今井清彦(1860〜1922 ) |
伊勢一志郡矢野村の人。万延元年5月1日生。明治維新後神宮本教館に学び、福井県の気比神社、藤島神社の宮司などをへて、明治39年皇典講究所幹事兼国学院大主事。大正3年伊勢神宮少宮司となり、御室戸宮司を補佐して神宮を改革、大正天皇即位の諸祭、報告、皇大神宮仮殿遷宮大神宝奉納等に奉仕。正五位勲五等に叙し、神宮皇學館長事務取り扱いを兼ねる。11年京都の伏見稲荷大社の宮司となった。生涯40余年神道界に尽瘁して功あり、殊に気比神社奉職中昇格その他公共事業に尽力せしをもって敦賀町民によって銅像が建立された(今無?)。大正11年10月3日死去。63歳(Kotobank、續三重先賢傳)。 |
|