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魁星は中国(道教)で文学をつかさどるという文昌星君の脇侍。科挙の盛んな中国では文昌星が厚い信仰を受けていた。 このため書物の封面に文昌星のさきがけということで魁星(北斗)をモチーフとした印を用いたらしい。魁星印は江戸時代の初版の経書にも多く、魁星の他にも文昌星や火除の鯤魚、出版所名などがモチーフにtなったらしい。 魁星は裸身蓬髪、墨壷斗桝を所帯。梅枝が伴うのは梅花が春の先駆けであるのと歳寒に堪えることに意味があるようだ。中国では文昌星自体が厚く信仰されたが、日本では菅公信仰とあいまって学問の神となったようだ。 |