入澤氏 | |||||
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釋宗活(1871〜1954) 明治〜昭和の臨済僧。 本名入澤譲四郎。明治3年11月15日東京麹町の蘭方医入澤梅民の三男として生まれる。東大内科教授入澤達吉は従弟。別号、輟翁、両忘庵。 明治23年から鎌倉の円覚寺に参禅し、今北洪川に師事。洪川没後は同寺の釈宗演について禅を学び、28年にはその印可を受けた。34年師の命により、洪川の死後に中断していた在家信者による坐禅修行会・両忘会の再興を任され、実業家・安田善次郎の後援のもと全国各地に会の支部を設置。また、39年にはアメリカにも支部を設け、同国における禅学興隆・布教の嚆矢となった。その後も、同会の発展に力を注ぐが、在家での活動に行き詰まりを感じ、昭和22年に解散。没年昭和29(1954)年7月6日(森田療法)。 |
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