<宇宙戦艦ヤマトとは!?>
時は西暦2199年、地球が悪のガミラス帝国の宣戦布告により圧倒的大艦隊と遊星爆弾による攻撃を受け、赤茶けた土壌と放射能に満たされた世界へと変貌、人類は地下に都市を築き逃れる。しかし地表の放射能は地下にも侵食し、人類の絶滅まで1年を残すのみとなる。
そんな中、地球最後の艦隊が冥王星海域での戦いに敗れ、退却していく横を恒星間航行速度にて突き抜け火星に不時着した宇宙艇に乗っていたイスカンダル星女王の妹、サーシャ。彼女が運んできたたった1つの(通信)カプセルが地球の、そしてガミラスの運命を大きく変えることとなった。
通信カプセルに示されたイスカンダル星女王スターシャのメッセージは地球より十四万八千光年の彼方にある大マゼラン星雲太陽系サンザー、イスカンダル星には「放射能除去装置があるので取りに来るように」とのことであった。同じカプセルに詰め込まれていた光速を越える事を可能とする「波動エンジン」が地球脱出用に極秘建造されていた宇宙戦艦「ヤマト」に付けられ、254年の眠りから覚めイスカンダルに向けて発進、ガミラス帝国総統デスラーと対決する前人未踏の往復二十九万六千光年の旅に発つのであった。
果たして、地球は再び青く美しい輝きを取り戻すことが出来るのだろうか!
≪宇宙戦艦ヤマト 完結編≫よりヤマトの最後を少し披露
西暦2203年、伝説の回遊水惑星・アクエリアスの接近により、銀河の彼方ディンギル星は水没。 脱出したディンギル帝国総統・ルガールは、ワープによってアクエリアスを地球に急速接近させ、人類を水攻めで殲滅した後、地球へ移住する計画を立てる。 ディンギル帝国軍の凶悪な秘密兵器・ハイパー放射ミサイルによって、為すすべもなく倒される地球防衛艦隊。この空前の危機に、復活した初代艦長沖田十三の下、宇宙戦艦ヤマトはアクエリアスへと旅立つ。ヤマト内部の波動エンジンを自爆させ、アクエリアスより立ち上る水柱を断ち切るために……。
―ヤマト、アクエリアスの海に眠る―
『宇宙戦艦ヤマト』放送史 (from Wikipedia)
第1作は1974年に日本テレビ放送網で放映されたテレビアニメとして制作。
本作品の設定は1970年代のアニメーション作品としては斬新であり、当初すぐには視聴者に受け入れられず、裏番組『アルプスの少女ハイジ』などの影響もあって視聴率が上がらなかったため、予定の回数を待たずに打ち切られたが、2年後の再放送で改めて注目され、人気が急上昇、劇場映画が公開される頃には社会現象とも言える大ームとなっていた。戦争としての戦闘や主人公の成長、人間ドラマなどが多く盛り込まれた連続SFドラマであり、スペースオペラの代表例の一つである。
主要登場人物
◎古代 進 |
宇宙戦艦ヤマト戦斗班長、後にヤマト艦長代理となる。(西暦2199年現在18歳) 火星に不時着した宇宙艇からカプセルを回収、ヤマトに乗り込む。家族は父母共にガミラスの遊星爆弾攻撃にて死亡、兄 古代守(スターシャとの間に生まれたサーシャの父親)は冥王星沖海戦にて行方不明、後イスカンダル星にて発見、同地に残る。 |
◎森 雪 |
宇宙戦艦ヤマト生活・分析班長。(同じく18歳) イスカンダルへの航海途中で古代と恋仲になり帰還後婚約。 |
◎沖田 十三 |
宇宙戦艦ヤマト初代艦長。(同じく58歳) ヤマト艦長で歴戦の宇宙戦士、イスカンダルへの旅に出発、西暦2200年9月5日病没。後、完結編にて復活を遂げヤマトと運命を共にする。 |
◎デスラー |
大ガミラス帝国総統。 星としての寿命の来たガミラス星の移住先として地球に目を付ける。地球人類を絶滅近くにまで追い込むもヤマトによりガミラス本星、そして自身をも一度死亡するが、復活する。白色彗星帝国の同盟相手として再びヤマトの前に現れるが再び敗北、宇宙に果てる。 |
主題歌
「宇宙戦艦ヤマト」 - 作詞:阿久悠、作曲:宮川泰、唄:ささきいさお
「真赤なスカーフ」 - 作詞:阿久悠、作曲:宮川泰、唄:ささきいさお、