乾清花苑  太白廡  略伝引得

 
∴新田義兼・・・・・・後閑信純(高林)・・・・
                     ┏松本喜三郎
 高林幸吉━━━━文吉━━━━┻〇二峰━━━━五峰
高林二峰(1819〜1897)
 幕末・明治の書家。文政2年生まれ。江戸にでて古法帖を研究、独学で一家をなした。明治30年8月死去。79歳。上野出身。名信好。字子述。 書丹碑あり
 高林五峰(1861〜1935)
 東京の人、名寛、字子栗、五峰は号。二峰の子、四歳より父の教えを受け、経史を佐藤立軒に、漢文を蒲生星海に、漢詩を植村蘆洲に学び、書は初め家学の二峰流であったが、各流派や中国書を研究し独自の書風を打ち立て、泰東書道院総務などを務めて、書道界発展に尽力した(黄虎洞)。書丹碑あり