乾清花苑  太白廡  略伝引得

栗城 春名斯文(1830〜1901)
 漢詩人にして書家。号栗城、玄渓。明治2年西栗栖村栗町(たつの市)に生まれた。先祖の墓碑名から菅原道真の一族江見判官菅原有範の子孫であることを知り、これに発奮し勉学に励んだ。熊本の漢詩人原春渚の詩書の師。栗町の山裾春名邸跡には、今も先祖の墓碑が残っている(「ようこそ西来栖へ」、「新宮町の先人」「黄虎洞」)。
 増補古今書画名家一覧(昭和元)(昭和2)