乾清花苑  太白廡  略伝引得

 喜多武清(1776〜1857)
 江戸後期の画家。安永5年生。江戸の人。谷文晁にまなび,花鳥画,人物画を得意とする。読み本の挿絵,美人画などもえがき、古画の鑑定、模写もおこなった。作品に山東京伝の「優曇華物語」の挿絵、画集に「扇面画譜」など。安政3年12月20日死去。81歳。字は子慎。通称は栄之助。別号に可庵,、清堂。
富士画