乾清花苑 太白廡 略伝引得
大沼枕山(1818〜1891) 江戸後期-明治の漢詩人。文化15年3月19日生。幕臣大沼竹渓の子。10歳で父と死別、尾張の叔父鷲津松隠にやしなわれる。のち江戸で梁川星巌の玉池吟社に参加。嘉永2年下谷吟社をひらき、明治にかけての漢詩壇の中心となった。明治24年10月1日死去。74歳。名厚。字子寿。通称捨吉。別号に台嶺。著作に「房山集」「江戸名勝詩」など。