乾清花苑  太白廡  略伝引得

日根野對山(1813〜1869)

  幕末の文人画家。 日根とも呼ばれる。名を盛長、字を成言・小年、對山のほかに茅海・錦林子・同楽園・雲煙楼・酔墨庵などと号した。和泉国日根郡中庄村湊(泉佐野市)生。 南画は岡田半江に、経学と書は貫名菘翁に学ぶ。梁川星巌、頼三樹三郎、藤本鉄石、中西耕石らと親交を結ぶ。門人に野口小蘋ら。






彩雲樓



大卿
(深江曲江製)

鏡水
(阿部良山鋟)
「ニ顆、日根野
先生用印」とあり

江山無人圖

寒樹舞鴉
1865
雲來居銅印存