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●●● トマト祭り・る〜る ●●●

1.トマト祭りとは?
 ・『この世界の』オランで行われる、トマトの豊作を感謝する為に行われる極めて由緒正しいお祭りです。
 ・何で由緒正しいの?っつーとこのへんをご参照ください。
 ・祭りが行われるかどうかは、その年のトマトが豊作かどうかによります。ぶっちゃけ、主催者の気紛れ次第。

2.トマト祭りですること。
 ・トマトを用いた、特殊ルールによる戦闘を行います。主催者の趣向や気紛れにより、ルールや勝利条件は毎年変わります。多分。
 ・今年の優勝者には、『二代目トマト王子(皇女)』の称号が与えられます。ちなみに初代は、第一回の優勝者カイル・ブレックルス・フリードです。

3.今年の戦闘方法
 ・参加者には、各々5個のトマトが与えられます。
 ・8ラウンドの間に、トマトを投げてぶつけたり、相手の顔狙って投げたり避けたりします。場合によっては石ころにもなれます。
 ・なるべく多くのトマトをぶっつけ、なるべく避ければ勝ちが見えてきます。(後述『勝利条件』参照)
 ・トマトは人にぶつける事により、所持者の名前が対象にペイントされるようになってます。(簡単に呪文処理がしてあるんでしょう。多分)
 ・観客からも多数のトマトが投げられます。流れ弾に当たらないよう気をつけましょう。(後述『トマト濃度』参照)
 ・観客の中に1名、トマト投げの名人が紛れ込んでいます。狙われると危険です。(後述『スナイパートマト』参照)

4.戦闘で出来ること
1ラウンドに1回、以下のどれかの行動を選択できます。

4−1.攻撃・・・トマトを誰かにぶつけます。トマト1個を消費し、命中すると1ポイントもらえます。
 ・対象を指定してもいいですし、『防御してない手近な誰か』『冒険者レベル○○以下の女性』と言った具合に、大雑把に指定しても構いません。大雑把な場合、主催者が該当者のうちからランダムで決定します。
 ・攻撃判定は、『冒険者レベル+器用度ボーナス』を基準値にした2d6のダイスロールで行います。
 ・但し冒険者レベルが3に満たない人は、事前にトマト名人の指導を受けることにより『一般技能:トマト投げ3レベル』を一時的に(トマト祭りが終わるまで)取得出来ます。
 ・『一般技能:トマト投げ3レベル』は、攻撃判定にて冒険者レベルの代わりに使用できます。
 ・攻撃目標値は10で固定です。つまり相手が防御していない限り、誰でも10以上出せば命中。
 ・但し1ゾロは自動失敗、6ゾロは自動成功です。
 ・投げる描写は何でも構いません。手で投げても魔法で飛ばしても、直接ぶつけに行っても罠を仕掛けて上から落としてもOK。但し、キャラクター本体への直接攻撃は一切出来ません。必ずトマトで攻撃してください。

4−2.顔狙い・・・相手の顔を狙ってトマトをぶつけます。トマト1個を消費し、命中すると2ポイントもらえますが、以下の制約がつきます。
 ・対象を明確に指定しないといけない。
 ・攻撃目標値が2増えます。相手が防御してない場合は12、防御してる場合は14です。
 ・狙いを集中しているので、流れ弾に当たりやすくなります。(後述:『トマト濃度』『スナイパートマト』参照)
 ・判定方法は『攻撃』と一緒です。あと顔狙いと言っても、目潰し効果はありません。

4−3.防御・・・攻撃を行わず回避に専念します。
 ・防御を行っているラウンドでは、自分に対する攻撃目標値が+2され、トマトを避けやすくなります。
 ・つまり、防御している相手への攻撃は12以上が必要になります。顔狙いなら14以上必要。
 ・流れ弾およびスナイパートマトへの回避修正は付きません。普通と同じように計算します。

4−4.石ころ・・・路傍の石になったかのように、自分の存在感を消します。
 ・攻撃や顔狙い、および防御は行えませんが、相手からの攻撃に狙われにくくなります。
 ・簡単に言うと、『防御してない手近な誰か』とか言った大雑把な攻撃の的になりづらくなります。
 ・流れ弾およびスナイパートマトに当たりづらくなります。(後述:『トマト濃度』『スナイパートマト』参照)
 ・但し、明確に『○○を狙います』とか『顔狙い』を宣言されてる場合には、修正は付きません。

4−5.無行動・・・ぶっちゃけ、一番危ない状態。
 ・期間内に当該ラウンドの宣言が行われなかった場合に、こうなります。
 ・攻撃・顔狙い・防御・石ころのいづれも選択できません。
 ・流れ弾やスナイパートマトで狙われた場合、確実に当たってしまいます。

5.『トマト濃度』・・・弾幕薄いぞ、何やってんの!
 ・トマト祭り中は、観客からもひっきり無しにトマトが投げ込まれます。運が悪いと、この流れ弾に当たります。
 ・観客からどの位のトマトが投げ込まれているか、という基準に『トマト濃度』を用います。
 ・『トマト濃度』は、各ラウンドの最初で1d6により決定されます。
 ・参加者は各ラウンドごとに、行動のダイスロールとは別に2d6してください。出た目がトマト濃度以下なら、流れ弾に1発命中します。
 ・『顔狙い』状態にいる人は、この流れ弾判定の2d6に−1されます。
 ・『石ころ』状態にいる人は、この流れ弾判定の2d6に+2がボーナスとして加算されます。
 ・但し、1ゾロ振ったら問答無用で命中です。
 ・『無行動』状態にいる人は、判定の余地無く流れ弾に当たります。

6.『スナイパートマト』・・・先生、お願いします!
 ・観客の中に一人、トマト投げの名人が紛れ込んでいます(名前はロバート=トムソン)。名人は『一般技能:トマト投げ5レベル』を無駄に所持しています。
 ・そのため、名人が投げるトマトの基準値は7。まともに考えると、まず避けられません。おまけにトマト名人への反撃もできません。
 ・各ラウンドの終了直前に、この名人からトマトが1つ投げられます。これを『スナイパートマト』と呼びます。
 ・トマト名人が選ぶ相手の決定には、ある一定のロジックがあります。
  まず、『石ころ』状態になってない人。
  次に、ラウンド終了時点でのポイント(後述『勝利条件』参照)が一番高い人。
  その中で、さらに冒険者レベルがより高い人。
  ここまで同じだったら、ダイスによる完全ランダム。

7.勝利条件・・・長文読破お疲れ様。
 ・『攻撃』でトマトを命中させた場合、1ポイントもらえます。
 ・『顔狙い』でトマトを命中させた場合、2ポイントもらえます。
 ・顔でもどこでも流れ弾でも、当たったトマトの数だけポイントを失います。
 ・8ラウンド終了時点で、所持しているトマトの数だけポイントを失います。
 ・上記のポイントを計算した後、最もポイントを稼いだ人の勝ちです。


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