我が玩具人生に一片の悔いなし!


「装甲騎兵 ボトムズ」 タカラ リバイバル・デュアルモデル
ATM-09-ST スコープドッグ・レッド ショルダー カスタム

「装甲騎兵ボトムズ」 1983年の放送以来、番組を一度も観た事が無いまま俺はアニメ好き・模型好きを自称する生活を28年間も続けてきた・・・。 だが俺は内容も知らないままDVDの第1巻を借りてしまった・・・。 何故か今になって俺の人生を大して変えないアレを観てしまった・・・。 アレはどうやら面白いアニメだったらしい・・・。

っつー訳で今更ですが「装甲騎兵ボトムズ」を観ました^^; いや別に放送当時に興味がなかった訳じゃないんですが、うちじゃ観れなかったんですよ・・・(うちの地域じゃなく私の家では観れなかったという悲しい過去・・・)当時は小学生の高学年の頃、ガンダムやダグラムに夢中になってた頃ですから当然観たかった筈です。 しかしレンタルビデオでも借りなかったしスカパーでも散々やってたのに観なかったのは、私の琴線にイマイチ触れなかったからでしょうか・・・。
多分、ガンダムでもGMには殆ど興味を示さなかった私なので、よりミリタリー色の強いボトムズには興味が湧かなかったのだと思います。 が、何故か急にDVDを借りてしまいました。 ふとこの人気の高いアニメが如何なるものかと・・・ホントにふと借りてました。 ・・・で、ハマリました^^;


そうなると当然、ボトムズのプラモデルやトイが欲しくなる訳で・・・どうやらアレは俺の人生を大きく変えてしまった様だ・・・(全然変わってねーよ!)。

とは言え、ボトムズ初心者には何を買って良いやら見当が付かない・・・いくら私がボトムズに無知でもスコープドッグの製品が無数に存在する事くらいは知っている、さて何を買うか・・・。

う〜む・・・ボトムズと言えばタカラ・・・タカラ? そうだ!まずはタカラでいけば良いんじゃね!? っと考えた様で大して考えないまま購入に突っ走る!

しかしプラモデルは面倒臭いので却下、完成品トイに絞る事にする。 そこで浮上したのが懐かしのタカラ「デュアルモデル」、ちょいと調べてみれば度々再販されて手に入れ易いではないか! ヨッシャこれに決定! 何より昔の合金トイのテイストが有って自分向きじゃないか! それに最近のはあそこがこうだとか、ここがどうだとか可動がどうとかかえって惑わされそうなので、え〜い面倒だ!っと決めてしまいました(結局テキトーである)。

んで買ったのがこれ。 リバイバル・デュアルモデルを通販で、う〜む箱がボロい・・・”確認の為に開封しました”との事だがそれにしても・・・。 ・・・ん? ・・・?

本体、小傷や汚れが・・・ってか頭取れて転がってたよ・・・。 未使用には見えねえなぁ・・・。

あれ? キリコが塗装されてない・・・各装備品も・・・。 パッケージ裏面のパーツリストと照らし合わせても、どうしてもパーツが1つ足りない。 よくよく見てみれば操縦桿のパーツが取り付け済みであった・・・。 座ってるキリコ汚れてるし・・・これ中古品やん!

いや、そんな事より・・・これリバイバル・デュアルモデルちゃうやんけ!!

って事で返品しました・・・面倒なのでこれで我慢しようかと思ったんですが我慢できんかった。

って事で買い直しました・・・。 これが本当のリバイバル・デュアルモデルのパッケージ、まさかこんなにドタバタするとは思わなかったよ、無駄な労力を使わされた・・・。 今回は打って変わって凄く丁寧な出品者から買ったので良かった良かった^^ また何か買いたいと思わせるショップでした。

つーか、やっと本題に入ったよ^^;

リバイバル・デュアルモデルは扉付きで中を見れます。 キリコは塗装が施されています。 これこれ、これが欲しかったんだよ!

パッケージでは形式番号がATM−09−STとなってますがATM−09−RSCと記述されてたりもしますね、カスタム機だから正式な形式番号なんてそもそも無いのかも知れないけど、ぶっちゃけどうでもいいし・・・。

セット内容、このリバイバル・デュアルモデルはブリスターとなっていますが、上記の様にダンボール入りの物や発砲スチロール入りの物等発売時期によって異なっている様です。

これ以前の物ほどではなくなったみたいですが、組み立てが必要な部分が幾つか有ります。 中途半端にランナーパーツが付いてると面倒臭いなぁ・・・。

説明書・設定資料・シール・説明書の補足等、最初に届いた物には何一つ付いてなかったけど欠品なのか本当に無いのか・・・。 あ、あと大河原邦男氏描き下ろしポスターなんかも付いてます(パッケージと同じ絵です)。

キリコと一緒に3方向から、プロポーションは良いのか悪いのかよく判らないけどカッコイイ・・・気がする・・・。 このリバイバル版では成型色を変更し塗装が施されている部分も増えている豪華版となっています。 実際キリコが塗装されているだけでも印象が違いますね、素組みのプラモデルみたいな物からより完成品トイらしくなりました。


なんじゃぁごりゃぁ!

握り手は時代を感じますねぇ〜^^ ロケパン飛んでも不思議じゃない合金トイ風のパンチ、今見ると何だか可愛らしいラブリーな拳ですな。

平手も付属、ちょっと大き目かな? 右手はちょっと銃持ち手っぽくなってますね。

レッドショルダーカスタムの特徴である左肩の赤いアーマー、ある意味バニラカスタムと言えるかも。 フックはグレーですが軟質素材なので塗装するなら自作とかしないと無理っぽいですね。

肩アーマーは簡単に外す事が出来るので、左右を入れ替える事で本家レッドショルダーっぽくも出来ます。 グリーンの肩アーマーをもう1つ付けてくれたら通常のスコープドッグも再現出来ちゃいますねコレ。

レッドショルダーカスタムとして遊ぶには、こいつが登場した第10・11話を再現するって事になっちゃいますが、レッドショルダーの活躍を想像して遊ぶならパラシュートザックやラウンドムーバーも使って自由な発想で遊べそうですね。 やっぱり装備が豊富な方が楽しいですね。

主人公のキリコ・キュービィーのフィギュア。 似てる!?このカラーリングはどこからどう見てもキリコに違いない! 遠目に見れば無問題、まあ雰囲気っすよ^^

オープニングのポーズっぽく、イマイチ決まらないなぁ・・・。 これと言って決まった主役機が存在しないボトムズの中にあって、ちょっと主役機らしさを漂わせるレッドショルダーカスタム。 このキリコ専用って感じが人気なのでしょうか? 私も馬鹿の一つ覚えの様に知っていたレッドショルダーカスタム、私の最も好きな機体です。 バニラの塗ってくれた左肩がお洒落。

レッドショルダーカスタムは第10・11話のたった2話分しか登場していないし実際戦闘したのは第11話。 それでもこいつの製品が発売されるのだから人気が有るんでしょうね。 劇中ではラビットと呼ばれる囮用のレッドショルダーカスタムも出て来ましたね、ちゃんと肩を赤く塗ってるし・・・囮用なのにマメだなぁ・・・^^;

ZZZ・・・

コックピットハッチを開けばやけに行儀の良いキリコが座っています。 何だか居眠りしてるみたいだよ^^;

足元のメンテナンスハッチも開閉可能です。


脱出!

デュアルモデルのパイロット生存率は高そうです。 いや・・・ただシートが外し易いってだけの事でギミックじゃないです^^;

バイザーも開閉可能、ちょっと頭部内側のパーツが外れ易く画像でも外れてます。 軟質素材なのでちょっち固定し難いパーツ、接着剤も使えなさそうだし温めて馴染ませるしかないかな・・・。

ターレットレンズは回転・スライド可能、やっぱこれは出来ないとね。 近年の製品でこれが固定の物も存在する様ですが、これ固定じゃ駄目でしょ。


タコパンチ!

固定武装のアームパンチも再現されています。 スライド可動するだけですが、スプリングを仕込んだギミックが有っても良かったかな? ロケパン付いてても不思議じゃない雰囲気のトイですが^^;

膝から脛にかけての関節に合金パーツが使われています。 この部分、以前は無塗装でしたがこのリバイバル版では塗装が施されています。 降着状態を再現する為に3ヶ所に可動部が設けられていますが・・・。

膝関節はポージングには殆ど貢献してません^^;; 可動域は広いのですが凄く不自然な曲がり方になってしまいます。

足の付け根は、動かしているとだんだん抜けてきていつの間にか股関節が広がります。 ここはボールジョイントになってる様なんですが、殆ど動かないですねぇ・・・微かにロール・開脚出来ますが動かないと言った方が正解かも・・・。

降着状態、バックパック装着状態でもこの形態に出来ますが、パラシュートザックやラウンドムーバー装着状態だと無理です。 まあ一応スコープドッグの基本的なギミックは押さえている模様です。

GAT-22ヘビィマシンガンとGAT-11ヘビィマシンガン(ショートバレル)、どちらにも同じマガジンを取り付けられます。 マガジンはパラシュートザックの下部にも装着されています。

パラシュートザック装着状態、これも結構似合いますね。 マガジンは下部に3個装着可能です。 パラシュート部は組み付け済みですが以前はここも組み立てが必要だった模様、説明書を補足する説明書きが付いてます。

下部のバーが金属製なのに両脇のフックが軟質素材でちょっとちぐはぐな感があります。

GAT-22ヘビィマシンガンを構える。 この構え方が出来ればまあイイかな、指の可動等が無いので固定がしっかりしてます。 下手にポロるよりは固定の方が良いかも。

GAT-11ヘビィマシガン・ショートバレルを構える。 GAT-22ヘビィマシンガンと共通のマガジンを取り付け可能。

ロケットランチャーはバックパックに装着可能、一部組み立てが必要です。 各ロケット弾は別パーツとなっているので、戦闘中を再現する事も出来ますね。 予備が1本付属。

SMMミサイルランチャーを右脇に装着可能。 ミサイルは別パーツになっているのでこれも使用後を再現する事も出来ますね、ミサイルは予備が1本付属。

ガトリングガンを左脇に装着可能、バックパックに繋がる様になっているのでバックパックの着脱時は注意です。

ソリッドシューター(左腕用)を装着可能、取り付けには何とアームパンチ機構を利用してます^^; 腕を伸ばして出来た隙間にソリッドシューターをはめ込みます。 ソリッドシューターのマガジンは着脱可能。 ちょっとダグラムのリニアガンに似てる武器ですね。

ラウンドムーバーとソリッドシューターも何故か付属、劇中ではレッドショルダーカスタムがパラシュートザックやランドムーバーを使用する事は有りませんでしたが、何故かこの製品は装備が豊富。 劇中の活躍にとらわれない自由な遊びが展開できるのが楽しいですね、数体買い揃えないと装備が揃わない昨今の製品に見習って欲しいところ。

ラウンドムーバーの4つのバーニア部は組み立てが必要、ちょっと面倒。


走るタコ

腰はこの様にひねる事が可能です。 80年代のロボットアニメなので元気に走ってもらいましょうか。


ローラーダッシュ!!

ターンピックでターンするレッドショルダーカスタム! ・・・まあ気分だけですが・・・。


ちょっと休憩

足の裏のローラーはモールドのみで回転等のギミックはありません。 ターンピックも固定です。 可動しても良いけど別に動かなくてもいいかな・・・。


シール貼るの忘れてた・・・でももう撮り直す気力無いっす・・・

・・・っとまあボトムズ初心者の初めてのスコタコレビューでした〜^^; 多分放送当時に売られていたカバヤのボトムズガムのおまけプラモ以来ではないかと思います。 ボトムズガムのプラモでレッドショルダーカスタムやブルーティッシュドッグ・スタンディングタートル辺りの名前を覚えた記憶がありますが、ガキんちょの頃は何で緑なのにレッドなのだ?とか赤いのに何故ブルーなのだ?とか思ってましたねぇ〜。 肩が赤く色分けされてた訳でもないですしね、当時はあえて本体色と違う色の名前を付ける作風なのだと勝手に解釈してました・・・。

しかし何故今更デュアルモデルなのだ?っと思われちゃうかも知れませんね、でも自分的にはこれ凄く気に入ってます。 ボトムズグッズはこれ有ればいいや!ってくらい、私には精巧に出来た物よりおもちゃ的な作りの方が性に合うのかな? 今更ケチ付けても仕方が無いほど古い物だし、全て”味”として笑って許せる”ボトムズのおもちゃ”、何だかただ突っ立てるだけで満足な一品でした。


40年ぶりに再戦







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