乾清花苑  太白廡  略伝引得

淺井觀波(1898〜1985)
 日本画家。東京生。父は漢学者の朝井国南。本名は行五。はじめ川端画学校に入学し、のち日本美術院研究所で学ぶ。大正6年再興第4回院展に初入選、同年荒井寛方に随伴し渡印。アジャンタ壁画を模写する。帰国後、インドの古代説話に基づいた作品を制作。また日本美術院院友となるが、平福百穂の画風にひかれ脱退。のち、帝展で入選を重ね活躍した。昭和60年歿、88才。