乾清花苑  太白廡  略伝引得

硯海 大岡育造(1856〜1928)
 政治家。山口県生。医師大岡尚斎の長男。名は育造。初め長崎医学校に入学し、のち司法省法学校などに学ぶ。中央新聞社社長となり、衆議院議員(当選十二回)、のち立憲政友会の総務となる。第一次山本権兵衛内閣の文相、衆議院議長などを歴任。退官後は政友会の長老として政界に重きをなした。詩文・書を能くする。昭和3年歿、73才。

千帆來去
暢懷冊