2011年 5月 7日
 島根半島西部 宇竜 東百度  
魚の気持ちが知りたい


 どうも、リョウデス。5日前の楽しい思い出の余韻に浸りながら、今回もウハウハさせてもらいに宇竜へ来ちゃいました。

メンバーは、私、健太、リュージの3人です。隊長は仕事のため不参加。リュージは前回、大物をバラしているだけに今回はリベンジに燃えまくってます。待ってろ青物たち!

 朝5時過ぎ、中出渡船さんに乗せてもらい、いざ出航!土曜日にもかかわらず意外と客は少なく、希望通り沖の馬島に上がることができまして、まずは第一関門突破です。予報では南西の風が強まるとのことでしたが、風はほとんどなく海もいい感じにざわついている感じ。もうね、釣れる気しかしませんよ。

 はやる気持ちを抑えながら、ガイドにラインを通し、まずはトップで勝負。少し沖合に見える潮目に向かってダイビングペンシルをブン投げる。半身に朝日を浴びながら、聞こえてくるのは波の音に時折聞こえる竿を振る音。くぅ〜!やっぱ朝の磯は最高ですな!なんてニヤニヤしながら投げ続けるが反応はナシ。魚も引いたか?

他の二人もジグやトップで反応を見るがバイト無し。潮は西から東へわずかに動いてはいる。しかし、日もすっかり昇ってしまい、朝のゴールデンタイムは何事もなく穏やかに終了を迎えまして。あれ?おかしいな、こんなはずじゃないんだけどな。前回の釣行では、朝マズメと昼の満潮時にヒットが集中しており、時合というのを強く印象づけられていたので、朝マズメをはずしたのはちょっとショックでした。

 でもまぁそんなことはよくある事なので、ガス欠気味の体にオニギリを放り込み、またひたすらジグをシャクり続ける。

周りを見渡すと、どの磯でもジギンガーの姿が。僕らのほかに3組ほど見えました。最近ほんとジギングする人増えてきましたね。なんか嬉しいようなライバルが増えて焦るような複雑な気持ちになります。

 午前中は潮の変化もなく、心が折れたのでみんなでお昼寝zzz。

昼を過ぎたころ、ようやく潮に変化が。100gのジグが流されるほど、東に向かい走り出した。調べると15時に満潮をむかえるとのこと。本日の撤収時間が15時だったので、速攻で船長に電話し17時まで延長することに。崩壊寸前のボディーとハートにムチを打ち、最後のあがきを見せるも、まさかの全員ボウズ。場所も状況もすべて良くても、こんな日もあります。むしろ誰も釣れなかったのだから、諦めもつくってもんです。

 後日、同じ日に沖の馬島のすぐ近くの、平島という場所で70クラスのマルゴ(ブリ)が数本釣れたという情報が入る。あれれ?

 2011年 5月 2日
 島根半島西部 宇竜 東百度    毎回こんな感じなら最高なのに


拝啓 皆々様方、お久しぶりです。ホントにお久しぶりでございます。

 近年ショアジギングという、数十分もかけ磯までの道なき道を突き進み、ジグをシャクるたび腰や二の腕に激痛を伴いながら、己の体をイジメぬく、ドMな釣りが少しづつ認知されてきました。

 我らGARGOYLEも、そんな素敵な釣りをこよなく愛するナイスガイ達なわけでして。皆さんに少しでもこの釣りの楽しさを分かってもらいたく、始めたリポートなわけで。しかしここ1年以上も更新することなく、パソコンを開いてもアダルティーなサイトばっか見ていたわけで。

 周りの友人どもに「さぼってんじゃねぇ!」と、厳しくもありがたいお言葉を頂いていたのですが、夏休みの宿題のような、リーダーを巻き直しての第1投目で根掛かりしてしまった時のような、そんな感じだったのです。

 しかし、昨年から我がチームに期待のルーキーが加入したり(説明は後ほど)、釣り場で他のアングラーから声を掛けてもらう事が増えてきまして、うれしくも恥ずかしい気持ちと共に、このままではイカン!!ということに気がついたんです。

 という訳で、今年から釣れても釣れなくてもバシバシ更新していくことに決めたので、期待して見て下さい。前置きがかなり長くなりましたが、さっそく今回の釣行っぷりをご覧ください。

 

 今回は大社の宇竜の渡船が開始したばかりということで、事前に予約を入れ、期待に胸をふくらませつつ朝5時ごろ港に到着。

メンバーは隊長と私(りょう)と去年から新加入したリュージの3人での釣行です。リュージはジギングを始めて1年なんですが、初めてジグをシャクってわずか15分で70cmのヒラマサを釣り上げたフザけた奴なんです。

 港に到着し準備していると、なんだか怪しげな二人組が近づいてきて、「もしかしてGARGOYLEの方ですか?」

・・・え?   我が耳を疑いました。冗談で作ったチーム名を他の釣り人から耳にするとは夢にも思わなかったのでビックリしました。その後、怪しい二人組、じゃなくてさわやか好青年のお二人としばらく話していると、いよいよ出航となりました。

 前日の波が3mとやや高かった影響もあり、うねりが多少残ってはいますが、まずまずのコンディション。第一希望だった「沖の馬島」は、船着けが困難なため断念。第二希望である「東の百度」に渡してもらう事に。

 磯に到着し準備をしながら、釣り自体久しぶりなこともあり、テンションは嫌でも上がります。ほかの5人グループがとなりでジグをブン投げているのを横目で見ながら「ぜってぇ負けねぇ!」っと勝手にライバル視。潮は東に向かっていい勢いで流れています。そんな中まずはトップ。しばらく投げるも反応ナシ。

トップをやめジグに替え、いつも通り早めのワンピッチ。するとなにやら隣が騒がしい。おっと、ロッドがいい感じに弧を描いてるじゃないですか。隣のグループの一人が何か釣った様子。悔しさと同時に期待が一気に膨らみます。

 その時、リュージに待望のアタリが!しかしこれが痛恨のバラシ。久しぶりの魚をバラシ落ち込むリュウジをよそに、隊長が魅せてくれました。時刻は6時半を回った時でした。大きくジグをシャクった後のフォール中にバイト!!思いっきりアワセを入れ、後は力の限りゴリ巻き。浮いてきたのは60ちょいのハマチ。これを難なくキャッチし、クーラーへダイブ。お土産ゲットです。この時、ギャフが波に持っていかれるというアクシデントがあり、これが後に悲劇を生むことになるのです。

その後、時合いが終わったらしく、反応が無くなったところで朝食をほおばることに。それから12時頃までアタリもなにもない状況がつづき、少し疲れてきた時に、私に待望のアタリが!!それまでの早めのワンピッチを止め、ラインスラッグを出しながらの大きめのシャクリに変化させた時でした。久しぶりの魚の引きにテンションは最高潮!!目の前の岸際は波が上がっていたので、なんとか右に寄せ、力任せに引っこ抜きました。後で測ると68cmのキレイなヒラマサでした。

 リュージに釣り座をゆずり、10分後、リュージのロッドが今までとは明らかに違うしなりを見せた。次の瞬間、一歩前に引きずり出される。一気に緊張が走り、リュージも外野も軽いパニック。ロッドが悲鳴を上げる中、水面に魚が見えた。・・・でかい!!ブリだ!!思わず声が出るほどの魚体で、80cmは間違いなく超えている。しかし、ギャフが流されたため、魚を捕ることができない。波が多少あったので寄せ波に合わせて引き抜くという選択肢しか思い浮かばず、これをリュージに指示し、波に乗せる。しかし、波が大きすぎて捕えられない。この時、引き波に魚が飲まれラインに一気にテンションが掛かってしまい、痛恨のラインブレイク。リュージにとって未体験のサイズだったので、その場に座り込みしばらく放心状態。タモ網やギャフがあれば捕れていただけに、悔やまれる展開となってしまった。

 しかしいつまでも凹んではいられないので、すぐさまラインシステムを組み直し、キャスティングを開始。やはり神はいる。5分後にまたしてもリュージにアタリが!先ほどのブリよりはロッドの曲りが浅い。これを慎重に巻いてくるとハマチサイズだったので、リュージが強引に引っこ抜き、なんとか60cmほどのハマチをゲットすることに成功。リュージと熱い握手を交わし、ホッと胸をなでおろした。その後は潮の流れも悪くなり、ドラマのないままタイムオーバーとなり納竿。

 今回は、朝と昼の30分ほどの時合いの中で、少ないチャンスをものにでき、全員が無事に魚を捕れたことが最高にうれしかった。シャクリのヒットパターンとしては、かなり遅めのスライド系のジャークがかなり有効でした。

    

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 2010年 6月 某日
 島根半島東部 ある地磯    
祭じゃ、シーバス祭じゃ!

2009年 春

最近、めっきり青物に巡り会えない日がつづく我らTEAMガーゴイル、 たまにはシーバスでもと久しぶりにシーバスゲームに出かけてみました!  ふと思い返せば青物ハンターにのぼせてから真剣にシーバスを狙う機会も減り、たまにジグに食らいつくシーバスもなんのためらいもなく海へポイ!! 足元から飛び出してくる奴には食われないように素早くジグを回収、外道としか思っていなかった我らガーゴイルメンバー。  そんな事で今回は真剣にシーバス狙ってきました。 時は2010年6月某日、西の風3M、波は2.5M。 なかなかのシーバス日和、最近めっきり使わなかったシーバスロッドと訳もわからず買ったミノー達を手に、いざシーバス狩に出陣! まず始めに島根半島の手結からスタート。 海に着くと予想通りのナイス波! 早速、釣りを開始。 まずHITしたのはリョウ、50cm前後のシーバス君なんなくGET! シーバスめっちゃ簡単に釣れるじゃん!とハシャギまくるリョウ。 つづけて私もと思いきや海草HIT、こちらは味噌汁の具にでもしますか!? なんて言いながら辺りをラン&ガンで攻めるも、その後はNOバイト。 仕方ないので次のステージ片句港へ、しかし、ここの港は 沖にある防波堤に阻まれ湾内はいたって穏やか、案の定NOバイト! 仕方なしに島根原子力発電所を横目に一路御津港へ、この場所は自ら開拓いした我らの丸秘ポイント。 今までにこの場所でシーバス狙いをしている人は私達は見た事がないが、いがいとシーバスがいるんですよ!  

まず手始め目に海岸沿いをこまめにチェックしていく、がバイトなし。 その先にあるド本命に到着するころに磯に異変が!! なんとイワシ君たちが陸に上がってるではないですか! 「皆さんどうしたんですか?」なんて問う私の横で「HIT!」の声。 そりゃそうだわな、この光景、どう見ても海の中は怖い鬼と言う名のシーバス達がうようよでしょ!  

さしずめ私達は怖い鬼を退治しに来た桃太郎。 ちゃんと懲らしめてやるからね。 そんなかんじのなか、まずリョウが一匹退治!サイズは60cmそこそこ。 私も自慢の剣でいざ! 「HIT〜♪」私も60cmそこそこ。これで門は開いたでしょ、ここからが本番! 鬼が島に突撃〜 とサラシの中にミノーをぶち込む、リョウの2匹目、目測70cm 私にも同サイズ!その後も立て続けに鬼を退治する。3匹、4匹、5匹、各自6匹ずつ退治したころにリョウが一言「なんかもう飽きたね〜」 同感! 普段サラシの中から飛び出てくる1匹を何とか釣ろうとしている私達、こうも簡単に何匹でも釣れると、嬉しい反面さすがに飽きる。「でも、まだBOSS鬼倒してなくね〜!」と自慢の剣をさやに閉まった私の横で「俺に任しとけ!」とリョウの一撃! しっかり仕留めてくれました! 目測90cmオーバー!! メーターオーバーとはいかなかったが最後に今日一番のBIGワンを仕留めてくれました。残念ながら鬼が島の門を開けたところでデジカメのバッテリーが終了、映像こそ無いが私達の勇士を文章から感じ取ってほしい。 これでイワシ君達ともお別れの時、「ありがとう!」と言っているようなイワシ君達を数匹拉致して家路に。 久ぶりのシーバス釣でこんなに釣れるとは思っていなかったが、とても楽しい釣りをすることが出来た。 たまにはシーバス釣もいいなとつくづく感じた一日でした。 でもやっぱり青物の引きには敵わないよなぁ〜!♪

      

   

 2009年 5月 23日
 宇竜 沖のましま  相変わらずサイドbyサイドのバトル
 今回はチームメンバーとは別の友人と 日御碕に行くことに。目指すのは百度の東。ここは潮通しも良く、また浅場と深場がはっきりと分かれているため、ブレイク際をトップで攻めてみようと考えていた宇竜港には2軒の渡船があるがこの2つがまた仲が悪い!出港時間は同じであるため、悪い日には船尾へのべた付け、サイドbyサイドは当たり前、1つの磯場に向かって2隻が猛突進なんて事も。以前、広島からはるばるアオリイカ狙いに来ていたお兄ちゃんも「ここって、いつもこうなん?めっちゃ怖かったわ」とビビッていた。 当の船長達はと言うと2隻ともいたって穏やかで、どちらも感じはとても良い。2隻の間には我々の知りえない何かがあるのかも。
 と言う事で百度の東はもう1軒の渡船の客が上がったため、場所を変更することに。とは言えこうなると選ぶ場所も限られてくる。幸いにも宇竜の中でも潮通しが最高の「沖のましま」が空いていた。ここは切り立った小さな沖磯で水深は足元から30m近くある。潮通しも抜群でジギングには申し分ないのだが、とにかく足場が悪い。それでもヒラマサに合いたい一心でキャスト開始。
 午前7時30分、沖に向けて遠投した最初のジャークで重みを感じた。藻でも付いたかと思いながら巻いてくるとかすかに魚の感触が。よっしゃ、こりゃ根魚だ。カサゴかな?アコウかな?できれば平目がいいなと思いながら巻いてくると大きな大きなアコウ君でした!チームの他のメンバーは根魚に興味を示さない。たしかにジギングタックルでのファイトでは全く面白くない。でも根魚はうまいのだ!!とりあえずしっかりキープでクーラーin。ビール以外に冷やすものができて一安心。
 その後10時を回った頃にようやくバイト。今度の引きは間違いなく青物!「ヒット。今度は青物や」と叫ぶ。よっしゃよっしゃと余裕のファイトをしている時だった。突然に反転「やばい!こっちに来るな!」必死にラインを巻き取るが魚は右の方から全速で通り過ぎ左の島の裏側へ。必死で制するもラインが瀬にあたった弾みにフックオフ。想定外の魚の動きに完敗。
 結局その後はあたりもなく15時に納竿となった。

             


 2009年 11月7日〜8日
 隠岐 大森の舟島    ようやくスランプ脱出

11月にもなりやっと秋本番! 待ちに待ったヒラマサのハイシーズンの到来です。
思えば昨年の隠岐釣行は2回とも坊主、しかも隣でメンバーに91センチのヒラマサを釣られ、その後も島根半島の地磯でひたすら坊主が続き1年半以上の大スランプ中。
今回は必ず釣ると心に誓い、11月7日、8日でいざ隠岐へ! 上がったのは大森の舟島。
日の出を迎え、いざキャスト開始! しかし、ワカナ、ワカナ、たまにハマチそしてまたワカナ。ダブルフックにすれば2匹で上がってくる。三人でトータル3桁はいきましたね。でも9割はポッイ。
午前中に70センチのヒラマサを一本捕りようやく大スランプ脱出。 その後はあたりも無くお昼ねタイム。
2時半に目が覚め・・・寝すぎた!! 慌ててキャスト開始。 すると午後1投目でガツン! 一瞬で分かる桁違いの引き。
何とか無事にランディングに成功したのは自己ベスト更新の88センチのヒラマサでした。その後、72センチを一本追加し、3人で合計5本捕ることが出来ました。
やっぱり隠岐はショアジギンガーのパラダイスですね。


 タックル
  ロッド:ダイワソルティスト 96H
  リール:ソルティガ4500
  ルアー:撃投ジグ ブルピン105g

      

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 2008年 3月 9日
 島根半島東部 手結 ニタキ   予想外の外道!?
 ど〜も〜!冬の日本海は荒れまくりで、じゃあシーバス(けっこう命がけ)だろってことでこのところサーフばっかり攻めてました。しかし、3月に入り、少しづつですが暖かくなり、海も穏やかな日が続いたので、久しぶりにジグってみました。
 日の出がまだまだ遅いので、いつもの二人(隊長、私)少し遅めの5時に出発。目指すは手結のニタキです。20分弱ほど山を歩いて磯に到着。風は東の風やや強く、波は1m、まずまずのコンディション。日の出を待って早速ジギング開始!すぐに汗がにじむ。寒いときにはジギングですよ。しばらく振るも反応なし。特別期待はしていなかったので、さして気にせずボチボチ竿を振る。9時を回ったところで反応が!「よしっ!」隊長の竿が弧を描く。「これはヒラでしょう」と隊長。やばい、めっちゃ楽しそう。しばらくして上がってきたのは間違いなくヒラマサ。私がタモ助に入る。おぉ、グッドサイズじゃないですか。推定70cmオーバーのヒラマサ。二人ともまさか釣れるとは思っていなかったので、興奮気味で血抜き。その時、思いも寄らない悲劇が!!なんと、ヒラマサ君が最後の抵抗を見せ、海にボチャン。世界最高速で海の彼方へ。その瞬間二人の刻が止まりました。気を取り直せるわけもなく、ズルズル引きずりながら再びキャスティング。次は確実にキャッチしなくては。と、鼻息荒くジグを振りながら、ふと視線を感じ、隊長の方へ視線を向ける。おっ、なんか釣れてる!ってゆうか、なんでそんな切ない顔してるんですか?・・・ん?竿はしなっているのに動いていない。藻でも引っ掛けたのか?えっ?なにそれ??なんと上がってきたのは巨大な真ダコでした。すげー!!!え?というかジグに!?う〜ん、ありえない。でもアシストフックはガッチリと掛かってます。さすが師匠。こやつは写真を撮って優しくリリース。さっ、気を取り直してジギング再開。しばらくして再び隊長にアタリが!これは逃がせない!慎重に取り込み、見るとこれまた70cmオーバーのヒラマサ今度は逃がしません。バシッと血抜きしてドンゴロスへIN。これで一安心。その後は特に反応もなく、昼から風が強くなってきたので、あえなく納竿。それにしてもタコにはびっくりしました。楽しかった。


タックル
   ロッド:ダイワ  Saltist 96H
        シマノ GAME AR‐C S1006MH
   リール:ダイワ Catalina 4500 4500H
   ルアー:ダイワ ショアライフル アルミピンクバック100g
ちなみに、タコを釣ったルアーは Daiwaのソルティガ100gアジカラーでした


      


  
 
2008年 3月 16日
島根半島東部 手結ニタキ 勢いに乗って今週も行っちゃいました。
 
 皆さんこんにちは。先週はヒラマサをバラシたり、じぐでタコが釣れたりと、非常におもしろかったので、先週に引き続いて、今週も行って参りました。今回は、隊長と私と隊長の双子の兄(小林氏)の3人でお送りします。
 さて、場所は先週と同じく手結のニタキに行ってきました。朝5時ごろ出発し、(この時期の早起きは辛い)日の出前に磯に到着。この時期でもヒラが回ってくるというのが先週の釣果でわかったので、今回は朝から気合はいってます!3人がそれぞれジグをぶっ飛ばします。シャクるシャクる、とにかくシャクる。息が上がってちょっと休憩。寒くなって再び竿を握る。またシャクるシャクる。しかし・・・・・・・こなぁ〜い!!!なんにも釣れなぁ〜い!!!先週の感じはどこいったの?潮が悪いのか?魚がいないのか?ジグのカラーがわるいのか?まぁ私は先週もボウズだったんですけど。なんの反応もないまま10時を回ったころでした。「おっ、なんかきた!」小林氏に待望の魚が。しかし、あまり引かない。青物じゃない?上がってきたのは80cm前後のシーバスでした。うーん、うれしいんだけど、今日は君じゃないよ。ふと口の中をのぞくと、なんとヤリイカがこんにちはしてるじゃないですか。シーバスって本当に何でも食べるんですね。まさに一石二鳥(?)でドンゴロスへ。
 その後は何事もなく、おなかが空いたので昼で納竿。やはり時期が時期なので、難しい釣りになりました。しかし!だからといってコタツでぬくぬくしているわけにはいきません。コンディションがよければ、これからも毎週通います!

タックル
   ロッド:Majorcraft Salthya SL962H
        ダイワ Saltist 96H
        シマノ GAME AR‐C S1006MH
   リール:ダイワ Catalina 4500 4500H      
             フリームス 4500
   ルアー:Maria ショアブルー ピンクホロ80g


            

  
 
 2008年 4月 6日
 島根半島東部 手結 ニタキ    ようやくですわ!
 春ですね。荒れ狂う日本海もようやく落ち着きを取り戻しつつある今日この頃。ということで、いつものように釣りに行ってまいりました。場所はニタキ(渡船以外はだいたいこの場所)です。メンバーは隊長(この日は二日酔いのためやる気なし)と私、いつもの二人組み。では今回も張り切ってどうぞ!
 本日の天気は快晴、風、波共におだやか。最高の釣り日和となりまして、さっそく朝から出掛ける二人組。磯に着くと先客が。聞くとヤリイカ狙いの徹しだそうで、重たくなったクーラーをぶら下げて帰るところでした。「がんばれよ」との応援いただき、海に向かって100gのジグをフルキャスト。パラパラとラインが出切るのを待って、着底と同時に大きく一回シャクリを入れる。続いて脇にロッドを挟み込み、ハイピッチで5〜6回程度シャクリ、状況に応じてスローなシャクリに変える。ある程度シャクったらまた底まで落とし込む。最近はこの釣り方がメインだ。
 9時をまわったころ、私にようやくアタリが。宙層でのヒット。慌てて、リールを巻く。しかし、どうも青物の引きではない。ズシっと重たいのだが、青物特有のゴンゴンと強引に持っていく引きではない。とりあえず巻く。すると、上がってきたのはなんとヒラメだった!隊長とは前からジグでヒラメが釣りたいと話しており、ジギングするたび、底を探ってヒラメを狙っていたのですが、今日この時まで釣ったことがなかったので、二人とも思わずニンマリ。計測すると60cmといいサイズ。これに気をよくし、さらにテンションあげてジグを投げ込む。しかし、その後1時間たっても反応なし。二人で休憩していると、隊長が何かを発見。「何だあれ!」つられて私も視線の先を見つめる。海面からかすかに黒い三角の物体が顔をだし、ゆっくりと動いている。えっ?あれって、もしかして・・・・・・・サメ!?そう、背びれをわずかに海面に出し、悠々と泳ぐ一匹のシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)でした。怖っ!!そりゃ魚いないわ。その後は、体力ダウンのやる気ダウンでグダグダ。昼前になり、帰ろうかという空気が流れ始めたので、心の中で『これが最後の1投』と決め、気持ちを込めシャクる。すると、足元で急に根掛かりのような感触。しかし、そこから一気に横に走られ、魚だと、青物だと気づく。今までにない引き。隊長がタモをかまえる。やばい、足元の瀬に入られる!ラインが瀬に当たれば確実に切られてしまう。そのとき隊長がとっさに持っていたタモの先でラインが瀬に当たらないように押し出してくれ、なんとか魚を陸に。見ると、そこには夢にまで見たヒラマサ様が!!!やりました!苦節1年!雨の日も風の日も、ただただこの瞬間のためだけにがんばってきたかいがありました。サイズこそ67cmと、けして大きくはないのですが、手の震えがしばらく止まりませんでした。やっぱり諦めないことが肝心ですね。ショアジグ最高〜!!!

タックル
   ロッド:ダイワ  Saltist 96H
        シマノ GAME AR‐C S1006MH
   リール:ダイワ Catalina 4500 4500H
   ルアー:     撃投ジグ エアロ ピンク95g


      


  
 
 2008年 5月 18日
 島根半島西部 宇竜 百度の東    かんべんして!
 どうも!今回は大社にある宇竜港から渡船で地磯に渡ることになりました。メンバーは、隊長、私、小林氏の三人です。朝早いけど、がんばるぞ!
 4時半に出船とのことで、4時頃に宇竜港に到着。宇竜港には渡船屋が二つあります。私たちが今回お世話になったのは中出丸さん。二隻とも渡す場所は同じなので、磯渡しは常にデッドヒートを繰り広げております。今回も、同じ場所に二艘が一度に船を着けるという、かなり危険でキ○ガイなことをやっておりました。マジでかんべんして!!同じ船で宇竜にはじめて来たという広島のあんちゃんもかなりビビってました。船長さんたちも決して悪い人たちではないので、もう少し遠慮してほしいです。生きてる心地がしないまま、なんとか希望の場所に渡れました。これで一安心。さて、気を取り直して釣りまくるぞ!ってことで、早速竿を振る。小林氏はアジの泳がせで青物を狙う予定でしたが、時期が少し早いのか、アジがなかなか釣れず、泳がせを断念しジグを振ることに。そんな中、隊長にアタリが!「うーん、小さいなぁ。」隊長が残念そうにつぶやく。上がってきたのは40cm前後のワカナ(ブリ)でした。でも青物は青物ですからね。血抜きしてクーラーへ。少し不満そうな隊長を横目に、私もジグを投げる。このワカナが朝マズメに来たこともあり、みんなのテンションは上がりまくり。しかしその後は、しばらく反応なし。1時間後、私に待望のアタリが。小さなアタリで、最初はそこまで引かなかったので、「ワカナかな?」と思ったのですが、足元まで来て急に暴れだし、悪戦苦闘しながらもなんとかタモの中に。なんとヒラマサ様ではないですか!いやー、今年に入って早くも2匹目ゲットですよ。ありがとうございます。サイズは69cmでした。これによりさらにテンション上がる釣りバカ3人組。その後、隊長にもアタリが!「よしっ!!あぁ〜!!小さい!」またワカナ。「ふふ、今回は勝ったな」と意味不明に喜ぶ私。しかしその後は潮も止まり、反応なし。その後は、隊長が遊びでインチクを投げ、40cmもあるアイナメを釣った以外に釣果なし。残念ってことで、3時に納竿。いやー、それにしても今年は調子がいいです。これに満足することなく、これからも経験積んでがんばろうと誓いました。ではまた。

タックル
   ロッド:ダイワ  Saltist 96H
        シマノ GAME AR‐C S1006MH
        ZENAQ DEFI MUTHOS 100H
   リール:ダイワ Catalina 4500 4500H
   ルアー:撃投ジグ エアロ オレンジG95g
        ダイワ ショアライフル アルミカタクチ100g
        

               


   
 
 2008年 6月 1日
 隠岐 島後 福浦御崎  最高〜!!
 どうも!仕事の関係で、なんと、隠岐は島後に来ています。2ヶ月ちょっとの出張ですが、つり好きにとっては最高の出張です。宿(都万にある空き家)の前はいきなり海!もう最高!仕事道具より釣り道具の方が多かったりしてます。渡ってみたい島はたくさんあるのですが、時間はたくさんあるということで、まずは歩いていける地磯を回ってみたいと思います。ということで、出張 IN 隠岐の島の弟1弾は、地磯では超A級ポイントでもある【福浦御崎】にいってきました。
 期待に胸を膨らませつつ、朝5時に都万を出発!今回は、仕事仲間である小村氏(かなりの釣りバカ。メインターゲットは雷魚ですが、今回はジギング)と二人。隊長(何を隠そう、私が勤めている会社の社長さん)は仕事の都合で本土にて待機中。これは一気に差をつけるチャンスです。なんて考えてるうちに到着。福浦御崎は、途中階段があり、比較的簡単に降りていけます。しかし、帰りはかなりきつい傾斜の階段を上がらなければならないので、体力のない人や、夏場はまさに地獄!先端へは渡船でも渡れるので、そちらをお勧めします。
 磯に着くとすでに先客が。磯自体は広いので、特別困らないのですが、今日は北からの波風共に強く、先端(波に弱いので注意。この日は完全に波をかぶってました)はともかく、北側もとても立てる状況ではなく、仕方なく、サラシを狙ってシーバスを。しかし反応なし。その時、最初に来ていた人たちが帰るというので、その人たちが立っていた南側に立つことに。時刻は9時を少し回ったところ。潮も先端へ向けて出ている。小村氏が先端近くでジグを振る。すると早くもアタリが!上がってきたのは30cmのカナ(マハタ)でした。何度も言いますが、ハタ科は煮付けが最高なんですよね。ヨダレたらしている間に、また小村氏にヒット!今度は明らかに青物の引き!強引に巻き寄せ、そのままぶっこ抜き。おぉ、パワフルだなと感心しながら魚を見ると、ヒラマサ。50cmの豆ヒラでしたが、二人ともにっこり。続けて私も同じ場所に立たせてもらい、ジグを潮目に向かってキャスト!しばらくすると、私にもアタリが!グングンと持っていこうとする引きは間違いなく青物!やっぱよく引くわ!小さいながらもパワフル。多少暴れたが、難なくキャッチ。これも60cm前後の豆ヒラ。その後はお昼ご飯を持ってきてなかったので、11時に納竿。もう少し釣りたかったが、腹がへっては何とやら。汗だくになりながら地獄の階段を上がっていったのでした。それにしても、さすが隠岐!!これだけ早くヒラマサが釣れるとは思ってなかったので、予想以上の結果となりました。次の休みが今から楽しみです。隠岐サイコー!!!

タックル
   ロッド:シマノ GAME AR‐C S1006MH
   リール:ダイワ Catalina 4500
        ダイワ SALTIGA-Z 4500 
   ルアー:Maria ショアブルー BKR60g
        撃投ジグ エアロ オレンジG95g


      


  
 
 2008年 6月 8日
 隠岐 島後 龍ケ滝の地磯   さすが隠岐!!
 はいっ!どーも〜。出張 IN 隠岐、ということで今回も隠岐からお送りします。メンバーは隊長が未だ来られないということで、引き続いて私と小村氏で隠岐の地磯を巡ってきました。しかし、楽に歩いていける場所がなかなかないですね。まぁ、ジギングはどうしても突端のほうがいいのでしょうがないんですけど。と、愚痴ってもしょうがないので、さっさと行きましょう。

 本日の天候は晴れ。波風共に穏やか。絶好の釣り日和となりました。今回目指す場所は、布施から少し南下した所にある龍ヶ滝周辺の地磯です。西郷にある釣具屋さんに聞いたところ、1mオーバーのヒラマサの目撃情報もあり、テンション↑↑まくりで向かいました。急斜面を転がるようにして、6時前に磯に到着。足元からいきなり深くなっており、いい感じ。よく、足元に瀬が飛び出していて、最後にラインブレイク・・・、何てこともよくある話なので、こういった足元ズドンはとてもありがたい。何はともあれジグをキャスト。ラインが出て行くのをじっと見つめる。私が巻いているPEは10メートルごとにPEの色が変わるので、飛距離と水深が量りやすく、いつもそれを確認しながら海の中をイメージしています。どこの地磯でも、深くても、だいたい20〜25m(経験上)だったんですが、さすが隠岐!!ココは深い!一番深いところは目測で約30mもあり、キャスト時に風に流されたりするライン分を入れたらそれ以上になるわけで。その分腕が疲れるわけで。でもワクワクしっぱなし。二人とも妙なテンションで竿を振る。すると早い段階で私にアタリが。底まで落とし込んでからすぐに大きなシャクリ(根掛り防止&仮にジグを追ってきた魚にルアーだと見切られないように)を入れた時にヒット!しかし、あきらかに根魚の引き。しばらるすると引きがなくなり、ただ重いだけ。上げてみると、30cmぐらいのカナ(マハタ)でした。とりあえず今日のおかずゲットです。しかし、水深があるので、水圧で魚が大変なこと(見た目が)に。
 その後は特にアタリなしで、潮も止まる。気温も上がり、午前10時を過ぎたころ、諦めムードの中ようやく待望のアタリが。今度は底を切って3回目か4回目ぐらいのシャクリからのヒット!ヒットした瞬間に一気に底に持っていこうとすごい力。これは!と思い一気に巻き上げる。あれ?引かなくなった。ただとにかく重い。さっきのカナなんて目じゃない。たまに重過ぎてドラグが出る。根魚系は大口な魚が多く、釣り上げられるとき口を開けて上がってくることが多く、より抵抗を感じるのです。腕がだるくなりながら巻き上げると、大きな、見たことない魚影が。「なんじゃこりゃ!」60cm以上もあるキカナ(たぶんアオハタ)でした。歯がかなり鋭く、60ポンドのリーダーがズタズタにされていました。これで今日は大満足!!小村氏はやる気なく、途中爆睡してました。その後は私が50cmの豆ヒラを釣ったところで、暑くなってきたので納竿。また急斜面を汗だくで上がっていったのでした。

タックル
   ロッド:シマノ GAME AR‐C S1006MH
   リール:ダイワ Catalina 4500
        ダイワ SALTIGA-Z 4500 
   ルアー:ダイワ ショアライフル アルミオレンジゴールド100g
        撃投ジグ エアロ オレンジG95g


      

  
 
 2008年 7月 12日
 隠岐 島後 龍ケ滝の地磯   改めて隠岐すごい!
 こんちはっ!今回も隠岐の島からはりきってお送りしていきます。このところ誰かの呪いのように週末になると雨ばかり。隠岐にいながら歯がゆい思いをしておりました。しかし、ここにきて天候が落ち着いてきて、ようやく釣りに出掛けることができました。そして、今回からなんと、本土で居残りしていた隊長がこのたびこちらに合流ということで、ますます勢いに乗るチームガーゴイルです。

 本日の天候は快晴。波風ともにわずか。あつい。ジギンガー達にとって辛い季節が本格到来。しかし!そんなことには負けませんよ!ってなわけで、今回も隠岐は島後の地磯にやってきました。磯に着くと、一人先客が。そして海には無数のブイが。聞くと、サザエ網とのことで、定置網よりはマシかなってことで(サザエ網はブイの下にあり、底から高さが1mぐらいの比較的、引っかからない網なんです)気にしながらも釣り開始。最初に沈黙を破ったのが小村氏。サザエ網に掛からないように、うまく魚をコントロールし、無事にランディング。55cmのワカナ(ブリ)でした。ワンピッチ・ワンジャークが基本なんですが、このときはシャクリのふり幅を限界まで広げるというアクション。うーん、こんなパターンもアリなんだなと感心してしまいました。やはり毎回同じシャクリを繰り返すよりも、その日のパターンにあったアクションを見つけなければ、釣れる確立はなかなか上がらないでしょう。自分なりの考えでオリジナルのシャクリをいろいろ試しながら、これ!というものを見つけてみたいですね。
 次にアタリがあったのが釣り自体が久しぶりだという隊長です。「重たい〜。」これはかなりの大物か!?と期待して上がってきたのは、見たことあるけど見たことない奴でした。最初は、あまりの大きさに、アコウ(キジハタ)かなと思ったんですが、よくよく見ると、なんとボッカ(カサゴ)じゃないですか!始めてみましたよこんなサイズ。量ると40cm!驚きです。船釣りなんかではたまに聞くサイズでしたが、まさか磯からこのサイズが釣れるとは。さすが隠岐!さすが隊長!感服いたしました。この日はこれにて終了。ええ、そうです、私はボウズですよ。でもいろいろ勉強になった一日だったのでヨシとします。それにしても、みんな楽しそうに釣りするな〜。

タックル
   ロッド:シマノ GAME AR‐C S1006MH
       ダイワ Saltist 96H
   リール:ダイワ Catalina 4500 4500J
        ダイワ SALTIGA-Z 4500 
   ルアー:Maria ショアブルー BLH80g
        撃投ジグ エアロ ピンク80g


     

  
 
 2008年 7月 13日
 隠岐 島後 音部群島(ニシカミ)   散々な一日
 いやー、どうも!今回は初となる隠岐の渡船を使って釣りしてきました。メンバーは、隊長、私、須山氏、小村氏の4名で行ってきました。いずれもかなりの釣り好き。須山氏はオキアミでグレ狙い。隠岐初の渡船。気合十分バッチ来い!!

 朝4時、眠たい目をこすりながらも出発。今回お世話になる渡船は、油井漁港の森田渡船さん。港に到着し、まずは船を探す。少し迷いながらも発見。しかし船長はまだいない。はやる気持ちを抑えながら、準備して待つことに。5時を少し回ったところでようやく登場。森田渡船は民宿も経営しており、今日はそこに泊まっている釣り客も一緒だ。さあ、いよいよ出発だ。他の釣り客を次々に磯に渡していき、私たちは場所的に最後となりまして。船に乗って数十分後、見えてきました、音部群島です。音部群島は、ニシカミ、ヒラカミ、タカカミ、ヤキウバからなる群島で、島後でも指折りのA級ポイントなのである。今回私たちが上がったのはニシカミ。運がいいことに他の釣り人は見当たらない。波は穏やかだったので、楽々渡れた。ニシカミは思った以上に広い!そして360度歩いて回れるので、どこで釣りをしようか迷う。しかし、この日はサザエ網がぐるっと島の周りに仕掛けてあり、多少制限されてしまった。それでもテンション高く、それぞれ分かれて釣り開始!しばらく振るもアタリなし。休憩がてら、みんなの様子を見にいくことに。
隊長「まだアタリなし。サザエ網がキツイね。手前は浅いし、底が複雑。」とのこと。この時私もすでにジグを2つサザエ網に寄付していた。続いて須山氏の元へ。
須山氏「潮が早すぎて餌はダメだ。」足元を見ると、イサキやサンバソウなどが数匹釣れてはいるが、本命のグレはまだ上がってはいなかった。須山氏と話しているその時、かすかに叫び声が。小村氏の声だった。急いで反対側の小村氏の元へ。見ると魚と格闘している真っ最中!とりあえずタモをと思った時、「大丈夫」と言って、そのまま引っこ抜いた。おぉ、ヒラマサじゃないですか。サイズこそ大きくないが、最高のおかずゲットですよ。うん、この時期でもヒラは回ってきてる!期待が確信へと変わり、俄然やる気に。その後は鼻息荒くガンガンでジグを巻いたのですが、まったく反応なし。昼を過ぎ、気温も日差しと共にグングン上昇。ダメ、もう無理。と私がギブアップしかけていたとき、私の横で隊長がヒット!「あら、そんなに大きくないな。」と楽勝そうな隊長。しかし、足元まで来ると大暴れ。それでも負けずにぶっこ抜き。見ると意外と大きい!量ると70cmのヒラマサでした。う、うらやましい。時刻は12時過ぎ。折れかけていた心に添え木し、再び海にむかう私。ジグが着底するのを待って、リールを巻こうとしたその時!あれ?なんかおかしい。リールがスムーズに巻けない!巻こうとすると、ガッコンガッコンと異常なリズムを刻む我が愛するリール。ウソだろ〜!!とりあえずこのままジグを回収。その後、中身が完全に逝かれたのか、ハンドルを回そうとしてもビクともしなくなり、ただの鉄の塊に。それと同時に、私の心もパキンとへし折れ、ギブアップ。そして、迎えの4時となり、納竿。リールが壊れた上にボウズ。あれ、目からも汗が・・・。

今回の釣果・・・私→ボウズ
          隊長→ヒラマサ70cm
          小村氏→ヒラマサ50cm
          須山氏→ムロアジ多数(かなりのヒキらしく、一番楽しそうでした

HITルアー:ダイワ ショアライフル アルミマイワシ80g
        撃投ジグエアロ ピンク80g

      

  
 
 2008年 7月 26日
 隠岐 島後 布施の大鼻島   なんか複雑
 どうも!まだまだ続く隠岐釣行!今回は隊長と二人で、布施の大鼻島に行ってまいりました。大鼻島は島後でも屈指の超A級ポイント!足場が低く、少しの波ですぐに渡礁できなくなり、それも手伝ってか、釣り人に大変人気のあるポイントになっている島です。

 朝4時ごろ、前日自分たちで作ったおにぎりを食べながら、西郷に向かって出発。今回お世話になる渡船は、西郷港を拠点とする仲谷釣具の日新丸さん。事前の連絡で、今日は私たち二人しか客がいないにも関わらず、快く船を出していただきました。本当に感謝です!波風共に穏やかで、天気はうす曇。最高のコンディションの中いよいよ出発。朝の潮風が心地よい。ふと横を見ると、隊長が軽い二日酔いのため無言でおとなしく座っている。話しかけても反応悪し。その後しばらく走り続け、ようやく大鼻島に到着。べた凪に近かったので、無事に渡礁。さて、今日も思いっきり釣るぞ!!前回の釣行でリールが壊れてしまったので、急遽本土に帰り、リールを修理に出し代わりのリールを持ってきたのでそれを使うことに。
 潮は北東に向かってやや早く流れている。朝マズメということで、まずはミノーを引いてみることに。するとすぐにアタリが。北東側の先端の先に、瀬があるので、その横を引いていたら、ゴンっという衝撃と共に海面近くでキラッと魚影が光る。強引に巻いて引っこ抜く。50cmの豆ヒラ。ストリンガーにかけて泳がせておくが、その後逃げられてしまい、写真は撮れず。残念。ここで隊長にもアタリが。私がアタリがあった場所とおなじようなポイントでジグに食ってきた。しかし、フッキングが悪かったのか、針が掛かった場所が悪かったのか、痛恨のバラシ!魚自体は大きくなかったとのことだが、隊長にしてはめずらしく、この後も続けてバラしてしまう。やっぱ酒の影響か!?釣り前日は控えましょう。
 私もルアーをジグに替え勝負。そして、先端の左側に立ち、70m先の潮目に向かってジグをキャスト。ジグが底に着くのを待ってシャクる。そして2回目の落としの時でした。着底しすぐに大きなシャクリを入れたとき、ガクンと根掛りしたような感覚が。あら?と思いながらも続けてシャクると明らかに魚の引き!しかもハンパじゃない!!一気に持っていかれ、ガチっと締めたはずのドラグが出て行く。竿のバットの部分を両手で持つ以外選択肢がない状態。リールに至っては巻ける気がしない。遂にメーター級のヒラマサか!?と隊長と二人で大はしゃぎ。しかし、徐々に竿がのされ始め、今にも竿が折れそうに。やばい!!でもどうにもならない。腰を落として必死に耐える。ここでようやく魚が弱ってきたのか、少しづつリールが巻けるように。力の限りリールを巻きまくる。そして、足元から魚影が上がってくる。注目する二人。・・・んン!?あれ、なぜか上がってくる魚の向きがおかしい。頭を下にして上がってくるじゃないですか。タモ入れし、引き上げる。これがなんと、81cmのマルゴ(ブリ)でした。しかし、そう、フックが刺さっていたのは口ではなく尻尾。スレかよ〜!!!これまでで一番の大物を釣り上げた喜びは半減してしまいました。なんか複雑。。。恐らく、ジグを落としているときに追ってきていたのでしょう。これは一応は釣ったことになるのか!?それにしてもすごいヒキ。これがきっとメーターオーバーの青物の引きなんだろうなと震える手をみて思う。
 その後は何も釣れず、迎えの時間となり、納竿。次こそは尻尾じゃなくて、きちんと口で食わしてあのヒキを味わいたいっ!と心に誓ったのでした。大鼻島、いいところです。あっ、隊長(結局、バラシただけでボウズ)の目に光るものが。

タックル
   ロッド:シマノ GAME AR‐C S1006MH
       ダイワ Saltist 96H
   リール:ダイワ Catalina 4500H
        ダイワ フリームスJ 4500 
   ルアー:ショアライフル アルミイワシ100g

      
 過去最大のマルゴ。このあと刺身としゃぶしゃぶでいただきました。むちゃくち ゃおいしかった


  
 
 2008年 7月 27日
 隠岐 島後 久美の黒島   やっぱ海は怖いです。
 どうも。昨日に引き続き、またまた釣りに行っちゃいました。今回は森田渡船さんにお世話になり、向かうはこれまた島後で1・2を争う超A級ポイント、久見の黒島に行ってきました。これだけ実績があり、有名な磯に続けていけるとは、うれしい限りです。しかーし、そう甘くないのが海なんです。とんでもない目にあってきました。

 昨日の興奮冷めやらず、今日もやる気満々でいざ、油井漁港へ!本日の天気は崩れがちで、雨の予報でしたが、濡れる覚悟はできていたので(この時期カッパ着てジグ振ったら暑くて死んじゃう)、そんなことは気にも留めず、森田渡船さんに勢いよく乗り込んだのでした。久見の黒島は油井漁港からかなり遠く、行きだけで30分ぐらいかかります。夏の暑さで他に客もいなく、例によってまた私と隊長の二人だけでした。しかし、隠岐の渡船屋はみんな気さくで、いい人ばかりなので、この燃料価格高騰の苦しいときにも関わらず、快く船を出していただきました。本当にありがとうございました。
 30分後、ようやく黒島に到着。黒島は北側が深くて、良いポイントだと聞いていましたが、すでに先客が。仕方がないので、反対側に回り、南側で釣りをすることに。船長も、この後船釣りをするらしく、弁当を持って沖のほうへ消えていきました。多少うねりがあり、サラシが所々でできていたので、まずはミノーで足元を探る。その時、ジグを投げていた隊長に、早くもアタリが!しかし、またしてもバラシ。活性がそこまで高くないから、しっかりフッキングできないのか?とにかく、魚がいることがわかったので、ココからはジグをひたすらシャクる。9時を少し回ったところで、天候が急変。沖のほうで雷が鳴り響き、風が強さを増してくる。南からどす黒い雨雲が。やがて雨が降り出す。ココまではある程度は予想していたので、特別慌てることはなく、しばらく様子を見ることに。ただ、この黒島、雨宿りをする場所が、風向きによってはないのが痛かった。バチバチと体をまともに雨が打つ。そして、雷も風も激しさを増してくる。沖に白波が立ってきたところでマズイことに気づく。ところが、船長に連絡しようにも、ここは圏外。ますます荒れてくる海。そこへ船長登場!絶妙のタイミング。船長、あんたカッコよすぎるぜ!波がかなり高くなっており、船が着けれず、波に任せて、タイミングを見計らい、ジャンプ。なんとか船に。「波しぶきが凄いから中に入ってろ」船長も少し緊張気味。素直に従い、2人がやっとの船内へ。ここからがハンパない。飛んでます。確実に船飛んでます。飛ぶたびに、ドーン!!すごい衝撃。大きな波がくると、すかさずエンジンを止め、波の上に来るとフルスロットル!いつもは穏やかな船長の顔も真剣です。しばらく走った後、急に船が止まる。外を見ると、なぜかロープが見える。「波の衝撃でアンカーが落ちた!」えぇ〜!!すかさずアンカーを回収にはいる船長。私たちに手伝えることはあるわけもなく、ただただ、船にしがみついて、波の揺れに必死に耐えるだけ。すこし手間取ったものの、なんとか回収に成功。そのころ私は揺れにより完全グロッキー状態。右手にビニール袋をしっかりと握り締め、あとは神に祈るだけ。ヘルプミ〜!!!行きは30分だったのが、帰りは1時間もかかって港に到着。時刻は10時半。へろへろになりながら帰宅。海をなめたらいけません。事前に気象情報の確認を。


  
 
 2008年 8月 3日
 隠岐 島後 大久の黒島   祭りじゃい!
 いやー、暑いですね。しかし、これに負けず、今週も釣りに行ってきました。今回は、須山氏、小村氏、そして私の3人で出掛けることに。須山氏は今回もグレ狙い。島後の西側は風も強く高波の予報だったので、風裏になる東側に行くことに。渡船は日新丸を利用させていただきました。いつもなら西郷港からの出船なんですが、今回は布施の南側にある卯敷港から出発です。

 多少波はあるものの、気になるほどではなく、無事に黒島に。風も思ったより影響なく、さっそくジギングスタート!すると小村氏に1投目からアタリが。サザエ網も入っていたので、まさかと思いましたが、まさかのヒラマサ。50cm前後と豆ヒラサイズでしたが、まさかの1投目!驚きです。潮は南東に向かって激しく流れています。私も負けていられません。必死にジグをシャクる。すると宙層でアタリ。これはのらず。同じポイントに続けてキャスト。活性が高いと判断し、シャクリをハイスピードジャークに。これが思い通りにはまってくれて私にも豆ヒラが。特別元気がいいのか、このサイズでもよく引いてくれました。足元まで引き寄せ、後ろを確認して一気に引っこ抜く。よし、まずまずの滑り出し。ここから連続ヒットが続くことになる。少しして小村氏にヒット!ヒット!ヒット!おいおい、一人で釣り過ぎだろ。すると小村氏が少し興奮気味に「早くこっちに!」何事かと駆け寄ると、小村氏にヒットした豆ヒラの周りに同サイズの豆ヒラが群れを成して足元まできている。ためしに、足元にジグを投げ込むと、なんとジグを食ってきたのです。まさか釣れるとは思ってなかったので、反応が遅れ、バラシ。足元でヒットするとかありえねぇ〜!!その後もヒットが続き、数えてみれば、二人で7本もの豆ヒラ(私が2本で、小村氏が5本)をゲット。少し沖に駆け上がりのようなものがあり、そのちょうど宙層でほとんどが食ってきた。かなりの数群れていたのだろう。バラシもあわせると数十本に。やはり活性が高かったのか、どんなカラーにもアタックしてきた。小さいながらも、これだけの数が上がればかなりおもしろい。もう少しライトタックルで望めばもっと楽しかっただろう。その後、潮の流れが収まると、次第に反応が薄くなる。私はすでにサイズアップを目指していたので、120gのジグを投げまくるが、反応なし。昼前だったので少し休憩に。須山氏の元へ。すると、25〜30cmのグレが天然の生け簀で元気に泳いでいるじゃないですか。しかし、須山氏は「こんなんじゃ全然ダメだよ。」と不満そう。その後は小村氏が35cmほどのアコウ(キジハタ)を釣り上げ、今回は終了。
 50〜60cmの豆ヒラ7本、アコウ1本、25〜30cmのグレ数十本。中々の釣果でありました。

ヒットルアー:ダイワ ショアライフル ピンク、イワシ80〜100g
        撃投ジグエアロ ピンク、ブルピン、太刀魚80〜95g


     

  
 
 2008年 8月 10日
 隠岐 島後 布施の大鼻島   五目釣り
 さて、今回はもう一度、布施の大鼻島に行ってきました。利用させてもらった渡船は日新丸さんです。西郷港からの出発からではなく、卯敷港からの出発となりました。東の風がやや強く、多少うねりがあるものの、なんとか大鼻島に上がれるというので、隊長と二人で乗り込んだのでした。

 大鼻島の先端は波をかぶっていたので、少し高場から投げることに。潮は東に向けての下がり潮。魚の活性は高そうだ。しばらくすると、何かが小魚を足元で追いかけている。すかさずミノーを投げる。着水と同時にヒット!あわせるも不発。巻き始めると、ミノーの周りに数十匹集まってきて、次々に食ってくる。しかし、ミノーが大きすぎてなかなか掛からない。足元まで来たときに、ようやくヒット!小さいながらもパワフルなファイト。上げてみると、30cmほどのアカビラ(カンパチ)でした。それからは入れ食い。隊長も小さなミノーに変え、キャスト。そしてすぐにヒット!ルアーを投げ入れるたびに釣れてしまう。見るとものすごい数の群れが、まるでピラニアのように追いかけてくる。最初の2匹だけストリンガーに掛けておいて(後に船長が欲しいと言うので、他に何匹かキープ)、後はすべてリリース。意外と楽しかった。ひと通り楽しんだ後、大物を狙うべく、ジグをフルキャスト。しかし、どこに投げても釣れるのはアカビラばかり。どうも島の回り全体にいるようだ。こうなると、逆に迷惑。しかし、自分と同サイズのジグにさえ食ってくるので、どうにもならない。このアカビラに混じって、30cmほどの豆ヒラや、これまた25cmのシイラなど、魚種、数ともに豊富なんですが、サイズが小さすぎる。隊長も負けじと鯛カブラでカサゴをゲット!その後は私が40cmのアコウ(キジハタ)を釣り上げ、これで五目釣り達成!!これでもう少しサイズが上がれば文句なしなんですけどね。まあ、こんな日もあるってことで納竿。帰るとき、ストリンガーにかけていたアカビラを回収してみると、何物かに食われ原型を留めないほどズタボロに。おそらくカニ達にやられたのではないかと思われる。今夜のおかずが〜!!

タックル
   ロッド:シマノ GAME AR‐C S1006MH
       ダイワ Saltist 96H
   リール:ダイワ Catalina 4500H 4500
   ルアー:ショアライフル アルミイワシ80〜100g
        撃投ジグエアロ オレンジG95g
        シャウト STAY ブルピン イワシ100g

     
     

  
 
 2008年 8月 11日
 隠岐 島後 福浦御崎   これで隠岐ともしばらくお別れり
 はい!っというわけで、これで私の隠岐釣行はラストです(隊長はまだ駐留らしい)。今回は、森田渡船にお世話になり、福浦御崎に行ってきました。地磯なので、歩いても行けるのですが、夏真っ盛りのこの時期に歩いていったら、おそらく死ぬだろうと言うことでナマケちゃいました。隊長と二人、最後の“仕事そっちのけで釣り三昧 IN 島後”!はりきってどうぞ!

 この日の海は驚くほど穏やかで、暑さ以外は良い釣り日和となりました。波は0.5mと凪だったので、楽々渡礁。潮はゆるやかに南に向かって流れています。一番先端にたち、さっそくフルスイング。ここにもいましたアカビラ(カンパチ)ちゃん。30cmオーバーのアカビラを隊長がヒットさせ、とりあえずキープ。しばらくジグを振るものの、追いかけてくるのはアカビラばかりで、ヒラマサは当たらず。潮の動きが悪くなってきたので、二人ともシーバスロッドに持ち替え、遊びでアカビラを狙うことに。私は20gのジグで勝負。早速ヒット!しかし引かない。上げてみると20cm前後のウマズラ(カワハギ)でした。しばらくしてまたヒット!さっきとは明らかに違うヒキ。ロッドが大きく曲がる。しかし、フッと軽くなりバラシ。ジグについているトリプルフックがすべて伸びきっていました。おそらく30cm前後のアカビラだとは思いますが、やはりアシストフックじゃないとキツイですね。その後、私が37cmのカナ(マハタ)を釣り上げ、隊長が30cm弱のウマズラを釣り上げただけで、潮も止まってしまい。何の反応もなくなる。暑さも手伝って少し休憩。他の客と船釣りをしていた船長が様子を見にきたが、こちらもパッとしないらしい。このまま潮が動かなければ、今日はお終いかな、とあきらめモード。しかし、昼になったころ、再び潮が動きはじめる。気合を入れなおし、ジグをキャスト。活性が戻ったのか、アカビラがジグを追いかけてくる。これは期待できる。ポイントをしぼって、潮溜まりに向かってジグを投げ込む。ヒット!底まで落とし込み、ハイピッチジャークからスロージャークに変えたところで食ってきた。感触はヒラマサ!後は、魚に主導権を握られないようにゴリ巻き。一気に足元まで寄せ、そのまま引っこ抜く。60cmオーバーのヒラマサ。しかし、引き上げた瞬間、フックがはずれオートリリース。あちゃあ〜。まっ、ヒキが味わえたのでいいでしょうと自分に言い聞かせ、すぐにキャスト。少しして同じポイントでまたヒット!先ほどよりヒキが弱いものの、今度は慎重に引き上げ、がっちりキャッチ。55cmの豆ヒラでした。この後、隊長と場所を変わり、ここでもヒット!すぐ右手に大きな瀬があり、そこに回られるとアウトなので、なるべく左に寄せようとするが、思い通りに動くはずもなく、右へ左へ大暴れ。元気よすぎ!なんとか竿を立て一気に巻き取る。上がってきたのは、これまた55cmの豆ヒラ。でもヒラマサなのでどんなサイズでも楽しい。改めて魚に感謝し、ジギングの楽しさを再実感。ここで本日の釣りは終了。
 結果としては、人に自慢できるほどの釣果は上がらなかったものの、最後としてはまずまずではないでしょうか。これで隠岐とはしばらくお別れです。しかし、本シーズンに入れば、今度は島前に行く予定。それまで待ってろ隠岐!!待ってろヒラマサ!!

タックル
   ロッド:シマノ GAME AR‐C S1006MH
       ダイワ Saltist 96H
   リール:ダイワ Catalina 4500H 4500
   ルアー:ショアライフル アルミイワシ80
        シマノ オシア スティンガーバタフライ ブルピン90g
        シャウト STAY イワシ100g


     

  
 2007年7月21日
 ショアジギング始動
 Team GARGOYLE 記念すべき初釣行

 7月21日、友人が少し前から始めていたショアからのジギングなるもの(当時はまったく無知)に同行。当時釣りの資料が乏しく、「この時期ヒラマサなんて釣れるの?」「さあ?海は広いし、行ってみようぜ。」と、訳のわからない理由で出かけた。
 この日の状況は、晴れ、凪、微風、となかなか良い状況。朝4時頃から起き出して、眠い目をこすりながら釣り場まで。場所は島根半島某所。駐車場に車を停め、そこから二人で山道を歩くこと数十分、ようやく磯に到着。先客がいたが、通しらしく、帰る準備を済ませたところだった。「おはようございます。」「何か釣れました?」「ぜんぜんダメ」などと先客と会話しながら準備をしていると、「この時期にルアーで青物?はははっ、無理無理」とおっさんやる気を無くす発言。やっぱり?と思いながらも一投目。すると友人にいきなりアタリが。「きたー!おっさんの嘘つき!」なんて騒ぎながら魚とやり取り。難なくランディング。しかし、上がってきた魚は青物ではなくスズキ(60cm後半)。二人で肩を落としてがっくり。その後私にもアタリがあったが、それもスズキ。夕方まで必死にジグをしゃくったが、青物との胸躍るような出会いはなく、疲労困ぱいで収竿。
 初戦を華々しく飾ることはできなかったが、次こそは!待ってろヒラマサ!

タックル
 ロッド:MajrCraft Salthya SL962H
 リール:ダイワ フリームス4500
 ルアー:Maria ショアブルー60gピンクホロ
                    ブルーホロ

 
      

  
 
 2007年8月18日
 大社の宇竜で渡船初体験  とにかく暑かった。

  今回は渡船を使ってみようということで、島根県 出雲市 大社町にある港、宇竜から渡船で磯に渡ることにした。 
 初めての釣り場で、初めての渡船、わくわくしながら友人と私、二人で出かけた。
 暗いうちに到着し、船長と打ち合わせ。「場所はおまかせで。」「じゃあ、船島にあがろうか」「じゃあそこで。」なんて会話を交わした後、いよいよ出船。先に一組渡した後、私たちの番。どんな場所かなと期待していると、「着いたよ」と船長。波も穏やかだったので楽に磯に上がることができた。しかし、明るくなってびっくり!人二人がなんとか釣りができるぐらいの、島と言うよりただの岩。そんな場所に立ったことがなかったので、二人で顔を見合わせ苦笑い。「まっ、なんとかなるでしょ。」と準備開始。マズメを狙ってシャクリ始めるが、釣れる気配なし。しばらく振っていると、私の竿に小さなアタリ。何だろうと上げてみると、見たこともない、歯がごっつい変魚。気持ち悪いのですぐリリース。後で調べた結果【えそ】だと判明。(かまぼこにするとおいしいそうです。)その後、友人にもえそが釣れた所で、波が次第に高くなり、危険だと判断し、船長に電話を入れ場所移動。
 場所を少し湾内のほうに変え、ふたたびシャクリ開始。しかし、日が昇ってかなりの温度。Tシャツが汗でびちゃびちゃになり、あえなくギブアップ。3時に収竿。
 という訳で、今回も青物ゲットならず。今日の教訓、『夏にジグはキツイ』
今回お世話になった渡船→中出渡船さん。ありがとうございました。

 タックル
  ロッド:MajorCraft Salthya SL962H / SL1062HH
  リール:ダイワ フリームス4500
  ルアー:Maria・ショアブルー60gブルー
ホロ
      
        ※1友人が釣ったエソ。※2私が釣ったダツ。ふざけてシャクっていたら釣れちゃいました。         もちろんリリース

                                    
 
 2007年9月15日
 隠岐に乗り込む!  ついに青物が!?
 みなさんお元気ですか?夏の暑さもピークを過ぎて少しは過ごしやすくなってきましたね。青物もいよいよシーズンとなりました。ということで、今回はなんと隠岐に一泊二日でいつもの二人で行ってきました。これは初の青物が期待できそう。
 隠岐までは七類港からフェリーで行くのが一般ですが、10名以上で渡船をチャーターできます。(他の客を含めて10名でもOK)週末ということもあって、七類から渡船で渡ることになりました。
 船長の情報によると、ジグでの青物はまだ情報が出ていないとのことで、少し不安ながらも一路隠岐へ。
 役2時間かかって隠岐の島前に到着。私たちは船長の勧めもあり、島前の舟島に降りました。380度見渡す限り海で、釣れる気配バリバリの場所です。
 早速サオを振る二人。すると私にゴンっというアタリ。底をとってシャクリはじめすぐのアタリ。しかし、腰を落として耐えるようなヒキとまではいかず、なんなくキャッチ。みると40cmほどのシオ(カンパチ)でした。目的のヒラマサではなかったが、人生初の青物!うれしくないわけがない。魚を〆て余韻に浸っていると、友人にもアタリが。これまた仲良くシオ。今回は幸先がいい。というか、隠岐すごい!さらに期待に胸膨らませ、ひたすらシャクリ続ける二人。しかしそのあとは友人が餌でつったシマアジ?以外何もなし。そのまま一日目を終えた。夜は早めに就寝。波が上がってきてずぶぬれになったりカニに挟まれる(とにかくカニが多かった)など楽しいイベントが盛りだくさんで楽しませてくれました。
 2日目今日も朝から天気がよく、迎えの来る昼まで時間いっぱいひたすらジグをシャクったが、結局何も釣れないまま隠岐釣行は終了した。お目当てのヒラマサちゃんには未だ出会えずでしたが、同じ青物であるカンパチに出会えたので、満足できる釣行となりました。
 お世話になった渡船は浜吉丸さん。ありがとうございました。


タックル
   ロッド:MajorCraft SL962H / 1062HH
   リール:フリームス4500
   ルアー:Maria ショアブルー80gグローピンク ピンクホロクラッシュ


      

  

  
 2007年9月23日
 大社の宇竜にて    やった!カンパチ!うーん・・・・。
今日はいつもの2人で島根県大社町 宇竜の渡船で渡ることにしました。
 この日は前日まで天気が悪く、海もやや時化っていましたが、船が出せるということでやってきました。しかし、さすがに沖のほうの地磯には渡れないということで、少し湾内の磯に渡ることになり、なんとかジグを振れそうな場所を確保し、さっそくジグを投げることに。ひたすらジグをシャクること2時間。ここでようやく友人にアタリが!「きたー!!」「まじかー!ヒラマサか!?」なにか釣れるたびに大騒ぎ・大はしゃぎの二人。タモですくい上げ見ると、目の上に見覚えのあるラインが、そう、カンパチであります。ちょっと残念。いやいや、とにもかくにもカンパチも立派な青物であり、ショアジグの対象魚なんです。サクっと〆てクーラーへIN。それをうらやましそうに横目でみていた私にもアタリが。底を取ってからハイピッチでシャクリあげ、中層で急にフッと軽くなり、あれ?と思っていると、いきなり横走り。どうやらジグを食ったあと、こっち(陸のほうに)めがけて走って来ていたみたいでした。慌てて追い合わせし、今度こそヒラマサかっ!などと夢をみながらランディング。うーん・・・これまたカンパチですね。二人ともほぼ同じ場所でのヒットだったので、どーも群れが回遊してきたのでしょう。その後もアタリはあるが、いまいち掛かりが悪く、活性が低くなったのか、まったく釣れなくなった。同時に昼過ぎから風が強くなり、人間の活性も下がってきたところで納竿。
 ということで、今回もヒラマサに出会えずじまいだったのですが、カンパチという立派な晩御飯をゲットできたのでヨシとします。うーん、次こそは!

タックル
    ロッド:MajorCraft Salthya SL962H SL1062HH
    リール:DAIWA フリームス4500H
    ルアー:Maria ショアブルー ゴールドピンクホロ100g ブルーホロ80g


      
  共に40cmオーバーのカンパチ。バットコンディションの中での青物はやっぱりうれしい。しかも、   意外と引くんだこいつら。

  
 
 2007年9月30日
 またも大社の宇竜にて    そして記念すべき日
 あっ、皆さんお元気ですか?チームGARGOYLEです。すでに第5投目に入り、ショアジグを仕事よりも彼女よりも何よりも愛する釣りバカ野郎達も、ますます元気にジグをぶっ飛ばしているわけですが、お気づきの通り、我々の当初の目標である【ヒラマサ】様に未だお目にかかれていないということです。
 これはイカンということで、気合を入れなおし、そしてちょっと調子にのって新しいタックルにしてみたりと気分一新で、今回も先週に引き続き、大社は宇竜に出発!
 今日もまたいつもの二人で眠い目をこすりながら4時過ぎに港に到着。今回は波も風もほとんどなく凪に近かったので、ヒラマサの情報がよく出ている平島に上がることにしました。
 空がかすかに白んできたころに出船。平島に無事上陸。日が昇るのを待ってさっそくジギング開始。ただひたすらに振る、ふる、フル。そして少し休憩。涼しくなったとはいえ、やっぱりジギングはキツイ!しかし、ジグを投げなきゃヒラマサは釣れません。っと自分に言い聞かせ(ある意味、自分との戦い)またひたすらシャクリ続けること数時間。もう無理、体力の限界。友人(師匠兼隊長。以下隊長)が黙々とシャクリ続けるのを横目にプラッキングに変更し、シーバスでも探ろうかと隊長と反対側に移動したときでした。
「キター!!!」振り返ると隊長のサオが大きく弧を描いているじゃないですか!一瞬冗談かと思いましたが、腰を落としてふんばっている姿はどうやらかなりマジ。急いで戻ろうと走って前をむいた直後、青物と思われる魚が宙を舞っています。うーんさすが、無理やりぶっこ抜きましたね・・・。駆けつけてみると、小ぶり(実測では60cmオーバー)ながらもヒラマサです。二人で顔を見合わせ、「これってヒラマサ?」「ヒラマサだね」「どうだった?かなり引いた?」「やっぱヒラマサは違うね」と大はしゃぎ。いやー、念願の一匹なだけあってテンション上がる上がる。なぜか私も心底うれしかった。しっかり血抜きをし、クーラーにぶち込み急いでまたジグを振りまくる。二人とも顔がニヤニヤしたままサオを振りまくる(周りから見たらかなりキモい)。しかし、そんなのお構いなしで振りまくる。実際、自分たちのシャクリ方にいまいち自信がなかったので、この一匹の意味はかなりでかい。実績があるとないとでは大きな違いですからね。
 その後もジグをシャクってはクーラーを開けてにやにやし、そしてまたジグを投げる、を繰り返していたのですが、結局私のサオがしなることはなく、3時に納竿となってしまいました。
 今回の釣行は勉強になることが多く、大収穫の釣りとなりました。やはり何をおいても諦めずにジグを振り続ける!これに尽きるということを学びました。これからは自分に打ち勝ち、次回は必ずヒラマサを釣ってやるぞと鼻息荒く、隊長のにやけ面に少しイラっとしながら帰路についたのでした。
 今回お世話になった渡船は中出丸。お世話になりました。

タックル
    ロッド:Majorcraft Salthya SL1062HH
        シマノ GAME AR‐C S1006MH
    リール:ダイワ Catalina 4500 4500H
    ルアー:ダイワ ショアライフル アルミオレンジゴールド 100g

      
     念願のヒラマサ!体のラインが美しすぎる!

  
 
 2007年10月7日〜8日
 隠岐 二股島へ     一泊二日の隠岐釣行!
 いや〜どうも!秋ですねぇ。秋といえば、食欲の秋、じゃなく釣りの秋ですね。青物はもちろん、イカ、シーバス、ロックフィッシュなどなどルアーフィッシングにとってまさに実りの秋ですね。前回、隊長が念願のヒラマサをゲットしますます勢いにのるチームGARGOYLEの次なる出兵先は、あの釣りの聖地(勝手に決めた)隠岐に決定!島根半島のはるか沖にある隠岐の島。魚の魚影はかなり濃く、中国地方屈指の釣りスポットとしても有名である。
 ということで、今回もいつもの二人で楽しくお届けしたいと思います。釣りシーズン真っ只中の週末ということもあり、七類港から渡船のチャーター便がでるというので、それに乗り込むことにしました。今回お世話になった浜吉丸さんは、船が出る前に行き先を先着順にて決めるので、人気の場所に上がりたいのであれば、多少早めに港に行き、船長が現れるまで船の前で戦闘態勢を崩さないことをお勧めします。私たちもなんとか3番手に並ぶことが出来、第一希望こそ逃したものの、なんとか望んでいた場所に上がることができました。場所は島前にある二股島です。

初日(風波共に弱く晴天)

 船に揺られること2時間弱、まだ薄暗い中、見えてきました、二股島です。前日からの釣り人がいましたが、昼には帰るということなので、少し横のほうで見学することにしました。先客の彼ら(関西方面から来ていた三人組の男性)もジギングするということなので、他の人の釣り方が見れる絶好の機会です。彼らのシャクリ方は、私たちとは少し違い、とてもよい刺激になりました。残念ながら彼らは青物を手にすることはできなかったようですが、40cm前後の立派なアコウ(キジハタ)をジグで釣り上げていました。昼ごろになり、彼らは迎えの渡船が来たので私たちもようやくジグを振ることにしました。
 先客が帰って少ししたころ、隊長にアタリが!しかし、ヒラマサのしびれる様なヒキとは少し違い、あがってきたのは40cmほどのワカナ。同じ青物なんですが、少し物足りないといった表情の隊長。初心者の私からすれば青物というだけでうれしいのですが。
ワカナは群れで行動することが多く、その後もプラッキングに変えた隊長にまたワカナが。しかし、私の竿はピクリともせず。「あれ?まだ釣れてないの?」などと隊長からイヤミを言われつつ、ジグを振る私。しかし、アタリすらなし。そうこうしてるうちに、またもや隊長にアタリが。「おっ、これは少し多きいけど、またワカナか?」と隊長。しかし、あがってきたのはなんとヒラマサじゃないですか!今回は足元のすぐ近くで食ってきたようで、ヒキを楽しむまもなくランディング。え〜、また釣っちゃったよこの人。実測では62cm。やはり経験の差か?などと悶々とする私を横目に、楽しそうに釣りをする隊長。そこから目の色変えてジグを振りまくったんですが、魚にわたしの殺気が伝わったのか、結局この日はなにも釣れずに日没を向かえてしまいました。そのまま岩場にテントを張って仲良く就寝。明日こそは!!と妄想を膨らませながら眠りについたのでした。

二日目(雨風により海は時化気味)

 ものすごい風と雨音にたたき起こされ、目を覚ますと、テントの中が水浸し。恐る恐るテントから顔を出してみる。うわー、なんだこりゃ。雨と風が強く、海が時化ってる。マジかよ・・・。天気予報でも確かに天気は良くないとは言っていたが、まさかここまでひどいとは。とりあえずコーヒーを飲みながら風が弱まるのを待つことに。
 8時過ぎになりようやく雨が弱くなり、何とか釣りが出来そうな状況に。しかし、風は多少強く、波も上がってきていたので表には立てず、風うらを探し、なんとか場所を見つけ、ジグを振ってみることに。しかし、まったく青物の気配なし。ただただ時間だけが過ぎていき、迎えのくる昼過ぎになってしまったので、あえなく納竿。
 今回、結果をみればヒラマサ一本、ワカナ二本とその他(アオリイカ少々、20cmオーバーのアコウ、カサゴ等)など、満足とまではいかないにしろ、多少の釣果は望めました。まっ、私はボウズなんですが。帰りの船の中で、強くリベンジを望んだのは言うまでもありません。

タックル
   ロッド:Majorcraft Salthya SL1062HH
        シマノ GAME AR‐C S1006MH
   リール:ダイワ Catalina 4500 4500H
   ルアー:ダイワ ショアライフル アルミオレンジゴールド 100g ポッパー(メーカー忘れました

      
   ※1は隊長の釣った魚たち。 ※2結局ボウズだった私。かっこつけてますがボウズで す。
     残念。


  
 
 2007年11月24〜25日
 隠岐 念願の大森島・ケナシ口へ  キター!!!
 
 11月24日
初日

 皆さんこんにちは!またまた懲りずに隠岐に行ってきました。財布の中身は乏しいけれど、そんなことは関係ないんです。ここ最近は隠岐に行くためだけに仕事してる様な気がしてきました。ということでよろしく。
 さて、今回は隊長と二人で行ってきたわけですが、時期が時期なだけに(寒いわ海は荒れてくるわで)今回の釣行を今年の竿収めとして、いつもより気合十分で隠岐に向かいました。いつもどおり、島根県は七類港より、浜吉丸さんのチャーター便での一泊二日の隠岐釣行です。そして、今回はなんと、毎回隠岐に行くたびに希望しても上がれなかった大森のケナシロに上がることができました。(波をかぶりやすく、また人気が高い、隠岐でも超A級の磯ポイント)今年最後の釣りで、場所は隠岐の超A級ポイントですよ!!何も起こらない訳がない!ってなことで、希望に胸を膨らましつつ、隠岐に向かったのでした。
 ようやく空が白みだしたころ、私たちは念願のケナシロに立っていました。風は北の風やや強く、うねりも多少ありましたが、まったく気になりません。それに続き雨が降ってきましたが、まったく気になりません。二人ともテンション高く、兎にも角にも竿を振る。「よしっ!来たよ〜!」ミノーを投げていた隊長に早くもアタリが。しかし、なんなくキャッチ。上げてみれば、40cmぐらいのワカナ(ブリ系)でした。なんだよーと二人で言いながら、一応クーラーへ。その後、ジグを投げていた私にもアタリが。これまたワカナ。持って帰るのはクーラーから尻尾がはみ出るぐらいの、と決めていたのでこれ以降のワカナはリリース。その後、潮が止まり、アタリがなくなる。釣りはじめて数時間、雨は止みましたが、波が少しづつ大きくなってきて、たまに波しぶきを頭から被るようになってきた。これはまずいということで、船長に連絡、しばらくすると浜吉丸さんが登場。しかし、波が予想以上に高く、船付けは難航。しばらくやりとりしたあとに、あえなく断念(マジで?)船長から電話があり、「しばらく我慢すれば、波は落ち着く予報だから」とのこと。うーん、せっかく希望の場所に立てたんだし、船長がそう言うなら、ということで、このくそ寒いなか、逃げ場のない、波風ぶちあたる岩の上でしのぐ事に。釣りに夢中になっている時には寒さはまったく気にならなかったんですが、一旦休むとまさに極寒。カッパはずっと着ていたのですが、頭から波しぶきを被っているので、袖口から水がはいってくるは、帽子はびちょびちょだわで、寒い。みなさんも冬の海には十分気をつけてくださいね。
 しばらく二人でうずくまっていたのですが、寝るに寝れず、「体を動かそう」ということで、再び竿を振ることに。波は、ピークは越えていましたが、何とか釣りが出来る状態に。ジグをぶん投げ、いつものように底をとる。・・・・・・あれ?まだラインが出る。ここまで深くはなかったよな。しかし、ラインが止まることはなく、仕方なく途中で止めてシャクる。すると、正面に投げたはずのジグがずっと右に流されている。潮が100gのジグでも底が取れないぐらいメチャクチャに早くなっている。潮は北に向かってまるで川のように流れている。さすが隠岐、と感心しながら数投すると、私の竿に何かが。ジグをシャクっていると、いきなりガッ!!!っと根掛かりのようなアタリ。一瞬止まって、その後いっきにラインが走る。今まで味わったことのない強烈なヒキ!われに返り、思いっきり合わせてリールを巻きまくる。しかし、あと少しという所で痛恨のフックOFF。「うわぁー!!!」崩れ落ちる私。しばらく悶絶したが、それよりもジグを投げなければ!リーダーがかなり傷ついていたので、慌ててラインシステムを組み直し、続投。するとまたアタリが!次こそはと何回かフッキング!二回目のやり取りで腕はパンパン。しかし、力任せに強引に引き寄せる。しばらくすると、ようやく魚が海面に。なおも逃げようとする魚に隊長がタモを入れる。念願のヒラマサか!?と二人で確認。しかし、ヒラマサではなく、70cmオーバーのマルゴ(ブリ系)でした。しかし、今の二人にはそんなことは関係ありません。青物は群れで行動する!すぐに血抜きし、場所を交代して、再びジグをかっ飛ばす。すると今度は隊長にもアタリが!が、これは痛恨のバラシ。しかし、落ち込んでいる時間がもったいないと、すぐさまジグを投げ込む隊長。その横で先ほどのマルゴの引きに酔いしれながらジグをシャクる私にもアタリが。今度は少し余裕があったので何とか釣り上げました。これもさっきと同サイズのマルゴ。おもしれぇー!最高におもしろい。はしゃぐ私を横目に、少し焦る隊長。とその時、ついに隊長にアタリが!絶対逃がすか!というオーラが背中から伝わる。思いっきりフッキングし、ゴリ巻き。しばらくファイトしたあと、浮かんできた魚に緊張しながらタモを入れる私。(ここであせって逃がしたら責任が重過ぎる)なんとかすくい上げ、磯に引きずり上げる。これまた丸々と太った(後で量ったら4kgちょっとでした)マルゴでした。その後はアタリもなくなり、さらに海が荒れてきたので、船長に連絡し、場所を変えてもらうことに。日が落ちる前に迎えに来てもらい、大森島の南に下ろしてもらいました。そこで日没となり、波乱な一日目を終わりました。

二日目

 二日目は昨日の天気が嘘のように、朝から天気も良く、Tシャツになるほど気温は上がりました。昨日の興奮と疲れで、なかなか寝付けなかった私と隊長。眠い目をこすりながら、寝袋から這い出し、まずは朝食。そして、気合を入れなおして、昼の迎えが来るまでジグをぶん投げる。潮は緩やかに下っている。小魚たちがそこらじゅうでライズしている。うーん、今日もいい感じ。すると隊長にアタリが。これまた強烈な引き。バレないように慎重かつ迅速に巻き上げる。上がってきたのは、前日に釣った同サイズのマルゴ。おおっ、幸先いいねぇとテンション上がる二人。しかし、この後釣れたのはワカナばかりで、大本命のヒラマサはどこへやら。あえなくタイムオーバーとなりまして、しぶしぶ岐路についたのでした。
 今回で今年の釣行は終了なんですが、最後にめちゃめちゃ楽しい釣りになりました。あのときの興奮は一生忘れることはないでしょう。初めて魚と力比べができた瞬間でした。隠岐サイコー!!また近いうちに必ず戻ってきます。そして、来年こそは必ずヒラマサを釣ってやる!!

タックル
   ロッド:Majorcraft Salthya SL906HH
        シマノ GAME AR‐C S1006MH
   リール:ダイワ Catalina 4500 4500H
   ルアー:ダイワ ショアライフル アルミオレンジゴールド 100g