我が玩具人生に一片の悔いなし!

オオツカ企画 ハイパーヒーロー リアルアクションドールコレクション No.78
ULTRAMAN・THE・NEXT:ANPHANS


子供の頃に憧れた 銀色の流星だ・・・

映画「ULTRAMAN」から主役真木舜一が変身するウルトラマン・ザ・ネクスト(アンファンス)を採り上げてみました。 これは映画公開当時の製品であると思われますが、当時はこれが発売されているのを知らず最近知って衝動買いしてしまいました。

パッケージ

大きさは255×260×55mmくらい、正面からはブリスターに入った素体とパーツが見える様になっています。 裏面にはポーズをとるウルトラマンの写真が・・・これ見たらあまり動かないフィギュアに見えちゃうんですが^^; 定価は¥6300(税込み)でジュネッスも発売されていました(ジュネッスは素体が赤)。

付属品

説明書と組み立てに使う両面テープ。

手首は握り手と平手が付属、軸で固定となっていますがここがボールジョイントだったらポージングの幅が広がるのにな〜ちょっと惜しい。

組み立て

オオツカ企画の製品は仮面ライダーのシリーズを幾つか購入して来ましたが、いずれもソフビパーツの不要部分を切り落とす等の作業が必要でしたがこれは素体に各装甲パーツをはめていくだけなのでものの5分で完成します。 非常に手軽に組む事が出来るので最初から組んであっても良いのでは?と思うほどです。 メーカーとしては素体を見せてアピールしたかったのかな? まあ大した手間じゃなので充分手軽に楽しめるフィギュアだと思います。 両面テープも付属しますが使わなくても特に問題はありません。

スタイル


角が付いてたらガイバーと言っても信じてもらえそう

アンファンスのデザインはより生物的なイメージでまとめられていますが、最終形態と言えるウルトラマン・ノアの雰囲気も併せ持っている感じですね。 ジュネッスに変身後はよりヒロイックな容姿となっていますが、こちらはネクサスと雰囲気が似ている感じ、まあどれも同じウルトラマンって事になってますけどね。
背中のヒレはジュネッスに進化し飛行能力を身に付けた際に姿勢制御に役立っている様です。


特徴的な背中のヒレ

パッケージの写真では正直微妙だったんですが、実際手にしてみるとスゲーカッコイイ! 思ったよりよく動くし結構気に入っています。 しかし一つ問題が・・・それは塗装、塗料がソフビの装甲に合っていないのか判りませんが兎に角ベタベタします・・・。 これは生産されてパッケージに長らく封入されていた為なのか塗料が材質に対して適切でなかったのか判りませんがちょっと問題ですね、オオツカ企画がもう無いのでクレームもつけられないので厳しい部分、パッケージから開放し通気が良くなった事でどうなるか様子を見ようと思います。

劇中の雰囲気を上手く再現した造形、イメージはやっぱり初代ウルトラマン:Aタイプでしょうね。 眼はクリアーで再現されていますがエナジーコアは塗装で再現、出来ればここもクリアーで再現してほしかったところ。 可動部に若干隙間が開いていますがアクションフィギュアなのでこの程度は許容範囲かな。


ANPHANS VS THE・ONE


ウオォォォォォォ!!!

ザ・ワンの襲撃により危機に陥る水原沙羅、その時監禁されていた真木舜一が扉を弾き飛ばし姿を現す・・・が、ザ・ワンの攻撃で壁に叩きつけられてしまう真木。 その時真木は光りに包まれ初の変身を遂げる・・・。


フンッ!

ザ・ワン役はマルサンのオリジナル怪獣・ドランゴにやってもらいました

対峙するザ・ワンとザ・ネクスト、「ULTRAMAN」は「ウルトラマン」・「ウルトラQ」のリメイク・オマージュを感じさせる作品で初代ウルトラマンとベムラーの対決を思わせます。


デヤッ!

アンファンスは身長が10mと設定されていて、この表現の難しいであろう大きさを精巧なセットを組む事でリアルに表現していました。

ザ・ワンは人間や動物と融合する事で進化を続ける、アンファンスとの初戦はヤモリを吸収して第2段階に進化したレプティリアと呼ばれる形態。

ザ・ワンは有働貴文と融合・進化したイドロビア(身長3m)→ヤモリと吸収しレプティリア(10m)→ネズミを吸収してベルゼブア(50m)→カラスを吸収してベルゼブア・コローネ(翼を得て飛行可能となる)と姿を変えます。


デゥアッ!


シェアッ!


デァッ!

アンファンスは荒々しい肉弾戦がメイン、メイキング映像ではザ・ワンの着ぐるみを壊していました。


シェアァッ!


ドゴッ!!


ズズンッ・・・


ドクンッ・・・

ウルトラマンの優勢かに思えたその瞬間・・・胸のエナジーコアが点滅を始める。 ザ・ネクストの融合は不完全なものであったのだ・・・。


ドヒュン ドヒュン ドヒュン・・・・・

力無く膝を付くウルトラマン・・・。 真木の人格を尊重した融合をしたザ・ネクストであったがこの事が不完全な変身や急激なエネルギーの消耗という欠点を生んでしまった。 その後ジュネッスとして完全な変身を遂げた後も、エネルギーの消耗というウィークポイントは残す事となってしまう(ザ・ワン曰く不完全な融合)。 ザ・ネクストのエナジーコアの点滅はいわゆるカラータイマーですが、露出した心臓の鼓動の様でもありちょっと生々しい雰囲気も。

形勢は逆転しザ・ネクストは劣勢に・・・その時腕のストラトスエッジが発光を始める。


右腕にエネルギーを蓄え


身を翻し


発射!

デュアァッ!!

ザ・ネクストは腕の突起・ストラトスエッジを発光させ光りの刃・ラムダ・スラッシャーを発射する事が出来る。 ラムダ・スラッシャーはザ・ワンの脇腹をかすめ地下ドームの壁に穴を開けた。 アンファンスでは威力を発揮出来ないらしいがそれでも結構な破壊力。

脇腹にダメージを負ったザ・ワンは堪らずその場から逃避、ラムダ・スラッシャーによって開いた穴から姿をくらます。

ザ・ワンにダメージを与えるも、止めを刺すには至らず取り逃がしてしまう。 辛くもその場をしのいだザ・ネクストであったがエネルギーが尽きその場に倒れてしまう・・・。

再びザ・ワンと交戦した際ザ・ワンはネズミを吸収しベルゼブアへと進化、口から青い火炎弾を発射し新宿で暴れ回る。 ザ・ワンが倒壊させたビルの最上階が少女とその母親の頭上に目掛けて崩落。 その時アンファンスはジュネッスへと変身を遂げ倒壊したビルを受け止める、そしてザ・ワンとザ・ネクストの最終決戦が始まる・・・。

やがてザ・ネクストはザ・ワンから人々を守り抜いた事からウルトラマンと呼ばれるようになる。 しかしその事実は新宿大災害として人々の記憶操作に伴い隠蔽され物語は「ウルトラマンネクサス」へと続いていく・・・。


君と出逢って 俺は最高のフライトが出来た・・・

想定していたよりも広い可動範囲がありリアルな造形と相まってなかなか楽しめる物でした。 それだけにベタベタの塗装だけがほんと残念・・・それさえ無ければお勧めの一品だったのになぁ・・・。


ジュネッスも欲しいかも


前のページへ戻る

トップページへ戻る