乾清花苑  太白廡  略伝引得

 
 〇平林静齋━━━東嶽━━━鴻山
平林靜齋(1696〜1753)
 江戸中期の書家。元禄9年生。江戸室町の帳屋鍵屋清左衛門の子。12歳で細井広沢の門にはいり、草書、隷書をまなぶ。のち一家をなし、門人二千余人といわれた。佐藤直方について儒学をおさめた。宝暦3年8月21日死去。58歳。名惇信。字明義。通称は庄五郎。別号に桐江山人。
平林東嶽(1743〜1806)
 江戸時代中・後期の書家。寛保3年生。平林静斎の子。江戸の人。文化3年10月7日死去。64歳。名は惇徳、淳篤。字子孝、平甫。通称は庄五郎。別号に越水。