乾清花苑  太白廡  略伝引得

劉培原
 寧波船主。文化6、7、8、9、10、11、12、14年、文政3、4年まで来航。秦星池が劉に面会したのは文化6年頃という。また頼杏坪は広島藩大浜村の村民次作と利吉が、清国商船永茂号で長崎に護送されてきたのを引き取るために長崎へ派遣された時に願い出て劉培原の住居でもてなしを受けている。この時陸品三の揮毫を実見している。

七律 惜字帖(早大蔵)