止めてしまった。

どれどれ。
リュシートに当てたのは、
リートフェルトとアルバート・アンドリュースとヨシュア
よし、覚えたぞ。


> 「この、当てた方の名前がくっつくのって、アレだと思わないか、ジュリア」

「うん?」

> 「なんかさ、持ち主が自分のものに名前書いてる、みたいな?」

> 「だから、おれからあんたにも、ひとつ」

そう言うとリュシートはにっこり笑って、
私のほっぺたに、トマトをぷちゃっと優しく当てた。

とっさに朱に染まった耳を隠したが、その必要はなかった。
全身トマト色で良かったと言うべきだろう。
私の頬が、耳が、紅く染まったのを見られなくて良かった。
頬が染まったのを感じて、ますます熱をおびる顔。

思わぬところで平静を装うのに苦労してしまった。