乾清花苑
太白廡
略伝引得
岡本花亭(1767〜1850)
江戸時代の武士。明和4年10月3日生。幕臣。勘定奉行の下役だったが、文政元年水野忠成にうとまれ小普請入り。天保8年水野忠邦に信濃中野代官にとりたてられ、のち勘定吟味役、勘定奉行。南宮大湫に師事。漢詩人としても知られた。矢部定謙・川路聖謨・羽倉簡堂らと親交。菅茶山肖像画への賛を書いたことでも有名。嘉永3年9月23日死去。84歳。名成。字子省。通称忠次郎。別号に豊洲、醒翁、詩痴。著作に「花亭詩集」など(kotobank、誠之館)
「題章震泥馬圖波響所製」