隣のあの人について50の質問
レイフ→クリスター編 
インタヴュアー:ダニエル

(注)第三部第6章SCENE2の時点での回答になっています。

1.まずは、ご自身の紹介をどうぞ。名前・性別・年齢・国籍・容姿・職業などなんでも。

「おー、おまえがインタヴュアーなのかよ、ダニエル。てっきり新聞部のアイザックあたり来るんじゃないかと思ってたけどな」
「何です、僕じゃ、不満なんですか?」
「いや、そういう訳じゃないけど」
(ダニエル、やたらと気合が入っている)
「さあ、ちゃんと質問に答えてくださいよ。僕は結構突っ込みますからね」
(レイフ、ダニエルの頭を子犬でも扱うようになで繰り回しながら)
「えっと、レイフ・オルソン。18才。もうじき高校4年生になるよ。フットボール・チームに入ってて、ポジションはランニング・バックをやってるんだ」
「身長及び体重も教えてください」
「そんなことも聞くんだ。んー、身長は193センチ、体重は86sくらいかな。俺の体のデータは、クリスターの方がよく知ってると思うよ」
「そうなんですか…」
「だから、スリー・サイズなんか知りたかったら、あいつの所に行ってくれや」

2.その人の紹介もどうぞ。

「さあ、さあ、クリスターさんのこと聞かせてくださいよ」
「おまえが張り切る理由が今分かった。…オレの双子の兄貴だよ。おんなじ顔してるけど、あいつの方がオレよりずっとクールでハンサムだし、賢いし、何をやっても様になるんだ。オレの自慢の兄貴だよ」
(得意げに胸を張っているレイフに少し呆れ顔をするダニエル)
「いきなりブラコン炸裂しましたね」

3.今現在、お二人がいる状況を教えてください。


「じきに最終学年が始まって、高校最後のフットボールのシーズンになる。去年がオレ達のチームはすごくよかったから、今季はもっと力を入れてがんばるつもりだよ」
「レイフさんは、高校卒業後はカレッジでもフットボールを続けるつもりなんですよね? クリスターさんは?」
「ああ…その辺り、今あいつともめてるんだよな。クリスターの奴、一度はオレと一緒にカレッジ・リーグやるって約束してくれたのに、いきなり、やっぱり行かないなんて言い出してさ」
「クリスターさんは、何をするにも慎重な人だから、あなたに悪いと思いながらも、よほど悩んだ末にそう答えたんだと思いますよ?」
「あいつの場合は、余計なことまで考えすぎるんだよ。クリスターは本音では、今でも俺と一緒にフットボールを続けたがっているはずなんだ。それなのに、何で、気持ちと反対のことしようとするんだろ…」
(レイフ、肩を落として溜息をつく)

4.その人との関係は?

「一生の相棒だよ。生まれてから死ぬまで、きっと一緒にいるんだよ、オレ達」

5.お互いのことをどう呼び合っていますか?

「あいつはオレを普通に名前で読んでるよ。俺はクリスターって呼んだり、『兄貴』とか『兄さん』って呼びかける時もあるな」
「使い分けなんてあるんですか?」
「えー、どうだろ。あ、でも、切羽詰った時とか素になった時とか、思わず口からぽろっと出るのは『兄さん』のような気がするなぁ」

6.その人はどんな性格ですか?

「クリスターの性格? わっかんねぇよ、謎だよ謎」
「真面目に答えてください」
「オレの理解を超えるくらいにややこしい性格だよ、頭よすぎるせいかな…簡単なことでも、何でも複雑に考えてしまうんだ。そのせいで、よく煮詰まってる気がするよ。それと何事もきちんとしないと気がすまない…神経質な完璧主義者って感じだな。その辺り、オレと足して二で割って丁度いいと思うよ。オレは真逆に、単純で大雑把だから」
「他には?」
「すごい努力家で、意思が強いよ、しかもそれが持続するんだ。あれは、オレも少しは見習わないとって心底尊敬する。それに、どんな時でも自分をコントロールし、冷静さを失わない…最近ちょっと怪しい時あるけどさ、情緒不安定で切れやすくなったように思うよ」
「あなたのせいでしょ、それ」
「う」

7.その人は仲間の中ではどのような位置付けだと思いますか?

「家の中でも外でも、皆から頼られて、一目置かれているよ。根っからのリーター気質なんだろうな。別に本人がそうしようとしなくても、自然に人の集まりの中心にいる奴さ」

8.では、その人は物語の中ではどのような位置付けだと思いますか?

「主人公だよ、文句なしに」
「あなただって、主役の1人のはずですよ?」
「んー、そうなのか?」 

9.その人と出会った経緯を教えてください。その時の感想も。

「いや、生まれた時から一緒にいるもん―」

10.出会った時と比べると、関係性は変わりましたか?

「たぶん…」
「どんなふうに?」
「うまく説明できない部分もあるけど、子供の時みたいに何も考えず、無邪気にあいつはオレのものだとは言えなくなった。心の中ではそう思ってるんだけど、口に出すと後ろめたさを覚える。それは、きっと、オレ達の関係が昔と同じじゃないってことの証明なんだ」
「僕から見れば、あなたはやっぱりクリスターさんに無邪気に愛情表現してますよ?」
「でも、越えてはならない一線はわきまえてるよ。2人の間で自然にできた暗黙の了解って奴だな…オレもいつの間にか慣らされて、うっかり忘れそうになるんだけれど、昔はびったりくっついていたオレ達の間に今は少しばかり距離が開いているんだ」
(レイフ、ちょっと寂しそうに溜息をつく)

11.二人で共有した出来事の中で、一番印象深い事は?

「そうだなぁ…思い出なら、いっぱいあるけど、そん中で特別なものって、やっぱあれかなぁ」
「何ですか?」
「11才の時、あいつと家出しようとしたことがあったんだよ。親が喧嘩して別居状態になって、オレ達は引き離されたんだ。あいつがいないなんて我慢できなくなって、オレ、父さんの隙を見て家を飛び出してさ、あいつに会いにいこうとしたんだよ。そしたら、すごい偶然で長距離バスが止まったサービスエリアでクリスターとばったり会ったんだ。あいつも母さんの目を盗んで飛び出して、オレに会いにこようとしてたんだよ。2人とも同じこと考えてたわけさ」
(ダニエル、心底驚いたように)
「そんなことが…あるものなんですねぇ」
「その後、深夜なのに子供達だけでいることを怪しまれて、捕まりそうになったところを逃げたオレ達は、ハイウェイを離れた、だだっ広い原っぱを2人だけでさ迷ったんだよ。行く当てなんかなかったのに、そんなことどうでもよくなるくらい、オレはわくわくしてた。遠くに町の明かりがぼんやり見えるくらいで後は何もない、人っ子一人いない草原を、しかも深夜に歩き回るは初めてだったし、まるで知らない世界をあいつと2人で冒険しているみたいだった。…ちっとも恐くなんかなかったよ、クリスターとしっかり手をつないで、このまま2人でどこまでも行こうと思ってたんだ」

12.その人の声や話し方はどんな感じですか?

「低くて張りのある、いい声だよな…あれで女の子とか落としてんだよ、きっと。なあ、ダニエル、あいつに耳元で囁かれたら、やっぱ腰に来る?」
(ダニエル、真っ赤になる)
「僕に振らないでくださいっ」

13.その人の笑い方や笑いのツボはどんな感じですか?

「難しいな。あいつ、あんまり自分の感情を出すの嫌うから。友達とかの集まりでは普通に笑ったりしてるけど、どこまで本気で面白いと思ってるかは不明だよ」
「あなたの傍ではよく笑っているように思いますよ?」
「そうか? じゃ、オレがあいつの笑いのツボなんだ」

14.その人と一日でどのくらい言葉を交わしますか? 他と比べて多い方ですか?

「多いんじゃないかな。オレ、クリスターを見つければ、すぐに傍に寄って行って、話しかけたり、じゃれたりしてるから。でも、あいつはいつも忙しそうにして、なかなかオレに構ってくれないんだ」
(レイフ、不満そうに唇を尖らせる)

15.その人との定番のやり取りがあれば、どうぞ。

「クリスター相手に定番のやり取りなんか、成立しねぇよ。大体、頭で考えたことを話しかけても無駄だよ。他愛無い話ならともかく、人が真面目に何かを訴えようとすると、あいつは屁理屈をこねてオレを黙らせようとするんだ。理屈じゃ、あいつにかなわねぇから、オレはとにかく心を開いて、ストレートに話すようにしているよ。クリスターを動かすにゃ、それしかないもの」

16.その人を何かに例えるなら、どんなもの?

「野生の虎とかライオンかなぁ」
「どっちかというと猫タイプですか?」
「何を考えてるか分からないとこなんか、そうだろ? 普段は物静かで品よさそうなのが、いきなり牙をむいて攻撃的になるし」

17.自分がその人に例えられるならば、どんなものになりそう?

「きっと、わんこと思ってるよ」

18.あなたが知っている、その人の好きなもの・人は?


(レイフ、胸を張って)
「オレ」
「言い切りましたね」
「…と思うんだけど、そうだよなぁ…?」
(レイフ、いきなり自信なさそうに肩を落とし、ダニエルに顔を向ける)
「そのすがるような目、やめてくださいっ」

19.あなたが知っている、その人の苦手なもの・人は?

「実は、母さんだったりして」
「え、そうなんですか、意外」
「苦手というより、一目置かざるを得ない人って感じだよ。あの2人、おつむの中身がよく似ててさ、クリスターの考えることも母さんなら割と簡単に見ぬくんだ。クリスターもそれが分かってるから、母さんに対しては、理屈をこねて変にごまかそうとはしないように思うよ」

20.あなただけが知っているその人のヒミツは?

「クールな顔して、ほんとはすごく情熱家だよ。鉄壁の精神力を誇る奴だけれど、胸の奥にはひどくもろい部分も抱えている…それを守るために、あれだけ隙なく自分を固めなきゃならないんだろうな」
「鈍感で何も気付いていないように見えて、実はあなたも結構鋭いですね」
「だって、クリスターのことだもん、分かるよ」

21.その人だけが知っているあなたのヒミツは?

「あいつ相手に、オレが秘密なんて保てるわけねぇよ。きっと全部見抜かれてる。だから実際、秘密なんて皆無だね」

22.その人に言われた・されたことで、一番嬉しかったことは?

(遠い目になって)
「最近では、去年オレ達のチームが優勝した時、あいつが、オレと一緒に将来はプロを目指すつもりだと宣言してくれたことかな。あの時のクリスターはほんとに心からそう思って言ってくれた―俺の胸にもちゃんとあいつの気持ちが伝わってきたもの。だから、今でも、あいつの本心はあの時と同じなんだと信じているんだ」

23.その人に言われたことで、自分は勘違いされているなあ、と感じた言葉は?

「子供の頃からのオレの夢、プロのフットボール選手になるためには、クリスターを乗り越えて、1人でも天辺を目指す気概を持てと言われたんだけれど―あいつの言いたいことは分かるんだけど、ちょっと違うなあっと思ったんだ」
「違うって、何がです? だって、あなたはいつも言ってたじゃないですか、将来はプロになるんだって」
「いや、それはその通りなんだけど―ううん、駄目だ、どこが違うのか、オレにもよく分からねぇや」

24.その人が誕生日だ!! さて、何をあげますか?

「誕生日が近くなると、お互い相手に自分の欲しいものをさり気なく伝えるようにしているんだ。でないと、せっかくやったプレゼントなのに、相手が自分で買っていたっていうことになりかねないからさ。まあ、クリスターが欲しがるのは、やっぱ本が多いかな」

25.自分が誕生日だ!! その人からもらいたい物はありますか?


「うーん、あいつが欲しい」
「ええっ?!」
「いや、あいつの時間をまる一日オレのものにしたい。だって、いつも急がしそうで、オレの知らない奴らと付き合いとか勉強ばっかなんだもの。誕生日にあいつの時間をもらって、何でもオレの好きなことをして2人きりで過ごせたらいいだろうなぁ」

26.ぶっちゃけその人のこと、好きでしょ。

「うん。大好き」

27.ああ、そうなんですか。では、その人が仲間で良かったなあ、と思う瞬間は?

「あいつが一緒にいる方が、1人でいるよりも、嬉しいのも楽しいのも倍になるし、逆に辛い時は傍にいるだけで気持ちが楽になる。あいつと同じ感情を共有している時、どんなことになっても、とにかくオレは1人じゃない、こいつがいれば何とかできるって、すごい安心感を覚えるんだ」

28.では、コイツ仲間からはずしてやろうか、と思った瞬間はありますか?

「オレが、そんなこと思うわけないじゃん」

29.実際、その人と離れたことはありますか? その時、どう思いました?(無いなら、ご想像で)

「両親が別居中、オレは父さんと一緒に家に残ったんだけれど、とにかく一日中泣いてたよ。あんまりオレが寂しがるから、見かねた父さんは気晴らしに遊びに連れて行ってくれたけれど、好きなはずのフットボールの試合も面白く感じなかったし、好物のピザやチョコレートも全然おいしくなかった。あのままだと、オレ、頭が変になってたんじゃないかな」

30.二人きりで余暇を過ごすなら、どんなことをしそうですか?

(レイフ、さっと手を上げて)
「あ、オレ、海行きたい、海」
「ビーチ・リゾートですか?」
「うん、のんびりビーチで甲羅干しとか」
「もしかして裸になるの好きですか?」
「別にそういうわけじゃないけどさ、海って、なんか解放感あってよさげじゃん。それに、山とか湖は子供の頃よく行ったから、どうせなら新しい体験したいもん。ダイビングなんかも面白そうだよな。あ、2人きりってシチュエーションなんだよな、それならいっそ無人島に流されて、サバイバル生活とか…」
「それ、余暇って言うんですか?」

31.二人で強敵(魔物・組織問わず)を相手にするなら、どんな戦いになりそうですか?

「そりゃ、あいつが作戦立てるんだろな。フットボールする時と同じ、やっぱりクリスターが司令塔で、オレが敵陣に突っ込む役…敵の真ん中で乱戦になったら、オレの背中はあいつに守ってもらいたいね。誰よりも信頼できるのはあいつだから」

32.本人は気付いてないけれど、あなたが密かに気付いているその人の癖は?

「フットボールの試合終わった時さ、ヘルメット外した途端、それまでの緊張がふっと途切れてぼうっとするんだよ、あいつ。ここはどこかと確認するように辺りを見渡して、それからふっと空を仰ぐんだ。汗をぬぐいながら目を凝らして空を睨みつけて、そうしながら平常心を取り戻しているんだと思うんだけれど―その仕草がさ、何ていうか、ちょっと絵になるくらいかっこいいんだな」
「たぶん、僕、写真持ってると思います、アイザックが撮ったやつ…」
「えっ、ほんとかよ? オレにもくれよ、その写真」

33.その人と自分が似ているな、と思うところは?

「外見はご覧の通りだけど、他はどうよ?」
「全然っ、似てないです」

34.では、その人のここが心底理解できない、と思うところは?

「心で思ってることと反対のことを言ったりしたりするとこかなぁ。なんで、あんなに素直じゃないんだろ。だからって、やせ我慢するな正直になれよって突っ込むと余計に意地を張るしさ、妙な所でまたプライド高いんだから困るよな。後、何でも物事を複雑に考えて、余計に話をややこしくしちまうんだ、あいつ。もっと単純に考えりゃ、きっと楽になると思うんだけどさ」
「あなたの馬鹿正直とシンプルさをあの人に少し分けて欲しいです」

35.その人の子ども時代は、どんなだったでしょう?

「昔から何でもよくできて、賢かったよ。子供のくせにいつもに落ち着いてて、オレがハイパーアクティブだったから、それを抑える役だったよな。オレ、癇癪持ちで親父も手を焼いたんだけど、なんでかあいつの言うことはよく聞いたんだ」
「何だか目に浮かぶようです」

36.その人の結婚相手・結婚生活はどんな様子でしょう?

「結婚かぁ…どうも、あいつってあんまり結婚しそうにないイメージなんだけどなぁ」
「それはクリスターさんに失礼でしょ」
「だって、何だかピンとこないんだもの、クリスターの奥さんとか子供とか―マイホーム・パパのクリスターなんて想像できるか?」
「そ、それは…」
(レイフ、はたとなって手を打つ)
「あ、そうだ、これならいいかも、オレと一緒に双子の嫁さんもらって、皆で一緒に暮らすの」
「えぇっ?!」
「そのうち子供ができたら、一緒に遊ばせてさぁ…双子も混じってるかもしれないよな―すごくにぎやかで楽しい家庭になりそうじゃん。うん、これ、いいアイディアかも。時々お互いの嫁さんとか子供とか間違いそうだけど、まあ、そんな細かいことにはこだわらないさ」
「い、いいんですか、それで…」

37.その人の老後はどんな様子でしょう?

「そうだなぁ、子供達が巣立ったら、またオレ達2人だけになるよなぁ」
「お、奥さんは?」
「う〜ん、でも、きっと嫁さん達とは死に別れて、最後にはオレ達2人が残るんだよ。そしたら、体の続く限り、色んな所を旅してみたいなぁ。知らない世界を気ままに冒険するの」
「年取っても元気そうですよね、特にあなたは」
「そうそう、きっと最後の最後までかくしゃくとしてるんだよ。で、ある日突然ぽくっと大往生、しかも二人一緒に」
「とにかく最後の最後までクリスターさんと一緒にいることが大前提なんですね」

38.その人の手料理を食べたことはありますか?(無いなら、ご想像で)

「時々、作ってくれるよ、母さんが家にいない時は。そんなに凝ったものじゃないけど、結構ちゃんとした食事だよ」
「クリスターさんって、まめそうですものね。おいしいですか?」
「うん。でも、あいつが凝るのは味よりもむしろ栄養バランスとかカロリーとかそっちの方だよ。タンパク質は筋肉をつけるのに必要だけれど脂肪はカロリー・オーバーになるからって、肉から脂身取ったりするんだぜ。後、何だっけ…そうそう、炭水化物は最終的には余剰分が脂肪になって体に蓄積されるから、甘いものは控えろとかさ、うるさいうるさい、そんなストイックなこと考えて食事なんかできねーよっ」

39.その人の歌を聞いたことはありますか?(無いなら、ご想像で)

「音楽の授業以外では、そう言えば聞いたことないかも。人前で歌うのは好きじゃないんだ、照れ臭いんだよ。結構うまいのにさ」

40.その人の寝言をたまたま聞いちゃった!! どんな事を喋ってた?

「寝言は…聞いた覚えないなぁ。でも、時々うなされてるみたいだよ。ただ、なんて言ってるかまでは分からない。オレが近づいていったら、大抵目を覚ますから。あいつ、寝ている時でも、感情出すの抑えてるのかなぁ」

41.その人に着せてみたい服はありますか?

「白衣。眼鏡つきで」
「な、何で?」
「いや、賢そうだから似合うかなって思いついただけ」

42.その人にどうしてもやめてほしい事はありますか?

「説教…かなぁ…オレが練習サボったり、いい加減なプレーしたりすると、すぐにあいつに見つかって、説教タイムに入るんだよ。全く恐えんだよ、仏頂面で仁王立ちのあいつの前に坐らされて、すごい冷たい目で睨みつけられながら、延々と叱られるんだぜ―また話の長いこと、すっごいストレスだよ」

43.これだったら絶対相手に勝てる、と思うものを1つどうぞ。

「早食い・大食い大会、とか? オレ、結構いいとこまで行く自信ある」
「クリスターさんは、そもそも、そんな馬鹿なことしませんよ」

44.その人とあなたの体が入れ替わっちゃった!! その時あなたは、何をする?

「ナンパ」
「な、なぜ?」
「同じ外見なのに、クリスターの方がいつもオレよりずっともてるからさ、もしかしたらあいつの体なら、オレにもうまくナンパができるかもしれない」
「あのう、根拠がよく分からないんですが」
「きっとクリスターって、女子を引き寄せるフェロモン出してるんだぜ、そんなに努力してないのに相手に不自由したことなさそうだもん。あ、おまえの場合は男子か。なあ、どう、あいつ、いい匂いとかする?」
「そ、そんなおかしげなもの、あの人は出してませんよ!」
「そうかなぁ。それでも、あいつの体借りたら、オレにも彼女の1人や2人できそうな気がする」
「頭の中があなたなら、何をやっても結果は同じだと思いますけど」
(レイフ、拳を振り回して力説)
「いんや、きっと、こういうこともスポーツと同じである程度体で覚えられるんだ。経験地の高い体なら、たとえおつむの中身が素人でも、脊髄反射みたく、状況に応じて素早く対応できるに違いないっ」

45.では、その時その人はあなたの体で何をしてそう?

「オレの体の仕様を真面目にテストしそうだよなぁ。真剣に走ったらどこまで記録伸ばせるとか、きちんとチェックしそう」

46.これから、どんな関係になればいいな、と思いますか?

「ここは真面目に言っとくか」
「そうですね、あなた、ふざけすぎでしたから」
「今まではずっとクリスターが前に立って、オレを引っ張ってくれた。強い兄貴の後ろをずっと追いかけてきたオレだけれど、実際二番目の位置にいることの安心感から、そこから抜け出そうとする努力をしてこなかった。いや、単に楽だってだけじゃなくて、これまでうまくいってきた位置関係を変えるのが恐いって気持ちもあったんだ。でも、結果として、あいつにばかり過剰な負担をかけちまった。だから、これからは、オレも、あいつに守られるだけじゃなくて、あいつのことも守れるくらいの男になるつもりだ。あいつの背中を見るのはやめて、一歩前に出て、あいつの隣に並んで立てるようになりたい。そうなって初めて、オレ達は対等のパートナーになれるんだ」

47.では、その人にメッセージをどうぞ。

「ふつつかな弟だけれど、これからもよろしくっ、愛してるよっ、兄ちゃん」

48.あら、その人から返事が返ってきましたよ。内容は・・・・・・。
『ありがとう、嬉しいよ、レイフ』

「えー、それだけ〜? 『僕も愛してる』って言ってくんないのかよ」
(レイフ、むうっと膨れて、ダニエルの体を揺さぶる)
「レイフさん、やめてっ」

49.作者さんに何でも一言どうぞ。

「何だか、どんどん泥沼に入っていってる気もするんだけど、最後はラブラブハッピーエンドなんだよな? ちゃんとあいつとゴールインさせてくれよ、さもないと―暴れちゃうぞ?」

50.それでは、最後に読者さんに何でも一言どうぞ。

「えへ」
(レイフ、ちょっと照れくさそうに指先で頬を引っかく)
「いつも応援してくれて、ありがとう。イライラやきもきさせちまって、ごめんよ。オレも随分長い間、自分の気持ちに気づいてなかった…いや、逃げてたけれど、やっと分かったから、オレの正直な気持ちをあいつに伝えて、どうにかして2人で幸せを掴んでみせるよ」


この質問はこちらから頂きました。
   


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