我が玩具人生に一片の悔いなし!

ウルトラマンネクサス エボルトラスター

今回はウルトラマンネクサスの変身アイテム、エボルトラスターを紹介します。 私は「ウルトラマンネクサス」という番組が大好きで、ウルトラシリーズの中でもBEST3に入るくらい気に入っているウルトラマン、このアイテムもついつい買ってしまいました。 ウルトラマンの変身アイテムとしては最もオーソドックスな頭上にかざし発光させるというものですが、形状が短剣の様になっていて鞘から抜くというアクションが付加されています。

ウルトラマンネクサスは2004年放送の、TVシリーズ平成ウルトラマンとしては5作目。 「ULTRA N PROJECT」の1つとして製作されたこの作品は放送時間(土曜朝)やその作風も相まってか視聴率に苦しみ話数短縮を余儀なくされた不遇のウルトラマン(全37話)。 しかし、視聴率対策の為の路線変更を拒否、番組終了まで初志貫徹を貫き通した硬派な番組でもあります。 視聴率の低迷や一部子供番組としては過激な描写が有ったかも知れませんが、これまで路線変更を余儀なくされた作品の末路を思い返してみると(勿論悪い例ばかりではないでしょうが)この製作側の姿勢を私は支持したいと思います。

この先ネタバレの部分が有るので未見の方はスルーしちゃって下さい。 私は是非見て欲しいので、なるべくネタバレの無い状態でこの作品を見て欲しいと思います。 最初は内容が暗くて取っ付き難いかも知れませんが、中盤辺りからじんわりと面白くなってきて最終回にはちょっとした感動があり、当初の暗さに耐えた事が報われた思いがありました。 そしてエボルトラスターを買いに走りました・・・。


パッケージ

大きさは190×170×55mm位、中央の窓から本体が見える構造になっています。 本体は鞘から抜いた状態で見えており、鞘は右下に入っています。 パッケージでは映画「ULTRAMAN」から数えて2人目の(TVでは最初の)デュナミスト、姫矢准の写真が使われています。 デュナミストが変わってもパッケージの変更は特に無かった様ですね。 映画との繋がりが有る様な描写は一応有りますが、特に見ていなくても支障はありません。 

手に入れようと思ってる方は、ブラストショットも一緒に買いましょう。 これはエボルトラスターとセットでデュナミストが手にする、グリップの可動する小型の銃。 特に両方揃えないと使えないギミックが有る訳でもありませんが、何となく寂しい気持ちになるので・・・私は買い逃しました。 買っときゃよかった・・・。


ギミック

本体の赤い模様の端がボタンになっていて、電源ONの時に押すとスペースビースト発見モードに。 各LEDが点滅し効果音が鳴ります。 もう一度ボタンを押すと点滅・効果音が速くなり、ボタンを押す度に速さが交互に切り替わります。 ただ一度鳴らすと鳴りっぱなしで、変身するか電源OFFにするしかないのがちょっと面倒。

電源ONの状態で、本体両脇のシルバー部分に有るボタンを両方押しながら鞘から本体を引き抜きます。 姫矢の様に「ヘアッ!」っと抜くも良し憐の様に「ワァー!」っと抜くも良し。 凪の様に「ウォォォーーー!!」と叫ぶか弧門の様に「絆、ネクサス」と呟くか、遊び方色々ですね!

鞘から引き抜くと、効果音と共に本体のクリアーブルーの部分とクリアーイエローの部分が点滅します。 ただ点滅するのではなく効果音に合わせて点滅する様になっており、ブルーの部分は赤い光が流れる様に見える様子が楽しい。 スペースビースト発見モードで使用した赤いボタンを押す事で、鞘から抜いた状態でももう一度ライト&サウンド効果を発動出来ます。
鞘の端と本体の赤い模様の境目の黒いポッチがスイッチになっていて、ここから鞘が離れる事で変身モードとなる訳ですね。 ボタンを押さずともここに触れればギミックを発動出来ます。


各部

裏側はネジ穴が目立つのがちょっと残念、しかし一番残念なのは中央の黄色い部分。 一応イエローパールみたいな色で塗られていますが、ここはやはり表側と同様にクリアーにしてほしいところ。 ここがクリアーになっただけでもかなり見栄えが違うと思うのですが・・・。
端の部分の裏側に電源スイッチが有ります。 ONとOFFは○と×の表示で表しています。 スイッチの脇に有るスリットの中にスピーカーが内蔵されており様々な効果音を発します。 本体の柄にあたる部分に設置されている為、握り方で音量を抑える事が出来ます。 これでいい歳の大人でも安心です(笑)。 いや本当は音がこもってしまうのでマイナスポイントになりそうな部分なんですがね・・・。

電池は単4形を2本使用(別売り)、電池収納部のカバーを外すには電池とスピーカーの間の小さなポッチを先の細い物で押しながらスライドさせて外します。 細い棒等が必要になりますが、爪楊枝で充分だしネジを外すなどの作業が要らないのは良いと思います。

この玩具版エボルトラスター、劇中で使われているプロップとソックリ!っと思ってたら劇中のプロップは玩具版をベースに改造した物だそうで、劇中のイメージそのままの物が手に入るという意味ではなかなか良いアイディアではないかと思います。
遊んで良し、姫矢の様に見つめるも良し、ついつい手にしてしまう握り心地と美しい形状。 良い玩具です。


ついでにバンダイのウルトラヒーローシリーズのソフト人形を紹介しちゃいます。

ウルトラマンネクサス(アンファンス)

まずはウルトラマンネクサスの基本形態のアンファンス。 最初は地味だな〜と思っていましたが、今ではお気に入りのウルトラマン。 胸の大きな赤いエナジーコアが特徴的、着ぐるみではここに電飾が施されていてキレイだったんですが軟質の素材で出来ていたのかな?
このアンファンス、たかがソフト人形と侮れない出来に驚きました。 この手のソフト人形って腕が左右に開き過ぎててポーズがイマイチの物が多いのですが、こいつは素立ちが決まっています。 そして体の各部に走る細かいスリットがキレイに塗り分けられていて、なかなか良く出来たフィギュアに仕上がっています。 ジュネッスやファウストも買っときゃ良かった・・・。

ウルトラマンノア

最終話ラスト、凪から光を受け継いだ弧門はウルトラマンネクサスに変身。 姫矢や憐との絆が弧門のアンファンスをジュネッス、ジュネッスブルーへと変える、そして弧門は彼のジュネッスと言うべき究極の最終形態ウルトラマンノアを体現する。

この姿をいきなり見たら何だこの羽は!とか腹割れてる!とか言ってしまいそうですが、本編で劇的に登場し悪の破壊神ダークザギを圧倒するその神がかり的な強さは惚れますよ。
フィギュアの出来は割と良く出来てると思います。 ちょっと腰周りがのっぺりした印象で足がちょっち短いかな? 上半身はなかなか雰囲気出てると思います。 ただこちらは塗装が汚い部分が有りまして、ゴミの付着が多々見られます。 背中の羽(ノアイージス)は別パーツにしても良かったんじゃない? 背中にガッチリ付き過ぎ(笑)、まあ劇中では若干プラプラしてましたが・・・。 そういえばアンファンスの背中にノアイージスの生えてきそうな思わせぶりなモールドが有りますね。
対になるダークザギもやっぱ買っときゃ良かった・・・。

あきらめるな!


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