我が玩具人生に一片の悔いなし!

スペースインベーダー ゲーム筐体型バンク


※これは画面にゲーム画面演出用シートが貼って有る状態。

これはタカラトミーから発売されたゲーム筐体型の貯金箱。 懐かしのスペースインベーダーのゲーム筐体を約1/6サイズ(10×15×9.5cm位)で再現しています。 スペースインベーダーと言えば1978年にタイトーが生み出したシューティングゲームの元祖的存在のアーケードゲームで、その人気は社会現象になった程、当時は喫茶店等にまで設置されていました。 インベーダーやりたさに5円玉等にセロテープを巻きつけ偽造100円硬貨でプレイすると言う行為が横行した事も懐かしく思い出されます。 当時私はまだ幼少の頃でしたので本物はプレイした事がありませんが、スペースインベーダーを模した電子ゲーム等が各社から無数に発売されていたりと、子供の頃の憧れのゲームで思い出深いものがあります。
そんな思い入れのある(本物はやった事無いけど)ゲームなので、今までに発売されたファミコン版やゲームボーイ版・プレイステーション版とついつい買ってしまうスペースインべーダー。 今回の筐体型貯金箱も思わず衝動買いしてしまいました。
定価は5775円で、単3形アルカリ乾電池(3本使用)は別売りとなります。


パッケージ

大きさは15×20×13cm位。 パッケージ両脇に並ぶインベーダーは、カラーフィルム版をイメージしている様ですね。 パッケージ横と後ろの写真でも、カラーフィルムを貼った製品の写真を使用しています。 上面から正面にかけて窓が有り、本体が見える様になっています。 画面はゲーム画面をイメージした演出用シートが貼ってありますが、結構リアルに再現されていて剥がさずにゲームをプレイしようとしてしまう人が多いのかタカラトミーのホームページで剥がす様注意書きが有ります。


各部

電池を入れるにはプラスドライバーが必要です。 コイン収納部にビス2本、電池収納部にビス1本が使われています。 脚部は差し込んであるだけです。 電池を新しく入れた時や交換した際は、誤動作防止の為にリセットボタンを押しましょう。

操作部、左からコントロール(項目選択)レバー・リセットボタン・ミサイル発射(項目決定)ボタン。 その右がコイン投入口で、100円を投入するごとにクレジットが貯まりクレジットの数だけゲームをプレイ出来ます(一部100円玉以外でもプレイ可能)。 コインは約80枚入ります。
自機が発射するのはビーム砲だと思うんですが、説明書にはミサイル砲と書いてあったりします^^;

説明書シール、本物の筐体は2人で向かい合って2人交互プレイが可能な仕様でした。 これを再現する為に片方の説明書シールは逆向きで貼られていますが、このゲームは一人プレイのみです。 撮影する為に拭いたら傷だらけ(泣)、画像で見ると小傷が目立ちゃってますが、実際はそれ程酷くはないです・・・。


ゲーム画面

ゲーム画面。 画面は液晶ですが、表示がドット単位ではなくFLディスプレイっぽい決まった表示しか出来ないタイプの物です。 よってトーチカが有る位置までインベーダーが降下してくる事は出来ない為、トーチカの位置より下に侵攻を許せば何とGAMEOVER! 一見オリジナルを忠実に再現している様に見えますが、かなり違いが有る事にちょっとガッカリ・・・。 操作性自体はそれほど悪くはないのですが、表示が1コマごとに移動する為ちょっと見辛い感じ。 インベーダー達も遅い時は問題無いのですが、残り少なくなった時の早くなった状態だと非常に狙い難く、しかも最下段がトーチカの上と言う事で非常に難易度の高いものとなってしまっています。 慣れればコツをつかむ事も出来るのかも知れませんが、ぶっちゃけその前に飽きました・・・音は結構良い感じなんですけどねぇ・・・残念。

画面右上の表示は音声のON・OFFの表示。 右下はクレジット数で、コインを入れるとカウントされクレジット数の回数だけゲームがプレイ出来ます。 左下はビーム砲の残数で、1500点獲得するごとに1機ずつ追加されます。 UFOも一定時間ごとに現れ、その得点も50・100・150・300点と条件により変化します。

付属のカラーフィルム。 これを画面に貼ればカラーとしてゲームが出来ます。 貼ると少し画面が見辛くなるかも知れないと思い画像では乗せただけで貼っていません。 これは本物のアーケード筐体でも存在し、それを再現した物です。 見る角度によってはズレちゃうのが玉に瑕。


最初「オオッ!これは!」っと衝動買いしてしまった物ですが、実際買ってみると大して面白くないと言うのが率直な感想。 アイディア自体は面白いと思うのですが、肝心なゲームの出来が中途半端なので全てが台無しになっている気がします。 今の時代、スペースインベーダーくらいのゲームならもっとマシな移植が出来る筈なのに、とにかくゲームの出来が時代遅れの代物です。 ゲームに凝ると価格が高くなってしまうとか問題が出るのかも知れませんが、もっと面白いゲームにする事が出来たとのでは?と思うと残念でなりません。 むしろもっと高くてもゲームの出来が良ければ満足出来る製品になった気がします。


インベーダーに興じる当時の若者

「インベーダーの間をぬってUFOを撃つべし!・・・へへっ・・・300点・・・」


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