我が玩具人生に一片の悔いなし!

ライダーヒーローシリーズ16 真・仮面ライダー


グロヨンしんちゃん

『真・仮面ライダー 序章』より仮面ライダーシンです。 『オールライダー超スピンオフ』でのシンが私の心を捉えて離さないのでちょこっと採り上げてみようと思います。
『真・仮面ライダー 序章』は仮面ライダー20周年を記念して製作されたオリジナルビデオ作品で、テレビシリーズでは描く事が出来ない様なエロティックなシーンやグロテスクな描写も話題となった作品でした。


DVD化もされていますので未見の方は是非!

ライダーシリーズと言えば『新・仮面ライダー(スカイライダー)』や『仮面ライダーブラック』等シリーズ復活の度に原点を目指している傾向がありますが、この真・仮面ライダーも『仮面ライダーブラックRX』終了から約3年のブランクを経ての復活で、この作品でも原点に立ち返り本当の意味で石ノ森章太郎氏が描きたかったであろう正に『真』の仮面ライダーを創ろうとする意気込みを感じさせるものとなっていました(石ノ森氏も劇中に登場していたりします)。

登場する仮面ライダーはヒーローらしさを一切排除した正に怪人そのもので、「子供が見たら泣く」とはよく言われてますよね。 そしてこの作品が語られる時必ずの様に話題に上るのが「序章で終わっている!」って事です・・・。 発表当時はそれなりの人気も有った様な記憶があるのですが、余りにも怪人過ぎた為か続編が製作される事も無く現在に至っています。 こういったリアルな感じのバイオ系ライダーはマニア受けしそうな気もするんですがねぇ・・・その後のギルスやアナザーアギト、SICの製品化等はこの『真・仮面ライダー』が有ってこそだと思うのですが”生”過ぎたのかなぁ・・・ライダーの特徴とも言えるベルトすら付けられていないそのデザインはちょっと行き過ぎていたのかストーリーのせいなのか続編は結局『仮面ライダーZO』に取って代わられ未完の作品として語られる事となりました・・・。

そんな真・仮面ライダーの続編を待つ(既に忘れてる?)ファンの心を知ってか知らずか、2009年に平成ライダー10周年を記念して製作された『仮面ライダーディケイド』の劇場版『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』(かつてのライダー達が一堂に集う正にお祭り的な映画)に何と! 我らがヒーロー”仮面ライダーシン”も登場しているのだ! おめでとうシン!
しかし余りにもカッコ良過ぎる為に主役を食ってしまう可能性がある為か、出番はおろか映っているシーンは極端に少なくなっています。 変身シーンくらい有ってもいいのに・・・なんてね( ̄∇ ̄;)ゞ ポスターやDVDジャケットの写真でも見え難い場所に追いやられその待遇の悪さは気の毒なほど・・・。


心霊写真かい!

しかし、映画の公開に合わせたテレ朝の特番『平成から昭和まで!仮面ライダー大集合!!』において妙な注目を集める事になろうとは・・・(笑)。
番組ではライダー好きの芸能人達(土田晃之・加藤夏希・ふかわりょう・杉村潤とディケイド:門矢士役の井上正大)が映画の紹介をしつつライダー談義をするというものでしたが、とあるコーナーで我らがシンに話題が集中する事に・・・「敵っぽい!1人だけ怪人がいる!」と・・・、夏希嬢に至っては「家に出たらこうやってますよ!」と台本で叩くそぶり・・・ゴキブリ扱い!?(泣) 完全にオチ要員になってましたが注目を集めたって意味では良かったかと^^
『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』のスピンオフムービー『オールライダー超スピンオフ』の第2話においても登場し(この超スピンオフは全30話のファン向けのクイズやスーツアクターの競走等ちょっとマニアックな小ネタ集となっています。 面白いので未見の方は是非!)、ここでは序章で終わっている事を逆手に取ってネタにしています^^; シン自身が続編の企画書を作って東映の企画室に乗り込むって話ですが・・・子供達に大人気になっている事を夢見るシンが微笑ましい^^ 東映さん自分でネタにするのはいいですがホントに続編お願いしますよ!!
テレ朝の特番と共に妙に活躍した仮面ライダーシンでした〜 ヾ(o\o)ノ♪


箱の中での固定が甘くてちょっと塗装剥げてます

さてソフビ人形の方ですが、これは1992年当時の製品でシリーズのナンバーは16。 その後30周年時にもEX扱いで発売されています。 人形自体は同一の物かな?ちょっと分かりません。 付属品はカードのみ。

裏側の集合写真には何とシンが居ません! 一応この製品の主役なんだから真ん中で決めてほしいとこ。

付属のカード。 真・仮面ライダーと表記されていますが、現在は便宜上”仮面ライダーシン”と呼ばれている様ですね。 このサイトでも作品は”真・仮面ライダー”登場するライダー自身を”仮面ライダーシン”と呼称します。

正面から、ちょっとウエストの継ぎ目が目立ちますね。 それとちょっと腕がデカイですね、そのせいか妙に短足に見える気がする。

横から、腕と足にはトゲトゲが、足首がやけに黒いのでちょっと変な感じ。

後ろから、背中には羽っぽい物は有りませんね、アナザーアギトではマフラーっぽさもある羽?の様な物が付いていてライダーらしさも併せ持っていて上手いデザインだなと思わせるものでした。 ひょっとしたらシンではライダーらしさを排除し過ぎたと思うところもあったのかも?
シンはシャキッと立っていると逆に変な感じ、やっぱり躍動的なポーズのとれるアクションフィギュアが欲しいとこ。 S.H.フィギュアーツ辺りで出ないかな? アレンジ無しでSICもいけるデザインですよ! SICで出たらさぞかしカッコイイんだろうなぁ・・・。

続編が製作されていればマスクやバイクを手に入れ、本当の意味で仮面ライダー(仮面ライダーガイア?)となっていく過程が描かれる予定だったそうなので序章で終わっているのはイタイ、まだ仮面ライダーになる以前ですからねぇ仮面も付けてないしバイクにも乗っていない。 この状態でコードネーム”MASKED RIDER”と呼ぶのはちょっと強引な気がする。


子持ちです

長い触角がシンの特徴の1つですが人形ではちょっと短いのが残念、触覚の裏は水掻きの様に頭部と繋がっているのはソフビでは致し方ないところですが、どうせなら頭部にガッチリ付いててもいいからもうちょっと長くしてほしい、正面重視で^^; っかし怖い顔、こういったものに詳しくない人がうっかり子供に買ってあげた場合子供は喜ぶのだろうか・・・?

額の赤い部分は第3の眼と呼ばれる器官で、これが有る為シンは理性を保つ事が出来るらしい。 主人公:風祭真と同様にレベル3の改造兵士となった鬼塚の感覚に呼応するのもこれによるものの様です。 鬼塚の変身体にはこの第3の眼が無い為理性を保つ事が出来なかった様です。 他にシンとの差異は触覚が短い事と両目が白いといった程度。

ぶっちゃけ素顔なので仮面じゃないんですが、変身によって人間体から昆虫の様に外骨格に変換されるとすればマスクと解釈出来なくもない? 企画段階で予定されていたマスクは、装甲としての物ではなく原作の様に醜く改造されてしまった顔を隠すという意味での”仮面”であった様です。 シンは仮面ライダーとしての活躍が想像出来ますが、ライダーベビーはその能力が未知数な為その後がスゲー気になるんですが・・・『サイボーグ009』の001みたいな存在になるのか!?とかね。

武器は、腕と足に付いた爪・スパインカッター、折れてもすぐに生え代わる描写があり肩に負った傷もたちまち癒えてしまった程の回復力が有る、設定では通常の人間の5000倍の速さ。 肩を切られた時の表情が何か滑稽^^

ハイバイブネイル、高周波振動で触れただけで相手を切り裂く爪。

ブレイクトゥーサー、厚さ13cmのセラミックを噛み砕く鋭い牙。 ただの爪とか棘・牙だけど名前はカッコイイね。

甲殻部分はセラミックの5倍の強度を持ち、皮膚部分も衝撃の75%を吸収する。 700〜800度の温度にも5分程度は耐えられるそうだが鬼塚はトラックの荷台内でロケットランチャーを食らいトラックは横転炎上、鬼塚の変身体は火達磨になって絶命・・・設定通りなら耐えられた様な気もするがあくまで設定はシンの能力って事なのかな?



真・地獄兄弟 序章

あれはキモいな・・・

グロいですよ

ヒーローとは言えんな

ヌメヌメしてそう〜

嫌〜〜〜〜〜!!

カサカサカサ・・・

・・・・・・・・・・

あなたもアギトですね!

!?

さあ! 使って下さい、アギトの会のメンバーとして共に戦いましょう!

Σ( ̄□ ̄;)!?

ドキo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oドキ

ドゴッ!⌒☆

!?

ブロロロロブロロロロブロロロロォォォォォ!!

!!!!!

真の仮面ライダーへの道は険しい様です・・・

アニキ・・・お互い嫌われたものだな・・・

・・・・・・・


新たな地獄兄弟の誕生です・・・





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