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バンダイ ウルトラ超合金 ウルトラマンネクサス(ジュネッス)


ザガザーン ザガザ ザガザザーン♪ 前期OPっぽく

今回はウルトラ超合金シリーズからウルトラマンネクサス(ジュネッス)を採り上げてみました。 このシリーズはネクサス放送当時に発売されたウルトラマンの超合金で、初代ウルトラマン・ウルトラセブン・ウルトラマンジャック・ウルトラマンエース・ウルトラマンタロウそして最新作(当時の)としてネクサスがラインナップされていました。


英雄さ!

ネクサスは私の大好きな作品で、最近もう一度観返していたらネクサスの玩具を集めたくなってしまった次第・・・。 とりあえずネクサスのアクションフィギュアが欲しい!っと言う事で探してみるとまず挙がってくるのがウルトラ超合金、しかしこれはできれば避けたかったのですがネクサスの可動フィギュアというとこれくらいしか見当たらなかったので半分已む無く購入・・・。 まあちょっとマイナーなウルトラマンなので安価に手に入るのが救いですけど^^;
ネクサスはジュネッスのみでアンファンスやジュネッスブルーは発売されていません。 ガンプラ等ではこれでもかって程カラバリ出すのにこういった出すべきところで出してくれないのは困りもの、まあ微妙にディティールが違うからでしょうけど合金なので改造もし難いし基本の3フォームは出してほしかったところです。

ウルトラ超合金は以前ウルトラセブンとウルトラマンエースを購入した事がありましたが、すぐに不満が溢れて来るような製品でした。 まず超合金にしてしまった事が色々と他の部分にも弊害になってしまっている様に感じられます。 超合金として見れば合金をふんだんに使用してズッシリと重く、クリックでカチカチと動く辺りは超合金らしくて悪くないのですが、このシリーズではその重さが仇となっています。 そもそも各部が自由に可動して様々なポーズがとれるというのが売りなのにポーズをつけると重さで転倒し易いという致命的な欠点が有ります。 足首に根性が無いので正直素立ちでも危なっかしいのは困り者。 ディスプレイベースが付属しますが、これは足の裏に固定するタイプなので足首に根性の無いこの製品では殆ど意味を成しません・・・。 せめて腰辺りで固定するスタンドが付属すれば良かっただろうに・・・。
それにこういったシリーズものであればシリーズを揃えたいと思うものですが、超合金にしてしまった事で価格が高くなってしまったのも痛い、結局お気に入りの一体を選ぶ事になってしまうのでは? それに高い割に高級感が無い、せめて眼とカラータイマーにはクリアーパーツを採用しようよ。 ラインナップも初代からタロウ+最新作とあまりに無難でせめてあとゾフィとレオ兄弟辺りをラインナップするなどすれば見所もあったと思えるのに、まあジャックとエースが加わっているだけマシかな?

パッケージ

大きさは210×160×60mm位。 超合金のナンバーはGD−75で定価は¥4179(税込み)でした。

中箱と説明書。 合金物らしく発砲スチロール製なのが嬉しい、裏にはディスプレイベースがセットされているので人形本体に対して大き目の箱。 

付属品

付属品は組み付けてある握り手の他に平手(左右)と開き手(左右)、それとディスプレイベースが付属するのみ。 シリーズの中ではちょっと少ないですね。 箱にスペースが空いているのでクロムチェスターや小型のスペースビースト(ペドレオンとかね)が付いてても良かったかも、ちょっと寂しい内容。 でもエースのガスタンク爆弾やタロウのポリバケツみたいな一発ギャグみたいな物は勘弁してほしい、一度使ったらもう使わないような物よりは並べて飾れるような物にしてほしいものです。

手首は若干軟質の素材となっています。 接続は軸をはめ込むようになっていますがボールジョイントを採用してくれればもっと自然なポージングが出来るのに・・・ちょっと勿体無い。

ディスプレイベースは左足裏にはめ込んで使用します。 結構大きく場所をとる割に余り役に立たなかったりします。

スタイル・可動


腿上端が何か不自然な形状なんですよね〜このシリーズって・・・


ふくらはぎの部分にフィンが付いてたのね

スタイルは正直微妙ですね・・・しかしシリーズの中では一番出来が良いかもしれません。 兎に角このシリーズは間接部がロボットの様に目立ってしまうのですがネクサスは複雑なディティールと模様により間接部が他のウルトラマンより目立たないと言うか多少誤魔化されている様です。
それとこのシリーズはちょっと頭部・手首・足首が小さ過ぎる気がします。 あと僅かに大きいと良かったかも。
クリアーパーツは使われてはいないものの胸のY字型のエナジーコアとその上のコアゲージ(カラータイマー)はシルバーの上にクリアカラーを吹いてある様で結構キレイです。 が、やはりここはクリアーパーツにしてほしい!

肩の装甲は腕を上げた際に邪魔にならない様にとの配慮なのか形状が犠牲になってしまっています。 ここはジュネッスのカッコイイ部分なのでちょっと残念。 腿にはロール可動が設けられていますが(しかもクリック入り)、体に何本もラインが入っているネクサスではラインのズレがちょっと目立ってしまいますね。

このシリーズの膝はクリック入りの2重関節となっていて膝パット状になっていますが、ネクサスには膝パット状の物は無く赤や黒のラインが走っています(膝の少し上にパットみたいなモールドが有りますけど)。 よって膝の辺りのラインが若干強引な処理となっています。 脛の赤いラインは実際のスーツでは緩くカーブが掛かっていて人体の骨格をより自然に見せるための工夫が凝らされている様です。

首には鉄アレイと言うか8の字型のボールジョイントが仕込まれており、これで自由に可動するかと思えば頭と首が密着し過ぎで殆ど意味を成しません・・・。 結局首を左右に振るくらいしか出来ません! ボールジョイントによる2重間接なのにこれはありえな〜い!!

この兜をイメージしたという頭部デザインは賛否が分かれましたね、私は見慣れたのもあるし番組自体が好きなのでカッコ良く見えますけどね。 超合金では頭がちょっと小さ過ぎかなぁ?もうちょっと大きい方がこの兜みたいな特徴的な頭部の雰囲気が出せる気がします。 造形もちょっと甘い感じ、眼はクリアーにしてもっとシャープな造形にしてほしいとこ。 


エースの指はパンチレーザー用なので・・・

肘には2重間接が与えられていますが、可動範囲はこの程度。 2重間接としてはいまいちの可動範囲ですが、この左腕くらい両腕が曲がればそれ程不満な訳じゃないんですけどね、右腕の可動範囲が狭いのは何故・・・。 まさか私のだけ?もしかして肘のパーツが左右間違っていて・・・なんていう不良品だったりしないよね・・・(; ̄ー ̄A

エースの肘もこんなもんです。 肘から手首までが妙に長く手首が小さいので何か嫌。

ウルトラセブンは2重間接を生かして充分な可動を実現していたのに何故!? セブンは知人にあげてしまったので比較出来ないのがちょっと残念ですが、この間接の作りならもっと曲がっても良いと思うんですけどねぇ。

腰は左右にロール可能で前後にスイングも可能です。 両方ともクリックでカチカチと動きます。

足首のスイングにはちょっと変わった可動が与えられていますね、ネクサスではデザインにも上手く溶け込んでいます。 脚部自体はそれ程可動範囲が広い訳でもないのですが、この足首のスイングによって立て膝をつく事も容易にしています。 不満ばかり言ってますが良い部分もあるので活かしきれていないのは勿体無いですね。 

アクション!


アンファンスからジュネッスへ


アンファンスはソフビ人形です

ウルトラマンネクサスは基本形態のアンファンス(フランス語で幼児期という意味だそうです)からジュネッス(フランス語で青年期の意)へ変化する事が出来る。 ジュネッスになる事で更にその力を解放し、メタフィールドを展開する事が可能となる。 鮮やかな深紅のボディとなり胸にはコアゲージが出現する(ジュネッスはデュナミストによって容姿が異なります)。 ジュネッスは体力の消耗が激しく、コアゲージは赤く点滅する事で体力の消耗とメタフィールドの展開の限界を告げる。 アンファンス時に体力を消耗するとエナジーコアが点滅します(ネクストは心臓の鼓動の様な生々しい音がします)。


メタフィールド展開


シェア!


フゥァァァァァ・・・


フゥワァ!!

ジュネッスは市街地等に危害を加えず、有利に戦える占有空間”メタフィールド”を発生させる事が出来る。 一定の動作の後フェイズシフトウェーブを発射しメタフィールドを展開します。 しかし中盤以降は逆に敵の発するダークフィールドに侵食されてしまい市街地等には被害が及ばないものの戦闘は不利になってしまう事が多くウルトラマン自身も満身創痍で、いつも苦戦しているウルトラマンってイメージがあります。 戦闘後も飛んで去っていく事も無く、大抵力尽きた様にスゥ〜っと消えていきます。


クロスレイ・シュトローム


ヘアァ〜〜!


シェアッ!!

アンファンスの状態でも使用可能なネクサスの必殺技。 発射前にエネルギーを充填する溜めが有りますが、ポーズはスペシウム光線と同じです。


右肘がいまいち曲がらない為中途半端なポーズに・・・


逆ならある程度決まるこの歯痒さ!


オーバーレイ・シュトローム


フン!


フゥゥゥゥゥ・・・


シェァ!


デュアァ!!

オーバーレイ・シュトロームはジュネッスの状態の時のみ使用可能な超必殺技。 一定のポーズをとった後腕をL字型に組んで発射、ワイドショットやメタリウム光線と同じ結構ポピュラーなポーズですね。


パーティクルフェザー


シェァ!

手の先から光粒子エネルギーをカッターの様に発射する技。 威力は高くないが速射が可能な為割と多用していました。


マッハムーブ


画像効果でそれっぽく。

体を発光させ高速で移動する事が可能で、瞬間的に間合いを詰めたり回り込む際に使用する。 ビーストに捕らえられた人を救う際に使用した事も有りました。




シェアッ!!




過去は変えられないが 未来なら変える事が出来るかもしれない


セラ・・・

膝のクリックの遊びと自重、そしてそれを支えきれない足首のせいでポーズを維持したまま立たせるのに一苦労、撮影中も何度倒れた事か・・・頑張れ!姫矢准!!


結局、ウルトラファンにも合金トイ好きにもアクションフィギュア好きにも中途半端な印象しか残さずに終わったシリーズって感じですね。 最近発売されたULTRA−ACTシリーズではウルトラ超合金の反省点の全てが克服されている事を期待したいと思います(でも初代は顔が気に入らず未購入)。 仮面ライダーのS.H.フィギュアーツの様にシリーズが充実しマイナーキャラにもスポットが当たるシリーズになってほしいと思います。 その時はネクサスをお忘れなく!^^


俺も出るのか???


ついでにソフビ人形も紹介


ネクサス達


絆絆〜♪

ネクサス集合〜! 実際はあり得ない4ショット、デュナミストの集合と考えれば可能かな?アンファンスは凪って事で。 ここまでくるとネクストも揃えなくちゃいけない気がする・・・。


ダークファウスト


私はファウスト・・・光りを呑み込む無限の闇・・・

弧門の恋人・斎田リコが溝呂木眞也によって変身させられた姿、大きい口をきく割にあんまり強くなかったり・・・戦う度にリコが血で塗れていました。 ピエロを思わせる互い違いになったカラーリングが特徴的なデザイン、死してなお利用されるなんて本当にとんだピエロ・・・これだけ悲惨なヒロインも珍しいのでは? 特に陰鬱とした前半では弧門にとって(視聴者にとっても)唯一の癒しの存在だったリコが余りに残酷な運命を辿り番組の息苦しさはピークに・・・しかし悲しみを乗り越えた弧門は強く成長し(ある意味視聴者も強くなり^^;)、ここを乗り越えるまで見続ける事が出来た人はますますストーリーに引き込まれハマってしまうのではないでしょうか?


弧門・・・君・・・

黒いウルトラマンとも呼ばれる所以であろう黒い眼、マイケルシェンカーのギターの様に?互い違いになったカラーリング、反り返った爪先や中性的な雰囲気となかなかに面白いデザイン。 特に顔に走るラインは右が凹で左が凸のモールドになっているところに注目です。 ソフビ人形ではちょっと頭が小さくて、胸部や肩がガッチリしててちょっと男っぽ過ぎかな? もっと商品化されても良い様なカッコ良さがあると思います。

DVDの特典では、ウルトラマン(黒いウルトラマンだけど)に変身するというなかなか体験出来ない役ゆえに思い入れも強いのか、ネクサスとファウストの戦闘シーンの現場を見学していたりファウストと2ショットで記念撮影する中丸シオン嬢が見れます^^


ダークメフィスト


これが今の俺の姿 俺の力だ

元ナイトレイダー副隊長・溝呂木眞也の心の闇がダークメフィストに魅入られメフィストと一体化した闇の巨人。 ファウストと同じく黒い眼が特徴の”黒いウルトラマン”。 斎田リコを殺害し尚且つファウストとして操り、またビーストをも操るメフィストは溝呂木役の俊藤氏の魅力もあってか圧倒的存在感を漂わせるキャラクターでした。 しかしそのメフィストでさえアンノウンハンド=ダークザギの操り人形でしかなかった・・・。 悪の限りを尽くしたと思える悪の中の悪・溝呂木ゆえ操り人形に過ぎなかった事に気付き人の心を取り戻した後の彼には正直驚きましたが、もう1人のメフィスト(ツヴァイ)の前に現れた時のメフィストはホントカッコ良かった、この時のメフィストは本当の意味で”ウルトラマン”だったのではないでしょうか、この時ばかりはウルトラマンメフィストと呼んであげたかった。


みかん大好き

しかし、ツヴァイとは目の色と動きしか違いが無いのに随分と印象が変わるものですねぇ。 もう1体手に入れて眼の塗装落としてツヴァイを作ろうかと企んでいます。 


俺達はただのソフビ人形に過ぎなかったのか・・・


ダークザギ&ウルトラマンノア


光りと黒光り

ダークザギは元々光りの巨人を模して来訪者が造り上げた人造の対ビースト兵器”ウルティノイド・ザギ”だそうです。 そしてザギは自身が光りの巨人の模造品である事を知り暴走する・・・。 この辺何かエヴァっぽいかな?

平木詩織隊員にスポットを当てたエピソードEXを見ると、最終回での石堀の裏切りは辛い・・・余りに詩織が可哀相。 ザギも石堀として大人しくしてた方が長生き出来たのにね。 しかしナイトレイダーって変身する人多いですね、変身してないの和倉隊長と詩織隊員くらいですよ・・・。
溝呂木が副隊長の頃を回想するシーン。 詩織隊員もまだ入隊以前のナイトレイダーに台詞も無くひっそりと居る石堀ですが、ラストまで見た後もう一度見るとその何気なくそこに居る石堀が何だか不気味です。

ダークザギは怪獣と同じタグ付きで売られていました(哀れなザギ・・・)。 以前は箱入りだったのにねぇ、トイザラスにこの漆黒のボディが大量にぶら下がっているのは不気味でした^^; 足裏にはウルトラマンノアと刻印してあるのはご愛嬌。


お疲れちゃん


ついでに買った人達・・・


ウルトラマン80


新しいウルトラマンってイメージが有ったんですがもう30年ですか先生!

ザギを買いに行っただけだったのについでに買ってしまった80。 ドンピシャ80世代なのに今まで80関連の製品って持ってなかったので何だか嬉しい! 出来はまあまあじゃないでしょうか?でもちょっと眼が黄色過ぎるかな? カラータイマーの淵も塗り分けされておらずちょっと手抜き感が・・・。 最近ではウルトラ銀河伝説でジャック・エースと共に戦った姿が印象的です。
ウルトラマンって彫刻的な口が印象的ですが80ってちょっとロボットチックな雰囲気、地味な部分ですが何気に80の最大の特徴だったりして!?

ウルトラマン80はRAHでのリニューアルが発売との事で期待が高まります! メディコムさんユリアンもヨロシク!


宇宙恐竜・ゼットン


無重力弾なんですか?ペンシル爆弾じゃないのぉ〜!?

こいつも一緒に買いました。 私の大好きな怪獣ゼットン! 強敵のイメージを強力に印象付けたウルトラマンの宿敵! ウルトラマンの負ける姿を見たくないと言う人も多いでしょうけど私はゼットンが易々と倒されるのも見たくない・・・。 こいつにはいつまでも強敵でいて欲しいと思う私にとっての”最強怪獣”です。 あえて怪獣らしくないシャープなスタイルにまるでロボットの様な電子音の様な音を発するところも素敵。 しかし成田デザインって偉大だな〜。


戦車怪獣・恐竜戦車


何をどうしたいのよキル先生!

これもうっかり・・・ボリュームの割に安かったと思います。 今まで深く考えた事が無かったんですが、深く考えだすと訳分からなくなるシュールな怪獣。 つーか怪獣?恐竜?戦車?サイボーグ?乗ってるだけ?何故乗ってる?一体化してるの?ああ〜!もう!!キル星人の考える事は訳分からな〜い!!!


ギャ〜〜〜〜〜!!!!

キャタキャタキャタ・・・・・







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