松村呉春(〜1811) 江戸中・後期の画家、俳人。宝暦2年3月15日生。京都の金座年寄役松村匡程の子。壮年の頃呉服村酒造家に寓し、大西酔月、与謝蕪村にまなぶ。蕪村没後は応挙の画を好み、弟子にと請うが応挙は固辞したが、親しく交流して独自の画風を確立。京都四条東洞院にすみ、その一派は四条派とよばれた。文化8年7月17日死去。60余歳。名豊昌。字伯望。通称は嘉右衛門。画号は呉春。月渓は俳号。 |
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松村景文(1779〜1843) 江戸後期の画家。安永8年9月5日生まれ。松村月渓(呉春)の異母弟。優麗な花鳥画を得意とした。兄なきあと四条派の中心となる。天保14年4月26日死去。65歳。京都出身。字は士藻。通称は要人。号は華渓。呉景文ともいう。作品に「花鳥図襖」など。 |
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