我が玩具人生に一片の悔いなし!
ガービンの頭部・胴体・肩・上腕・腿のカバーを開いてデリンガーを格納します。 ガービンの内側はメカっぽいモールドに加えガンメタリックで塗装する事で更にメカニカルな雰囲気を出しています。 この辺は大型モデルのガービンならでは。
合体方法はほぼ同じですが、ガービンは肩と上腕のカバーが独立しています。
設定身長はプロテッサーが2.5m、デリンガーが5mとプロテッサーの2倍に対してガービンは15mとデリンガーの3倍となっています。 10mとされている場合もありイマイチ統一されていない感じ。 順当に行けば10mが妥当な気もしますが・・・ポピー製は10m説と採れますが、BRAVE合金では10mと15mの間を行っているって感じで15m説を意識したのか可動を再現する為こうなっちゃっただけなのかガービンとデリンガーにはスペースに余裕があります。
ガービンの頭部は特に干渉する事も無く閉じる事が出来ます。
ゴーディアン完成! 大きさは角の先で29cm位とかなり大型。 合金トイだけにガービン自体も結構重いのですが、具が詰まっているだけにゴーディアンになると非常に重いロボットとなります。 自重は有りますが足の関節はしっかりしていて結構安定して立たせられます。 と言っても高い所に飾ると地震の時に凶器となる可能性大なので注意。
アクション
ガービンの可動範囲はデリンガーとそれ程変わりませんが、大きいだけにより細かい動きが出来る様になっています。
ガービンの肩は、画像の様に2ヶ所で可動する様になっています。 その為に腕のカバーが2分割になっている訳ですね。 肩の付け根側にはクリックが設けられています。
首はデリンガーと同じ構造の2重間接。
前述の通りデリンガーの膝には逆間接が仕込まれている為、ガービンに合体した後も足を可動させる事が可能です。 デリンガーの状態を確認出来る様にという意味なのかは判りませんが、腰にもカバーが設けられています。
膝にはクリックが設けられている他にロールも可能、足首もロールが可能で左右にスイング出来る為接地も良好です。 合体後も充分に動く関節は秀逸なのですが1つ問題も、開脚にはクリックが仕込まれていて画像の位置でしか固定出来ないんです。 自重も有るのでクリック自体は有っても良いのですが止める位置がちょっと微妙・・・この中間位で止められる様にもするか素立ちの時にもう少し開いていた方が良い気がします。
武装
手首はプロテッサー・デリンガーと同様に握り手・開き手・武器持ち手が左右付属、武器持ち手は指が別パーツとなっていて武器によっては一度バラして持たせます。 武器はシャインシェルド(サーベル)・シャインシェルド(盾型)・ツノ武器・マイティライボー・白光剣が付属。
白光剣&シャインシェルド(盾型)
白光剣とシャインシェルド(盾型)、オーソドックスな剣と盾って感じに見えますがシャインシェルドは畳んだ状態から傘の様に展開して盾となる設定の様です。
ツノ武器
角を取り外しメリケンサックの様に使用するって事なんですが、これ名前無いんかい!? ツノ武器って・・・(苦笑)。
頭部の角を取り外し、それを使用する訳ではなく別に用意されたパーツを持たせます。 武器持ち手を分割しツノ武器を挟み組上げます。 ガービンの顔はアイスラッガーを外したウルトラセブン状態ですが・・・。
マイティライボー
アニメの活躍は知らないのですが、これも角を利用した武器の様で角を外して持たせます。
シャインシェルド(サーベル)
シャインシェルドのサーベル状態、これが畳んだ状態で展開すると盾になるのかな? 本編を知らないので自由に遊んでますけど(笑)。
フットミサイル
脛のカバーを開いてミサイルを取り付ける事が出来ます。 カバーのダボにミサイルを奥までしっかりはめ込めばミサイルを付けたままカバーを閉じる事が出来ます。 私のはちょっとキツイので穴の内側を少し削りました。
この武器はポピー製でも再現されておりミサイルは発射ギミックとなっていました。 子供の頃は発射ギミックなど要らん!とか思ってましたが、いい年こいた今ではこういう部分を見ると発射ギミックを付けんかい!などと思ってしまうのは何故だろう(笑)。
ガトリングアーム
BRAVE合金では腕を90度回して外す様になっています。 腕を外すとまるでガトリング砲を再現したかの様なモールドが・・・ガトリングと言うからにはガトリング砲が仕込んで有るのかと思いましたが、実際は腕の方が飛ぶいわゆるロケパンみたいな武器の様ですね・・・。
いつもの様にネジ穴隠しパーツが付属、限定版用のパーツも付いているので限定版と共通の物の様です。
という訳でBRAVE合金のゴーディアンを紹介してきましたが、内容的にはポピー版のリニューアルといった感じで、当時ポピー版を持っていた人やポピー版を欲しかった人には非常に懐かしく感じられるのではないでしょうか? 個人的にはどストライクな製品でした。 本当は今の時代超合金魂のバイカンフーの様にずっとプロポーションを良くした物にも出来た筈ですが、ほぼ同じギミックを持ちながらバイカンフーは私の琴線には触れませんでした。 それはボリュームの有るボディに余りにスッポリと収納されてしまって、ピッタリと収まり腕が連動するというあの感動が今ひとつ蘇ってこないところにあるのではないかと思っています。 むしろ私的には足の可動などどうでもよくてもっとピッタリとフィットさせて腕の連動に技術を注ぎ込んでほしかったくらい^^ このBRAVE合金ゴーディアン、結構ポピー版の雰囲気を味わう事が出来て楽しめました。 が、しかし改めて30年前のポピーの技術の凄さにも驚かされやっぱりポピー版が欲しい!という気持ちにもなってしまいました^^; そのうちポピー製も採り上げてみたいところです。 他にもポピー製のコピー製品を入手してポピー製(再販版)のパッケージ写真に使われていた様なカットモデルを作ってみたいという野望もあります。 内部が見えてこんなに楽しいロボットなんてそうそう無いのではないでしょうか?
ところで・・・スーパーロボットって一度乗ってみたいって思ってしまうものですがゴーディアンは嫌ですね、足折れるから!(笑)