我が玩具人生に一片の悔いなし!

メディコムトイ RAH ウルトラの父

メディコムトイのRAH(リアルアクションヒーローズ)シリーズより、ウルトラの父を紹介します。 これはRAHウルトラマンタロウの購入チケットで買う事が出来るという物なのですが、タロウは購入していないのでネットで売りに出されている物を購入しました。 定価は14490円だった様です。

幼少の頃、多分ブルマァク製だと思いますがウルトラの父のソフビ人形でお風呂で遊んでいたおぼろげな記憶があり、RAHでウルトラの父が発売になった時は無性に手に入れたくなりました。 が、しかし購入にはタロウを買う必要が有り躊躇していたのですが、来年にはウルトラの母も発売になる様なので思い切って買ってみました。


パッケージ

パッケージでまず気になるのが商品名、大きくウルトラマンタロウの表記が・・・タロウの購入特典って事なのでしょうけど一瞬誤植かと思っちゃいますよこれ^^; 下に小さく「FATHER OF ULTRA」の文字が有りますけど。 フィギュア自体もウルトラマンエース初登場時のスーツを再現しているらしいのでやはりチグハグな感が否めない気がします。

箱はマジックテープ付きの扉などは無く、至ってシンプルな箱。 中にはブリスターに入った本体と各パーツ、ブリスターの後ろ側にはスタンドが入っています。

付属品

付属品は3種類の左右の手首とウルトラアレイを持たせる為の右手が付属。 それからディスプレイスタンドも付属します。


スタイル

スタイルはウルトラマンエース第27話「奇跡!ウルトラの父」で初登場した際のスーツを再現。 そのデザインは、エース放送当時に一般公募され初登場の回はTBSホールで上映会もなされる等一大イベントとなりました。 そのデザインは巨大な角が特徴的で非常に力強く、マッチョな体型と相まって父の威厳や強さを見事に再現した秀逸なデザインではないでしょうか。 しかし初登場時のスーツは新たに作られた物ではなくゾフィーのスーツを改造した物で、実際のスーツにはゾフィーのポッチを外した跡やゾフィーの模様が僅かに残っていたりした様です。 それまでは単に兄弟としか語られていなかったウルトラ戦士に「ファミリー」としての設定を与えるに至ったのはこの父の登場によるものっだったと言えると思います。

各部ディティール

特徴的な角、設定では14万年かけてこの大きさになったそうです。 横から見ると結構前傾しているのが確認できますね、後頭部のヒレが大きめなのも初期父の特徴かな? 髭は4万歳以上にならないと生えないそうですが、生えるけど剃れない!?
目は結構透明度が高い感じですがなかなか良い雰囲気。

ウルトラの父のもう1つの特徴と言えばこのムキムキの胸筋でしょう、再現してくれているのはいいんだけどもうちょっと形状は改善の余地が有った気がする・・・なで肩の肩が余計に目立つ要因になってしまっています。 可動の邪魔にもなってしまいますがこれは致し方ないかな。 実際のスーツは胸筋の下にゾフィーの模様が僅かに残っていたりしますが、そこまでは再現されていません。 劇中では胸の上のシルバー部分がかなりヨレヨレだったので、ピカピカのツルツルお肌だとかえって違和感があるかも。
カラータイマーは若干小さい感じ、あと僅かに平べったいと良かったかも、模様がシンプルなだけに少し目に付きます。

ベルトを着けているウルトラマンは珍しいですね、ウルトラアレイは普段はこのベルトに収納しているそうです。 フィギュアではマジックテープで取り付けています。 背中側が若干外れ易い感じ。

腕の模様は左右で大きく違いがありますが、これは劇中のスーツを再現したものです。 またもやメディコムクオリティかと思ってしまいましたよ・・・紛らわしい・・・(苦笑)。

太腿の後ろ側の模様も実物はズレが有った様ですが、これも再現したのかこうなっちゃったのか微妙なズレになっています。

ブーツは上端に淵が有るタイプの物となっています。 この手のブーツを履かせるタイプのフィギュアの問題は足を開くと接地が悪く見栄えが悪くなるところ、もう少し足を開く事を考慮してあと僅かに角度を付けてくれるか角度違いをもう1セット付属させてくれると嬉しかったかな。 


「ヘアッ!」、ウルトラの父は他のウルトラマン達よりもやや野太い声だった様な気がします。 数少ないウルトラの父の戦闘シーンにおいてこのウルトラアレイは結構印象深いと言う人も多いのではないでしょうか? 透明の球体部分から眩い光を発し相手を怯ませたり攻撃したり、ウルトラマンメビウスではメビウスブレスを装備させたりと多目的に使用可能な道具の様です。 

クレッセントショット! ヒッポリト星人を攻撃した三日月型の光弾を発射する光線技。 

ファザーショット、セブンのワイドショットやエースのメタリウム光線等と同じ様に腕をL字型に組んで発射する光線技。 このフィギュアには厳しいポーズなので撮る角度で誤魔化しています。


親父の背中

マスクとスーツの隙間も気になるけどこの赤い滲みは何? 何なのよ? 縫い目の糸の部分から滲んでるのかしら? やっぱり未開封でコレクションするのは危険だなぁ・・・コレクター泣かせ。 何とか消す方法あるんだろか? まあ返品も面倒なのでもうこのままでいいや・・・。



エースよ、地球の防衛はお前に任せる。

ボ・ウ・エ・イ?

間違えんなよ・・・親父ぃ・・・ハッ!Σ( ̄□ ̄lll) まさか似てる!?



ウルトラエース

ついでと言っては彼に失礼ですが、ウルトラエースも紹介しておきましょう。 ウルトラマンエースは当初ウルトラエースとして製作が進行しており雑誌等でもウルトラエースとして紹介されていた様です。 主題歌もウルトラエースとして録音されていましたが、マルサンからウルトラエースと言う同名のソフト人形が発売されていた事が分かり急遽番組タイトルがウルトラマンエースに変更される事になりました。

私の所有しているのは数年前に復刻された物で、確かカラーバリエーションも有った筈です。 この傾いた首が何とも言えない味を醸し出しています。 南夕子役の星光子さんのブログ内で夢の(?)共演を果たしており、星光子さんにどつかれていました(本当は頭を小突いただけですけど^^; お茶目な人だ)。


う〜ん、カッコイイねぇ〜^^ なで肩が気になりますが、上手くなで肩が目立たない様にポージングしてやればウルトラの父が好きなら結構満足できる一品ではないかと思います。 問題は品質で、未開封でコレクションする人には危険なアイテム、私の様に開けちゃう人向きかな?
可動に関してはレオ兄弟以上に動かない感じで、胸筋部分が邪魔でいまいちポーズが決まらないし腕を上げると凄く不自然なポーズになってしまう。 足の付け根もスーツの張力に負けて殆ど動けない状態、腕や足を少し動かして立ち姿に色々表情付けをして楽しむといった程度なら結構楽しいですけど。
この手のアクションフィギュアで心配なのが保存性、昔のメディコムトイ製のキカイダーやバンダイの超装可動クウガ&アギトが触れない程劣化してしまった事を考えるとこいつらもどれだけ持つのかと心配になります。 今のうち遊び倒した方が良いのかな〜とか思ったり、遊び倒してスーツがヨレヨレになったくらいの方が劇中のスーツっぽくなって味が出るんだ!っと思う事にして、玩具人生を全うしてもらう事にしました。 

士ひどいよ〜!


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