キャラクターに50の質問 ルネ
1. お名前は?
2. ルネ・トリュフォー。
2.年齢、性別、身長、体重は?
22歳。男。身長171p 68s。
3. 出身は?
フランスはオーヴェルニュ地方、クレルモン・フェラン近郊の小さな村の出身。
ミネラル・ウォーターで有名なボルビックとかタイヤメーカーのミシュランが有名と言えば、少しはピンとくるかな…?
4.家族構成は?
両親の他、5歳上の兄、その兄と結婚したばかりの義理の姉がいるよ。
5.友達は?
パリに出てからは、柔道教室で知り合ったキアラが大の親友。同じ教室の仲間とは、やっぱり話も合うし、仲がいいかな…教室にトマって子がいるんだけれど、彼には『師匠』と呼ばれて慕われているんだ。
6.趣味は?
格闘技なら柔道と空手、それと合気道も少々。ローランと付き合い始めてから興味を持ったワイン…仕事関係でお相伴に預かることが多いし、下手に手を出すと出費がかさむから、あまり自分では買わないんだけれどね。それから、実は日本のアニメファン。王道の宮ア駿もいいけれど、僕の一押しは押井守…世界観が独特で何度見ても飽きない深みがあるんだ。
7.特技は?
やっぱり格闘技かな…特に柔道は、その昔、精進すればオリンピックも夢じゃないと言われたくらい、地元では有名な選手だったよ。
8.長所は?
うーん、真面目な努力家で、我慢強いところかなぁ…特に、好きな人のためという動機づけがある時は、誰もが驚くようながんばりを発揮して、どんなに無理な難題でもどうにか解決してしまうんだ。自分のためだけなら、そこまではやれないと思うけれどね…。
9.短所は?
決断力に欠けているところや、つまらないことにくよくよと悩んだりしがちなところかな…ローランに出会ってからは、随分ましにはなったと思うんだけれど、きっと僕の自己評価の低さに原因があるんだろうね。だから、ローランみたいに、何でも迷わずに即断即決できる人に憧れるんだ。
10.性格は?
素直で単純。あまり自分を主張するのは苦手で、どちらかと言うと人の話の聞き手に回る方が落ちつくかな。恋愛でもちやほや尽くされるよりも尽くす方に生きがいを覚えてしまうタイプなので、下手をすれば都合のいい相手にされちゃうか重たいって敬遠されそうだね。
11.好きな食べ物は?
パリに出てきてからおいしいものを色々食べる機会はあったけれど、結局は母さんの手料理が一番口にあうかなぁ。
12.好きなもの(食べ物以外)は?
ローランがまとうコロン。森に咲く黄水仙やスズランの香り。ラベンダーのバスソルト。
13.嫌いな食べ物は?
寿司。生のお魚は、僕には無理…。
14.嫌いなもの(食べ物以外)は?
ローランを悪く言ったり傷つけようとしたりする人は、僕も敵に回すことを覚悟した方がいいと思うよ。
15.得意料理は?
牛ほほ肉のビール煮。レンズ豆とソーセージの煮込み。トリュファードってジャガイモ料理。母さんのレシピを参考に、ローランと過ごす休日には時々作っているよ。
16.好きなタイプは?
男らしい精悍さとロマンチックな甘さの両方を備えているのが僕のタイプかなぁ。僕にはないものを持っているという意味で、決断力があって、自信に溢れた堂々とした物腰の人に惹かれるよ。ローランなんて、腕っ節で真っ向勝負をすると百二十%僕が勝つんだろうけれど、あの人の心の強さには敵わないというか、気がつけば、僕はいつも従わされているんだ。
17.嫌いなタイプは?
口先だけで恰好をつけて、実行力が伴わないような人は嫌だな。男らしくないって断じるのも場合によっては気の毒かもしれないけれど、身の危険を感じたからって、恋人を置いて自分だけ逃げだすような人はやっぱり許せない。僕の前の彼氏も、そういう部分が段々目について、結局別れるに至ったんだけれどね。
18.好きな場所は?
ローランのいるオフィス。彼によく連れて行ってもらう、ロスコー家のシャトーも慣れてきた今は好きな場所だよ。ガブリエルに対する遠慮は今でもあるけれど、ローランはあそこにいると落ちつくみたいだし、そんなリラックスモードの彼と森に散歩や乗馬に行くのは好きかな。
19.嫌いな場所は?
ローランの予定がふさがっていて、1人きりで帰らなければならない自分の部屋。
20.良く行く場所は?
柔道教室。今じゃ、指導する立場になっていたりして…。
21.理想の恋人像は?
僕の決断力のなさをカバーしてくれる、何かにつけリードしてぐいぐい引っ張っていってくれる人かな。でも、一方的に僕が寄りかかるんじゃなくて、僕の力でさり気なくサポートできる余地があるのがいい。好きな人に必要とされたい、尽くしたいっていうのが、僕の飽くなき欲求だからね。
22.恋人いますか?
ふふっ、いるよ。
23.恋人の好きな所は?
普段は仕事や他のことに気を取られていることが多くて、僕のことなんか忘れているように素っ気なく思えるローランだけれど、その実ちゃんと僕のことも見ていてくれるところかな。僕の我慢の限界が来る前に、いつも向うからフォローしてくれる。2人きりになった時の彼は、こんなに愛情深い人はいないんじゃないかってくらい優しいんだ。あの極甘モードのローランに毎日構われるのは僕の方が耐えられないだろうけど、たまにだと素直に感動するよ。
24.恋人の嫌いな所は?
腹に一物も二物もありすぎるところかな。手八兆口八兆の嘘八百で、僕なんか簡単に丸めこまれてしまうよ。僕に対しては、この頃本心を隠す必要が無いと分かってきたからか、本音を言ってくれることが多くなったけれどね…僕の方も、彼の嘘と本心の区別がつくようになってきたし、あんまり鼻につくようならがつんと言ってやるんだ。
25.恋人と自分との接点は?
仕事かなぁ、やっぱり…ローランは恋人である以前に『上司』だって認識が今でもあるからね。休日にどんなに甘い時間を過ごしても、あるいはちょっと喧嘩をしてしまっても、それはオフィスには持ちこまないようにしているんだ。まあ、ローランは僕ほどけじめをつけることに頓着しないから、真面目に仕事をしている僕に馴れ馴れしくちょっかいをかけてきたりして…今は研修生がいる手前、ちょっと困ってしまうんだよねぇ。
26.恋人にひとつだけ願いを叶えて貰えるなら?
うーん、別に大したことじゃないけれど、今度のクリスマスに僕が実家に戻る際には、ローランも連れて行って家族に紹介したいな。きっと、僕が『パリで釣り上げた大物』を一目見ようと、近隣住む親戚一同が押しかけ来て、例年以上ににぎやかなクリスマスになると思うんだ。ローランは、家族と過ごすクリスマスにはあまり縁がなかったそうだから、トリュフォー家の皆と一緒に当たり前のクリスマスを楽しんでもらえたらいいなって…。
27.恋人にどう思われてると思いますか?
花畑とはもう言われないけれど、おつむの中が乙女だってこの間言われた…。
28.恋人をどう思ってますか?
暴君。あれが他人の上司なら、あんな厄介な人の部下として働くなんて大変だろうって同情しただろうね。普段はあんなに偉そうなのに、ガブリエルに対してはポジションを百八十度転換して忠犬になってしまうんだから、彼のメンタリティはどうなっているんだろうって首を傾げるよ。
29.もし浮気をされたらどうしますか?
もう一度病院送りにしてくれよう。
30.恋人に何かメッセージをどうぞ
いつもお世話になってます…じゃなくて、えーと、愛してますよ、ローラン。部下として恋人として、あなたをずっと支えながら人生を共にしたいと思ってます。あなたからかけられる苦労なら、僕にとっては喜びです…だからと言って、あまりつけあがって迷惑かけ放題にすると切れちゃうかもしれないから、ご注意を。
31.最大の愛情表現は何だと思いますか?
尽くして尽くして尽くし抜くこと…と言うと、また重いって言われそうだね。
32.受けですか、攻めですか?
受けです、はい。
33.Sですか、Mですか?
認めたくはないけれど、Mかなぁ…ここだけの話、仕事中にローランに罵倒されてドキドキしたことがある…。
34.恋人はSですか、Mですか?
99パーセンSだと思うけれど、ガブリエルの我がままに振り回されてまんざらでもなさそうな様子を見ると隠れMの気があるのかも…。
35.これだけは譲れない、というものは何ですか?
秘書として恋人として、あの人の一番近くにいつもいられる、このポジションは誰にも譲れないよ。ローランを陰ながら支え、その必要に素早く的確に応え、どんな危険からも体を張って守り抜いてみせるということは、僕の生きがいだからね。
36.これだけは止めて欲しい、というものは何ですか?
僕の趣味も大きな顔で人に自慢はできないけれど、ローランの日本映画の趣味こそマニア過ぎると思うよ。刀を振り回すサムライものや柄の悪いヤクザものがストレス発散になるなんて、荒んでない…? ああ、それから、ローランは一応ちゃんとした日本語も習っているそうなんだけれど、時々ふざけて映画の台詞を真似したりするんだよね。あんなスラングを取引先相手の日本人相手にうっかり使ったら、失笑ものでは済まない気がするんだけれど…どうかなぁ…。
37.過去の恋話でもどうぞ
本編で散々描かれてますから…それに、今となっては、先輩も農民の彼もどうでもいい過去の人です。
38.今の恋人に満足してますか?
不満が無いとは言わないけれど、それを補って余りあるほどの幸せをもらっているからね。
39.恋人に秘密にしていることはありますか?
もう、秘密らしい秘密なんかないよ。たとえ内緒にしていたってローランはすぐに見抜いてしまうだろうからね。はなから秘密を持つことなんて無理なんだ。
40.そもそも愛って何でしょう?
僕の元気の源かな。愛があるから、毎日の仕事もがんばれるし、自分をもっと高めようという意欲も湧くんだ。
41.自分の身体で一番好きな所は?
ころっとして愛嬌のある鼻は割と好き、かな。
42.恋人の身体で一番好きな所は?
たくさんあるけれど、一番と言うならローランの目かなぁ。覇気に満ちた強い光を放っていて印象的だし、それに…2人きりでいる時に、何とも熱っぽい絡みつくような視線を僕に向けてきたりして…ああ、食べる気満々だなぁって言葉にされなくても分かってしまう。あの目で強く見つめられると、考えるより先に体がふらふらと引き寄せられてしまうんだな。
43.宝物は何ですか?
彼との写真がたくさんたまってきたので、それを貼って作っている2人のアルバムかな。パソコンも使うけれど、こういうものに限っては僕はアナログ派なんだ。年を取った時に、2人で古いアルバムをめくりながら思い出話に花を咲かせるのっていいよね。
44.暇な時は何をしていますか?
ネットをしていることが多いかな。なかなかフランスに入ってこない最新アニメを視聴したり、チェックしているワインが最安値になっていたら買ったり、今度の休日にローランに作ってあげたいレシピを調べたり…
45.癖はありますか?
鏡を見ると髪や服装に乱れがないかついチェックしてしまうかな。ローランは、人の外見についても目敏いしうるさいからね。髪の根元が黒くなってきたら、指摘される前に美容院に行くようにしているんだ。
46.今一番欲しいものは何ですか?
うーん、ローランの子供とか…あはは、冗談だって…。
47.恋人に言われた言葉で一番印象深いものは?
やっとお互いの思いが通じ合った時、それまであまり自分の本音を漏らさなかったローランが、僕を抱きしめながら声を震わせて言ってくれた言葉が印象的だったかな。僕をこんなふうに再び抱きしめられるなんて夢のようだ…二度と手放してはやらないから覚悟しろよって…僕があの人の口から一番聞きたかった言葉だったから、嬉しかった。
48.今まで生きてきた中で一番印象深い出来事は?
ローランとの最初の出会いはインパクトがあったなぁ。ホテルの庭でうたた寝している彼の顔にうっかり見惚れていたら、目を覚ました途端いきなり強引に唇を奪われたんだ。あんなことが僕の平穏な人生に発生するなんて全くの想定外だったからねぇ。
49.今の生き方に満足してますか?
ローランの傍にいられる今の生き方に、僕は満足しているよ。これ以外の生き方を今更探したいとは思わない。
50.最後に何かメッセージをお願いします
僕とローランの恋がどうなるのか、長い間やきもきさせてしまって、ごめん。おかげさまで僕は今とても幸せな毎日を送っているから、安心してね。ローランとは、今では何でも本音で語り合える、いい関係を築いているよ。ほんの少し勇気を出して、素直に自分の気持ちを伝えられるだけで、こんなに人生は変わるものなんだね。