乾清花苑　　太白廡　　略伝引得

江稼圃
　来泊清人。画家。文化元年(1804)以来、船主などとして長崎にしばしば渡来。菅井梅関や木下逸雲、鉄翁祖門らに文人画をおしえ、化政期以降の日本南画に大きく影響を与えた。長崎奉行所支配勘定役の大田南畝とも親しく交遊。杭州（一に蘇州）出身。名は泰交。字は大来。