我が玩具人生に一片の悔いなし!
中嶋製作所・ウルトラ合金シリーズの「グロイザーX」です。 これは昭和51年当時に発売されたいわゆる合金物、当時はポピーの超合金の人気にあやかり様々な亜流が出回っておりブルマァクのZ合金・ジンクロンやタケミのビッガー合金など多くの合金トイが発売されておりました。
ウルトラ合金もそんな亜流達の1つという事になりますが、亜流とは言っても合金物が大好きなガキんちょだった私にはどれも憧れの的だった訳で私的には大歓迎の状況でした。
そんな憧れの的の1つであったこの一品ですが結局当時は買ってもらえず仕舞い、ずっと欲しかったおもちゃなので最近ちょいと奮発して購入してみました。
説明書は無く、パッケージ裏が遊び方となっています。 パッケージは主翼の長さのせいか思ったより大きく 220×180×70mm ほどあります。
中古ではありますが一応パーツも揃っているしミニカタログなんかも付いているのでまあいいかな・・・。
手にしてみると・・・ズッシリと重く心地良い重量感! プロポーションも良いしなかなかカッコイイんでない!?
頭が飛び出てる? 味ですよ味^^;
この製品、何が素晴らしいって画像の様に機体の上体を起こした姿勢で飾れるんです。 このランディングギアは金属製でしっかりしているし重い自重をきちんと支える事が可能です。 劇中で印象的な滑走路から飛び立つ姿を再現する事が出来るなんて気が利いていますね。
尾翼には発射可能なエンダーミサイルが、劇中ではここにグロイザーロボのパンチが格納されています。
機体上面にはGジェットのカタパルトが再現されています。 両肩の銃座が省略されているのがちょっぴり残念。
カタパルト展開、ここはちょっとパタパタしてるのでロックが掛かると有り難いところ。
Gジェットを載せられます。 同様にGシャークも載せられます。
このカタパルト、載せるだけではなく発射機能まで付いています。
カタパルト内部と透明部分にはメカを再現したシールが貼られています。
やまとの群雄(鋼)のグロイザーXに付属するGメカと並べてみました。 比べてみると随分形状が違いますね、塗装こそ施されていませんが意外と造形がしっかりしてるのが凄い。 ただGタンクが付属しないのはちょっと残念。
主翼のミサイルポッド部は小型メカの格納庫にもなっているのですが、おもちゃでは格納庫の方を再現しています。 前部がクリアーパーツのハッチになっていてGジェットとGシャークを格納可能です。 劇中では背中にGジェット、両翼にGシャーク・Gタンクだったかな?
このおもちゃのギミックはこれだけではない! 機体下面に単3乾電池1本を入れる事で発光ギミックを楽しむ事が出来ます。
タキオンエンジンが点滅! 単なる発光ではなく点滅するのが楽しい!
なんだか不規則なゆらゆらした点滅をします。 元々こうなのか古いからこうなっちゃったのか判りませんが・・・。
ウルトラ合金・グロイザーXと言えばこのギミック!ってくらい印象的なギミック。 昔から知ってるのはCMでやってたからかな? 光らせると妙に懐かしくなります。
郡雄(鋼)のグロイザーXと一緒に、ウルトラ合金は郡雄には無い遊べるギミックが満載で楽しい! 郡雄では再現されていない小型メカの格納が可能だったり気の利いたランディングギアなどギミックなら郡雄より遥かに勝っていますよ、少なくともランディングギアを発射したりはしないので・・・^^;
グロイザーロボと一緒に、こうなるとウルトラ合金のグロイザーロボも欲しいかも・・・。 当時は変形可能な合金トイは無かったんですねぇ、首の可動は少しでも変形の雰囲気を再現したかったのかな・・・当時は唯一マグネチェンジャーというトイのみが変形出来た様ですがこちらは結構レア物なんですよね〜入手は難しそうです。