リニューアルヴァージョン
我が玩具人生に一片の悔いなし！
リニューアルヴァージョン
今回はＲＡＨ（リアルアクションヒーローズ）シリーズから、初代ウルトラマン：Ｃタイプのリニューアルバージョンを採り上げてみました。 ＡタイプのＶｅｒ２．０やＢタイプのリニューアルバージョン等どれにするかかなり迷いました。 Ａタイプは可動が期待出来なさそうだったけど結構リアルな造形の様だし、Ｂタイプの反り上がった爪先も捨て難いものがありましたが、一番安く買えそうだったのでＣタイプにしてみました。 旧版を持っていないのでリニューアルバージョンと言われてもピンときませんが、マスク部の素材がＡＢＳになり胸部に新規インナーパーツを採用し胸筋を再現、肘関節に金属ピンを使用し保持力ＵＰって辺りが変更点の様です。 定価１３４４０円、フジアキコ隊員の購入チケットが付いています（期限切れてますけど）。
何故急に初代ウルトラマンを採り上げたかと言うと、この本「ウルトラマンになった男」（著者はウルトラマンのスーツアクターを担当した俳優の古谷敏氏）を読んでたら無性に初代マンのフィギュアが欲しくなり購入してしまった次第・・・。 この本にはスーツアクターの苦労話は勿論、俳優ながらに仮面で顔を隠す事への苦悩など本人しか知りえないであろう事が書かれています。 ウルトラファンの方には必読の一冊です。
パッケージ
大きさは３６０×２００×９０ｍｍ位。 正面はマジックテープ付きの扉になっており中身を見る事が出来る様になっています。 品質に大問題を抱えているこのシリーズ、店頭で購入可能な方はせめて正面だけでもジックリ吟味しましょう。 私は勇者なので通販で！
当たり！！
フゥ〜ワッ！
ワクワクしながらパッケージから取り出して早々に・・・うちのビンさんはいきなり大怪我してます（号泣）。
右肩は大きく裂けてしまっていて左肩も裂ける予兆が出ています。 完全に返品レベルですがメンドーなので自分で直そうか・・・瞬着でくっ付くかなぁ？
付属品
手首は握り手・平手・指先を伸ばした平手の３種類がそれぞれ左右付属します。 赤い取り付けパーツ部が１つだけ違うんですけど、これって間違いじゃね？ まあ、この手首の素体部分は無くても大丈夫だったりしますけど何だかなぁ・・・。
これはブリスターの裏にへばり付いてるディスプレイスタンド、他のＲＡＨの付属品と同じ物。 ブリスター横にくっ付いているのがフジ隊員の購入チケット。
各部ディティール
シュゥワッチュ！
正面から、良く出来ていると言えば良い出来の様な気もするし何かが違う様な気もしないでもない・・・＾＾； まあ初代マンは数え切れない程の製品化でユーザーの目も肥えてきている中で評価されるのは厳しいかも知れませんが、悪くないレベルではないかと個人的には思ったり、シンプルなデザインなせいか逆に難しいのかも知れませんね。 私的にはちょっと小顔過ぎる気が・・・あと僅かに大きいと良かった様な気がします。 覗き穴は穴ではなく塗装で再現されています。 パッケージの写真では覗き穴が変な感じ、何かＢタイプみたいに写っていますが製品自体は問題ないかと。 旧版ではこのマスク部に歪みが発生していた様で、このリニューアル版ではＡＢＳ製となっています。
横顔は、耳の中の電飾用トグルスイッチも再現しています。 マスク部とスーツ部の境目に銀色が無いのがＣタイプの特徴の１つ。
後頭部はヒレがトサカの先まで届いておらず少し隙間が有るのと、頭頂部付近の赤いスーツ部が少しヨレて隙間が空いてます。 ヒレ自体もチャックが付いてるせいか大きく開いてしまっていて、ちょっと見栄えが悪いですね。 うちのはこの初代マンでこのシリーズ４体目ですが、このヒレ部の処理とマスクとの境目の処理はこのシリーズの今後の課題の１つではないかと思います。
Ｂタイプからボリュームを増してきた胸筋、このＣタイプでもマッチョになった胸筋を再現しています。 インナーパーツにより再現って事になってますが、中空でプニプニしてるんですけど・・・まさか欠品じゃないよね（汗）、腕を動かし易いって意味では良いんですけどちょっと気になる・・・。
カラータイマーは中のモールドが無い為ちょっとのっぺりした印象。 カラータイマーの周りに素体のモールドが浮き出てしまっていますね、素体のカラータイマーを逃がしている凹みが浮き出てしまっている様です。
初代はカラータイマーの赤色が薄くてピンクっぽいのも特徴かな？ このシリーズは毎回思うんですが、カラータイマーが赤になった状態を再現出来る様に交換用パーツが付属しても良くないかい？ 今の時代、Ｃタイプなら最終回のカラータイマー破損バージョンの様なマニアックな付属品が有っても良いくらいに思えるんだけど、アクションフィギュアだもん。
背中のヒレがぁぁぁ！ 寝てる！！ パッケージにはヒレを逃がす凹みが有るというのにこの曲がりはどうしたものか・・・。 温めて直るかなぁ・・・ああもう！あっちもこっちも！ 私の購入品４体中３体が何かしら問題が有ります。
初代は手首と足首の継ぎ目が目立たない様処理されている特長が有ります。 このフィギュアでも再現されていますが、手首はスーツの淵に銀塗装が施されていないし淵にはスーツの厚みも加わって更に見栄えが悪くなってしまっています。
ダァッ！
他のウルトラマン達はブーツ状なので足首の接地がイマイチでしたが、この初代では僅かですが足首が可動する為接地が良好です。
アクション！
アタッチメントを交換してアクションモードへ？
スペシウム光線
シェアッ！
スペシウム光線！ 間接の保持力がスーツに負ける為かなり厳しいポーズ、手で押さえながら何とか撮影。 リニューアルによって肘の保持力をＵＰしてる様ですが、肩も頼みまっせ！ 定番中の定番ポーズがとれないのはアクションフィギュアとしてどうよ。
スペシウムとは”スペース”と”○○イウム”を合わせた造語、劇中ではバルタン星人が嫌う火星に有るスペシウムを含んでいる様だとして名付けられています。
八つ裂き光輪（ウルトラスラッシュ）
ヘアッ！
スペシウム光線をリング状に変化させた回転ノコギリの様な斬撃技。 腕を水平に構えた後投げる様な動作で発射する、最初の犠牲者は２代目バルタン星人。 第２５話、対２代目レッドキング戦では投擲後２つに分離させるという機能も見せた。 最終話ではゼットンにバリアによって防がれガラスの様に砕ける描写がありました。
ウルトラアタック光線
フゥワッ！
第３１話のスペシウム光線の効かないケロニアに対して使用した緑色のリング状光線。 両腕にエネルギーを充填した後、右腕を突き出す様にして発射。 八つ裂き光輪の様に縦に飛ぶのではなく螺旋状のリングが敵に充填される様に撃ち込まれその後念力（？）で爆発させる強力な技。
螺旋状の光線自体に威力が有るのか？光線は敵を凝固させるのみで念力で爆破する技なのか？ちょっと謎の多い技ですが一度しか使用していない割に意外と知られている様ですね。
さらばウルトラマン？
ゼットンのテレポーテーションに翻弄されるウルトラマン。 いや似てたんで・・・色が・・・。
一応元ゾフィって事で（着ぐるみがね）代役に抜擢。
ウルトラマン。 私は命を・・・忘れてきた・・・。
・・・ま、まだ２万年しか生きてないのに・・・・。
初代ウルトラマンって本名有るんですかね？ 帰ってきたウルトラマンの”ジャック”と言う名前にようやく慣れてきてふと思ってしまいました。 ウルトラの父とウルトラの母の本名が明かされた今、何かしら名前を付けられる可能性があるかも・・・。 初代はずっと”ウルトラマン”でいてほしいと思ってしまうのですが、名付けられるとしたらどうなるんだろう？と想像してみたり＾＾； ありえそうなのが”ウルトラマンシン”辺りでしょうかね？ 私的には古谷敏さんに敬意を払って”ウルトラマンビン”を推す！ 駄目？ 駄目っすか？
やっぱ”ウルトラマン”で良いんだよ！ 初代って呼べば良いのさ！って事で＾＾