乾清花苑 太白廡 略伝引得| 小澤荻處 | ||||||
| 明治の篆刻家。名茂、東京南新堀二丁目住(日本印人伝、明治文雅人名録 明治12・24・25、
改正全国書画一覧 明治25、大日本書画一覧 明治27）。 字子方、号はまた荻渚、蔐渚と署す（自用箋）。 ※東京大画家派分一覧表（明治22）、東京八大家一覧表（明治25）には荻所と表記 また同姓同号に名鐵次郎、京都住の人あり。富岡鐵齋の用印を刻す。 「適所印箋」は木版「新居帖」に挟み込んであった自用箋で、年紀は大半が己卯で明治12年にあたる。荻渚の一枚だけが翌庚辰である。 |
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