乾清花苑  太白廡  略伝引得

吉田袖蘭(1797〜1866)

 江戸後期の画家。寛政9年生。吉田南涯の娘。頼山陽に書と詩を、中林竹洞に画をまなび、山水梅竹や蘭の画を得意とした。竹洞の弟子大倉笠山と結婚、笠山没後は山城笠置の笠山の生家にすんだ。慶応2年4月9日死去。70歳。京都出身。名は佐登。

   

春閑居養志詩書自娯(旧蔵)