乾清花苑  太白廡  略伝引得

江馬
@江馬元澄───A蘭齋━━━┳門太郎(夭)
                     ┣細香             ┌つね━━━━庄次郎
  鷲見花蔵━━┳蘭齋↑    ┗柘植子            └─────────┐
           ┗美与子        ┝━━━┳C活堂━━━┳D元義───賤男─┘
             ┝━━━━━B松齋  ┃         ┃
            温井氏            ┗金粟      ┗春琢━━━━南坡                                       


江馬細香(1787〜1861)
 天明7年大垣藤江村生。大垣藩医で蘭学者の江馬蘭斎の長女。名梟、幼名多保、字細香。別号に湘夢がある。幼い頃から画を好み、はじめ京都永観堂の僧・玉りん和尚に墨竹を学び、のちに頼山陽、浦上春琴に師事した。美濃の文人たちと交流し、梁川星巌、村瀬藤城らと漢詩文のグループ「白鴎社」を結成、さらに「咬菜社」を興し郷土の名士たちと詩をつくり交流した。文久元年、独身で生家で死去。75歳。


多保

江馬氏女
菊花圖