乾清花苑　　太白廡　　略伝引得

四宮

四宮幸吉━━━┳藍園　 　　　　　　　　　　┗蘭英

四宮藍園（1850〜1926） 　嘉永3年11月16日生。名龍蔵、字瑞徴、藍園は号、別号謙勤堂。板野郡木津の人。四宮幸吉の長男。藤井藍田に学んだ。大阪、淡路、讃岐、岡山、豊後、福岡、長崎などを遊歴、家で漢字の塾を開いた。明治17年の内国絵画共進会に出品した。晩年は、徳島市徳島本町に住んだ。大正15年2月27日、77歳で死去した。(UAG美術家研究所ほか)

龍徳之印 ・ □□ □□ 藍園 月下蘆雁圖　1893

四宮藍英（1852-1912） 　嘉永5年生。名は栄。板野郡木津の人。四宮幸吉の二男。藤井藍田に学んだ。京阪、伊勢、紀州、淡路、伊予、讃岐、安芸、岡山などを遊歴した。明治１７年の内国絵画共進会に出品した。明治45年、61歳で死去した。(UAG美術家研究所)